本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2022年4月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,847.90 +461.27 +1.75%
TOPIX 1,899.62 +38.86 +2.09%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。前日急落した反動から買いが先行したものの、米国の金融引き締めや、世界景気の鈍化懸念から上値は重く、両指数とも一時マイナスになるなど終日不安定な動きだった。

日経平均は反発。米国株は期待したほど上がらず朝方は方向間のない展開となった。昼休みに発表された日銀金融政策決定会合の結果は、大方の予想通り現状維持だったが、指値オペを毎営業日実施することが示されたことで、円に売り安心感が生まれ、ドル円は一気に130円を突破した。円安で上昇したと言うよりも、空売り比率が直近50%を超えたことから、売り方が連休前に売りすぎた分を買い戻したって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2500株



2022年4月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,386.63 -313.48 -1.17%
TOPIX 1,860.76 -17.75 -0.94%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FRBの金融引き締めの加速や中国のロックダウン拡大懸念から終日右肩下がりの展開となった。ナスダックは4%近く急落し年初来安値を更新した。

日経平均は反落。米国株の大幅安を受け売り先行で始まり、一時600円を超える下げ幅となったが、売り一巡後は米国株先物が堅調に推移していたことから、買い戻しが入り下げ渋る展開となった。ナスダックが4%急落してこの程度の下げですから、今晩の米国株の急反発をかなり先取りしました。明日は連休前ですし、どうなることやらですね。勿論、売っている方にもリスクがありますが。

本日の取引:2社 2勝 +48,200円
持ち越し:3社 2500株



2022年4月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,700.11 +109.33 +0.41%
TOPIX 1,878.51 +1.99 +0.11%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ゼロコロナ政策を続ける中国リスクを警戒し売りが先行したが、売り一巡後は長期金利の低下を支えにハイテク株中心に買い戻しが入った。

日経平均は反発。米国株高を受け買いが先行したが、米長期金利と原油先物価格の下落は、中国の景気減速懸念を背景としたものなので、2営業日で1,000円近く下落した割には上値は重かった。まあ、連休前にわざわざポジションを膨らませる人もいないでしょうから、上値が重いのは当然か。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2300株



2022年4月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,590.78 -514.48 -1.90%
TOPIX 1,876.52 -28.63 -1.50%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。パウエルFRB議長が前日の討論会で0.5%の利上げを示唆したことがこの日も響き、ダウの下げ幅は一時1,000ドルを超えるなど終日売りが優勢となった。ナスダックもNetflixの暴落が結構効いており、前回の安値を試しに行きそうな雰囲気。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後下げ幅を縮小する場面もあったが、結局500円を超える下げ幅で大引け。リバウンド狙いよりも、大型連休や決算発表を控えていることで、個人も機関投資家も余計なことをしたくないという心理状態。そもそも期初の業績予想はコンサバなものになりやすいことに加え、今回はロシアや中国の問題がありますから、決算が一巡するまでは買いには動きづらいところ。

本日の取引:2社 2勝 +6,000円
持ち越し:3社 2300株



2022年4月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,105.26 -447.80 -1.63%
TOPIX 1,905.15 -22.85 -1.19%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。朝方は買いが先行したが、その後は徐々に売りが優勢となり、パウエル議長が5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「0.5%の利上げを検討する」と発言すると下げ足を早めた。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時節目の27,000円を割り込む動きとなった。その後は27,000円前後で一進一退となったが、終日冴えない展開となった。米国の0.5%の利上げって織り込み済みではなかったの? って感じですが、昨日も書いたように先物主導で1,000円ぐらいの値幅は簡単に出てしまう相場。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:3社 1800株



2022年4月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,553.06 +335.21 +1.23%
TOPIX 1,928.00 +12.85 +0.67%

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回ったIBMが7%上昇しダウを牽引したが、ナスダックはネットフリックスなどの冴えない決算を受け反落した。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、米国株先物が堅調に推移していたことから、徐々に上げ幅を拡大し、本日の高値圏で大引けとなった。チャートは先週2番底を探りに行くような感じでしたが、そこから持ち直し今度は戻り高値を試しに行くような形になっています。ただ、決算発表本格化を控え様子見ムードは強く、商いの薄い中を先物主導で振らされやすい状態なので、信用度はありません。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:3社 1700株



2022年4月20日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,217.85 +232.76 +0.86%
TOPIX 1,915.15 +19.45 +1.03%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。好調な小売売上高などインフレ下でも経済指標が底堅さを保っていることから、FRBが金融引き締めを進めても米景気は持ち堪えるとの見方から、直近売られたハイテク株や消費関連株に買い戻しが入った。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行で始まり、一時400円を超える上げ幅となったが、日銀の指し値オペを挟んで円ショートに利益確定売りが出ると、日経平均も80円高まで上げ幅を縮小した。その後、為替が128円ミドル水準で落ち着くと株も再び持ち直す動きとなったが、米国株に比べ上値は重かった。ローソク足はほぼ寄引同時線となり、売り買いの攻防と言うよりか、国内機関投資家は決算が一巡するまで、ポジション調整と様子見って感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:3社 2300株



