本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2022年10月31日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,587.46 +482.26 +1.78%
TOPIX 1,929.43 +30.38 +1.60%

週末の米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは反発。アップルの2022年7~9月期決算が売上高、1株利益とも市場予想を上回ったことで同社株が大幅高となり、他のハイテク株にも買い戻しが波及した。

日経平均は反発。週末の米国株高を受け買いが先行。その後もハイテク株やグロース株を中心に買い戻され、本日の高値圏での大引けとなった。米国の企業決算は事前予想ほど悪くない印象ですが、FOMC前にこれだけ戻してしまうと、実際に12月から利上げ幅が縮小されても織り込み済みになる懸念も。国内決算に関しては、良くも悪くも想定内って感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +9,600円
持ち越し:なし



2022年10月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,105.20 -240.04 -0.88%
TOPIX 1,899.05 -6.51 -0.34%

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは続落。朝方発表の2022年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、併せて発表された個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが前四半期よりも鈍化したことで、FRBの利上げ鈍化が改めて意識され景気敏感株が買われダウを牽引した。一方、ナスダックはメタ株が20%を超える暴落となり続落。

日経平均は続落。ナスダックの続落や、決算発表を受けアマゾン・ドット・コムが時間外で下げていたことが嫌気され売り先行での始まりとなった。日経平均の下げ幅は300円を超え節目の27,000円を割れる場面もあったが、売り一巡後は買い戻しや押し目買いが入り下げ渋る展開となった。再び200日移動平均を下回ったものの、まあ底堅い動きだったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 200株



2022年10月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,345.24 -86.60 -0.32%
TOPIX 1,905.56 -12.65 -0.66%

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反落。長期金利低下を好感した買いが先行し、ダウの上げ幅は一時300ドルを超える場面もあったが、マイクロソフトやアルファベットが大幅安となったことで、ダウも伸び悩む展開となった。

日経平均は反落。米国株は大手ハイテク企業の決算悪化が重しとなり、まちまちで戻ってくる。日経平均は小幅安での寄り付きとなり、その後は国内企業決算も本格化してくることから、様子見ムードが強く、終日狭いレンジでの取引となった。また、フェイスブックを運営するメタが時間外取引で一時20%の急落となっていた割には、米国株先物が底堅い動きだったので、日経平均先物もどちらに動いていいのか分からないって感じでしたね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,431.84 +181.56 +0.67%
TOPIX 1,918.21 +11.07 +0.58%

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。引き続きFRBが12月以降に利上げペースを緩めるとの思惑から長期金利が低下し、ハイテク株中心に買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は米国株先物が軟調に推移していたことから、徐々に伸び悩む展開となった。米国はFOMC前のブラックアウト期間に入っていることから、鬼の居ぬ間にって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +20,300円
持ち越し:なし



2022年10月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,250.28 +275.38 +1.02%
TOPIX 1,907.14 +19.95 +1.06%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FRBが年内に利上げペースを緩めるとの見方が引き続き買いを誘った他、これまでの決算発表を受けて企業業績を巡る過度な不安が和らいでいることも買い戻しにつながった。

日経平均は続伸。欧米株高を受け買い先行での始まりとなった。レジスタンスとなっている200日移動平均を手前に上値の重さも見られたが、昼休みに中国株が上げ幅を拡大したことから、後場は一段高となり大引け。日経平均は200日移動平均をわずかに上回って引けたが、まだ疑心暗鬼と言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1社 100株



2022年10月24日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,974.90 +84.32 +0.31%
TOPIX 1,887.19 +5.21 +0.28%

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方は下落する場面もあったが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の著名記者が、FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小について協議すると報じたことで、買い戻しが活発化しジリ高の展開となった。

日経平均は反発。週末の米国株が大幅高になったことや、米国株先物も堅調に推移していたことで、ハイテク株に買い戻しが入り、日経平均の上げ幅は一時400円を超える場面もあった。ただ、中国の新体制で一層の統制強化などに対する思惑から、香港ハンセン指数が急落し、米国株先物も上げ幅を縮小したことから、日経平均は安値引けとなった。週末と今朝方に円買い介入が行われましたが、まさに焼け石に水って感じですね。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:なし




2022年10月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,890.58 -116.38 -0.43%
TOPIX 1,881.98 -13.43 -0.71%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。朝方は市場予想を上回る決算を発表したIBMなどが買われ、ダウは400ドル近く上げる場面もあったが、インフレの高止まりを受けFRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、値を消す展開となった。

日経平均は続落。米国株の続落を受け売り先行での始まりとなった。半導体関連株には買い戻す動きも見られたが、全体的には様子見ムードが強く、日経平均の日中値幅は僅か116円と開店休業状態だった。為替の介入がいつ入ってもおかしくなく、それによって株価がどう反応するかも分からないことから、それも見送りムードを強めた感じ。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 200株



