本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2023年2月28日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 27,445.56 +21.60 +0.08%
TOPIX 1,993.28 +0.50 +0.03%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前週大きく下げた反動や長期金利の上昇が一服したことで、ハイテク株中心に買われたが、上値は重く伸び悩む展開となった。

日経平均は反発。米国株の上昇を受け買い先行での始まりとなったが、日本株は米国株が下げていた時も底堅く推移していたことから、買い一巡後は上値が重くなり、直近一方的に買われてきたバリュー株も利益確定売りに押されたことで、後場は一時マイナスに転じるなど冴えない展開となった。27,500円を中心としたレンジ相場からなかなか抜け出せませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:400株



2023年2月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,423.96 -29.52 -0.11%
TOPIX 1,992.78 +4.38 +0.22%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方に発表された1月の個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を上回ったことで、FRBによる利上げ停止の時期が遠のくとの思惑から幅広い銘柄に売りが出た。

日経平均は反落。米国株が金融引き締め長期化観測で下落した流れを受け、売り先行での始まりとなった。ただ、売り一巡後は為替が大きく円安に振れていたことが支えとなり、下げ渋る展開となった。参院で次期日銀総裁候補の植田氏の所信聴取が行われたが、今回は特に材料視されることはなかった。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:400株



2023年2月24日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,453.48 +349.16 +1.29%
TOPIX 1,988.40 +13.15 +0.67%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。インフレの高止まりや労働市場の逼迫を背景にFRBの利上げ停止時期が遠のくとの観測から下げる場面もあったが、画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが14%上昇するなど、ハイテク株高が支えとなった。

日経平均は反発。祝日をまたぎ米国株が底堅く戻ってきたことから買い先行での始まりとなった。その後、衆院で植田氏の所信聴取が始まり、現在の金融政策について「副作用をもたらしているが、経済・物価情勢踏まえると必要かつ適切な手法」と発言すると、当面は異次元金融緩和が継続するとの思惑が広がり、一段高となった。まあ、本人も以前発言していたように、現在の異次元緩和は微調整ができるような建て付けにはなっていないので、取り敢えずこのように言っておくしかないですよね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2023年2月22日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,104.32 -368.78 -1.34%
TOPIX 1,975.25 -22.21 -1.11%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。小売大手のさえない決算や、直近の強い経済指標で早期の利上げ停止観測が後退したことで長期金利が上昇し、株の相対的な割高感が意識された。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後も積極的な買いは見送られ、下げ幅を拡大して大引け。米長期金利の上昇を受け日本株もグロース系の株が弱く、バリュー/高配当系の銘柄は底堅い動きが継続した。日経平均は1月末から続いてきた、レンジの下限を下回ってきたが、TOPIXはまだレンジの中に踏みとどまっており、地合いはまだそれほど悪化していない印象。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年2月21日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,473.10 -58.84 -0.21%
TOPIX 1,997.46 -2.25 -0.11%

米国株は、プレジデントデーの祝日のため休場。

日経平均は反落。米国株式市場が休場で手がかり材料に乏しく、前日終値近辺で膠着感の強い展開が継続した。ただ、バリュー株や高配当利回りの銘柄への物色は続き、東証プライム市場全体では本日も値上がり銘柄数の方が多かった。東証プライム市場の売買代金は2兆2796億円まで落ち込み、今年最低を記録した。

本日の取引:1社 1勝 +9,200円
持ち越し:なし



2023年2月20日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,531.94 +18.81 +0.07%
TOPIX 1,999.71 +7.78 +0.39%

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。先日発表された1月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、FRB高官からはタカ派寄りの発言が相次いでいることで、早期の利上げ停止観測が後退し、ハイテク株には売りが継続した。ただ、寄与度が大きいディフェンシブ株が上昇したことで、ダウは切り返す展開となった。

日経平均は小幅に反発。前週末の米ハイテク株安を嫌気し、売りが先行したが、売り一巡後は下げ幅を縮小し前日終値付近で揉み合う展開となった。米国同様にバリュー系銘柄には買いが入り、東証プライムの値上がり銘柄数は1310銘柄と高水準だった。それにしてもいつ見ても27,500円ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2023年2月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,513.13 -183.31 -0.66%
TOPIX 1,991.93 -9.16 -0.46%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方発表の1月の卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことで、早期の利上げ停止観測が後退し株売りが優勢となった。先週から強い経済市場が連発しても持ち堪えていたが、さすがにこの日はインフレ圧力の強さがネガティブに作用した。

日経平均は反落。予想以上に強い卸売物価指数(PPI)やFRB高官のタカ派発言から、米国株が反落した流れを受け売り先行での始まりとなった。ただ、円安が支えとなり下値も限定的だった。結局、今週も27,500円をはさんだ揉み合いから抜け出せず。いつまでこの膠着状態が続くんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +16,000円
持ち越し:なし



