マーケットトーク
2021年1月28日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 28,197.42 | -437.79 | -1.53 |
TOPIX | 1,838.85 | -21.22 | -1.14 |
米国株は、ダウは5日続落、ナスダックは続落。高値警戒感から利益確定売りが優勢となった他、カネ余り相場で個人の投機的な動きが活発化し、一部のヘッジファンドが空売りで大規模な損失を計上したとの報道も嫌気された。
日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まりとなった。日経平均は一時659円安まで下げ幅を拡大したが、その後は買い戻しや押し目買いも入り、下げ渋って大引け。大きく上昇してきたハイテク値がさ株は下げるものが多く、指数はそれなりの下げになったが、全体的には朝安後にプラ転した銘柄も多く、東証1部の値上がり銘柄数も912と比較的多かった。体感的には20~30円安程度にしか感じなかった人も多そうす。日経平均は●○●○●○●○● の鯨幕が9営業日継続中。
米国では個人VSヘッジファンドの動きが市場を揺るがすような事態になってきました。SNSで集った個人がオプション取引を駆使してヘッジファンドの空売りを踏み上げて、1日で株価が3倍になる銘柄が出るなど常軌を逸した動きになっています。それが影響してか日本でも伊勢丹とかHISとか売り残の多い銘柄が今日は値を飛ばしていました。
本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし
2021年1月27日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,635.21 | +89.03 | +0.31 |
TOPIX | 1,860.07 | +12.07 | +0.65 |
米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは6営業日ぶりに反落。決算期待から概ねプラス圏での推移となったが、株価が史上最高値圏にあることから、引けにかけ利益確定売りが優勢となった。
日経平均は反発。米国株は小幅安で戻ってきたが、昨日先行して下げていたことから買い先行での始まりとなった。ただ、決算発表やFOMCを控え様子見ムードが強く、下値は固いが上値も重い展開だった。日経平均は●○●○●○●○ がまだ続いていますね。まあ、11月からこれだけ急上昇しても、不安定にならずに高値圏での揉み合いになっているんですから、強いというしかないですね。
本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし
2021年1月26日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 28,546.18 | -276.11 | -0.96 |
TOPIX | 1,848.00 | -14.00 | -0.75 |
米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは5日続伸。昨日同様、1.9兆ドル規模の経済対策の実現を巡り、早期成立への不透明感が台頭し、ダウは終日軟調な展開となったが、ナスダックは買いを集め連日で史上最高値を更新した。
日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、決算発表本格化を前に様子見ムードが強く、米国株先物も軟調に推移していたことで、利益確定売りが優勢となった。巣ごもり関連や、ハイテク系の銘柄は予想通りとは言え、良い決算を出してきますね。日経平均は●○●○●○●の鯨幕相場が継続中。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2021年1月25日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,822.29 | +190.84 | +0.67 |
TOPIX | 1,862.00 | +5.36 | +0.29 |
米国株は、ダウは続落、ナスダックは4日続伸。1.9兆ドル規模の経済対策の実現を巡り、早期成立への不透明感が台頭しダウは終日軟調な展開となった。
日経平均は反発。朝方は方向感のない展開だったが、米国株先物が強含みで推移していたことから、徐々に買いが優勢となった。本日の傾向としては、直近値上がりした銘柄を売り、バリュー系を買う動きがやや強かったような印象。最後は引けピンとなり、昨年来高値を更新し、およそ30年半ぶりの高値となった。ただ、先週からザラ場の動きは悪いですね。
本日の取引:1社 1勝 +11,200円
持ち越し:なし
2021年1月22日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,631.45 | -125.41 | -0.44 |
TOPIX | 1,856.64 | -4.00 | -0.21 |
米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。景気敏感株は利益確定売りに押されたが、ハイテクは好決算への期待感から連日で買いを集めた。
日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、急ピッチな上昇に対する高値警戒感から売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時200円を超える場面もあったが、下がったところでは押し目買いや買い戻しが入り下げ渋る展開となった。今週は、下落、上昇、下落、上昇、下落の鯨幕相場となり、来週後半から本格化する決算発表を前に強弱感の対立も見られる。まあ、この株価水準ですから決算プレーも激しくなりそうですね。
本日の取引:1社 1勝 +7,300円
持ち越し:100株
2021年1月21日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,756.86 | +233.60 | +0.82 |
