本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2024年3月29日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,369.44 +201.37 +0.50%
TOPIX 2,768.62 +17.81 +0.65%

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。3連休を前に市場参加者が少なく、複数の経済指標も想定の範囲内にとどまったことで終日小動きの展開となった。ダウは1週間ぶりに史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、NYダウが史上最高値を更新したことや、前日のやや大きめの下げを受け、押し目を買う動きが広がった。週末要因に加え、欧米市場が休場となることでザラ場ダレる場面もあったが、大引けにかけ再び買いが優勢となった。

本日の取引:1社 2勝 +7,000円
持ち越し:700株



2024年3月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,168.07 -594.66 -1.46%
TOPIX 2,750.81 -48.47 -1.73%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。FRBが年央にも利下げに転換し、米景気の底堅い成長が続くとの楽観的な見方から終日堅調な推移となった。機関投資家による利益確定売りや持ち高調整の売りが一巡し、この日は運用成績をよく見せるための機関投資家によるドレッシング買いも相場を押し上げた。

日経平均は反落。米国株は反発して戻ってきたが、昨日ちょっと異様な上げ方をしていたので、本日は利益確定売りに押される展開となった。3月期末の配当落ち分が264円あるので、日経平均は実質330円程度の下落で特にどうと言うこともなし。

本日の取引:1社 1勝 +3,000円
持ち越し:1000株



2024年3月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,762.73 +364.70 +0.90%
TOPIX 2,799.28 +18.48 +0.66%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。四半期末と月末を控え、機関投資家による利益確定売りや持ち高調整の売りに押される展開となった。ただ、米経済が底堅さを維持するなか、FRBが年央にも利下げに転じるとの見方が強く下値は限定的だった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、為替の円安、3月末の権利付き最終売買日、機関投資家の配当再投資への思惑から、先物に断続的な買いが入り堅調な展開となった。特殊な需給要因があったにしろ、一時600円近く上昇するんですから驚きですね。

本日の取引:1社 2勝 +7,000円
持ち越し:800株



2024年3月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,398.03 -16.09 -0.04%
TOPIX 2,780.80 +3.16 +0.11%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。EUの欧州委員会が、巨大IT企業を規制するデジタル市場法(DMA)に違反した疑いでアップル、アルファベット、メタプラットフォームズについて調査を始めたと発表し、株価の重しとなったが、下値は限定的だった。

日経平均は反落。米国株は下落して戻ってきたが、前日先行して下げていたこともあり、日経平均は前日終値付近で一進一退の展開となった。明日27日が3月期決算銘柄の配当権利付き最終売買日ということもあり、配当権利取りの買いも下値を支えた。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:700株




2024年3月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,414.12 -474.31 -1.16%
TOPIX 2,777.64 -35.58 -1.26%

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは5日続伸。景気敏感株や消費関連株は利益確定売りに押されたが、半導体関連の一角は、人工知能(AI)関連の需要拡大による業績期待から、この日も堅調な展開となった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、日経平均は前週に2100円超値上がりしていたこともあり、利益確定売りが優勢となった。まあ、下がったと言ってもわずか1%ちょっとの下落なので、買い意欲は依然として強いですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:900株



2024年3月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,888.43 +72.77 +0.18%
TOPIX 2,813.22 +17.01 +0.61%

米国株は、ダウ・ナスダックは4日続伸。前日の連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通し(ドットチャート)で2024年末の予想が年内0.25%の利下げ3回を織り込む水準で変わらなかったことや、AI開発需要が半導体企業などの業績をけん引するとの期待感から買いが継続した。

日経平均は4日続伸。前日の米国株市場で主要三指数が上昇した流れを引き継ぎ買いが先行。円相場が1ドル=151円半ばと円安基調で推移したことも追い風に、日経平均は一時41,000円を超えたが、その後は高値警戒感から利益確定売りに押され、マイナスになる場面もあった。ただ、下がったところでは買い意欲も強く、プラス圏での大引けとなった。

本日の取引:なし
持ち越し:400株



2024年3月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,815.66 +812.06 +2.03%
TOPIX 2,796.21 +45.24 +1.64%

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5.25〜5.5%に据え置き、年内3回の利下げ姿勢も変わらなかったことから、買い安心感が広がり、主要三指数とも揃って史上最高値を更新した。

日経平均は3日続伸。日米中銀の金融政策決定会合が無難に通過し、米国で主要三指数が高値を更新した流れを受け買いが先行。中銀イベント前のショートが踏み上げられる形で、日経平均も2週間ぶりに史上最高値を更新した。中銀イベントがまだ完全に消化されていない状態なので、評価は少し落ち着いてからって感じですね。

