本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2023年4月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,856.44 +398.76 +1.40%
TOPIX 2,057.48 +24.97 +1.23%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。メタプラットフォームズが14%急騰し、他のハイテク銘柄にも買いが波及。また、前日までに大きく売られていたファースト・リパブリック・バンクが上昇に転じたことも買い安心感につながった。

日経平均は大幅に続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。日銀の金融政策決定会合の結果の発表まで時間がかかったことで、上げ幅を縮小する場面もあった。13時に出てきた決定会合の内容は、大方の予想通り現状維持で、イールドカーブ・コントロールの修正は見送られ、金融政策の運営について、1年から1年半程度の時間をかけて、多角的にレビューを行うとの表明があった。レビューだけで1年から1年半程度もかかるなら、市場が想定していたよりも金融緩和が長期化するとの見方が強まり、為替が大幅に円安に振れ、株も先物主導で上げ幅を拡大し大引けとなった。まあ、現状維持は予想通りでしたが、一部で噂されていた6月の修正も打ち消した形となったので、このような反応になりますね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2023年4月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,457.68 +41.21 +0.15%
TOPIX 2,032.51 +8.61 +0.43%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。ファースト・リパブリック・バンクの経営不安が再燃し、他の銀行株へも売りが波及。銀行の貸し渋りが景気を冷やすとの懸念が強まり、ダウは続落となったが、ナスダックはハイテク企業の堅調な業績が好感され反発となった。

日経平均は反発。米国市場で金融不安や景気懸念が重しとなって、ダウやS&P500が下落した流れを受け売りが先行。ただ、米国の金融不安も地銀に限定されていることから、日本株にはさほど影響がないと言うこともあり、売り一巡後は下げ幅を縮小し、大引けにかけ切り返す展開となった。明日の日銀の金融政策決定会合は、これまでの植田氏の発言から現状維持が予想され、その後の会見でも波風を立てることは言わないでしょうから、引き続き決算プレーが中心になりそうですね。

本日の取引:1社 2勝 +8,600円
持ち越し:なし



2023年4月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,416.47 -203.60 -0.71%
TOPIX 2,023.90 -18.25 -0.89%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。ファースト・リパブリック・バンクが昨年末から今年3月末までで4割超の預金が流出したことが判明し、他の銀行株にも売りが波及。地域銀行が融資に慎重なることで、景気に悪影響が及ぶのではないかとの不安が再燃し、消費関連や景気敏感株にも売りが広がった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、決算を受けマイクロソフトが時間外で大幅高になっていたことから、米国株先物が堅調で日本株の下支え要因となった。先週から膠着感が強まっています。GW明けに大きく流れが変わることがあるので、今は売り買いとも我慢の時間帯ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,620.07 +26.55 +0.09%
TOPIX 2,042.15 +4.81 +0.24%

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。ダウは原油先物相場の上昇を背景に小幅に続伸となったが、主要ハイテク企業の決算待ちで積極的な売買は手控えられ、終日動意に乏しい展開だった。

日経平均は小幅に続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、為替の円安基調と好需給を背景に買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時200円を超える場面もあった。ただ、さすがに買い疲れ感もあり、次第に利益確定売りが優勢となった。市場予想を上回る来季決算を発表したニデック(日本電産)も買い一巡後は伸び悩む展開となった。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2023年4月24日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,593.52 +29.15 +0.10%
TOPIX 2,037.34 +2.28 +0.11%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反発。4月の製造業購買担当者景気指数が市場予想を上回ったことを好感する買いと、利上げ継続を懸念する売りがせめぎ合い方向感のない展開となった。また、大手ハイテク企業の決算発表を見極めようと様子見ムードも強かった。

日経平均は反発。米国株が小幅ながら反発したことや、為替の円安基調を好感し買いが先行。ただ、日米で決算シーズンとなっていることや、国内では日銀の金融政策決定会合が週後半に控えていることから、積極的な売買は手控えられ、伸び悩む展開となった。まあ、それでもなんだかんだ言いながら強いですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2023年4月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,564.37 -93.20 -0.33%
TOPIX 2,035.06 -4.67 -0.23%

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反落。テスラなど主要企業が減益決算を発表し、企業業績への不透明感が強まったことや、複数のFRB高官が利上げ継続を支持したことも株価の重しとなった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まったが、10時前には切り返し、3月9日につけた取引時間中の年初来高値を更新した。ただ、米景気減速懸念がくすぶる中、短期的な過熱感も出ていることから上昇は続かず、後場はマイナス圏での推移が続いた。日経平均は今週は70円の上昇にとどまったが、それ以上に強かった印象。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,657.57 +50.81 +0.18%
TOPIX 2,039.73 -0.65 -0.03%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。英国の3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことがネガティブ視されたが、主要企業の決算発表を控え、売り買いとも積極的な売買は手控えられ小動きに終始した。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、一昨日までの8連騰で高値警戒感も出ていることから、利益確定売りが先行した。ただ、その後は好需給を背景に下げ幅を縮小し、前場中頃にはプラス圏に切り返し、後場は小高い水準で揉み合う展開となった。派手さはないんですが、ジリジリとよく上がりますね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2023年4月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,606.76 -52.07 -0.18%
TOPIX 2,040.38 -0.51 -0.02%

