ケルトナー・チャネル
今回はケルトナー・チャネルです。ケルトナー・チャネルはシカゴ穀物貿易業者のChester W. Keltnerによって紹介されたテクニカル指標です。分類としてはトレンド系になります。
計算式
平均価格(ap)=高値+安値+終値/3
バンド移動平均(ma)=10日間の移動平均
上部バンド=中間の移動平均+バンドma
中間の移動平均=apの10日移動平均
下部バンド=中間の移動平均-バンドma
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《売買ポイント》
バンド系の指標といえばボリンジャー・バンドが有名だが、ボリンジャー・バンドは標準偏差を使い株価が+2σ~-2σの間に96%納まるが、ケルトナー・バンドは上記のような計算式ですのでエンベローブに近い指標といえます。
買いシグナル
上部バンドを上抜けたときは、上方への強いトレンドが発生しているので中間線をサポートとしてトレンドフォローする。
売りシグナル
下部バンドを下抜けたときは、下方への強いトレンドが発生しているので中間線をレジスタンスとしてトレンドフォローする。
トレンドの強さを確認する為に、RSIや%Rなどのオシレーターをコンビネーションすると良いでしょう。例えばRSIが50%ラインを上回っているときは相場は強く、逆に50%を下回っているときは相場が弱いと言えるので、ある程度ケルトナー・チャネルのダマシを排除することができます。
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