プライスオシレーター(Price Oscillator)の見方・ポイント

プライスオシレーター


今回はプライスオシレーターです。分類としてはオシレーター系になります。プライスオシレーター(PO)はポイントで計算するAbsolute Price Oscillator(APO)とパーセンテージで計算するPercentage Price Oscillator(PPO)の2種類がありますが、アブソリュートでもパーセンテージでもチャートの形は同じになります。



計算式
APO=(短いEMA-長いEMA)、PPO=(短いEMA-長いEMA)/短いEMA×100
プライスオシレーターのチャート

《売買ポイント 》
プライスオシレーターの計算式を見てもらえば分かりますが、長さの異なる2本のEMA(指数平滑移動平均)を引き算して使います。ここまではMACDと全く同じ考え方です。違いとしてはMACDはEMAとMACD自体の動きの遅い移動平均とのクロスを売買ポイントとしますが、プライスオシレーターは0ラインを売買ポイントとします。従ってEMAの期間を同じにするとMACDより売買シグナルは遅れます。

買い
プライスオシレーターが0ラインを下から上に抜いたとき。

売り
プライスオシレーターが0ラインを上から下に抜いたとき。



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