2022年4月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,985.09 +185.38 +0.69%
TOPIX 1,895.70 +15.62 +0.83%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。長期金利の上昇で金融株は買われたものの、原油先物価格が109ドル台後半と約3週間ぶりの高値を付けたことで、消費関連株は軟調な展開となった。

日経平均は反発。米国株が小幅な下落であったことから、朝方は300円ほど上げる場面もあったが、買い一巡後は売りに押され、一時マイナスになるなど方向間のない展開となった。この円安で株価が良い方向に反応しないのは、いろんな意味で後々効いてきそうですね。それにしても円安の勢いが止まりませんね。黒田氏が発言するたびに円安が加速します。この円安を止めるには、日銀が国債利回りの上昇を容認するしか有りませんが、仮に10年国債利回りを米国と同水準の2.7%すると利払い費は13兆円にもなるので、簡単には容認できないでしょう。また、超金融緩和を継続しながら円買い介入というのもマヌケな話なので、こちらも現実的ではありません。どうするつもりなんでしょうね。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:3社 2800株




2022年4月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,799.71 -293.48 -1.08%
TOPIX 1,880.08 -16.23 -0.86%

15日の米国株式市場はグッドフライデーの祝日のため休場

日経平均は続落。週末の米国株市場は休場だったが、時間外で米長期金利が上昇し、米国株先物が軟調に推移したことで終日売りが優勢となった。本日も商いが薄く、先物主導で上にも下にも値幅が出る状態。日足基準線レベルで下げ渋ったものの、先の見えないウクライナ情勢に加え、中国の景気減速懸念も重しとなっている。円安も最早悪者になりつつある。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2800株



2022年4月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,093.19 -78.81 -0.29%
TOPIX 1,896.31 -11.74 -0.62%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。金融株の好決算を受けて上昇して始まったが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、5月のFOMCで0.5ポイントの利上げは「妥当な選択肢」と述べたことで、改めて利上げ加速への警戒感が高まり、ハイテク株中心に売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時400円に迫る場面もあったが、一転プラスに切り返すなど不安定な動きだった。イースター休暇で海外市場が休場となるめ、市場参加者が少なく、商いも薄かったことから先物主導で荒い動きとなった感じ。本日はファーストリテイリング1社で日経平均を184円ほど押し上げているので、それを差し引けばそれなりの下げだったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 2800株



2022年4月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,172.00 +328.51 +1.22%
TOPIX 1,908.05 +17.99 +0.95%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。3月の生産者物価指数(PPI)の伸びが過去最大となったことを受け、寄り付きは弱かった。ただ、直近下げていたことから一旦材料出尽くしとなり、長期金利が低下しハイテク株中心にジリ高との展開となった。

日経平均は続伸。米長期金利の低下とハイテク株高を受け買いが先行。昨日、米国株高を先取りする形で上昇していたので、伸びしろはあまりないかと思われましたが、米CPIとPPIを通過したことで買い戻しが継続し終日堅調な展開となった。チャートは3月17日の窓埋めを否定し再び雲の上に。なんともやりづらい相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:3社 2700株



2022年4月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,843.49 +508.51 +1.93%
TOPIX 1,890.06 +26.43 +1.42%

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。注目のCPIは前月比1.2%上昇と市場予想1.1%上昇を上回ったが、食品・エネルギーを除くコア指数の伸び率が市場予想を下回ったことで買いが先行。ただ、イフンフレは高止まりし、金融引き締め傾向に変化はないとの見方から徐々に売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、CPIがまずまず無難に通過したことから、事前に売っていた向きの買い戻しや、米国株先物が堅調に推移していたことも追い風に大幅高となった。ドル円はついに126円も超えました。まあ、円高になる理由は一つもないですが、ペースが早すぎますね。

本日の取引:2社 2勝 +14,900円
持ち越し:3社 2700株



2022年4月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,334.98 -486.54 -1.81%
TOPIX 1,863.63 -26.01 -1.38%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレを抑制するためFRBが金融引き締めペースを速めるとの見方から売りが優勢となった。また、上海のロックダウンが続く中国の景気減速懸念も重しだった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まりとなった。今晩の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買いが手控えられるなか、ジリジリと下げ幅を拡大した。米CPIの数字が強く出るのは織り込み済みですが、それでアク抜けするかは微妙です。日経平均は3月の安値から4,000円近く上げて、2,000円ほど下げたわけですが、外部環境を考えれば3月のリバウンドは戻しすぎだったと言えます。日足基準線を割り込んだことで、3月17日に空けた窓が意識されます。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 2900株



2022年4月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,821.52 -164.28 -0.61%
TOPIX 1,889.64 -7.15 -0.38%

