DPO(Detrended Price Oscillator)の見方・ポイント

DPO(Detrended Price Oscillator)


今回はDPOです。分類としてはオシレーター系になります。DPOは名前の通りトレンドの排除を目的としたオシレーターで、直近の買われすぎ売られ過ぎを計ります。



計算式
DPO=終値-単純移動平均[from(n/2+1)days ago]

エクセルで作ったDPOと移動平均乖離率
DPOのチャート

《売買ポイント》
トレンドの排除と言っても、そもそもオシレーターはトレンドを排除する性質のもので、それがメリットでもありデメリットでもあります。なにもDPOだけがトレンドを排除しているわけではありません。念のため。

見方としては計算式を見てもらえば分かりますが、DPOはn日間前の単純移動平均との乖離をプロットしているだけなので、n日を同じにすればDPOの動き方は移動平均乖離率と殆ど同じです。従って考え方も同じで、過去との比較からDPOが安値圏、高値圏にあるときに逆張り的な使い方をします。注意事項は移動平均乖離率のページを参照下さい。



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