本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2022年11月30日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,968.99 -58.85 -0.21%
TOPIX 1,985.57 -7.40 -0.37%

米国株は、ダウは小幅に反発、ナスダックは3日続落。中国株が大きく反発したことや、中国のゼロコロナ政策が近く修正されるとの思惑から上昇して始まったが、長期金利が上昇したことでハイテク株が売られ、ダウも方向感のない展開となった。

日経平均は4日続落。ナスダックの3日続落を受け、ハイテク株中心に売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時200円を超える場面もあった。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えていることから、ポジション調整が中心で、引けにかけて下げ渋る展開となった。パウエル議長の講演は、足元でFRB高官のタカ派発言が続いていたことから、ある程度のタカ派発言は織り込み済みか。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:2社 500株



2022年11月29日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,027.84 -134.99 -0.48%
TOPIX 1,992.97 -11.34 -0.57%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。FRB高官のタカ発言や、中国の主要都市で、新型コロナの感染拡大を封じ込める「ゼロコロナ」政策に対する市民の抗議が広がっていることも嫌気された。

日経平均は3日続落。米国株安を受け28,000円を割り込んでの寄り付きとなったが、売り一巡後は米国株先物が堅調に推移していたことや、懸念された中国株が政策期待の思惑から大幅高となったことで、下げ渋る展開となった。中国のゼロコロナ政策は、政権批判を伴う大きな抗議活動に発展していますから、力で押さえつけるのもそろそろ限界でしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2022年11月28日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,162.83 -120.20 -0.42%
TOPIX 2,004.31 -13.69 -0.68%

週末の米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。利上げ減速期待から景気敏感株や消費関連株は買いが優勢だったが、ナスダックはアップルなど主力株が軟調で反落。

日経平均は続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、米国株先物が軟調に推移していたことや、中国での新型コロナウイルス感染拡大と、それに伴う行動規制の強化が重しとなり、終日冴えない展開となった。ただ、下値も限定的で28,000円台をキープし、底堅い展開が続いている。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年11月25日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,283.03 -100.06 -0.35%
TOPIX 2,018.00 -0.80 -0.04%

米国株式市場は、サンクスギビング・デー(感謝祭)のため休場。

日経平均は反落。米国市場が休場で手掛かり材料に乏しく、小幅に続伸して始まったものの、後が続かず直ぐに下げに転じた。ただ、今後米国の利上げペースの減速が見込まれることから、下値を売る動きも限定的で、小幅安で揉み合う展開となった。東証プライム市場全体では、値上がり銘柄数の方が多く、下げても強い動きだったと言える。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円 
持ち越し:なし



2022年11月24日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 28,383.09 +267.35 +0.95%
TOPIX 2,018.80 +24.05 +1.21%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FOMC議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることが分かり、長期金利が3.70%前後に低下し、株は買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。祝日をはさみ米国株が長期金利の低下を受け続伸して戻ってきたことで買いが先行。その後も米国株先物が小じっかり推移していたことから、日経平均は400円近く上昇する場面もあったが、引けにかけ利益確定売りから、やや伸び悩む展開となった。米国株が下がっても円安で相殺され、米国株が上がり円高に振れても、この水準の円高なので米株の上昇だけに反応する好循環になっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2022年11月22日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,115.74 +170.95 +0.61%
TOPIX 1,994.75 +22.18 +1.12%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FRB高官のタカ派発言や、中国で新型コロナの新規感染者数が増え、一部の主要都市でロックダウンを実施したと伝わり売りが優勢となる場面もあったが、その後、FRB高官のハト派発言もあり、下げ幅は限定的だった。

日経平均は続伸。米国株は反落で戻ってきたが、ドル円が円安に振れたことこから円安メリット銘柄を中心に買いが先行。その後は、米国株先物が底堅く推移し、東京市場は明日が祝日となることから売り方の買い戻しも入り、終日堅調な展開となった。そんなに強気になれる材料はないんですが、需給関係は悪くないので上がるときはスルスルと上がりますね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2022年11月21日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,944.79 +45.02 +0.16%
TOPIX 1,972.57 +5.54 +0.28%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。小売り企業などが発表した決算が市場予想を上回ったことで買いが先行。その後、FRB高官のタカ派発言を受け伸び悩む場面もあったが、引けにかけ再び買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株の反発を受け買い先行の始まりとなったが、28,000円で頭を押さえられると、10時過ぎには下げに転じ、後場は前日終値付近で膠着感を強めた。それにしてもザラ場の動きが悪いですね。FRB高官の発言ぐらいしか材料がなく、コメントのしようがありません。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年11月18日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,899.77 -30.80 -0.11%
TOPIX 1,967.03 +0.75 +0.04%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。FRB高官が金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を示したことで、長期金利が上昇し、売り先行での始まりとなった。ただ、売り一巡後は買い戻しも入り下げ幅を縮小して取引を終えた。