2023年2月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,696.44 +194.58 +0.71%
TOPIX 2,001.09 +13.35 +0.67%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。CPIに続き1月の米小売売上高も個人消費の堅調を示し、FRBの利上げが続くとの観測から売りが先行したが、強い景気への楽観論も出て持ち直す展開となった。

日経平均は反発。米国株は、強い雇用指標、強い物価指標、強い経済指標が出ても崩れることがなく、ジリジリと円安だけが進行しているので、日本株には追い風となっています。米国株はいいとこ取りしている感は否めませんが、欧州株も記録的暖冬で心配された天然ガスなどの価格も安定し、株価は史上最高値圏で推移しているので、日本株も割安とは思えませんが、なかなか下がらないですよね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 200株




2023年2月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,501.86 -100.91 -0.37%
TOPIX 1,987.74 -5.35 -0.27%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。朝方に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想より上振れしたが、この程度の上振れは想定の範囲内との見方もあり、マーケットへの影響は限定的だった。

日経平均は反落。1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想より上振れしたものの、米国株が底堅く戻ってきたことで買い先行での始まりとなった。ただ、身構えていた割には為替も株も動かなかったことで、どちらに動いていいのか分からず、終日膠着間の強い展開となった。しかし、1月半ばから本当に動きがなくなりましたね。日銀の次期総裁の政策方針を見極めたいというのも当然あるんでしょうが。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 200株



2023年2月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,602.77 +175.45 +0.64%
TOPIX 1,993.09 +15.42 +0.78%

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。ニューヨーク連銀が13日に発表した1月の消費者調査で、3年先の予想物価上昇率が2.7%(中央値)と2年3カ月ぶりの低水準となったことで、14日に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)も伸びが一段と鈍化するとの期待感から、先回り的な買いやショートカバーが優勢となった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は今晩発表の1月米消費者物価指数(CPI)への警戒感もあり、上値の重い展開となった。それにしても去年から、米CPIは為替も株式市場も一大イベントになっていますね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:1社 200株



2023年2月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,427.32 -243.66 -0.88%
TOPIX 1,977.67 -9.29 -0.47%

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続落。強い米雇用統計を受けてから、FRBによる早期の利上げ停止や年内の利下げ期待が後退し、金利上昇で売られやすいハイテク株が総じて弱く、ヘルスケアなどディフェンシブ系が買われる展開となっている。

日経平均は反落。10日の引け後に日銀人事が発表され、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏が総裁に就任すことが決まった。発表直後は円高・株先売りでの反応となったものの、その後取材に応じた植田氏が現在の金融政策を肯定するなど、当面は異次元緩和が維持されることが確認されると為替も株も落ち着きを取り戻した。本日の下落は日銀総裁人事とは関係なく、米CPIの発表を控えていることで、ハイテク系にポジション調整の売りが出た感じ。国内の決算発表に関しては、下方修正の方が多いですが、個別企業は悪い決算でもそれほど下がらず、十分底堅い動きと言えます。日経平均も決算発表が始まる前が27,500円前後で現在も同じ水準ですからね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 200株



2023年2月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,670.98 +86.63 +0.31%
TOPIX 1,986.96 +1.96 +0.10%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。上昇して始まったが、前週末の強い米雇用統計を受け、FRBによる早期の利上げ停止や年内の利下げ期待が後退したことから、長期金利が上昇し次第に売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、為替の円安基調を受け反発して始まり、日経平均の上げ幅は一時200円を超える場面もあっ。ただ、特段買われる材料もない中での上昇だったので、大引けにかけ伸び悩む展開となった。

このページを更新している途中に日経新聞電子版が、政府が日銀の黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めたと報じています。植田氏は黒田氏と同じリフレ派である一方で、今のゼロ金利政策に懸念や疑問を投げ掛けている人物で、マーケットの初期反応は円高・株先売りになっています。それにしても雨宮氏は情けないですね。黒田氏とやりたい放題やって、とんずらですか・・・

本日の取引:なし
持ち越し:1社 200株



2023年2月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,584.35 -22.11 -0.08%
TOPIX 1,985.00 +1.03 +0.05%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁や、FRBのウォラー理事など複数のFRB高官が、前週末の強い米雇用統計を受けてタカ派寄りな発言をしたことで、売りが優勢となった。

日経平均は小幅に続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮小し、後場には一時プラス圏に切り返すなど、上値も重いが、下値も固かった。決算プレーもあまり盛り上がらず、市場の注目は来週に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)に移っている感じ。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:1社 200株



