本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2021年5月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,448.01 -699.50 -2.49
TOPIX 1,849.04 -28.91 -1.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続落。4月の消費者物価指数(CPI)が、市場予想の3.6%を大きく上回る4.2%まで上昇。インフレ懸念から長期金利が急伸し株は売りが優勢となった。

日経平均は3日続落。米国株安を受け売り先行で始まり、前場は27,600円レベルで抵抗を見せていたが、後場に一段安となり、本日の安値圏で大引けとなった。節目の28,000円では下げ止まれず、1月29日と2月安値の27,600円レベルまで下抜けしまったので、次の節目は26,700円~27,000円レベルとなる。日経平均は3営業日で2,000円の下落となったが、商いはさほど盛り上がらず、底打ち感は見られない。今回の決算プレーは難しく、ちょうどそのピークと重なってしまったことも下げを拡大した感じ。明日で決算は一巡し、オプションSQも通過するので来週は落ち着いてくるのではないか。

本日の取引:2社 2勝 +7,000円
持ち越し:2社 1300株



2021年5月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,147.51 -461.08 -1.61
TOPIX 1,877.95 -27.97 -1.47

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。昨日とは逆にナスダックはほぼ横ばいだったが、直近買われていた消費関連株や景気敏感株が売られた。

日経平均は続落。米国株は続落で戻ってきたが、日経平均は前日大きく下げていたこともあり、朝方は200円を超える上昇となった。ただ、買い一巡後は米国株先物やアジア市場が崩れたことから、再び売りが優勢となった。国内決算発表がピークを迎え手が出しづらい中、先物主導でストンと落とされたって感じですね。3月の安値28,300円レベルを下回ってしまったのはネガティブですが、28,000円割れからは260円ほど戻していますし、良い決算のものはしっかり買われていますから、それほど地合いが悪化したとも思えません。明日以降、28,000円レベルで下げ止まれるかが焦点。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:2社 1400株



2021年5月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,608.59 -909.75 -3.08
TOPIX 1,905.92 -46.35 -2.37

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウはほぼ横ばいだったが、インフレ懸念からグロース株にまとまった売りが出てナスダックは大幅安となった。

日経平均は反落。いいとこ取りを続けてきた米国株ですが、商品市場の相次ぐ高騰などインフレ懸念が再び台頭し、ナスダックが2.5%、フィラデルフィア半導体指数は4.6%の下落となり、日本株もハイテク株中心に売りが優勢となった。全体が崩れたわけではなく、米長期金利もまだ1.6%台前半なのでまだノイズの範囲内と言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:800株



2021年5月10日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,518.34 +160.52 +0.55
TOPIX 1,952.27 +19.22 +0.99

週末の米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは続伸。非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と、市場予想の100万人増を大きく下回ったが、金融緩和長期化の思惑から買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株はいいとこ取りの続伸で戻ってきたが、為替が円高に振れたことで小幅高での寄り付きとなった。その後、先物主導で日経平均の上げ幅は一時300円を超える場面もあったが、ファーストリテイリングが1銘柄で160円ほど日経平均を押し下げたこともあり、伸び悩んでの大引けとなった。しかし、米国株はどうのような状況になろうが、都合の良い解釈で上げ続けますね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:800株



2021年5月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,357.82 +26.45 +0.09
TOPIX 1,933.05 +5.65 +0.29

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反発。新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、雇用回復への期待感からダウは連日で史上最高値を更新。また、良好な経済指標の発表にもかかわらず、長期金利が安定していたことから、ナスダックも堅調な展開となった。

日経平均は続伸。米国株は上昇で戻ってきたが、前日急騰した反動から朝方は利益確定売りが先行した。その後、すぐに切り返したものの、米雇用統計を控え上値は限定的で、後場は様子見ムードが強まり小高い水準で横ばいとなった。米国の上昇と比較すれば物足りない感じですが、ワクチン接種も進み景気回復が鮮明な米国と、1年前から状況が改善どころか悪化している日本ですから、株価に差が出るのは当然かもしれません。

本日の取引:2社 2勝 +8000円
持ち越し:800株




2021年5月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,331.37 +518.74 +1.80
TOPIX 1,927.40 +29.16 +1.54

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは4日続落。米景気の回復基調を受け景気敏感株中心に買いが優勢となったが、ハイテク株はやや売りが優勢だった。

日経平均は反発。連休中、NYダウは史上最高値を更新し、ナスダックは4日続落とまちまちで戻ってきたが、為替や債権も含め大きな波乱がなかったことで買い先行での始まりとなった。連休前のヘッジの売りを買い戻す動きも加わり、寄り付き後もジリジリと上げ幅を拡大し、日経平均は一時600円を超える上昇となった。まあ、米国でアフターコロナ株買い/ウィズコロナ株売りになるのは分かりますが、日本で同じ流れになるのはさすがに違和感がありますね。

本日の取引:2社 2勝 +9000円
持ち越し:800株



2021年4月30日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,812.63 -241.34 -0.83
TOPIX 1,898.24 -10.82 -0.57

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。日本が祝日の間に、FOMC、バイデン大統領の施政方針演説、1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値、主要ハイテク企業の決算など、いろいろ材料はあったが、指数は上値も下値も限定的だった。

日経平均は反落。決算発表と大型連休の谷間で積極的な売買は見送られ、決算プレーと5連休を前にしたポジション調整が中心だった。4月は例年、外国人買いが多く入り上昇することが多い月ですが、今年は陰線となりました。欧米の株高について行けなかったのは、やはり先進国の中で断トツに遅れたワクチン接種が影響した可能性が高そうです。

