本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2023年5月31日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,887.88 -440.28 -1.41%
TOPIX 2,130.63 -28.59 -1.32%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。債務上限の引き上げで合意したことを受け買いが先行したが、議会の承認を巡って慎重な見方も残り、ダウの重しとなった。一方、ナスダックはこの日もエヌビディアなどが買われ堅調な展開だった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、このところの急ピッチな上昇を受け売り先行での始まりとなった。為替が円高に振れたことや、指数寄与度の大きい銘柄が軟調に推移したことで日経平均の下げ幅は大き目となったが、ハイテク株主導の相場になると、昔からこういう不安定な動きになりますよね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1300株



2023年5月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 31,328.16 +94.62 +0.30%
TOPIX 2,159.22 -1.43 -0.07%

米国株式市場は、戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)の祝日のため休場。

日経平均は4日続伸。米国株式市場が休場で手掛かり材料が乏しい中、高値警戒を意識した利益確定売りが優勢となる場面もあったが、後場になると指数寄与度の大きいハイテク株中心に買いが入り、再びプラス圏に切り返し大引け。東証プライム市場は値下がり銘柄数の方が多く、2極化した相場になっています。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:1社 1000株



2023年5月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 31,233.54 +317.23 +1.03%
TOPIX 2,160.65 +14.81 +0.69%

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。5月のミシガン大学消費者信が市場予想を上回ったことや、債務上限問題が妥結に近づいているとの観測から買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株高や円安進行を受け買い先行での始まりとなった。朝方に米債務上限引き上げ問題で与野党が最終合意に達したこで、日経平均の上げ幅は600円を超える場面もあったが、日本株はこの問題に関係なく上がっていたので、買い一巡後は伸び悩む展開となった。ここ数日は指数寄与度の大きい半導体関連株が指数を牽引しているので、値動きは上下に荒くなりそうですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 1000株



2023年5月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,916.31 +115.18 +0.37%
TOPIX 2,145.84 -0.31 -0.01%

米国株は、ダウは5日続落、ナスダックは反発。ダウは連邦政府の債務上限問題を巡る不透明感が引き続き重しとなり、2カ月ぶりの安値となったが、ナスダックは画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが24%急騰したことで、他のハイテク株も買いが波及し大幅高となった。

日経平均は続伸。為替の円安やナスダックの急騰を受け、昨日同様半導体関連株が買われ指数を押し上げた。一方バリュー系の銘柄は利益確定売りに押され、東証プライム市場の値下がり銘柄数は1371と高水準で連日でいびつな動きとなった。エヌビディアの急騰が日本の半導体関連株と直接関係するとは思えませんが、投機的な動きで再び31,000円台に乗せるなど不安定な動きになっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1100株



2023年5月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,801.13 +118.45 +0.39%
TOPIX 2,146.15 -6.25 -0.29%

米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは続落。4月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回り、高インフレが欧州景気を押し下げるとの見方が強まったことや、この日も連邦政府の債務上限問題を巡る交渉に進展がみられず、先行き不安が広がった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、為替の円安や米半導体大手エヌビディアの好調な売上高予想を受けて同社株が時間外で急騰し、東京市場でも主力の半導体関連が買われ指数を押し上げた。ファーストリテイリングが日経平均を乱高下させるのは毎度お馴染みですが、本日はアドバンテストと東京エレクトロンだけで日経平均を210円押し上げており、なんか昔見たような光景でしたね。

本日の取引:1社 2勝 +7,400円
持ち越し:1社 800株



2023年5月24日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,682.68 -275.09 -0.89%
TOPIX 2,152.40 -9.09 -0.42%

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反落。債務上限問題を巡る協議に進展が見られなかったことや、長期金利が一時3月中旬以来の水準に上昇したことが嫌気された。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなった。踏み上げを巻き込みながら急ピッチで上昇してきた相場も31,000円で目先天井をつけた感じなので、利益確定売りに押されるのは仕方のないところ。米国の債務上限問題もギリギリまでやるんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +4,600円
持ち越し:1社 1000株



2023年5月23日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,957.77 -129.05 -0.42%
TOPIX 2,161.49 -14.41 -0.66%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。FRB高官が相次いで金融引き締めの継続に前向きな発言をしたことが嫌気されたが、下値は限定的でナスダックは9カ月ぶりの高値をつけた。

日経平均は反落。為替の円安やナスダックの反発を受け、本日も買い先行での始まりとなった。ただ、相場の過熱感や経済産業省が先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の対象に加える省令改正を公布したことを受けて、半導体関連株中心に利益確定売りが出て下げに転じた。これだけ上昇が続いていたので、下がると逆にほっとしますね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 800株




2023年5月22日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 31,086.82 +278.47 +0.90%
TOPIX 2,175.90 +14.21 +0.66%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。債務上限問題を巡り与野党の協議が難航していると伝わり売りが優勢となった。ただ、パウエルFRB議長が、銀行の信用状況が引き締まっているのを踏まえて「政策金利は想定されていたほど上昇する必要がないかもしれない」と述べたことで、下値も限定的だった。