日経平均は小幅に続落。米国株は続落で戻ってきたが、引け味は悪くなかったことから、小幅高での始まりとなった。ただ、グロース系の銘柄が弱かったことで指数の上値は重く、後場に入ると小幅安での推移が長くなった。強いか、弱いかと問われれば、外部環境を考えれば十分強い展開と言えるんでしょうが、なんかモヤモヤした相場が続きますね。

本日の取引:1社 1勝 +3,400円
持ち越し:なし



2022年11月17日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,930.57 -97.73 -0.35%
TOPIX 1,966.28 +2.99 +0.15%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。小売り大手ターゲットの低調な業績見通しを受け、消費減速の懸念が強まり、ハイテク株中心に売りが優勢となった。一方、ダウは景気に左右されにくいディフェンシブ株が買われ指数を支えた。

日経平均は反落。ナスダックの反落を受けハイテク株中心に売りが優勢となり、日経平均を押し下げたが、リオープン関連や内需株は概ね堅調で、東証プライム全体では値上がり銘柄数は1279と高水準だった。ドル円は140円、日経平均は28,000円をはさみ一進一退の動きを続けており、次の材料待ち。

本日の取引:1社 2勝 +9,100円
持ち越し:100株



2022年11月16日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,028.30 +38.13 +0.14%
TOPIX 1,963.29 -0.93 -0.05%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。10月の米卸売物価指数(PPI)の伸び率が市場予想を下回ったことで買いが先行し、ダウの上げ幅は一時400ドルを超える場面もあった。その後、ロシアのミサイルがポーランドに着弾し犠牲者が出たとの報道を受け、ダウはマイナスに転じる場面もあったが、情報が錯綜し引けにかけては再び買いが優勢となった。

日経平均は反発。朝方は地政学リスクの高まりから、日経平均の下げ幅は200円を超える場面もあったが、その後ウクライナ軍がロシアからのミサイルを迎撃するために発射したものが迷走して着弾した可能性が高まったことで、NATO条約の第5条発動が当面回避されたことで、持ち直す動きとなった。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2022年11月15日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,990.17 +26.70 +0.10%
TOPIX 1,964.22 +7.32 +0.37%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FRB高官のタカ派発言、ハト派発言の両方を受け方向感の定まらない展開だったが、直近大幅高した反動から、引けにかけ利益確定売りが優勢となった。

日経平均は小幅に反発。米国株の下落を受け小幅安での始まりとなったが、下値は堅く、米国株先物も堅調に推移していたことから、プラス圏に切り返し、その後は28,000円付近での揉み合いとなった。日本株の相対的な強さは継続していますね。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:200株



2022年11月14日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,963.47 -300.10 -1.06%
TOPIX 1,956.90 -20.86 -1.05%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。前日急騰した反動から下げる場面もあったが、前日発表の10月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことを支えに、ハイテク株を買い戻す動きが継続した。

日経平均は反落。米国株が続伸で戻ってきたことを受け小幅高で始まったが、ソフトバンクグループが1社で日経平均を180円ほど押し下げる急落をしたことで、日経平均もズルズルと下げ幅を拡大し大引け。ソフトバンクGの急落は決算とは関係なく、追加の自社株買いとMBOへの期待感が一旦リセットされたことが原因でしょうが、10月からの自社株買いでの吊り上げも凄かったので、仕方のないところでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:100株



2022年11月11日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,263.57 +817.47 +2.98%
TOPIX 1,977.76 +41.10 +2.12%

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反発。10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、FRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅をこれまでの0.75%から0.5%に縮小するとの観測が強まり、長期金利が急低下し、株は寄りから買いが優勢となった。

日経平均は大幅に反発。米国株がインフレ鈍化から急騰した流れを受け買いが先行。急激な円高が上値を抑制するかと思われたが、殆ど害悪レベルの円安だったので素直に株買いにつながった。単月のCPIだけでは判断は出来ませんが、アルゴリズムが一斉に動くので、凄い動きになりますね。

本日の取引:1社 2勝 +9,000円
持ち越し:100株



2022年11月10日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,446.10 -270.33 -0.98%
TOPIX 1,936.66 -12.83 -0.66%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。中間選挙は上下両院で共和党が勝利すれば、富裕層増税や金融規制強化など民主党の主張する政策が実現不可能になると期待されていたが、共和党は下院では過半数を奪還する可能性が高いものの、上院は接戦となっており、民主党が過半数を維持する可能性もある。想定通りのねじれ議会にならないとみて、一旦利益確定売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株が反落した流れを受け売りが先行。今晩の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、直近の戻りを牽引した指数寄与度の大きいハイテク株や半導体関連株がポジション調整の売りに押された。ただ、全体的には底堅さも見られ、それほど弱くもなかった印象。米中間選挙の上院の結果は12月に持ち越しになりそうですね。CPIに関しては、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想(中央値)によれば、10月の総合CPIは前年同月比7.9%上昇と、9月の8.2%上昇からわずかな減速にとどまる見込み。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:なし




