本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2018年8月30日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22869.5 +21.28 +0.09
TOPIX 1739.14 -0.46 -0.03

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。4~6月期のGDP改定値が前月発表の速報値(4.1%増)から上振れたことや、メキシコに続きカナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への期待感も相場を押し上げた。

日経平均は8日続伸。米国株式市場でS&P500とナスダック指数が4日連日で史上最高値を更新したことや、円の弱含みを受け23,000台を回復しての寄り付きとなった。ただ、23,000円台では利益確定売りや戻りも多く、上値の重さを嫌気し一時下げに転じる場面もあった。後場は22,800円~22,900円の間でこう着感を強めた。今日はさすがに23,000円台に乗せて終わると思ったんですが、本当に重いですね。

本日の取引:1社 1勝 +9,300円
持ち越し: なし



2018年8月29日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22848.22 +34.75 +0.15
TOPIX 1739.6 +7.97 +0.46

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。8月の消費者信頼感指数が2000年10月以来の高水準となったことや、米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で大筋合意したことが引き続き好感された。

日経平均は7日続伸。米国株式市場でS&P500とナスダック指数が3日連日で史上最高値を更新した流れを受け、買い先行での始まりとなった。日経平均は上げ幅を一時150円に拡大する場面もあったが、心理的節目の23,000円を手前に戻り売りに押され、本日の安値圏での大引けとなった。東証1部の売買代金は再び2兆円割れとなり精彩を欠いた。まあ、米国株が好調を保っていれば、23,000円台定着も時間の問題なんでしょうが、5月からこのぐらいのタイミングになると悪材料が出てくるんですよね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月28日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22813.47 +13.83 +0.06
TOPIX 1731.63 +2.68 +0.16

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡り、米国とメキシコが2国間での大筋合意に達したことや、カナダとも協議を開始する見通しとなったことで、貿易摩擦解消への期待感から終日堅調な展開となった。

日経平均は6日続伸。米国株式市場でS&P500とナスダック指数が連日で史上最高値を更新した流れを受け、買い先行での始まりとなった。その後、心理的節目の23,000円を超える場面もあったが、現物の商いが盛り上がらない中、戻り待ちの売りに押され、日経平均・TOPIXとも本日の安値引けとなった。ショートカバーの余地はまだあるものの、現物の商いが増えてこないことには、23,000円台の定着は難しそう。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年8月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22799.64 +197.87 +0.88
TOPIX 1728.95 +19.75 +1.16

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。パウエルFRB議長がジャクソンホールでの講演で、米経済の成長が続くなかでも利上げペースを速めない姿勢を示唆したことが好感された。S&P500とナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は5日続伸。週末の米国株式市場でS&P500とナスダック指数が史上最高値を更新した流れを受け、買い先行での始まりとなった。その後、上海市場も堅調に始まったことで短期筋の先物買いが裁定買いを誘い一段高となった。商いは7日連続で2兆円を割れるなど相変わらず低調だが、先週末に主な移動平均線をまとめて上抜けたことで先物で仕掛けやすい地合いだったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年8月24日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22601.77 +190.95 +0.85
TOPIX 1709.2 +10.98 +0.65

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。米中両政府が、互いに160億ドルの輸入品に対して25%の追加関税を発動した他、トランプ大統領がメディアとのインタビューで、もし自身が弾劾された場合「株式市場はクラッシュする」などと述べたことが嫌気された。

日経平均は4日続伸。米株は下落して戻ってきたものの、1ドル111円台前半まで進行した円安が好感され買い先行での始まりとなった。前場はパウエルFRB議長の講演を控えていることや、米中通商協議に進展がなかったことなどから、小高い水準での揉み合いとなった。後場になると薄商いの中、円安に連動した先物買いが入り上げ幅を拡大し大引け。東証1部の売買代金は1兆7634億円と6営業日連続での2兆円割れとなり、あまり中身のない上昇だった。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年8月23日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22410.82 +48.27 +0.22
TOPIX 1698.22 -0.15 -0.01