TOPIX | 1,860.64 | +11.06 | +0.60 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。バイデン氏の大統領就任式が滞りなく終了し、大規模な財政出動への期待から主要3指数はそろって史上最高値を更新した。
日経平均は反発。米国株主要3指数が史上最高値を更新した流れを受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は狭いレンジで揉み合う展開となった。近年の米国史で最も険悪となった政権移行となったが、取り敢えず大統領就任式が滞りなく終了したことで、ご祝儀相場となった。政権発足後の100日間は「ハネムーン期間」と呼ばれるが、前途多難な船出と言ったところでしょう。
本日の取引:1社 1勝 +8,900円
持ち越し:100株
2021年1月20日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,523.26 | -110.20 | -0.38 |
TOPIX | 1,849.58 | -6.26 | -0.34 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。イエレン次期米財務長官が、当面大規模な追加経済対策に注力する一方、法人や富裕層への増税は急がない姿勢を示したことが好感された。
日経平均は反落。米国株高を受け続伸しての始まりとなったが、前日大きく上昇した反動から買い一巡後はマイナス圏に沈んだ。後場、日経平均の下げ幅は230円まで拡大したが、日銀のETF買いが入ったこともあり、大引けにかけ下げ幅を縮小した。
ジョー・バイデン氏が日本時間21日午前2時に米国の第46代大統領に就任する。米国内の分断は融和どころか更に先鋭化しており、難しいかじ取りとなりそうですね。
本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:100株
2021年1月19日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,633.46 | +391.25 | +1.39 |
TOPIX | 1,855.84 | +10.35 | +0.56 |
米国株式市場は、キング牧師誕生記念日のため休場。
日経平均は反発。米国株式市場が休場で手掛かり材料に欠ける中、先物主導でスルスルと上昇し、日経平均の上げ幅は一時470円を超える場面もあった。ただ、東証1部全体では値下がり銘柄数の方が多く、売買代金も2兆1930億円と低調。先物主導で指数寄与度の高い銘柄だけでカチあげるかなりいびつな上昇だった。
本日の取引:買いのみ
持ち越し:100株
2021年1月18日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,242.21 | -276.97 | -0.97 |
TOPIX | 1,845.49 | -11.12 | -0.60 |
週末の米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは続落。バイデン次期大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策案を発表したが、かなり前から期待先行で上げていたことから、セオリー通り利益確定売りが優勢となった。
日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあったが、売り一巡後は、いつものように下げ渋る展開となった。まあ、日経平均は11月から調整らしい調整もなく6,000円も上昇したわけですから、高値警戒感が出るのは当然。ただ、本日の続落も底堅い動きには変わりなく、強地合いは依然として継続中。
本日の取引:1社 1勝 +6,900円
持ち越し:なし
2021年1月15日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,519.18 | -179.08 | -0.62 |
TOPIX | 1,856.61 | -16.67 | -0.89 |
米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。追加経済対策への期待感や、パウエルFRB議長が金融緩和の出口戦略を議論することについて「今はその時期ではない」と述べたことで、ダウは一時史上最高値を更新したが、引けにかけ利益確定売りが優勢となった。
日経平均は反落。小幅高での始まりとなったが、日経平均は直近5営業日で1600円ほど上昇していたこともあり、上値は重かった。米国の経済対策が発表されたものの、内容はほぼ事前予想通りで、米国株先物も弱含みで推移。噂で買って事実で売る、と言った感じで次第に利益確定売りが優勢となった。
東京のコロナ感染者が日に500人を超えた時は、みんな腰を抜かすほど驚きましたが、いまでは宣言解除の目安が500人となってしまいました。日経平均の28,000円台も驚きの高値ですが、既に慣れ始めているのも恐ろしいですね。
本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし
2021年1月14日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,698.26 | +241.67 | +0.85 |
TOPIX | 1,873.28 | +8.88 | +0.48 |
米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。主要3指数が史上最高値圏にあることから利益確定売りが優勢だったが、バイデン政権下での大規模な経済対策への期待感が根強く、下値は限定的だった。
日経平均は5日続伸。小幅安で寄り付いたが、先物主導であっという間に切り返し、その後も売り物が少ないなかショートカバーを巻き込みながら上昇し、日経平均の上げ幅は一時500円を超える場面もあった。まあ、500円上がったと言っても、既に3万円近い株価水準なので、率にすれば大したことはないんですがね。とにかく現物も先物も売り物が少ないので、上昇するときはショートカバーも巻き込みながら少ないエネルギーでスルスル上げます。一方、下げるときは大変なエネルギーを要し、しかも大きく下げれば日銀まで買ってくるので、高値警戒感があってもなかなか下がりません。