2022年11月9日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,716.43 -155.68 -0.56%
TOPIX 1,949.49 -8.07 -0.41%

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。昨日同様に、中間選挙でねじれ議会となれば、企業や富裕層への増税などの法案が通りにくくなるとの思惑や、中間選挙後の株高アノマリーもあり、先回り的な買いが優勢となった。

日経平均は反落。中間選挙の結果が徐々に明らかになり、大方の予想通り共和党が優勢となっている。中間選挙後の株高アノマリーと言っても、既にNYダウはかなり戻してしまったので、10日の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に利益確定売りを交えながら、様子見ムードが強まってきている。

本日の取引:なし
持ち越し:100株



2022年11月8日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,872.11 +344.47 +1.25%
TOPIX 1,957.56 +23.47 +1.21%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。中間選挙は下院で共和党が過半数の議席を得るとの予想が多く、ねじれ議会となれば、企業や富裕層への増税などの法案が通りにくくなるとの思惑や、中間選挙後の株高アノマリーもあり、先回り的な買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株の続伸を受け買い先行での始まりとなった。昨日同様に指数寄与度の高い銘柄や先物に仕掛け的な買いが入り、75日移動平均線や一目均衡表日足雲上限の2万7600円付近を上回ったことで、更に買い戻しに拍車がかかった。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2022年11月7日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,527.64 +327.90 +1.21%
TOPIX 1,934.09 +18.69 +0.98%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比26万1000人増となり、市場予想の20万5000人増を上回ったものの、失業率が悪化したことで買いが先行。ただ、FRBは利上げペースを緩めても利上げ自体は当面続けるとの見方が多く、ダウは600ドルを超える上昇から午後は一時マイナスになるなど終日不安定な動きだった。

日経平均は反発。米国株が反発した流れを受け買いが先行。指数寄与度の高い銘柄や好決算を発表した銘柄が堅調に推移し、終日堅調な展開となった。週末に中国の衛生当局者がゼロコロナ政策を続けると語ったことが伝わり、中国株への影響が懸念されたが、始まって見ればしっかりで、きょうのところは影響は限定的だった。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2022年11月4日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,199.74 -463.65 -1.68%
TOPIX 1,915.40 -25.06 -1.29%

米国株は、ダウ、ナスダックとも4日続落。FOMCは次回会合から利上げ幅の縮小が示唆されたが、パウエル議長のFOMC後の会見で政策金利の終着点(ターミナルレート)がFRBの従来予想より高くなる可能性を示唆し、早期の利上げ停止を否定したことで、休日をはさみ続落となった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時600円を超える場面もあったが、節目の27,000円は割れることなく、下げ渋っての大引け。米国株はFOMC後に売りが優勢となったものの、VIX指数はほぼ横這いなので、パウエル議長の記者会見でリスクオフになったと言うよりも、10月のNYダウの上昇率は46年ぶりの高さですから、事前に株が戻し過ぎていた反動と言ったところでしょう。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:200株



2022年11月2日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,663.39 -15.53 -0.06%
TOPIX 1,940.46 +1.96 +0.10%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。買いが先行したものの、ISM製造業景況指数やJOLT求人件数などの経済指標が市場予想を上回ったことで、FRBがタカ派姿勢を継続するとの観測や、FOMC後のパウエル議長の記者会見を見極めたいとの投資家も多く、次第にポジション調整の売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は小幅続落で戻ってきたが、FOMCと明日は休日になることから積極的な売買は手控えられ、決算プレーが中心の一日となった。今回のパウエル議長の記者会見は、ハト派的な会見を事前にかなり織り込んでしまったので、マーケットの反応は予測が難しいですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年11月1日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,678.92 +91.46 +0.33%
TOPIX 1,938.50 +9.07 +0.47%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウは直近6営業日で2500ドル強上昇したことから、11月2日のFOMCの結果発表を控えて利益確定売りが優勢となった。長期金利が上昇したことでナスダックも売りが優勢だった。

日経平均は続伸。米国株が利益確定売りで反落して戻ってきたことで、方向感の乏しい展開となったが、好業績銘柄中心に買いが入り続伸となった。国内決算は原材料高と価格転嫁の遅れで減益となる企業もありますが、円安効果も大きくなっていますね。まあ、これは予想されていたことなのでサプライズってわけではありませんが、これだけ為替が動いてしまうと、設備投資、為替予約など経営もやりづらいでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし