本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2023年7月31日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 33,172.22 +412.99 +1.26%
TOPIX 2,322.56 +31.95 +1.39%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回ったことこで、インフレの鈍化傾向が確認され、景気も底堅いことから米経済がソフトランディングできるとの期待が高まった。

日経平均は反発。米国株高や円安進行を受け買い先行での始まりとなった。先週末の日銀のYCC修正を受け本来なら円高になるところですが、外国人から見ればマイナス金利撤廃までは、まだかなりの時間を要すると言うか、そんなこと出来るのかと言う受け止めなんでしょうね。今回、日銀がYCCのの修正に動いたのは、物価高を抑止するため政治への忖度も多少あったのかもしれませんが、このまま円安が止まらないとなんの意味もない修正になってしまいますね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:200株



2023年7月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,759.23 -131.93 -0.40%
TOPIX 2,290.61 -4.53 -0.20%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。朝方は買いが先行したが、長期金利の上昇や、日銀がYCCの運用を見直すという観測報道が出たことで、グローバルな投資スタンスに悪影響が生じかねないとの見方から、利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。無風と考えられていた本日の日銀金融政策決定会合が、真夜中の日経の観測記事で雲行きが怪しくなり、本日の決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用を柔軟化することが決まった。この中途半端な微修正にマーケットは上に行ったり、下に行ったり方向感の定まらない展開となった。長期金利が思ったほど上がらなかったことで株は下げ渋ったが、連続指し値オペの利回りが1.0%に引き上がったことは確かなので、まずは様子を見ながらYCCを実質形骸化してゆくってことなんでしょうね。

本日の取引:1社 2勝 +9,000円
持ち越し:100株



2023年7月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,891.16 +222.82 +0.68%
TOPIX 2,295.14 +12.05 +0.53%

米国株は、ダウは13日続伸、ナスダックは反落。FOMCは大方の予想通り0.25%の利上げとなった。パウエル議長の会見は、9月の次回会合はデータ次第としながらも、市場参加者は今回が今の利上げサイクルで最後の利上げになり、米経済がリセッションを回避できるとの期待感の方が優った。

日経平均は反発。朝方は売りが先行したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく通過し、米国株先物も堅調に推移していたことで、プラス圏に切り返し上げ幅を拡大した。ただ、明日の日本銀行の金融政策決定会合を前に様子見ムードも強く、商いは盛り上がらなかった。日銀がYCCの修正に動けばサプライズですが、大方の予想通り現状維持でしょうね。それにしてもこの状況になっても、YCCすら手がつけられないのであれば、一体いつになれば出来るようになるんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2023年7月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,668.34 -14.17 -0.04%
TOPIX 2,283.09 -2.29 -0.10%

米国株は、ダウは12日続伸、ナスダックは続伸。好調な企業決算や、7月の消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回ったことで、ソフトランディングへの期待感が一段と強まった。ダウの12日連騰は6年5ヶ月ぶり。

日経平均は小幅に続落。米国株高を受け小幅高で始まったが、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、ポジション調整の売りに押される場面もあったが、商いは薄く、結局前日終値付近に戻し後場は膠着感の強い展開となった。FOMCで0.25%の利上げは織り込み済みですが、なにしろ事前にこれだけ株が上がってしまったので、パウエル議長の発言に市場がどう反応するかは読みが難しいですね。

本日の取引:1社 2勝 +7,200円
持ち越し:200株



2023年7月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,682.51 -18.43 -0.06%
TOPIX 2,285.38 +4.20 +0.18%

米国株は、ダウは11日続伸、ナスダックは反発。7月の製造業購買担当者景気指数が市場予想を上回り、金融引き締めが続くなかでも景気が底堅いことを示し、利上げが最終局面に来ていることも引き続き支えとなった。

日経平均は小幅に反落。小幅続伸で始まった後は、ファーストリテイリングや東京エレクトロンなどの日経平均の指数寄与度の高い銘柄の下落が重しとなって日経平均は200円近く下落する場面もあった。ただ、プライム市場は終日値上がり銘柄数の方が多く、全体的には本日も底堅い動きだった。日米の金融政策会合で一旦材料出尽くしとなるか、更に上昇が加速するか。

本日の取引:なし
持ち越し:400株




2023年7月24日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,700.94 +396.69 +1.23%
TOPIX 2,281.18 +18.98 +0.84%

