移動平均乖離率の見方・ポイント

移動平均乖離率


今回は移動平均乖離率です。分類としてはオシレーター系になります。移動平均との乖離(ひらき)を数値化して、現在の価格が買われ過ぎの状態にあるのか、売られ過ぎの状態にあるのかを見ます。



計算式
移動平均乖離率=(終値-25日移動平均)÷25日移動平均×100%
一般的に25日がよく使われます。

移動平均乖離率チャート

《売買ポイント》
一般的に25日移動平均からの乖離を見て、相場が買われ過ぎの状態にあるのか、売られ過ぎの状態にあるのかの目安とします。上のチャートでは±10%でちょうど都合よく反転したチャートを載せていますが、必ずしも±10%で反転すると言うことではないので注意して下さい。

小型株や仕手株などは20%、30%乖離することだってあります。もっとも225のような市場平均に限れば25日移動平均から10%も乖離すれば、かなり異常事態であり、目先はテクニカルリバウンドに入る確率は高くなります。

毎回繰り返していますが、オシレーター系の指標はトレンドに逆らう行為ですから、素人が理由も分からず無闇に使うと大怪我をするので注意して下さい。



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