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。長期金利が朝方に2.73%と約3年ぶりの水準まで上昇したことで、利ざや拡大の見方から金融株が買われダウを押し上げた。一方、金利上昇局面で割高感が意識されやすいハイテク株は売りが優勢だった。

日経平均は反落。米国でハイテク株が売られた流れを受け、売り先行での始まりとなった。その後、プラス圏に浮上する場面もあったが、ウクライナ情勢、中国のロックダウンなど上値を追える状況にはなく、再び売り直された。取り敢えず日足基準線がサポートとして機能するかどうかの確認場面。円安が進行していますが、ここまでくると株式市場はあまり歓迎していない感じですね。

本日の取引:1社 +4,800円
持ち越し:3社 2700株



2022年4月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,985.80 +97.23 +0.36%
TOPIX 1,896.79 +3.89 +0.21%

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反発。金融引き締め加速への警戒感から売りが先行したが、売り一巡後は切り返しプラス圏で引ける。ただ、買われた銘柄はディフェンシブ株中心で内容的にはあまり良くなかった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まり、一時300円高まであったが買いは続かず失速。後場は前日終値近辺で揉み合いとなった。先の見えないウクライナ情勢、米国の金融引き締め、中国のコロナ急拡大によるロックダウンなど悪材料が多いが、その割には大して下げておらず、それがまた手控え要因となっている。チャートは転換線と基準線に挟まれ方向感をなくしているが、上下どちからにまた大きく動き出しそうな雰囲気はありますね。

本日の取引:1社 +6,900円
持ち越し:3社 2700株



2022年4月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,888.57 -461.73 -1.69%
TOPIX 1,892.90 -30.01 -1.56%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。FRBが金融引き締めを積極化するとの観測から長期金利が上昇し、冴えない展開となった。FOMC議事要旨はタカ派的な内容だったが、昨日から織り込んで動いていたのでダウは発表後下げ渋るも、ナスダックは終日売りが優勢だった。

日経平均は続落。米長期金利が約3年ぶりの水準に上昇し、米国株がハイテク・グロース系が売られた流れを受け売りが先行。その後も、ウクライナ情勢に加え、中国のロックダウンの影響など見送り材料には事欠かず、日銀のETF買いも効果なく、節目の27,000円を割り込んでの大引けとなった。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2700株



2022年4月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,350.30 -437.68 -1.58%
TOPIX 1,922.91 -26.21 -1.34%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ハト派で知られるFRBのブレイナード理事が、インフレを抑制するため金融引き締めに積極的な発言をしたことで、長期金利が上昇し株式には売り圧力が強まった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、米国株先物も軟調に推移していたことで終日冴えない展開となった。米国の金融引き締め加速はある程度織り込んでいますが、ロシアへの追加経済制裁に対する懸念や、コロナ感染者が増えている中国の過剰なゼロコロナ政策の影響など不透明要因が多く、機関投資家などは期初の益出しの売りを出している感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +3,000円
持ち越し:3社 2700株




2022年4月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,787.98 +51.51 +0.19%
TOPIX 1,949.12 -4.51 -0.23%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ウクライナ情勢を巡りロシアへの経済制裁が更に強化され、世界経済にマイナスに作用するとの懸念から売られる場面もあった。ただ、グロース株は堅調でテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッター社の株式を株式を大量取得したことも追い風となり、ナスダックは1.9%の上昇となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行で始まったが、買いは続かず寄り天となり、その後は前日終値をはさみ終日方向感のない展開となった。ウクライナ情勢や、原油価格、為替など不透明感が強いことから主力銘柄が敬遠され、ちょっと怪しい小型株に短期資金が資金が流れている。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:3社 2400株



2022年4月4日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,736.47 +118.20 +0.43%
TOPIX 1,953.63 +12.80 +0.66%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。雇用統計で非農業部門の雇用者数は市場予想を下回ったが、過去2カ月分は大きく上方修正された。失業率や平均時給の伸びなど労働市場の逼迫が示唆されたことで、FRBの大幅利上げも意識され下げる場面のあったが、引けにかけ強含む展開となった。

日経平均は反発。雇用統計が無難に通過したことで、手掛かり材料に乏しく終日方向間のない展開となった。本日から東証の市場区分見直しに伴い、プライム、スタンダード、グロースの3市場に再編された。特に大きな混乱はなかったが、初日ということで、機関投資家などは動きが鈍かった印象。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:2社 2200株



2022年4月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,665.98 -155.45 -0.56%
TOPIX 1,944.27 -2.13 -0.11%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ロシアとウクライナの停戦期待の後退や、急ピッチな戻りに対する警戒感もあり終日軟調な推移となった。

日経平均は3日続落。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均は一時400円を超える下げとなった。ただ、ザラ場に円安が進んだことや、原油高も一服していることから買い戻しも入り、徐々に下げ渋る展開となった。踏み上げを巻き込んだショート・カバーが一巡し、株価はウクライナ紛争が始まる前まで戻して高止まりしているので、次の展開待ちで動きづらいところ。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:2社 2200株