本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2021年4月19日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,685.37 +2.00 +0.01
TOPIX 1,956.56 -4.31 -0.22

週末の米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。堅調な経済指標やハイペースで進むワクチン接種を受け、景気敏感株や消費関連などが買われ、ダウとS&P500は連日で史上最高値を更新した。

日経平均は小幅に3日続伸。米国株は続伸で戻ってきたが、日米首脳会談の後の共同声明で「台湾」を明記したことで、日米と中国の経済関係が悪化するとの警戒感もあり売りが先行。菅総理とファイザー社CEOとの電話会談で新型コロナワクチンの追加供給で合意できたことはポジティブだったが、日本の場合ワクチン接種体制の問題も有り、素直に好感されるような展開にはならなかった。まあ、欧米の先進国からしてみれば、1年経っても検査体制、病床確保、そしてワクチン接種も遅々として進まない異常な国と言う認識になってきましたね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1000株



2021年4月16日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,683.37 +40.68 +0.14
TOPIX 1,960.87 +1.74 +0.09

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。良好な景気指標が相次いだにもかかわらず、長期金利が大きく低下したことで、幅広い銘柄が買われた。ダウ、S&P500は史上最高値を更新。

日経平均は続伸。米国株高を買いが先行したが、買い一巡後はマイナス圏に沈む場面もあり相変わらず上値の重い展開となった。4月に入ってから欧米の株高についていけなくなったのは、ワクチン接種の大幅な遅れも要因の一つでしょう。本日、菅首相がファイザーの最高経営責任者と会談するとの報道があったが、日本の場合仮にファイザーワクチンの大量獲得となっても、この1年で日本の政治行政力の無能さが露呈しているので、それで接種が進むとも思えず、素直に好感されるのか微妙なところ。コロナ対策も1年たってもお願いばかりで、ワクチンが6回打てる注射器でドヤ顔しているのは本当に日本らしい。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:1000株



2021年4月15日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,642.69 +21.70 +0.07
TOPIX 1,959.13 +6.95 +0.36

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。ハイテク株は利益確定売りが優勢だったが、過去最高益を更新したゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの金融株が買われダウは上昇した。

日経平均は反発。米国株先物が堅調に推移していたことで、前場は166円ほど上昇する場面もあったが、買いは続かず、後場は薄商いのなか前日終値近辺で一進一退の動きとなった。欧米と比べ圧倒的に出遅れた日本のワクチン接種率、今のところ売り材料とはなっていませんが、ワクチン接種はこの先も進みそうにないので、相場も銘柄選択もそれを前提で考えなければいけませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株



2021年4月14日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,620.99 -130.62 -0.44
TOPIX 1,952.18 -6.37 -0.33

米国株は、ダウは続落、ナスダックは続伸。米長期金利の低下を受けナスダックは買われたが、当局がジョンソン・エンド・ジョンソン社製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中断するよう勧告したことで、ダウは利益確定売りに押された。

日経平均は反落。引き続き手掛かり材料難で様子見ムードの強い展開となった。それにしても4月に入ってから動きが悪いですね。相場は崩れてはいないのでまだ強いと言えますが、グロースもバリューも喰い散らかしてしまったので、決算が本格化する前に下手に動きたくないという雰囲気が強く、商いも更に減少しそうな感じ。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株




2021年4月13日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,751.61 +212.88 +0.72
TOPIX 1,958.55 +3.96 +0.20

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。連日の上昇で高値警戒感が意識され利益確定売りが優勢だったが、下値も固かった。

日経平均は反発。米国株は反落で戻ってきたが、前日米国株と逆行した反動もあり、終日買い優勢に推移した。昨日も本日も薄商いで、明確な理由のないなか上下に振れやすい相場展開となっている。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:1000株



2021年4月12日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,538.73 -229.33 -0.77
TOPIX 1,954.59 -4.88 -0.25

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。ワクチン普及や大規模インフラ投資、また経済活動の正常化が進むなかでも、FRBによる金融緩和政策は当面続くとの思惑から買いが優勢となった。ダウとS&P500は連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株高を受け続伸しての始まりとなったが、上値は重く前場は前日終値を挟み方向感のない展開となった。後場になると上値の重さが嫌気されジリジリと下げ幅を拡大し大引け。ファーストリテイリングや安川電機など決算が好調でも市場コンセンサスを下回ると大きく売られていることもあり、決算に対する警戒感も高まりつつある。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株



2021年4月9日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,768.06 +59.08 +0.20
TOPIX 1,959.47 +7.61 +0.39

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。長期金利の上昇が一服していることから、金利上昇時に売られた高PERのハイテク株に買いが入った。