米国株は、ダウは反落、ナスダックは5日続伸。トランプ大統領を巡る一連の疑惑が相場の重しとなったが、好調な企業業績を背景に売りは限定的だった。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちだったが、円相場が1ドル110円後半まで下げたことやファーストリテイリングの上昇などに支えられ、一時3桁の上昇となる場面もあった。ただ、米中通商協議の結果を見極めたいとの思惑から後場は22,400円をはさんでこう着感を強めた。東証1部の売買代金は5営業日連続で2兆円割れ。

トランプ大統領に不利な証言が次々と出てきていますが、マーケットは完全に無視している感じですね。まあ、大統領弾劾へのハードルは高いのでそれも分かりますが、中間選挙に向け大衆の目をそらそうと、より強硬な通商外交を展開してくる可能性もあるので要注意ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月22日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22362.55 +142.82 +0.64
TOPIX 1698.37 +12.95 +0.77

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。FOMCや米中通商協議などのイベントを控え積極的な売買は限られたが、原油高や長期金利の上昇を受け、エネルギー株や金融株が買われ相場を押し上げた。

日経平均は続伸。米国株高と為替の落ち着きを好感し、小幅高での寄り付きとなった。その後、トランプ大統領の個人弁護士を長年務めたマイケル・コーエン氏が選挙資金法違反などの罪を認めたことで、米国政治に対する警戒感から下げに転じる場面もあった。ただ、グローベックスの反応は限定的で円が弱含むとジリジリと上げ幅を拡大した。東証1部の売買代金は4営業日連続で2兆円を下回った。今回の米中通商協議は事務レベルなので具体的な進展はなさそうですが、やや買い戻しが進んでいる感じ。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年8月21日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22219.73 +20.73 +0.09
TOPIX 1685.42 -6.73 -0.40

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。今週開催される見通しとなった米中の次官級通商協議を巡り警戒感はあるものの、ポジティブなニュースが出てくる可能性もあることから、中国向けの売上高比率の高い銘柄に買い戻しが入った。

日経平均は小幅に反発。米国株は続伸で戻ってくるも、トランプ大統領による利上げ牽制発言を受け1ドル109円台まで円高に振れたことを嫌気し、朝方は145円安まで下げる場面もあった。ただ、節目の22,000円を割り込まなかったことや、為替や上海株の持ち直しを受け下げ渋り、後場は小幅ながらプラス圏での推移を続けた。引き続き商いは低調で、ジャクソンホールや米中通商協議などの材料待ち。

本日の取引:1社 2勝 +11,200円
持ち越し: なし



2018年8月20日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22199 -71.38 -0.32
TOPIX 1692.15 -5.38 -0.32

週末の米国株は、ダウ・ナスダック続伸。ムニューシン米財務長官がトルコに対する追加制裁を示唆したことで、朝方は軟調な推移となった。その後、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「米国と中国の通商担当者が、11月の多国間の首脳会議を目処として貿易摩擦解消に向け交渉計画を立てている」と報じたことで次第に買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は上昇で戻ってきたものの、トルコ情勢の不透明感から為替がやや円高に振れたことで上値は抑制された。また、米中の次官級通商協議が週内にも開催する見通しとなったことで、結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まり、方向感が出ないまま大引け。東証1部の売買代金は2兆円を大きく下回る1兆6766億円と今年2番めの少なさだった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22270.38 +78.34 +0.35
TOPIX 1697.53 +10.38 +0.62

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。中国の商務次官が通商協議のため8月末に米国を訪れると公表し、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長も中国との通商交渉を再開することを認めた。これを受け米中の貿易戦争回避期待から中国向けの売上高比率の高い銘柄が大幅に上昇しダウを押し上げた。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、米中の通商交渉再開は昨日のザラ場に伝わっていた材料なので、高寄り後はそのまま狭いレンジでの揉み合いとなった。国内に材料は乏しく、東証1部の売買代金は1兆8455億円と5月28日以来約3カ月ぶりの低水準だった。日米の通商協議の行方がはっきりするまでは、上値を追いづらい状況には変わりなし。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22192.04 -12.18 -0.05
TOPIX 1687.15 -10.88 -0.64