米国株は、ダウは10日続伸、ナスダックは続落。米経済が底堅く推移する中で、インフレも鈍化傾向を示し、今週のFOMCで0.25%の利上げで打ち止めとなるとの見方が優勢となっている。今後の景気に対する楽観論から、ダウは2017年以来の10日続伸となった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、先週末に日銀が今月の決定会合で金融政策の現状維持を決めると報じられたことで、大きく円安が進み、直近売られたハイテク株中心に買い戻しが入り大幅高となった。米国が利上げしている期間にYCCの修正もしくは撤廃に動く方がショックが少なく済むと思っていましたが、植田氏は全く動く気配がありませんでしたね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:200株



2023年7月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,304.25 -186.27 -0.57%
TOPIX 2,262.20 +1.30 +0.06%

米国株は、ダウは9日続伸、ナスダックは反落。景気後退を避けながらインフレが落ち着く方向にあるとの楽観からダウは9日続伸となったが、ナスダックはテスラやネットフリックスが急落したことで、他のハイテク株にも売りが波及し反落。

日経平均は続落。ダウは9日続伸で戻ってきたが、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受け、昨日同様に指数寄与度の高い半導体関連株が売られ、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあった。ただ、昨日400円下げていたことや、為替が再び円安に振れたことから、買い戻しや押し目買いが入り下げ渋る展開となった。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:200株



2023年7月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,490.52 -405.51 -1.23%
TOPIX 2,260.90 -18.07 -0.79%

米国株は、ダウは8日続伸、ナスダックは3日続伸。FRBの利上げ長期化に対する懸念が後退するなか、主要企業の四半期決算への期待感から上昇が継続。

日経平均は反落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した流れを受け、指数寄与度の高い半導体関連株が売られ日経平均を押し下げた。TOPIXは比較的底堅い動きだったが、日経平均が下げ幅を拡大すると連れ安となった。昨日の400円高もそうですが、商いが増えないなか、大味な動きになっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し:100株



2023年7月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,896.03 +402.14 +1.24%
TOPIX 2,278.97 +26.69 +1.19%

米国株は、ダウは7日続伸、ナスダックは続伸。6月の小売売上高が市場予想を下回り売りが先行したが、概ね好調な大手金融決算やインフレ鈍化を材料に切り返し上値追いとなった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は戻り売りも出て上値の重い展開だった。ただ、大引け間際にまとまった買いが入り、日経平均、TOPIXとも高値引けとなった。昨日の植田日銀総裁の発言を受け、来週の金融政策決定会合での修正観測が後退し、円が弱含んでいることも株式市場にはプラスとなった

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:100株



2023年7月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,493.89 +102.63 +0.32%
TOPIX 2,252.28 +13.18 +0.59%

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは反発。中国の2023年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことで売りが先行したが、前週発表の6月の米消費者物価指数(CPI)などの物価指標が鈍化したことで、7月を最後に利上げを終了するとの観測が強まり次第に買いが優勢となった。

日経平均は反発。ナスダックが年初来高値を更新したことや、円高一服を受け買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超える場面もあった。ただ、買いは続かず後場は一時マイナス圏で推移するなど方向感のない展開となり大引け。上値は重いと見るか、底堅いと見るか判断の分かれるところ。

本日の取引:なし
持ち越し:100株




2023年7月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,391.26 -28.07 -0.09%
TOPIX 2,239.10 -3.89 -0.17%

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。前日のCPIに続き、6月の米卸売物価指数(PPI)の上昇率も市場予想を下回ったことで、FRBの利上げが長期化するとの警戒が一段と後退し買いが優勢となった。

日経平均は反落。昨日の引け後に発表したファーストリテイリングの好決算を好感し、ナイトセッションから先物は大幅高で推移し、米国株も4日続伸となったことで勢いよく上昇して始まったが、ファーストリテイリングが利益確定売りで下げに転じると日経平均も値を消す展開となった。為替の円高基調が重しになっているのは確かですが、その割には底堅いとも言えますし、かなり上値が重くなっているとも言えますね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:100株



2023年7月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,419.33 +475.40 +1.49%
TOPIX 2,242.99 +21.51 +0.97%

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。6月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想よりも伸びが鈍化したことで、FRBの利上げが長期化するとの警戒が和らぎ、終日買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株の上昇を受け買い先行での始まりとなったが、円高が重しとなり朝方は上値の重い展開だった。ただ、ザラ場に円高が進行しなかったことや、米国株先物も堅調に推移していたことで、直近売られた値がさのハイテク株などが買い戻され、日経平均は大幅高となった。ただ、日銀が今月の金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正する可能性も多少意識されているので、円はしばらく強含みで推移しそうですね。

本日の取引:1社 2勝 +7,200円
持ち越し:400株



2023年7月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 31,943.93 -259.64 -0.81%
TOPIX 2,221.48 -14.92 -0.67%

