鳴くまで待とうホトトギス
格言解説
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」徳川家康
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」織田信長
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」豊臣秀吉
これは戦国武将の性格を表現した歌で皆さんもよくご存知だと思います。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」は機が熟するまで辛抱強く待つと云う意味で、家康の忍耐力の強さを巧く表現していますね。株式投資でも待つと云う忍耐力は、重要な要素の一つと言えるでしょう。ただ、短期投資のつもりで買った株が値下がりし、損切りもできずに、これは長期投資だと開き直ると云う意味ではありません。短期の時間軸で買った場合、逆に動いたら「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」を徹底しなければ理屈に合いません。
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」はどうなんでしょうね。村上ファンドぐらいの資金力があればそれも可能でしょうが、個人でマーケットを鳴かせる程の資金を持っている人は稀でしょう。逆に泣かされるのがおちです。
ちなみに松下幸之助は「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」と答えたそうです。なかなか奥が深いですね。
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