日経平均は反発。米国株高や米長期金利低下を受けハイテク株中心に買い先行で始まり、日経平均は一時3万円台を回復する場面もあった。オプションSQ算出に絡んだ売買が買い越しだったこともあり、朝方は強い動きだったが、週末で追加の買い材料もなかったことから、ファーストリテイリングが売られだすと日経平均も上げ幅を縮小する展開となった。株価水準が高いだけに決算が良くても材料出尽くし、悪ければ素直に売られやすい状況にあるので、主力どころの決算が出揃うまでは動きづらいところ。

本日の取引:2社 2勝 +9,700円
持ち越し:1000株



2021年4月8日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,708.98 -21.81 -0.07
TOPIX 1,951.86 -15.57 -0.79

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。連日で利益確定売りが優勢な展開となったが、3月のFOMC議事要旨を受け、金融緩和の長期化観測から下値は限定的だった。

日経平均は反落。大型株の値持ちが比較的よかったので日経平均の下げは軽微ですが、東証1部の値下がり銘柄数は1883と高水準だった。中小型株は崩れてはいませんが、値動きは明らかに悪くなってきましたね。1-3月でグロースとバリューの大規模なリバランスが終わり、出遅れ低PBRと言う理由だけで業績の裏付けのない銘柄まで軒並み急騰してしまったので、決算が心配ということもあるんでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1000株




2021年4月7日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,730.79 +34.16 +0.12
TOPIX 1,967.43 +13.09 +0.67

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。直近大きく上昇した反動から利益確定売りが優勢となったが、長期金利の下落を受け、ナスダックは底堅い動きだった。

日経平均は反発。米国株は小動きで戻ってきて、他に特段材料もないことから終日一進一退の動きとなった。マーケットに関しては特に書くこともありません。

2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に1回目の緊急事態宣言が発令されました。本日でちょうど1年になります。株価は3万円になりましたが、コロナの状況は逆に悪くなっています。1年前にこの状況を予測できた人は誰でもいないでしょうし、これからの1年もどうなるか誰にも分かりません。何が言いたいかというと、いま出ているもっともらしい予測など、その程度の精度しかないということです。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:600株



2021年4月6日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,696.63 -392.62 -1.30
TOPIX 1,954.34 -29.20 -1.47

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは3日続伸。雇用統計、ISM非製造業景況感指数と強い回復を示唆する経済指標が続き、それにも関わらず長期金利が落ち着いた動きとなっていることから幅広い業種が買われた。ダウとS&P500は史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株が続伸で戻ってきた流れを受け4日続伸しての始まりとなったが、米国株の上昇は昨日の時点で織り込んで動いていたことや、日経平均は直近3日間で900円を超える上昇となっていたこともあり、買い一巡後は利益確定売りが優勢となった。米国株は強い動きですが、商いは減少傾向で、日本株も個別を見ていると動きが悪く商いも減少傾向。米国株などは史上最高値を更新しているので少ないエネルギーで上がってしまうのは当然なんですが、売り物が吸い上がってしまった仕手株の末期のような感じで、あまり気持ちのいいものでもありません。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2021年4月5日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,089.25 +235.25 +0.79
TOPIX 1,983.54 +11.92 +0.60

米国株式市場は、グッドフライデーの祝日のため休場。

日経平均は3日続伸。前週末に発表された米雇用統計は市場予想を上回ったが、長期金利の上昇は限定的だったことから、今晩の米国株高を先取りする形で買いが先行した。薄商いの中、指数寄与度の高いファーストリテイリングが日経平均を押し上げたので、特に強かったという印象はないが、先週利益確定売りに押されたバリュー株が持ち直したので全体的には悪くなかった。米長期金利も1.8%ぐらいまでは慣れてきたので、次に株式市場にインパクトを与えるとしたら2%という数字になるんでしょうね。

本日の取引:1社 2勝 +8,500円
持ち越し:なし



2021年4月2日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,854.00 +465.13 +1.58
TOPIX 1,971.62 +13.98 +0.71

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。長期金利が1.7%を下回って推移したことで、長期金利上昇を受けて軟調だった主力ハイテク株が買い戻された。

日経平均は続伸。ナスダックが連日で大幅高となったことで、日本もバリュー株から、ハイテク株を中心としたグロース系の銘柄に資金がシフトする流れとなった。昨日も書きましたが、バイデン政権のインフラ投資計画でデジタルインフラ部門への配分が予想以上に大きかったので、暫くグロース株優位な展開になりそうですね。米長期金利が落ち着いていれば来週は年初来高値の30,714円も視野に入りそう。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2021年4月1日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,388.87 +210.07 +0.72
TOPIX 1,957.64 +3.64 +0.19

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。景気敏感株は利益確定売りが優勢だったが、長期金利が落ち着いていたことを受けナスダックは堅調な展開となった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、日銀短観が市場予想を上回ったことやナスダックの反発を受け、ハイテク株主導で日経平均の上げ幅は一時400円を超える場面もあった。バイデン政権のインフラ投資計画に関しては、デジタルインフラ部門への配分が予想以上に大きかった印象。長期金利次第と言えるが、グロースに再び資金が向かう可能性もありそう。