2022年10月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,006.96 -250.42 -0.92%
TOPIX 1,895.41 -9.65 -0.51%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方は上昇する場面もあったが、FRBが積極的な利上げを継続するとの思惑から、米長期金利が2008年7月以来の高水準を付け、株は次第に売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まりとなった。特段材料もなく米国株先物が軟調に推移していたことから、ジリジリと下げ幅を拡大。後場に中国のコロナ隔離の期間短縮報道で先物が少し動意づく場面もあったが、上値は重かった。為替は介入警戒感もあり150円手前で寸止め状態。ザラ場のボラも低く、やりづらい相場ですね。

本日の取引:2社 2勝 +8,800円
持ち越し:なし



2022年10月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,257.38 +101.24 +0.37%
TOPIX 1,905.06 +3.62 +0.19%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。大手金融機関の市場予想を上回る決算を好感し、この日も買い戻しが終日優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高を好感し買い先行での始まりとなった。目新しい材料はなく、買い一巡後は上値の重い展開となったが、米国株が大きく下げたときも、日本株は底堅い動きを続けていたので、こんなもんでしょう。ドル円もとうとう150円に近づいてきましたね。介入はやってもあと1~2回程度が限界でしょうから、口では過度な変動には断固たる措置と言っても、完全に足元を見られて牽制にもなっていませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,156.14 +380.35 +1.42%
TOPIX 1,901.44 +21.88 +1.16%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。英国の財務相がトラス政権が打ち出した大型減税案のほぼ全てを撤回すると表明したことで、英国の金融市場の混乱が米市場に波及するとの懸念が後退したことや、金融大手の決算を受けて米企業業績への警戒感が和らいだことで終日堅調な展開となった。

日経平均は反発。米国株の大幅反発を受け買い先行での始まりとなった。買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、英中銀が量的引き締め(QT)の開始時期を再延期する方針との報道を受け、米国株先物が午後に上げ幅を拡大すると、日経平均も再び盛り返して大引け。ちょっとしたことでも過剰に株価が反応しますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,775.79 -314.97 -1.16%
TOPIX 1,879.56 -18.63 -0.98%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。前日大幅高した反動や、10月のミシガン大消費者信頼感指数と同指数の予想インフレ率が上昇したことで長期金利が上昇し、次第に売りが優勢となった。ナスダックは年初来安値を更新。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、終日冴えない展開となった。ただ、円安の恩恵で日本株が相対的に底堅い動きなのは変わらず。まあ、今日などはまともに動いていたのはインバウンド関連株だけって感じでしたね。先物も時間外の方が動きがよく、ザラ場は殆ど開店休業状態って感じです。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,090.76 +853.34 +3.25%
TOPIX 1,898.19 +43.58 +2.35%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方発表の9月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、大幅安で始まったが、売り一巡後はコアCPIのピークアウト感が広がり長期金利が低下に転じたことで、株は買い戻しが優勢となった。

日経平均は反発。米国株が急反発となった流れを受け買いが先行での始まりとなった。決算発表を受けファーストリテイリングが急騰したことも買い戻しに拍車を掛け、日経平均の上げ幅は1,000円に迫る場面もあった。まあ、今回の米国株の急騰は事前に調整が進んでいたことが、一番大きかったですね。米国のCPIがピークアウトしそうだと言っても、高インフレ状態は継続するわけですから、目先は買い戻しでどこまで戻せるかと言ったところ。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2022年10月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,237.42 -159.41 -0.60%
TOPIX 1,854.61 -14.39 -0.77%

米国株は、ダウは反落、ナスダックは6日続落。朝方発表の9月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、今晩発表の米消費者物価指数(CPI)への警戒感が強まり、様子見ムードの強い展開となった。

日経平均は3日続落。今晩の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、終日様子見ムードの強い展開となった。直近下げの大きかったハイテク株には、CPIの発表を前に買い戻しも見られたが、全体的には薄商いのなかポジション調整の売りが優勢だった。前回までは、CPI発表前に買い戻しが進み、発表で急落というパターンでしたが、今回はナスダックが6日続落しているので、違うパターンが見られるかもしれませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,396.83 -4.42 -0.02%
TOPIX 1,869.00 -2.24 -0.12%

米国株は、ダウは反発、ナスダックは5日続落。ダウは400ドルほど上昇する場面もあったが、13日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、伸び悩む展開となった。ナスダックは5日続落となり、連日で年初来安値を更新した。

日経平均は小幅に続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、時間外の米国株先物が堅調に推移していたことから、朝安後切り返す場面も見られたが、米消費者物価指数(CPI)を控え様子見ムードが強く、終日方向感のない展開となった。ドル円は前回の介入レベルを超えて円安に振れたものの、CPI発表前に介入しても意味はないので、されるがままって感じでしたね。