米国株はダウ・ナスダックとも続伸。6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を12日に控え、5月から伸びが鈍化するとの思惑から長期金利が低下し買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株の続伸を好感し買い先行での始まりとなったが、為替の円高が重しとなり早々に下げに転じ、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあった。その後は若干戻し32,000円を挟んだ揉み合いとなり大引け。6月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想よりも鈍化すれば米国株は好感しそうですが、為替が動意づいているので円高が更に進む可能性もあり注意が必要ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:500株



2023年7月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,203.57 +13.84 +0.04%
TOPIX 2,236.40 -6.93 -0.31%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。目新しい材料はなかったが、3日続落していたこともあり、値頃感からの買いが入り上昇した。

日経平均は反発。米国株が反発した流れを受け、日経平均は300円近く上昇する場面もあったが、買い一巡後は円高が進行したこともあり、一転マイナス圏に沈むなど方向感のない展開となった。日経平均は日足基準線を3日連続で下回り、主力株の売りが周辺に波及してくるかどうか。

本日の取引:なし
持ち越し:300株



2023年7月10日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,189.73 -198.69 -0.61%
TOPIX 2,243.33 -11.57 -0.51%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続落。雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったものの、平均時給の伸びが市場予想を上回ったことで、FRBによる利上げが長期化するとの観測が改めて強まり、売りが優勢となった。

日経平均は5日続落。米国株は3日続落で戻ってきたが、日経平均は直近4営業日で1300円強下げていたこともあり、プラス圏で推移する場面もあった。ただ、米国株先物が軟調な動きだったことや、上場投資信託(ETF)の分配金拠出に伴う売りも意識され、大引けにかけ再び売りが優勢となった。日経平均は5日間で1500円を超える下げになりましたが、値がさの半導体関連株中心の下げなので、全体的にはまだ底堅い動きが続いていると言えます。

本日の取引:1勝 +3,000円
持ち越し:200株



2023年7月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,388.42 -384.60 -1.17%
TOPIX 2,254.90 -22.18 -0.97%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことで、FRBの金融引き締めが長期化するとの思惑から売りが優勢となった。

日経平均は4日続落。米国株が金融引き締めの長期化観測から続落した流れを受け売りが先行。日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあったが、その後は押し目買いや買い戻しも入り下げ渋ったが、大引けにかけ再び売りが優勢となった。今晩の米国株次第ですが、日足基準線を下回ったことで調整に入る可能性も高くなりました。

本日の取引:2勝 +6,800円
持ち越し:300株



2023年7月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 32,773.02 -565.68 -1.70%
TOPIX 2,277.08 -28.95 -1.26%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。中国の6月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化や、6月のFOMC議事要旨が市場が想定していたよりもタカ派的な内容だったことから売りが優勢となった。

日経平均は3日続落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅下落した流れを受け、指数寄与度の大きい半導体関連株が売られ日経平均を押し下げた。前回サポートなった日足基準線まではまだ余裕があるものの、明日も下落するようだと黄色信号って感じですかね。


本日の取引:なし
持ち越し:100株



2023年7月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 33,338.70 -83.82 -0.25%
TOPIX 2,306.03 -0.34 -0.01%

米国株式市場は、独立記念日の祝日のため休場。

日経平均は続落。米国株が休場で手掛かり材料に乏しく、高値警戒感から引き続き利益確定売りが優勢となった。ただ、下がったところでは、押し目買い意欲は依然として強く、地合いの強さがうかがえる一日だった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年7月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 33,422.52 -330.81 -0.98%
TOPIX 2,306.37 -14.44 -0.62%

米国株は、ダウは小幅に3日続伸、ナスダックは続伸。祝日の短縮取引で動意に乏しかったが、ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことでFRBの利上げ長期化観測が後退し、ダウ・ナスダックともプラス圏を維持して取引を終えた。

日経平均は反落。米国株がほぼ横ばいで戻ってきたことで手掛かり材料に乏しく、前日急騰した反動から利益確定売りが優勢となった。米国株は、良い経済指標が出れば経済は底堅いと上昇し、悪い経済指標が出れば利上げ停止、利下げ期待で上昇する、またいつものいいどこ取りに戻っていますし、日本株もイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正さえ先送りを続けている状況ですから、外国人も強気のままですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年7月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 33,753.33 +564.29 +1.70%
TOPIX 2,320.81 +32.21 +1.41%

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが鈍化したことでFRBの利上げ長期化観測が後退し買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株高や朝方発表の日銀短観で企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業でプラス5と、前回調査から改善したことを受け、買い先行での始まりとなった。その後もダレることなく買いが継続し、本日の高値圏での大引け。一体どこまで行くのやらって感じですね。

本日の取引:1社  1勝 +13,000円
持ち越し:なし