日経平均は8日続伸。週末の米国株安を受け売り先行での始まりとなった。さすがに今日は調整するのかと思われましたが、下値は堅く前場は週末の終値付近で膠着感の強い展開となった。後場になるとこのところ決まったパターンで外国人が先物を買ってカチ上げる展開が本日も再現され、ジリジリと値を上げ高値引けとなった。理屈がどうこうでなく、上に仕掛ける方が抵抗が少ないので、日経平均が新規IPOみたいな動きになっていますね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1社 500株



2023年5月19日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,808.35 +234.42 +0.77%
TOPIX 2,161.69 +3.84 +0.18%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FRB高官の発言から利上げ継続が意識され下げる場面もあったが、債務上限問題で共和党のマッカーシー下院議長が、来週にも下院で採決できるとの見通しを示したことで買いが優勢となった。

日経平均は7日続伸。米国株高や為替の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。買い一巡後は、利益確定売りで伸び悩む場面もあったが、崩れることはなかった。ただ、チャートは高値圏で十字線に線が出たので調整に入る可能性はありますね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 500株



2023年5月18日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,573.93 +480.34 +1.60%
TOPIX 2,157.85 +24.24 +1.14%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。バイデン大統領が、債務上限問題について「野党と合意に至る確信があり、米国はデフォルトを引き起こさない」と述べたことで、合意に向けた期待感から買いが優勢となった。

日経平均は6日続伸。為替の円安基調や米国株の反発を受け買い先行で始まり、終日堅調な展開となった。まあ、米国株が下がっても上がっていたので、米国株が上がれば当然上がるだろうって感じですね。ここ数日ザラ場緩む場面もあるんですが、後場になると欧米勢が参加してくるのか再び堅調になりますね。この時間先物は31,000円を伺う動きになっています。オプションコール売りの踏み上げ、先物買いが加速していますね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 500株



2023年5月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,093.59 +250.60 +0.84%
TOPIX 2,133.61 +6.43 +0.30%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方発表の4月の小売売上高は市場予想を下回ったが、自動車とガソリンを除くと0.6%増と増加に転じたことで、金融引き締めの長期化につながるとの懸念から売りが優勢となった。また、債務上限問題も新たな進展がなく相場の重しとなった。

日経平均は5日続伸。米国株は反落で戻ってきたが、為替の円安や好需給を背景に買いが先行。その後も指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株が買われ、日経平均は節目の3万円台を回復した。3万円前後では高値波乱もあるかと思っていましたが、通過点のように超えていきました。まあ、日本だけが世界と逆行する金融政策を続けているので、消去法的にマネーが集まってきているって感じですね。

本日の取引:2社 2勝 +8,000円
持ち越し:1社 300株



2023年5月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,842.99 +216.65 +0.73%
TOPIX 2,127.18 +12.33 +0.58%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。5月のNY連銀製造業景気指数が前月から大幅に悪化したことで下げる場面もあったが、米債務上限問題を巡る交渉についてイエレン財務長官が「進展している」との認識を示したことで、過度な警戒感が和らぎ買い戻される展開となった。

日経平均は4日続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。買い一巡後は売り買いが交錯し揉み合いとなったが、TOPIXはバブル後高値を更新し、1990年8月以来33年ぶりの高値を付けた。相場の過熱感は言うまでもありませんが、外部環境もそれなりに安定していますし、国内は日銀の緩和継続、東証によるPBR(株価純資産倍率)改善要請などが外国人買いを呼び込んでおり、なかなか下げませんね。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:2社 500株



2023年5月15日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,626.34 +238.04 +0.81%
TOPIX 2,114.85 +18.46 +0.88%

週末の米国株は、ダウは小幅に5日続落、ナスダックは反落。5月の消費者態度指数が57.7と市場予想(63.0)を下回り、昨年11月以来の低水準となったことが嫌気された他、政府の債務上限を巡る不透明感も手控え要因となった。

日経平均は3日続伸。米国株は下落して戻ってきたが、ドル円が前週末から1円ほど円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。買い一巡後は利益確定売りから上値が重くなる場面もあったが、後場は再び盛り返し連日で年初来高値を更新した。さすがに上がり過ぎだろうと思いますが、3万円をつけるまで収まりそうにありませんね。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:2社 500株



2023年5月12日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,388.30 +261.58 +0.90%
TOPIX 2,096.39 +13.30 +0.64%

米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは続伸。ダウ構成銘柄のウォルト・ディズニーがディズニー+(プラス)の会員数が減少したことを嫌気し、9%下げダウを押し下げた他、地銀の経営不安が改めて意識され相場の重しとなった。

