ジグザグ(ZigZag)
今回はジグザグ(ZigZag)です。分類としては非時系列系になります。ジグザグは新値3本足と同じで、小さな値動きはノイズとして無視することで相場の大きな流れを捉えようとする指標です。
計算式
1,000円を起点としジグザグ5%設定の場合
・1,000円の株価が1,040円まで上昇した。(5%に満たないのでジグザグは書かれない)
・1,000円の株価が1,050円まで上昇。(5%以上なので1,050円までラインが引かれる)
・1,080円まで上昇した。(ジグザグラインが1,080円まで延長される。以下同じ)
・直近高値から5%以上の反落があった場合。ここでジグザグの向きが反転する。
ジグザグを5%に設定したチャート
ジグザグを10%に設定したチャート
《売買ポイント 》
ジグザグは大きな流れを確認する指標であり、その使い方は新値3本足と同じです。ジグザグの反転をもって買い・売りとします。
どの程度をノイズとして処理するかは、対象とする銘柄の過去のボラティリティを調べ、個別に決める必要があるでしょう。
テクニカル分析TOPに戻る