本日の取引:2社 2勝 +64,000円
持ち越し:400株



2024年3月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,003.60 +263.16 +0.66%
TOPIX 2,750.97 +28.98 +1.06%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードが強かったが、人工知能(AI)関連の需要拡大が業績を押し上げるとの見方からハイテク株を中心に堅調な展開となった。

日経平均は続伸。日銀が金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除や上場投資信託(ETF)の買い入れ終了などを決めた。発表直後は多少乱高下する場面もあったが、事前に織り込みが進んでいたことや、今後の金融政策について「緩和環境を維持することが大事」と声明文に入ったことで、円安が進み日経平均は節目の40,000円台を回復し大引けとなった。

本日の取引:1社 2勝 +9,000円
持ち越し:500株



2024年3月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 39,740.44 +1032.80 +2.67%
TOPIX 2,721.99 +51.19 +1.92%

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。今週発表された物価指標が相次いで市場予想を上回る伸びとなり、インフレの沈静化に時間がかかるとの見方が強まり、長期金利が上昇し株は利益確定売りが優勢だった。

日経平均は反発。円安の進行と米国株先物が堅調に推移してたことも追い風に4桁の上昇となった。先週は日銀のマイナス金利の解除や長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃、上場投資信託(ETF)の新規買い入れ停止などを懸念し、上値の重い展開が続いたが、先週末でほぼ織り込まれた感じで、本日は政策変更後も暫く緩和的な金融政策が続くとの思惑から、買い戻しが優勢となった。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:1000株



2024年3月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 38,707.64 -99.74 -0.26%
TOPIX 2,670.80 +9.21 +0.35%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。先日の消費者物価指数(CPI)に続き、2月の卸売物価指数(PPI)も市場予想を上回ったことで長期金利が上昇し、株は軟調な展開となった。

日経平均は反落。ナスダックが続落して戻ってきたことで、半導体関連株が売られ日経平均は朝方300円近く下げる場面もあったが、安いところでは押し目買いも入り、全体的には本日も底堅い展開となった。来週の金融政策決定会合でのマイナス金利政策の解除は、為替を見てもほぼ織り込まれた感じで、これで一旦アク抜けとなるか注目ですね。

本日の取引:2社 2勝 +9,500円
持ち越し:500株



2024年3月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 38,807.38 +111.41 +0.29%
TOPIX 2,661.59 +13.08 +0.49%

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。前日発表の2月の消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回ったものの、FRBが年内に利下げに動くとの市場の見方を変えるほどではないと受け止められ、引き続き底堅い展開となった。

日経平均は反発。ナスダックが反落したことを受け、半導体関連株に売りが出て日経平均は300円近く下がる場面もあったが、バリュー系の銘柄は底堅く、後場はハイテク株も下げ幅を縮小したことで上昇に転じた。本日は先物もおとなしい動きでした。日銀の金融政策決定会合を控えて神経質な動きとなっていますね。

本日の取引:2社 2勝 +6,000円
持ち越し:1000株



2024年3月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 38,695.97 -101.54 -0.26%
TOPIX 2,648.51 -8.73 -0.33%

米国株は。ダウは続伸、ナスダックは反発。2月の消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回ったものの、年内の利下げペースに大きな影響はないとの見方から、直近売られたハイテク株中心に買いが優勢となった。

日経平均は3日続落。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。今日はこのまま高値圏で推移するのかと思いきや、春季労使交渉で各大手企業から「満額回答」が相次いだことで、日本銀行が3月18─19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利解除を決めるとの見方が強まり、一転売りが優勢となった。だいぶ織り込んで来たとは思いますが、日銀会合が通過するまでは、不安定な動きが続きそうです。

本日の取引:2社 2勝 +5,000円
持ち越し:1200株




2024年3月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 38,797.51 -22.98 -0.06%
TOPIX 2,657.24 -9.59 -0.36%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。12日発表の2月の消費者物価指数(CPI)発表を控えて様子見ムードが強かったが、出遅れ気味のディフェンシブ株や消費関連銘柄の一角が買われダウを下支えた。

日経平均は小幅に続落。ナスダックが続落した流れを受け、売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時500円を超える場面もあった。ただ、売り一巡後は米国株先物が堅調に推移していたことや、本日の植田総裁の発言を受け3月の修正観測がやや後退し、為替が円安に振れたことも下げ渋る要因となった。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し:1200株



2024年3月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 38,820.49 -868.45 -2.19%
TOPIX 2,666.83 -59.97 -2.20%