2023年2月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,606.46 -79.01 -0.29%
TOPIX 1,983.97 +0.57 +0.03%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。パウエル議長が1月の雇用統計について「あれほど強いとは予想していなかった」と述べ、高い政策金利を維持する姿勢を示したことで、ダウは一時250安まで売られる場面があったが、再びインフレの鈍化に言及するなど、警戒していたほどタカ派寄りではなかったと受け止められ、次第に買い直しが優勢となった。

日経平均は続落。米国株高を受け上昇して始まったが、日本株は米国株が下落して戻ってきた時は円安で下がっていなかったこともあり、買い一巡後は株価も高値圏にあることから利益確定売りが優勢となった。上げても下げても相変わらずザラ場の動きは悪いですね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 300株




2023年2月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,685.47 -8.18 -0.03%
TOPIX 1,983.40 +4.18 +0.21%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。先週末の強い雇用統計を受け、FRBによる早期の利上げ停止期待が後退したことで、この日もグロース株中心に売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は続落で戻ってきたが、円安が進行したことで小幅高で始まり、その後3桁に上げ幅を拡大する場面もあったが、買いは続かなかった。今晩はパウエルFRB議長の講演を控えており、先週の強い雇用統計を受け、タカ派発言を警戒する動きもあったんでしょう。まあ、米国株は早期の利上げ停止どころか、利下げまで織り込んで動いていましたからね。でも、その割にはたいして下がっていませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 300株



2023年2月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,693.65 +184.19 +0.67%
TOPIX 1,979.22 +8.96 +0.45%

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比51万7000人増となり、市場予想(18万7000人増)を大きく上回ったことで、早期の利上げ停止期待が後退し、直近買われたグロース株中心に売りが優勢となった。

日経平均は4日続伸。週末の米国株は下落となったが、雇用統計を受け大幅に円安が進んだことや、政府が日銀の黒田総裁の後任人事について雨宮副総裁に就任を打診したとの報道を受けて早期の緩和修正懸念が後退し、日経平均は一時300円を超える上昇となった。ただ、買い一巡後は強い米雇用統計を受け、今晩の米国株の動向も気になることから、伸び悩む展開となった。

日銀総裁人事に関しては、雨宮氏で決定したわけではありませんが、黒田氏と一緒にリフレ政策を推進した雨宮氏が責任をとって、引き受けるのが筋と言うものでしょう。まあ、本来黒田氏が後始末をするべきなんですがね。

本日の取引:1社 2勝 +7,100円
持ち越し:1社 300株



2023年2月3日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,509.46 +107.41 +0.39%
TOPIX 1,970.26 +5.09 +0.26%

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは3日続伸。メタプラットフォームズが発表した決算が市場予想を上回り、同社株が急騰した流れを受け、他のハイテク株にも買いが波及し、ナスダック指数は3%を超える急騰となった。その反面、ダウはディフェンシブ株やヘルスケア株からグロース株に資金を移す動きが強まりさえない展開だった。

日経平均は3日続伸。ナスダックの急騰を受け買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は200円を超える場面もあったが、時間外のナスダック先物が、アップルなど大手ハイテク企業のさえない受け軟調に推移していたことから、買い一巡後は伸び悩む展開となった。日本株は次期日銀総裁人事が近づいてきていることも手控え要因になっている感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:1社 400株



2023年2月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,402.05 +55.17 +0.20%
TOPIX 1,965.17 -7.06 -0.36%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FOMCの結果発表後は利上げ継続が意識され、ダウは一時500ドルを超える下げとなったが、パウエル議長の会見がインフレ沈静化に言及するなど、市場が想定していたよりもハト派的との見方が広がり、取引終了にかけ上昇に転じた。

日経平均は続伸。FOMCを通過し、米国株が堅調に戻ってきたことで買い先行での始まりとなった。FOMCが市場が想定していたほどタカ派ではなかったとの安心感があった一方、為替が円高に振れたこともあり、買い一巡後は伸び悩む展開となった。まあ、ハト派的と言えばそうかも知れませんが、マーケットは勝手に年内の利下げまで織り込みはじめていますから、なんか違和感がありますね。

本日の取引:1社 1勝 +8000円
持ち越し:1社 300株



2023年2月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,346.88 +19.77 +0.07%
TOPIX 1,972.23 -3.04 -0.15%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。2022年10~12月期の米雇用コスト指数が市場予想を下回ったことで、FOMC後のパウエル議長の発言がハト派的になるとの思惑から買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株の反発を受け買い先行での始まりとなった。日経平均の上げ幅は200円を超える場面もあったが、FOMCを控えていることから積極的に上値を追う動きにはならず、買い一巡後は前日終値付近まで押し戻され揉み合いとなった。米国株は、利上げ鈍化どころか年内の利下げ開始を織り込むように動いているので、大丈夫かよって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 200株