両建ては損からはずせ
格言解説
まず両建てと言う言葉を知らない人のために、両建ての意味を説明します。両建てとは、同じ銘柄で買いと信用売りを同時に行うことです。
「両建てはすべからず」なんて格言があるように、この手法に否定的な人も多いですが、個人的には結構好きで使っています。
「両建ては損からはずせ」と言うのは、両建てをした場合、人間心理から言って利益の出ている方から処分したくなります。それは損を確定するより、利益を確定する方が気分がいいからです。しかし、後先考えずに、それをやってしまうと手元に残っている株は含み損だらけで、どうにもならなくなってしまいます。ですから、この格言通りトレンドに正しく乗っている方を残し、損失になっている方を先に切るのが理論的には正しい選択と言うことになります。まぁ、両建てのテクニックは、人それぞれ言葉では言えない感覚的なものがあり、こんな単純なものではありませんが・・・
類似格言
・よい銘柄だけ残せば、利益は自然に生まれる
・悪い銘柄は良い銘柄を駆逐する
反対格言
・両建てはすべからず
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