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックも反落。朝方発表の2月の雇用統計は雇用の伸びが市場予想を上回った一方、失業率は上昇、平均時給は市場予想を下回るなど強弱入り交じる内容となった。米経済がソフトランディングを達成できるとの見方から、景気敏感株は底堅い動きとなったが、ハイテク株は利益確定売りに押された。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、円高が進行したことで売り先行で始まり、先物主導でジリジリと下げ幅を拡大する展開となった。久しぶりに下げらしい下げとなりましたが、直近の上昇を考えれば普通のスピード調整って感じです。為替も130円台に入れば、輸出企業の下方修正懸念も出てきますが、まだ140円台後半ですからね。18、19日の日銀決定会合での政策修観測が一段と強まっていますが、ここを通過するまでは不安定な動きが続きそうです。

本日の急落で日銀のETF買いが入るのか注目されましたが、入っていませんでした。政策修正があればETF買いもなくなる可能性が高いので、本日入っていなかったと言うことは、そう云うことですね。そもそも日銀のETF買いなど日経平均が2万円を超えた時点でとっととやめるべきでした。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:1800株



2024年3月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 39,688.94 +90.23 +0.23%
TOPIX 2,726.80 +8.26 +0.30%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。パウエルFRB議長が7日の上院での議会証言で、利下げ開始の条件となる物価の安定を達成できるとの確信を持てるようになるまで「そう遠くない」と述べたことが好感された。

日経平均は反発。米国のハイテク株高を受け、指数寄与度の大きい半導体株などが買い戻され、節目の40,000円に接近する場面もあった。ただ、日銀の政策修正観測が高まる中、為替は緩やかな円高が進んでいることから上値追いとはならず、終日不安定な動きだった。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:1200株



2024年3月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 39,598.71 -492.07 -1.23%
TOPIX 2,718.54 -12.13 -0.44%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日に大きく下げた反動や、2月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったことで長期金利が低下し、株は買いが優勢となった。

日経平均は3日続落。米国株高を受け買い先行で始まり、日経平均は史上最高値を上回る場面もあったが、日銀が近い時期に金融政策の正常化に踏み切るとの見方が強まり、次第に利益確定売りが優勢となった。まあ、下がったと言っても、昨日は米国株が大きく下がったにも関わらず堅調でしたし、本日もTOPIXの下落率などわずか0.44%ですから、別にどうと言うこともないでしょう。今の株価水準なら、日経平均で1日2,000円ぐらい下がれば少しは驚きますが。

本日の取引:2社 2勝 +7,000円
持ち越し:1200株



2024年3月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,090.78 -6.85 -0.02%
TOPIX 2,730.67 +10.74 +0.39%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。2月のISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことや、中国でのスマートフォンの販売減少が伝わったアップルが下落し相場の重しとなった。

日経平均は小幅に続落。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超える場面もあったが、売り一巡後は押し目買いが優勢となり、後場は一時プラスに転換するなど底堅い動き。東証プライムの値上がり銘柄数は1200と高水準で、TOPIXは続伸となった。日経平均が弱い日は、バリュー系に資金が向かうので両方とも弱い日がなく、ほんと下がりませんね。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:1400株



2024年3月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,097.63 -11.60 -0.03%
TOPIX 2,719.93 +13.65 +0.50%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。主力株を中心に利益確定売りに押されたが、米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かうとの期待から、下値は限定的だった。

日経平均は反落。米国株安を受け、相場を牽引してきた半導体関連株などに利益確定売りが出て、日経平均は一時270円ほど下げる場面もあった。ただ、後場になると相対的な割安感から建設、銀行、証券などが買われ、日経平均も一時プラスに転換するなど、終わって見れば本日も堅調な展開だった。

本日の取引:1社 3勝 +13,000円
持ち越し:1400株



2024年3月4日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 40,109.23 +198.41 +0.50%
TOPIX 2,706.28 -3.14 -0.12%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。2月のISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことで、早期利下げ期待が再燃し買いが優勢となった。長期金利の低下も追い風にナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は続伸。前週末の米ハイテク株高を好感して半導体関連銘柄の一角が大きく上昇し、日経平均は初の4万円台に乗せた。日経平均は伸び悩んだものの、4万円台は維持して大引け。ただ、プライム市場では7割超の銘柄が値下がりするなど、本日もかなり偏った上昇だった。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:1000株



2024年3月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 39,910.82 +744.63 +1.90%
TOPIX 2,709.42 +33.69 +1.26%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が市場予想とほぼ同じだったことから、インフレに対する過度な警戒感が和らぎ、ハイテク株中心に買いが優勢となった。

日経平均は反発。ナスダックが約2年3カ月ぶりに史上最高値を更新した流れを受け、東京市場でも半導体関連株が上昇し日経平均を牽引。40,000円まであと10円に迫る場面もあった。東証プライムの値上がり銘柄数は805、値下がりも805と同数で全面高というわけではありませんが、上への抵抗が少ないので先物に仕掛け的な買いが入ると面白いように値が飛んでしまいますね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:500株