本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年8月8日 日経平均株価9,327.53(+61.97)
SQは波乱なく通過し、日経平均は5日振りに反発しました。今日は方向感のない展開でしたが、これは来週にも引き継がれそうですね。

本日は(4502)武田を100株購入。現在デイトレが出来ない環境なので、長期で持てる銘柄を中心に少しずつ買いを入れています。代行返上・持合い解消などで需給の悪い株をわざわざ買うなんて馬鹿かと思われるかもしれませんが、この様な時だからこそリスクは低いと考えています。(買いを勧めている訳ではありません)さらに代行返上に関しては、10月以降は返上された資金の6割程度が再投資されると聞いています。おそらくパッシブで運用されるでしょうから、時価総額の高い銘柄は、返って有利になるかも知れません。




2003年8月7日 日経平均株価9,265.56(-58.35 )
日経平均は4日続落。早くも日曜日に予想した下限に来てしまいました。日経平均は突っ込み警戒感から、明日にも自律反発があってよい頃ですが、勢いだけで意味も無く騰がってしまった株の調整は長引くかもしれません。

異常な相場の後はいつも多くの怪我人をだします。今回の上昇相場では、今まで空売りなどをうまく使い生き残ってきたセミプロ級の個人が踏み上げられ、かなりの痛手を被ったと思います。そしてお決まりの高値になると買ってくる、投資家(個人・法人含む)たち。まだ10070円が今年の高値になるとは言えませんが、かなりのシコリ玉を残したのは事実だと思います。

本日の取引:(4967)小林製薬を3830円で100株買い。



2003年8月6日 日経平均株価9,323.91(-58.67)
本日は、NY市場の大幅安と外国人の大幅な売り越しと言う、悪い環境で始まりましたが、下値は限定的で言われているほど需給は悪化していないなと感じました。

今日は、ナンピンについて話をしたいと思います。この手法に関しては否定派・肯定派に、はっきり分かれます。最近の投資本では否定派の方がマジョリティーを得ているようですが、私はどちらかと言うと肯定派ですね。この議論をする前に大切なのは、最初に買った(売った)株の位置ではないでしょうか、これが大きく間違っていなければ、ナンピンは非常に有効な手段だと思います。その証拠に、このHPでの私の直近6年間の売買記録を見てください。最悪と言われるナンピンは結構やっていますが、なんの問題もありません。勿論、負けトレードもありますが、これは私の辛抱が足りなく失敗したものです。あと3ヶ月も我慢すれば全て勝ちに持って行けました。何でもナンピンすれば良いと言うものではありませんが、前面否定するほど悪いものだとは思えません。ナンピンの入れ方は、それなりの工夫が必要ですが、難しいものでもありません。



2003年8月5日 日経平均株価9,382.58(-70.21)
日経平均は続落。模様眺めムードの強い相場展開で、買いが売りを吸収できなかったと言うことでしょう。まぁ 暫くこんな感じで調整してくれた方が私にはありがたいです。ゆっくり考える時間が出来ますから。

昔はよく決算を発表する前に、株が動いてしまうことが、ままありましたが、最近では殆どないですね。それだけ企業の情報管理が確りしてきたと言うことでしょう。良いことです。

本日はその決算を受け大幅に上昇した(3401)帝人を294円で6000株、(3402)東レを300円で2000株、ともに利益確定(+11万)しました。買いでは(9303)住友倉庫を1000株購入。含み損になっている手持ち株は(2802)味の素、(4967)小林製薬ですが、これらについては、あまり心配していません。鳴くまで待とうホトトギスと言った気分です。味の素について言えば、いま売られている理由が、はっきりしているので下がれば強気で対処して行こうと思います。



2003年8月4日 日経平均株価9,452.79(-158.88)
日経平均は大幅反落。7月22日以来9営業日ぶりに終値で9500円台を割り込みました。今日の市場は早くも夏休みモードでしたが、鉄鋼や機械株は相変わらず堅調で、全面安と言う訳でもありません。材料が出たものや好業績銘柄に直ぐに資金が集まる辺りは、まだ相場が冷えていない証拠ではないでしょうか。その様な訳で、空売りをしたい場面でしたが、今日のところは自重しました。

昨日、テレビ朝日のサンプロで野村の海津さんと、ドイツの武者さんが、お約束の株価見通しの強気VS弱気の討論?  をしていましたが、まぁどちらの言うことも尤もで、それはそれで良いのですが、話の途中で財部(たからべ)とか言う評論家が、武者さんに噛みついていましたね。この人は自分と違う意見の人は許せないとでも言うのでしょうか。見ていて非常に不愉快でした。