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。ゴールドマン・サックスの決算を受け下落して始まったが、中国の第1・四半期の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことなどが好感され、売り一巡後は下げ渋る展開となった。

日経平均は反落。米国株が小反落で戻ってきたことや、日経平均は8連騰してこの間に1200円近く上げていたことから、利益確定売りが優勢となった。まあ、下がったとも言えない下げですがね。日米とも決算発表本格化を前に手掛けにくくなっているのもありますが、なるべく余計なことはしたくない時間帯です。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2023年4月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,658.83 +144.05 +0.51%
TOPIX 2,040.89 +13.92 +0.69%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。4月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことで景気の先行き不安が和らいだ。ただ、経済指標の上振れで利上げ継続懸念も生じ上値は重かった。

日経平均は8日続伸。米国株が堅調で為替の円安基調も継続していることから、本日も買いが優勢となった。ザラ場ベースでの今年の高値にはとどかなかったが、終値ベースでは年初来高値を更新した。オシレーター指標では過熱感も出てきましたが、実際の中身はどんどん買われていると言うよりか、売り物が少ない中でジリジリ上がっているって感じで、それほど過熱しているとも言えないんですよね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2023年4月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,514.78 +21.31 +0.07%
TOPIX 2,026.97 +8.25 +0.41%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝発表の3月の小売売上高は市場予想を下回ったが、FRBのウォラー理事が一段の利上げに前向きな姿勢を示したことで、高値圏に来ている株価は利益確定売りが優勢となった。

日経平均は7日続伸。米国株は反落で戻ってきたが、ドル円が大きく円安に振れたことでCMEの清算値にサヤ寄せする形で買いが先行。ただ、本日は日経平均を牽引してきたファーストリテイリングが売られたことで、一時下げに転じるなど終日方向感の無い展開となった。それでもTOPIXはプラスですし強い基調は継続している。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,493.47 +336.50 +1.20%
TOPIX 2,018.72 +10.79 +0.54%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。先日の消費者物価指数(CPI)に続き、3月の卸売物価指数(PPI)も市場予想を下回ったことで、FRBの利上げ打ち止めが近いとの思惑から買いが優勢となった。

日経平均は6日続伸。景気後退よりインフレ鈍化に伴い、FRBの金融引き締めが早期に終了する可能性が好感され、米国株が大幅高で戻ってきた流れを受け買いが先行。為替が円高に振れたことで輸出関連は上値が重かったが、本日もファーストリテイリング1社で日経平均を261円も押し上げたことで、日経平均はTOPIXの2倍以上の上げ幅となった。ウォーレン・バフェット氏の発言も効いているのか、今週は異様に強かったですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2023年4月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,156.97 +74.27 +0.26%
TOPIX 2,007.93 +1.01 +0.05%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。朝発表の3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、米国の利上げが長引くとの懸念が和らぎ買いが先行。その後はFRB高官の発言や、FOMC議事要旨がネガティブに捉えられ、終日方向感のない展開となった。

日経平均は5日続伸。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、米国株先物が強含みで推移していたこともあり、前場中にプラス圏に切り返し、後場はじりじりと値を上げる展開となった。本日はファーストリテイリング1社で65円ほど日経平均を押し上げましたが、それがなくても強い動きだったと言えますね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2023年4月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,082.70 +159.33 +0.57%
TOPIX 2,006.92 +15.07 +0.76%

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続落。前週末発表の3月の米雇用統計がほぼ市場予想通りとなり、景気懸念が和らいだことから、この日も景気敏感株や消費関連株への買いが続いた。ただ、長期金利が上昇に転じたため、ハイテク株は終日軟調な推移となった。

日経平均は4日続伸。NYダウが4日続伸で戻ってきたことや、為替の円安基調を好感し買いが先行。3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控えて手掛けにくさもあったが、期初の益出し売りが一巡したこともあり、売り物が少ない中じり高の展開となった。

ちなみに、米3月CPIの市場予想は前年比+5.1%で、前月(+6.0%)からの鈍化が見込まれている一方、食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比+5.6%と、前月(+5.5%)から加速すると予想されている。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2023年4月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,923.37 +289.71 +1.05%
TOPIX 1,991.85 +15.32 +0.78%