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。原油在庫の増加をきっかけに原油先物相場が大幅に下落したことや、トルコ政府が米国からの一部の輸入品への関税を引き上げると表明したことで、米国とトルコの対立激化懸念も嫌気された。

日経平均は続落。欧米株安や円高進行を受け売り先行で始まり、先物主導で一時300円を超える下げ幅となった。その後、中国の商務次官が通商協議のため8月末に米国を訪れることが明らかになり、米中貿易摩擦の緩和期待から朝方売った向きの買い戻しが入り、一時プラスに転換する場面もあった。ただ、上海株の反応が鈍かったことから、買いは続かず後場は前日終値近辺で方向感のない展開となった。週初から短期筋の仕掛け売りと、買い戻しだけの相場って感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,300円
持ち越し: なし



2018年8月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22204.22 -151.86 -0.68
TOPIX 1698.03 -12.92 -0.76

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。トルコリラの下げが一服したことで幅広い銘柄に買い戻しが入った。ダウは前日までの4日続落で440ドル超下げた後とあって、値頃感からの買いも入りやすかった。

日経平均は反落。米国株高と円安進行を受け小幅続伸での始まりとなった。ただ、前日500円近い上昇となった反動から、次第に戻り売りに押された。その後、上海株が下げ幅を拡大したことで、日経平均もじり安となり大引け。ショートカバーが一巡してしまえば、日米新通商協議が今後どのような展開となるかも分からないので、それ以上上を買う理由もないと言ったところでしょう。トルコの経済問題は今のところトルコ一国の問題で済みそうですが、米国との関係が悪化する一方でロシアとの結びつきが強まれば、欧州の安全保障など地政学リスクが今後の懸念となるかもしれません。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22356.08 +498.65 +2.28
TOPIX 1710.95 +27.45 +1.63

米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは続落。朝方は自律反発を見込んだ買いが先行したが、トルコ情勢への懸念からアジア→欧州と全面安となったことが嫌気され、次第に売りが優勢となった。

日経平均は大幅に反発。米国株は下落して戻ってきたが、日本株は前日大きく下げていたことやトルコリラ安が一服したことを受け、買い先行での始まりとなった。その後も、ヘッジファンドなど短期筋の買い戻しが先物に断続的に入り、昨日の下げを上回る上昇となった。まあ、トルコ・ショックで売り込むにはさすがに無理があるので、早々に買い戻して来ましたね。現物の商いは薄く、ヘッジファンドの仕掛け売りと買い戻しに翻弄された2日間と言った感じ。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年8月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21857.43 -440.65 -1.98
TOPIX 1683.5 -36.66 -2.13

週末の米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは9営業日ぶりの反落。米国とトルコの関係悪化を背景としたトルコリアの下落が止まらず、リスクオフムードが強まった。トルコ向け債権の回収懸念から欧州の銀行株が売られ、それが米銀にも波及した。また、欧州の玄関口でもあるトルコの対立は欧州の安全保障にも影響するので、それも嫌気された。

日経平均は大幅に続落。欧米株安を受け売り先行で始まり、お盆休みで商いが薄い中、CTA(商品投資顧問)による先物への仕掛け売りを受け、ジリジリと下げ幅を拡大した。

早くもトルコ・ショックとか言われていますが、トルコ向け債権を最も多く抱えているとされるスペインでさえ、総与信額に占めるトルコの割合は4%台にすぎないので、これがリーマンショックのような金融システム不安に発展することはないでしょう。CTAやグローバルマクロが上手く仕掛けたって感じですが、エルドアン大統領のまずい対応や、まだ材料が新鮮なだけにしばらくはボラの高い状態が続きそうです。そもそもトルコがどうこうと言うよりか、トランプ大統領が米国人牧師の拘束を巡り、トルコに対し鉄鋼関税は50%、アルミニウムは20%にするとツイートしたのが発端ですから、この手のトランプ・リスクは今後も定期的に市場を荒らしそうですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年8月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22298.08 -300.31 -1.33
TOPIX 1720.16 -20.00 -1.15