日経平均は続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、良好な需給環境を背景に小幅高で寄り付き、その後もジリジリと上げ幅を拡大する展開となった。決算プレーが中心なのは変わりませんが、日経平均が年初来高値を更新したことで、売り方のショートカバーも巻き込みながらの上昇となった。なんだかんだ言いながら3万円台が射程に入りそうですね。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:2社 700株



2023年5月11日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,126.72 +4.54 +0.02%
TOPIX 2,083.09 -2.82 -0.14%

米国株は、ダウは小幅に3日続落、ナスダックは反発。朝方発表の4月の消費者物価指数(CPI)は、前月比の上昇率が0.4%と市場予想と一致する結果となった。上振れすることへの警戒が強かったため、CPIの発表後は長期金利が低下し株買いとなったが、勢いは続かなかった。

日経平均は小幅に反発。4月の米消費者物価指数(CPI)は、インフレ圧力の弱まりが確認されたが、ダウは続落、ナスダックは反発とまちまちの動きで戻ってきた。為替が若干円高に振れたことはマイナス要因だったが、日本株への大きな影響はなく、指数は終日一進一退の動きだった。引き続き決算プレーが中心。

本日の取引:なし
持ち越し:400株



2023年5月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,122.18 -120.64 -0.41%
TOPIX 2,085.91 -11.64 -0.55%

米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは反落。消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見ムードが強い中、地銀株の不安定な動きや政府の債務上限問題が相場の重しとなった。

日経平均は反落。米国株の反落を受け小幅安での始まりとなった。相場の過熱感や米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、利益確定売りが優勢となったが、下値も限定的で個別の決算プレーが中心だった。恒例の米国の債務上限問題ですが、バイデン氏が広島のG7サミットに欠席する可能性に言及するなど、今回は難航しそうですね。まあ、米国の債務上限の見直しは第2次世界大戦以降で100回を超えていますが、それでも一応債務上限を決めているのは、債務残高を増やさないための工夫であり、毎回揉めるのもある意味健全ですよね。当然、日本にはそのような仕組みはありません。

本日の取引:なし
持ち越し:400株




2023年5月9日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,242.82 +292.94 +1.01%
TOPIX 2,097.55 +26.34 +1.27%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。地銀株の買い戻しが下値を支えたが、FRBの調査で銀行の貸し出し態度が厳しくなっていることが分かり、米景気の冷え込みにつながるとの懸念が相場の重しとなった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、地合いの良さから買い先行での始まり、その後もじりじりと上げ幅を拡大する展開となった。好決算を発表した銘柄への買いが相場を支えたほか、半導体関連などハイテク株も堅調に推移し、指数を押し上げた。ちょっと強すぎる違和感はありますが、なかなか買いが止まりませんね。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:400株



2023年5月8日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,949.88 -208.07 -0.71%
TOPIX 2,071.21 -4.32 -0.21%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ダウは金融不安の再燃で前日までの4日間で970ドル下げていたが、この日は地銀株が反発したことや、市場予想を上回る決算を発表したアップルの上昇が好感され急反発となった。

日経平均は反落。日本が連休中に米国株が金融不安の再燃から不安定な動きとなったが、週末に急反発したことで日本株に大きな影響はなかった。ただ、4営業日差し引きではマイナスですし、為替も円高に振れて戻ってきたことで、小幅安での寄付きとなり、その後は指数寄与度の高いファーストリテイリングがじり安となったことで、日経平均は下げ幅を拡大する展開となった。ただ、東証プライム市場は値上がり銘柄数の方が圧倒的に方が多く、強い地合いは継続。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:500株



2023年5月2日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,157.95 +34.77 +0.12%
TOPIX 2,075.53 -2.53 -0.12%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ISM製造業景況感指数が市場予想を上回り景気の底堅さが確認されたが、FRBが5月だけでなく、6月以降も利上げを続ける懸念が強まり、長期金利が上昇し、次第に売りが優勢となった。

日経平均は4日続伸。米国株は小反落で戻ってきたが、円安が一段と加速したことで買い先行での始まりとなった。ただ、東京市場は明日から5連休に入ることもあり、買い一巡後は手仕舞い売りに押され一時マイナスになる場面もあった。連休中に米国の重要イベントが控えていることで、手仕舞い売りだけでなく、売り方の買い戻しも入ったんでしょう、方向感が無くなり小幅高での大引けとなった。

本日の取引:1社 2勝 +7,300円
持ち越し:600株



2023年5月1日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,123.18 +266.74 +0.92%
TOPIX 2,078.06 +20.58 +1.00%

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは3日続伸。4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)とミシガン大学の消費者態度指数が市場予想を上回ったことや、大手ハイテク企業の堅調な決算を受け買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株の続伸や日銀の金融政策決定会合を受け円安が進行していることを好感し買い先行での始まりとなった。円安の進行はポジティブな面ばかりではありませんが、日銀の大規模緩和の継続が市場が想定していたよりも長期化しそうな感じになっていいるので、過熱感を引きずりながらもなかなか買いが止まりませんね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1000株