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。前週末発表の3月の雇用統計を受け、朝方は金利上昇を嫌気した売りが先行したが、景気悪化への過度な懸念が和らいだこともあり、ダウは景気敏感株が買われじり高の展開となった。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、昨晩に会見した日銀の植田和男新総裁の緩和継続姿勢を受け為替が大幅に円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。日経平均は28,000円を手前に足踏みしていたが、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株に「追加投資を検討」と報じられると先物主導で一段高となった。ただ、大引けにかけ利益確定売りに押され伸び悩む展開となった。

黒田氏が後先考えずやった日本の異次元緩和は、微調整するだけでも大変なことになる建て付けになっていますから、植田氏も取り敢えずあのように言うしかないですよね。

本日の取引:1社 1勝 +7,200円
持ち越し:なし



2023年4月10日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,633.66 +115.35 +0.42%
TOPIX 1,976.53 +11.09 +0.56%

週末の米国株式市場は、聖金曜日(グッドフライデー)の祝日のため休場。

日経平均は続伸。米国株は休場だったが、3月米雇用統計は概ね市場予想通りの内容で、円安が進行し日経平均先物も上昇して戻ってきた。これを受け買い先行で始まり、一時200円を超える上昇となったが、米国株先物が軟調な動きだったことから、日足基準線を超えたところで上値を押さえられ、上げ幅を縮小する展開となった。東証プライムの売買代金は本日も2兆円割れとなり閑散だった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,518.31 +45.68 +0.17%
TOPIX 1,965.44 +4.16 +0.21%

米国株は、ダウは小幅に続伸、ナスダックは反発。相次ぐ経済指標の悪化から冴えない展開が続いていたが、この日はFRBが利下げに転じる時期が早まるとの思惑から長期金利が低下し、ハイテク株が持ち直す展開となった。

日経平均は小幅に反発。ナスダックの反発を好感し買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は上値が重くなり、前日終値付近での一進一退の動きとなった。今晩、米雇用統計が控えていることや、米国株式市場がグッドフライデーで休場となることから、市場参加者も少なく、東証プライムの売買代金は1兆9995億円と開店休業状態だった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,472.63 -340.63 -1.22%
TOPIX 1,961.28 -22.56 -1.14%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続落。3月のADP雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を大きく下回った。相次ぐ経済指標の悪化が嫌気され、景気敏感株は売られたが、景気に左右されにくいディフェンシブ株が買われダウを下支えた。

日経平均は続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、日本株は世界の景気敏感株と言う位置づけですから、売り先行で始まり、下値模索の展開となった。日経平均はあっさりと日足基線を割り込んでしまいましたが、値がさのハイテク株が押し下げただけで、全体的な地合いはそれほど悪化していない印象。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2023年4月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,813.26 -474.16 -1.68%
TOPIX 1,983.84 -38.92 -1.92%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。2月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想以上に減ったことが嫌気され、終日軟調な展開となった。直近、弱い経済指標が続いていることから米景気の先行き不透明感が強まった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まりとなった。朝方は下げ渋りそうな雰囲気もあったが、金融不安に乗じた空売りの買い戻しも一巡し、日米とも直近いいとこ取りで大きく戻していたので、次第に利益確定売りが優勢となり、節目の28,000円を割り込んだことで一段安となり大引け。目先は日足基準線がサポートとなるかの確認。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,287.42 +99.27 +0.35%
TOPIX 2,022.76 +5.08 +0.25%

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反落。OPECプラスの追加減産を受け、エネルギー関連株が買われダウを牽引した。また、原油高や経済指標の悪化を受け、ディフェンシブ株も堅調だった。

日経平均は3日続伸。米国株がまちまちで戻ってきたことで、朝方は方向感の定まらない展開だったが、バリュー株やディフェンシブ株が買われ、ジリジリと上げ幅を拡大し大引け。東証がPBR(株価純資産倍率)1倍を下回る企業を中心に経営改善を要請と言うのは余計なお世話なんですが、1部の企業は自社株買いなどで動き出しているので、思惑を呼びやすい展開になっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年4月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,188.15 +146.67 +0.52%
TOPIX 2,017.68 +14.18 +0.71%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。朝方発表の2月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が市場予想を下回ったことで、FRBの利上げが長引くとの懸念が和らぎ、終日堅調な展開となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。さすがに上値ではやれやれ売りや利益確定売りが出て伸び悩んだが、売り方の買い戻しもあり、終日堅調な展開となった。米国株は、パウエル議長が年内の利下げはないと明言しているにも関わらず、利下げを織り込むような動きになっていますね。OPECプラスの追加減産はインフレ要因ですが、それでもいいとこ取りで上がるんですかね?

本日の取引:なし
持ち越し:なし