米国株は、ダウは続落、ナスダックは8日続伸。主要企業の決算発表が概ね終了したことで、材料難から終日方向感のない展開となった。

日経平均は3日続落。小幅高で始まったものの、日本独自の買い材料は乏しく寄り付き後まもなく下げに転じた。継続協議となった日米新通商協議(FFR)に対する警戒感が根強く、合意内容次第では週明けの日本株に大きな影響が出ることから、先物へのヘッジ売りが指数を押し下げた。また、トルコリラの下落が止まらないことを受け、ユーロ圏の金融当局が、トルコへの貸し出し規模が大きい金融機関のエクスポージャーを憂慮していると発言したことで、クロス円の下落が進み一段安となり大引け。FFRに関しては、どう転んでも日本にとって良い話にはならないのは、市場も織り込んでいるでしょうが、それも程度問題ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22598.39 -45.92 -0.20
TOPIX 1740.16 -4.55 -0.26

米国株は、ダウは反落、ナスダックは7日続伸。トランプ政権が、23日から160億ドル相当の中国製品に追加関税を課すと発表し、中国も同規模の米国製品に報復関税を示唆したことで、中国売上比率の高い銘柄が売られダウを押し下げた。ただ、好調な企業業績を背景に下値は限定的だった。

日経平均は続落。米国株はまちまちだったが、ドル円が1ドル110円台後半まで円高方向に振れたことを受け、朝方は3桁の下落となる場面もあった。その後はザラ場に円が弱含んだことや上海株の上昇を受け、後場は一時プラスに転換する場面もあったが、を控え商いは低調で様子見ムードが強かった。日本側の主張がどこまで通るのか?

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2018年8月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22644.31 -18.43 -0.08
TOPIX 1744.71 -1.34 -0.08

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは6日続伸。通商問題に関連した新たな悪材料が出なかったことで、好調な企業業績を評価する買いが続いた。

日経平均は小幅に反落。米国株高を受け小幅高での始まりとなり、その後7月の中国貿易統計が輸出入ともに市場予想を上回ったことで、中国景気への懸念が後退し、三桁の上昇となる場面もあった。しかし、米中貿易摩擦の影響はまだ数字に反映されていないことなどもあり、後場になると先物に断続的な売りが出てマイナス圏での大引けとなった。週末はオプションSQなので、それに絡めた売買の影響もそれなりにあったんでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2018年8月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22662.74 +155.42 +0.69
TOPIX 1746.05 +13.15 +0.76

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは5日続伸。米中貿易摩擦を巡る不透明感から上値は重かったが、バークシャー・ハザウェイなど個別の決算が好感され底堅い展開となった。

日経平均は反発。米国株高や為替の落ち着きが好感され、小幅高での始まりとなった。その後もフトバンクの好決算や上海株の大幅高なども追い風にジリジリと上げ幅を拡大した。ただ、米中の貿易摩擦や日米新通商協議(FFR)を控え商いは盛り上がらず、今ひとつすっきりしない上昇でした。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年8月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22507.32 -17.86 -0.08
TOPIX 1732.9 -9.68 -0.56

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。7月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったが、失業率は低下し賃金も緩やかな上昇が続いていることから、利上げペースが早まることはないとの思惑から堅調な展開となった。ただ、米中貿易摩擦への懸念から上値は重かった。

日経平均は小幅に反落。米国株高を受け買い先行で始まり、上海株の上昇を受け一時3桁の上昇となる場面もあったが、その後上海株が下げに転じたことや、日米新通商協議(FFR)を控え買いは続かず安値圏での大引けとなった。今までの経緯を見ると、日本が無傷で通商協議を乗り切ると言うのは考えづらいですから、様子見ムードが強まるのは仕方のないところでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年8月3日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22525.18 +12.65 +0.06
TOPIX 1742.58 -9.51 -0.54

米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは3日続伸。朝方は米中貿易摩擦への警戒感から売りが先行したが、市場予想を上回る7~9月期の売上高見通しを示したアップルの上昇が他のハイテク株にも波及し、ダウも大幅安から下げ渋る展開となった。

