アールン(aroon)の見方・ポイント

アールン(aroon)


今回はアールン(aroon)です。分類としてはトレンド系になります。アールンはChande氏が開発したテクニカル指標で、サンスクリット語で「夜明けの光」を意味します。言葉の意味からもアールンはトレンドの転換を計る指標です。またアールンは、現在トレンドが出ているのか出ていないのかを確認でき、出ている場合はそれがどの程度強いのかを確認できる指標です。



計算式(デフォルト値=14日の場合)
アルーンアップ=(14-過去14日中の最高値からの経過日数)/14×100

アルーンダウン=(14-過去14日中の最安値からの経過日数)/14×100

アルーン・オシレータ=アルーンアップ-アルーンダウン

アールンのチャート



《売買ポイント 》
アールンは計算式は単純ですが、見方はちょっと複雑です。まずアールンアップ・アールンダウンは0~100の間で動き、アールン・オシレターは±100の間で動きます。アールンアップとアールンダウンが接近した水準で連動して動いている場合は、トレンドが無い状態を意味します。

買いシグナル
①アールンアップがアールンダウンを下から上に突き抜けたとき。
②アールンアップが100になると上昇トレンドの始まりを示唆し、その後も70以上で安定して推移する場合は、上昇トレンドが形成されたことを意味する。
③アールンダウンが50%を割ってきた場合は、下降トレンドの終わりを示唆。


売りシグナル
①アールンダウンがアールンアップを下から上に突き抜けたとき。
②アールンダウンが100になると下降トレンドの始まりを示唆し、その後も70以上で安定して推移する場合は、下降トレンドが形成されたことを意味する。
③アールンアップが50%を割ってきた場合は、上昇トレンドの終わりを示唆。

アールン・オシレーターの見方は、0よりも上に位置するときは上昇トレンドを意味し、0よりも下に位置するときは下降トレンドを意味する。±数値が大きいほどトレンドが強い



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