本日の取引:2社 2勝 +11,900円
持ち越し:800株



2021年4月28日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,053.97 +62.08 +0.21
TOPIX 1,909.06 +5.51 +0.29

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。FOMCを前にポジション調整から長期金利が1.6%台まで上昇したことを受け、金融株などは買われたがハイテク株は利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株はまちまち、為替は円安で戻ってきたが、小幅安での寄り付きとなった。売り一巡後下値の固さを確認すると先物主導で切り返す展開となったが、国内は大型連休に突入し、米国では連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン大統領の施政方針演説など控え、上値も重かった。大型連休が明け、決算発表が一巡するまではこんな感じなんでしょうね。

本日の取引:2社 2勝 +9,800円
持ち越し:1300株



2021年4月27日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,991.89 -134.34 -0.46
TOPIX 1,903.55 -14.60 -0.76

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。FOMCや主要ハイテク企業の決算を控え様子見ムードが強かったが、好業績への期待は根強くナスダックは史上最高値を更新した。

日経平均は反落。ナスダックが再び終値で史上最高値を更新して戻ってきたが、好感されたのは朝方けで、その後は引き続き決算発表を見極めたいとのムードが強かった。日経平均は次第にじり安となり本日の安値圏で大引け。好決算にもかかわらず株価が下落する銘柄が少なくないことから、動きづらい展開となっている。日銀の金融政策決定会合は現状維持で特に材料にならず。

本日の取引:なし
持ち越し:1000



2021年4月26日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,126.23 +105.60 +0.36
TOPIX 1,918.15 +3.17 +0.17

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方は富裕層に対するキャピタルゲイン税の増税の影響が残り売りが先行したが、報じられたほどの引き上げ幅にはならないとの見方や、増税対象者も限定的であることから次第に買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まったが、程なくマイナス圏に転じた。その後は、先物主導で再びプラス圏に切り返したが、相変わらず商いは薄く、先物のちょっとした売買で振らされる展開が継続した。明日のNY引け後のテスラの決算と時間外の動きは注目ですね。

本日の取引:2社 2勝 +9300円
持ち越し:1000株



2021年4月23日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,020.63 -167.54 -0.57
TOPIX 1,914.98 -7.52 -0.39

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。バイデン政権が年収100万ドル(約1億円)を超える富裕層に対するキャピタルゲイン課税の税率を39.6%と、現行の2倍近くに引き上げることを提案すると伝わり売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まり、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあったが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。安川電機、ファーストリテイリング、本日の日本電産と決算発表後に大きく売られていることもあり、来週からの決算発表本格化を前に商いは更に減少。高値圏にある銘柄は好決算でも四季報に沿った内容程度では売られる流れになっているので、決算またぎは要注意でしょう。

バイデン増税に関しては。大統領選挙のときから富裕層のキャピタルゲイン課税を20%から39%以上に引き上げると言っていたので、目新しい話ではありません。影響はジワジワ出てくると思いますが、短期的にどうこうと言う話しではないでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株



2021年4月22日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,188.17 +679.62 +2.38
TOPIX 1,922.50 +34.32 +1.82

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米国のワクチン接種回数が2億回を超えたことや、直近2日間調整したことで自律反発狙いの買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まり、10時ぐらいから先物主導で上げ幅を拡大。その後も大きくダレることなく、本日の高値圏で大引けとなった。今日も下がるとチャートが壊れるところでしたが、米国に助けられたって感じですね。ただ、商いは低調で中身は先週から殆ど変わっていない。

本日の取引:1社 2勝 +8000円
持ち越し:1000株



2021年4月21日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,508.55 -591.83 -2.03
TOPIX 1,888.18 -38.07 -1.98

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。前日に引き続き利益確定売りが優勢だった。インドや中東などで新型コロナ感染者数が過去最多水準に達していることも重しとなった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなった。3月の安値28,405円は下回らなかったが、安値からの反発力も限定的だった。今年に入ってから日経平均は1,200円下げる日もありましたが、2月や3月はグロース株が売られてもバリュー株はリバランスで買われていたので、それほどダメージはありませんでした。その後、ボロ株も含め殆ど全部の株をカチあげてしまった結果、どこを見ても割高な株ばかりとなり、商いも減少傾向となれば当然下げるしかありません。例え割高であってもマーケットが活況であれば値幅は取れますが、そうでなくなれば誰もこんな値段で買いたくはありませんからね。

国内のコロナ感染状況がどうこうと言う人も多いですが、米国はピーク時に1日30万人の感染者を出しても株価はまったく崩れず史上最高値を更新している分けですから、感染者数と株価は相関関係にありません。日本の場合、圧倒的スピード感のなさと場当たり的な戦略で、半年後も1年後も状況はあまり変わらないのでは? と考える人が増えてきたのかもしれません。

本日の取引:1社 2勝 +8000円
持ち越し:1000株



2021年4月20日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 29,100.38 -584.99 -1.97
TOPIX 1,926.25 -30.31 -1.55

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ワクチン普及を追い風にダウは連日で史上最高値を更新していたが、この日は景気敏感株が利益確定売りに押された。また、長期金利が再び1.6%台まで上昇したことで、ハイテク株も冴えない動きとなった。

日経平均は反落。米国株安と円高進行を受け売り先行での始まりとなった。その後も、先物主導でジリジリと下げ幅を拡大し大引け。米国株の上昇についていけず、米国株が売られれば更に売られるという悪い流れとなっている。買いも少ないが、売りも少ないのでまだチャートは壊れていませんが、信用買い残も積み上がってきているので、あまり良い感じはしません。

本日の取引:1社 2勝 +9,000円
持ち越し:1000株