日経平均は反発。米国でハイテク株が上昇した流れを受け買いが先行したが、米中の貿易摩擦への懸念が再燃したことで上値を追っていく雰囲気でもなく、個別の決算プレーに終始した。日経平均はファーストリテイリングやスズキの上昇でプラスを維持したが、東証1部の値下がり銘柄数は1609と高水準でTOPIXは冴えない展開だった。

アップルの時価総額が1兆ドル(約110兆円)を突破しました。これがどのくらいの金額かと言うと、日本の時価総額上位10社(トヨタ、ドコモ、NTT、ソフトバンク、三菱UFJ、KDDI、ソニー、キーエンス、三井住友FG、JT )を合わせても100兆円ぐらいの時価総額ですから、まさに桁が違いますね。



2018年8月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22512.53 -234.17 -1.03
TOPIX 1752.09 -17.67 -1.00

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。トランプ政権が中国からの輸入品にかける関税を従来主張していた10%から25%に引き上げる案を検討していると報じられ、米中貿易摩擦への懸念が再燃した。

日経平均は反落。米国株はまちまちだっが、円安が一服したことで売り先行での始まりとなった。その後は底堅い企業業績を背景にプラスに転換する場面もあったが、米中の貿易摩擦への懸念が再燃したことで上値は追えず、上海株が下落して始まると日本株も下げ幅を拡大し大引け。23,000円に近づくと不思議と悪材料が出てきますね。



2018年8月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22746.7 +192.98 +0.86
TOPIX 1769.76 +16.47 +0.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米中が貿易交渉の再開を検討しているとのブルームバーグの報道を受け、中国売上比率の高い銘柄中心に買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高や円安進行を受け買い先行での始まりとなった。日銀のETF購入に絡む思惑的な売買が一巡しこともあって、前場は狭いレンジでの取引となったが、後場になるとハイテク株の上昇や10年債利回りの上昇を受け、利ざや改善期待から銀行株が買われジリジリと上げ幅を拡大した。節目の23,000円に近づくと上値が重くなってくるので、ここを抜けてくるには一段の円安が必要となる。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年7月31日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22553.72 +8.88 +0.04
TOPIX 1753.29 -14.86 -0.84

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。相場をけん引してきたIT関連株が軒並み売られた他、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが、顧客に通知せず為替レートを操作したとのウォール・ストリート・ジャーナルの報道を受け売られ、ダウを押し下げた。

日経平均は反発。米国株安を受け売り先行で始まり、朝方は一時192円安まで下げる場面もあった。その後は日銀決定会合を控え方向感のない展開が続いたが、結果が発表されると買い戻しがやや優勢となった。注目のETFの修正ですが、年間約6兆円の購入額は維持する一方、TOPIX連動の比率を拡大するという、ほぼ事前にリークされていた通りの内容だったので、その後も方向感のない展開が続き大引け。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年7月30日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22544.84 -167.91 -0.74
TOPIX 1768.15 -7.61 -0.43

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。インテルの4~6月期決算は市場予想を上回る増収増益だったものの、データセンター向け売上高が市場予想にとどかず急落。他の大型ハイテク株にも売りが波及し、さえない展開となった。

日経平均は反落。週末の米国株がハイテク株主導で下落した流れを受け、売り先行での始まりとなった。その後は明日の日銀金融政策決定会合を控えているここともあり、様子見ムードが強まり狭いレンジでの取引となった。日経平均連動型ETFの購入調整が予想通りのものなのか、黒田総裁の会見も含めて注目ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年7月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22712.75 +125.88 +0.56
TOPIX 1775.76 +9.98 +0.57

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。米国とEUの貿易摩擦が激化するとの懸念が後退したことで海外事業の比率が高い銘柄が買われダウを押し上げた。一方、ナスダックは売上高が市場予想を下回ったフェイスブックが19%の暴落となり、指数の重しとなった。