本日の取引:2社 2勝 +11,700円
持ち越し:なし



2021年3月31日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,178.80 -253.90 -0.86
TOPIX 1,954.00 -23.86 -1.21

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。新たな経済対策への期待感と国債増発による金利上昇懸念が綱引きする展開となった。長期金利は朝方1.77%まで上昇するなど再び不安定になっている。

日経平均は反落。米国株は小動きだったが、円の一段安を受け自動車株は強く、反面アルケゴス問題から金融株には売りが続くなど跛行色の強い展開となった。1兆円規模で米IT企業を買収すると伝わった日立は財務悪化懸念から7%を超える下落となった。アルケゴス問題に関しては、金融機関の損失は合計で50億~100億ドル(約5510億-1兆1030億円)に上る可能性があるとJPモルガンのリポートが出ていました。これだけで済めば大した問題ではありませんが、まだ今週いっぱいぐらいは影響が残りそうですね。まあ、早い話が、高レバレッジを効かせ自分で株価を吊り上げて自滅したということなんですが、このような取引をしているのはフアン氏だけではないでしょうから、史上最高値の株価が崩壊するときは、凄いことになりそうです。

本日の取引:2社 2勝 +8,100円
持ち越し:2社 1200株



2021年3月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,432.70 +48.18 +0.16
TOPIX 1,977.86 -15.48 -0.78

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。アルケゴス・キャピタル・マネジメント破綻の影響から金融株は軟調な推移となったが、予想を上回るペースでワクチン接種が進んでいることから景気敏感株には引き続き買いが入った。ダウは連日で史上最高値を更新。

日経平均は4日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、円安の進行やパッシブ系ファンドによる配当再投資の買い期待もあり、底堅い展開となった。TOPIXが前場1%以上下げたので日銀のETF買いもまた入ったんでしょう。日経平均寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンの3銘柄で日経平均を150円ほど押し上げたことから、日経平均が終日優位な展開だった。また、本日は配当落ち分が日経平均で177円、TOPIXで17.3円ほどあるので、日経平均は実質225円の上昇でTOPIXはほぼ変わらずと言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1500株



2021年3月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,384.52 +207.82 +0.71
TOPIX 1,993.34 +9.18 +0.46

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。3月のミシガン大学消費者態度指数が上方修正されたことや、予想を上回るペースでワクチン接種が進んでいることも景気敏感株に追い風となった。ダウは史上最高値を更新。

日経平均は3日続伸。米国株高、円安進行、配当権利取り、パッシブ系ファンドによる配当再投資など買い材料が揃っていたが、寄り前に野村ホールディングスの米子会社が顧客との取引で多額の損害(2200億円)が生じる可能性を発表したことが影響し、買い一巡後は上値の重い展開となった。

野村の損失に関しては、ビル・フアン氏のアルケゴス・キャピタル・マネジメントとの間で巨額のマージンコールが取り立て不能になって発生したものだと思われます。26日ゴールドマンによる2兆円規模のブロック取引もこれ絡みだとされています。米国では強烈なアンワインドで個別銘柄が乱高下しているので警戒感が高まっています。現時点で他のヘッジファンドや金融機関に連鎖するような報道はありませんが、株価は史上最高値圏で取引には巨額なレバレッジがかかっていることは事実なので、ちょっとしたことがきっかけで大きくバランスを崩してしまうリスクとは常に隣り合わせです。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:1900株



2021年3月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,176.70 +446.82 +1.56
TOPIX 1,984.16 +28.61 +1.46

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。パウエル議長の発言を受け朝方は売りが先行したが、その後のバイデン大統領の記者会見は懸念されていた失言も出なかったことで、徐々に買い戻しが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、終日堅調な展開となった。前場はバリューが優勢だったが、後場はグロースにも資金が向かった。来週月曜日に年度末の最終売買日を控えていることから、配当権利取りの動きや、パッシブ系ファンドによる配当再投資の買いを先取りするような動きもあったんでしょう。

本日の取引:2社 3勝 +18,900円
持ち越し:なし



2021年3月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,729.88 +324.36 +1.14
TOPIX 1,955.55 +26.97 +1.40

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。スエズ運河で大型コンテナ船が座礁したことを受け、原油先物が上昇しダウは概ねプラス圏での推移となったが、ハイテク株は終日冴えない展開だった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、日経平均は直近3営業日で1,400円近く下落していたことから、自律反発狙いの買いが活発化し、昨日とは一転全面高の展開となった。本日も下がると、日経平均は日足雲下限、TOPIXは日足基準線を明確に下抜けるところでしたが、なんとか踏みとどまった。

本日の取引:2社 2勝 +26,700円
持ち越し:2社 500株