本日の取引:1社 1勝 +4,700円
持ち越し:なし



2022年10月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,401.25 -714.86 -2.64%
TOPIX 1,871.24 -35.56 -1.86%

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続落。朝方は週末大幅安となった反動から上昇する場面もあったが、FRBによる積極的な金融引き締め継続への警戒感が根強く、次第に売りが優勢となった。また、ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化もマイナス要因となった。

日経平均は続落。日本が3連休の間、雇用統計をまたぎ米国株が大幅安となったことを受け売りが先行。ナスダック指数ととフィラデルフィア半導体株指数が年初来安値を更新したことで、値嵩のハイテク株が売られ日経平均を押し下げた。ただ、水際対策が緩和されたことで、インバウンド関連株は総じて堅調で全面安というわけでもなかった。日本株は消去法的に資金が向かいやすい状況ですが、ロシアとウクライナに関しては、既に落とし所がなくなっているので、このままエスカレートがどんどん進んで行き、NATOが直接介入するような事態になれば、マーケットどころじゃなくなってしまうので、本当に危険な状況ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2022年10月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,116.11 -195.19 -0.71%
TOPIX 1,906.80 -15.67 -0.82%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受け、FRBが金融引き締めのペースを緩めるとの期待が高まり、上昇する場面もあったが、雇用統計を前にポジション調整の売りに押された。

日経平均は反落。米国株安を受け300円を超える下げで寄り付いたが、直ぐに先物主導で下げ幅を縮小した。27,000円台を回復した後は、今晩の雇用統計、3連休が控えていることから、様子見ムードが強まり後場は殆ど動きがなくなった。まあ、雇用統計よりも来週の米消費者物価指数(CPI)の方が注目ですが、最近ボラが高いので数字によっては雇用統計も荒れるかも知れませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,311.30 +190.77 +0.70%
TOPIX 1,922.47 +9.55 +0.50%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウは前日までの2営業日で1590ドル上げた反動から、目先の利益を確定する売りが優勢だった。

日経平均は4日続伸。米国株は反落して戻ってきたが、引け味は悪くなく、米国株先物も堅調に推移していたことから買い先行でのスタートとなった。日経平均は200日移動平均線を上回って推移する場面もあったが、明日の雇用統計と3連休を控えていることから、大引けにかけ伸び悩む展開となった。グランビルの法則だと下降している200日移動平均を上回った時は、売りサインとなりますが、果たしてどうなるか。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,120.53 +128.32 +0.48%
TOPIX 1,912.92 +6.03 +0.32%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。8月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が前月比で市場予想以上に減ったことで、大幅利上げ観測が後退し、長期金利も低下したことで連日の株高につながった。

日経平均は3日続伸。米国株が大幅続伸で戻ってきた流れを受け買い先行での始まりとなった。日経平均は2営業日で1,000円を超える上昇となっていたことや、米国株先物が軟調に推移していたこともあり、買い一巡後は売り買いが交錯し揉み合いとなった。ただ、27,000円台は終日維持したので上昇基調は維持された。踏み上げが一巡した後に、新規でどんどん買いが入ってくるような相場環境ではないと思いますが、次のターゲットとしては200日移動平均の27,322円が注目される。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2022年10月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,992.21 +776.42 +2.96%
TOPIX 1,906.89 +59.31 +3.21%

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。英国政府が所得税の最高税率を引き下げる案を撤回すると表明し、同国の財務悪化に対する懸念が和らいだことや、ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことで、過度な利上げ懸念が後退し長期金利が低下するとともに株買いにつながった。

日経平均は大幅に続伸。欧米の株式市場が債券利回りの低下を受け上昇した流れを受け買いが先行。その後も、昨日から予想外の大幅高となったことで、高水準な空売り残を踏み上げるような形となり、節目の27,000円手前まで一気に上昇する流れとなった。27,000円を抜けてくると、更なる踏み上げが起きそうですが、どうなるか。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2022年10月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,215.79 +278.58 +1.07%
TOPIX 1,847.58 +11.64 +0.63%

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。インフレ加速を示す経済指標や世界の主要中央銀行による急速な金融引き締めが景気後退を招くとの思惑から幅広い銘柄が売られた。米国株主要三指数はそろって年初来安値を更新。

日経平均は反発。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超える場面もあったが、突然大口の買い(恐らく国内年金勢の買い)が断続的に入り、切り返す展開となった。その後は直近下げのきつかった値嵩の半導体関連株中心に買い戻しが入り、日経平均・TOPIXとも本日の高値圏で大引け。

本日の取引:2社 2勝 +9,200円
持ち越し:なし