日経平均は反発。米国株はまちまちだったが、円高一服を受け買い先行での始まりとなった。その後、長期金利が上昇し、円が強含むと先物に売りが出て上げ幅を縮小する場面もあったが、日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を通知すると、円が弱含み先物に断続的な買いが入り高値引けとなった。日経平均は上値は重いものの、全体でみれば悪くない内容。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2018年7月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22586.87 -27.38 -0.12
TOPIX 1765.78 +12.30 +0.70

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。米国と欧州連合(EU)の首脳会談を控え取引終盤まで様子見だったが、EUが米国産大豆の購入増や一部業種の関税引き下げに同意したと伝わると、米国とEUの貿易摩擦を巡る対立が和らぐとの期待感から買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は上昇で戻ってきたが、日銀の金融政策決定会合でETF購入額について日経平均連動型を減らしTOPIX連動型を増やす方向で議論すると伝わった。これを受けヘッジファンドなどが日経平均先物を売ってTOPIX先物を買ったので、東証1部の値上がり銘柄数は1733と8割を超えながら、日経平均はマイナスといういびつな形となった。ETF絡みの話は日銀が意図的にリークしたという噂なのでなんらかの修正は入るんでしょうが、これで決定会合でETFの修正がなかったら、凄い巻き戻しになるんでしょうね。まあ、突然やるとあまりにもショックが大きいので、先々のことも考え実験をしているでしょうかね?

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし




2018年7月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22614.25 +103.77 +0.46
TOPIX 1753.48 +6.62 +0.38

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。アルファベット(GOOGL)の好決算を受けハイテク株を中心に買いが先行し、ナスダック指数は一時史上最高値を更新したが、次第に利益確定売りに押された。ダウは原油高やスリーエム、ベライゾンなどの好決算を受け堅調に推移した。

日経平均は反発。米国株はまちまちだったが、円高が一服したこともあり買い先行での始まりとなった。ただ、米国と欧州連合(EU)の首脳会談に対する不透明感や、日銀によるETFの購入方法が変更になる可能性もあることから、30~31日の金融政策決定会合までは様子見を決め込む投資家も多く、上値の重い展開だった。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年7月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22510.48 +113.49 +0.51
TOPIX 1746.86 +8.16 +0.47

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。長期金利の上昇で金融関連株が下値を支えたが、中国や欧州連合(EU)との貿易摩擦問題が引き続き重しとなった。

日経平均は反発。米国株はまちまちだったが、円高基調が一服したことで買い先行での始まりとなった。その後は戻り売りで伸び悩む場面もあったが、上海市場の上昇を手掛かりに再び買いが優勢となった。いろいろトランプ氏が問題を起こしていますが、23,000円手前から上値が重いですね。高値圏で連続3本以上の小陰線やそれに近いローソク足の型が出た時は売りシグナルとされています。個人的にはあまりローソク足の型は気にしない方ですが、日経平均は本日で5連続陰線ですから、良い形とは言えません。

本日の取引:1社 2勝 +9,300円
持ち越し: なし



2018年7月23日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22396.99 -300.89 -1.33
TOPIX 1738.7 -6.28 -0.36

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。主要企業の4~6月期決算への期待が相場を下支えしたが、トランプ大統領がCNBCとのインタビューで、年5000億ドル強の中国からの輸入品すべてに関税を課す準備をしていると発言したことで、米中貿易摩擦への警戒感から上値は重かった。

日経平均は続落。週末にトランプ大統領がドル高批判や、中国からの輸入品すべてに関税を課す考えを表明したことで為替が円高に振れ、売り先行での始まりとなった。また、日銀が来週に開催する金融政策決定会合で、大規模な緩和策の長期化で蓄積した副作用を軽減するための対応を検討するとの観測も売り要因となった。副作用軽減は、どこから出た話か分かりませんが、人間で言えば処方箋の何十倍もの薬を飲んでおいて、今さら副作用もないでしょう(苦笑)。まあ、日銀の金融緩和策は通貨安目的ではなくデフレ対策だと言っても、トランプ政権には通用しそうもないので、いずれ外圧がかけられることにはなるでしょうが。

本日の取引:なし
持ち越し: なし