本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:1社 買い300株 売り300株
2021年1月13日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,456.59 | +292.25 | +1.04 |
TOPIX | 1,864.40 | +6.46 | +0.35 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。利益確定売りに押される場面もあったが、バイデン政権下での大規模な経済対策への期待感から景気敏感株中心に堅調な展開となった。
日経平均は4日続伸。朝方は利益確定売りが先行したが、昨日同様に下がるとすぐに買い戻しや押し目買いが入り、プラス圏に転換。その後は前場中頃から先物主導で右肩上がりの展開となった。上に節目がないので僅かなエネルギーでもスルスルと上がってしまいますね。
本日の取引:1社 1勝 +12,000円
持ち越し:1社 300株
2021年1月12日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 28,164.34 | +25.31 | +0.09 |
TOPIX | 1,857.94 | +3.00 | +0.16 |
週明けの米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。主要株価指数が連日で史上最高値を更新していたこともあり、この日は利益確定売りが優勢となった。ただ、長期金利の上昇で銀行株が買われるなど循環は効いている。
日経平均は3日続伸。朝方は米国株の反落を受け、申し訳程度に下げる場面もあったが、程なく押し目買いや買い戻しが入りプラス圏に転換。後場は急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、売り買いが交錯し方向感のない展開となったが、強地合いは崩れず大引け。今日ぐらいは普通に下がって欲しいところでしたが、思うようには動きません。
本日の取引:なし
持ち越し:1社 400株
2021年1月8日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 28,139.03 | +648.90 | +2.36 |
TOPIX | 1,854.94 | +28.64 | +1.57 |
米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。民主党が上下両院を制する(ブルーウエーブ)が実現し、大型の追加経済対策が実施されるとの期待から買いが優勢となった。また、12月のISM非製造業景況指数が予想外に改善したことも後押しとなった。
日経平均は続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、その後も買いが買いを呼ぶ展開となり、あっさりと心理的節目の28,000円を突破した。終値で2万8000円台に乗せるのは1990年8月以来、約30年5カ月ぶり。ドル建ての日経平均は1989年の史上最高値を更新した。
コロナの終息にはまだだいぶ時間がかかりそうで、過剰流動性が悪材料をすべて飲みこんでしまう相場になっています。バブルも末期に近づいてきている感じですが、相場というのは最後が一番鋭角的な上昇となるので、手を引くタイミングは難しい。リーマンショックの前、シティグループの最高経営責任者(CEO)は「曲が鳴っている間は、踊り続けなければならない」と述べました。投資ファンドなどは、たとえバブルと分かっていても他のライバルたちがボロ儲けているのに、自分だけダンスをやめて帰るわけにはいかないからです。人間の心理というのは、17世紀にオランダで起きたチューリップバブルの頃と少しも変わっていません。
本日の取引:2社 2勝 +20,000円
持ち越し:1社 400株
2021年1月7日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 27,490.13 | +434.19 | +1.60 |
TOPIX | 1,826.30 | +30.12 | +1.68 |
米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。ジョージア州の上院決選投票で民主党候補が2議席とも獲得し、同党が上下両院で過半数を制する、いわゆるブルーウエーブとなったことで、バイデン氏が掲げる環境インフラ投資の拡大期待から、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。また、長期金利の上昇を受け利ざや改善期待から銀行株が連日の大幅高。
日経平均は反発。米民主党が上下両院を制する(ブルーウエーブ)は2021年のテールリスクにあげられるほど、株式市場は警戒していたんですが、富裕層や企業への増税は無視され、いいとこ取りとなりました。主体性のない日本株は、米国と同じように景気敏感株や銀行株中心に大幅高となったが、株、債権、為替、商品と動きが矛盾だらけで、カネが動いたあとに無理やり理屈がついて来る相場。
東京都の新型コロナウイルス新規感染者数が加速していますが、政府と小池百合子東京都知事が引き起こした人災としか言いようがありません。2回目の緊急事態宣言に関しては、都民が完全にコロナ慣れしている現状で、しかも前回より弱い内容で宣言を出すんですから、何をか言わんやです。司令官の状況判断能力の欠如、戦力の逐次投入、典型的な負け戦です。
本日の取引:1社 2勝 +30,000円
持ち越し:1社 500株
2021年1月6日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 27,055.94 | -102.69 | -0.38 |
TOPIX | 1,796.18 | +4.96 | +0.28 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方はジョージア州の上院決選投票への警戒感から下げる場面もあったが、ISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことや、世論調査でジョージア州の共和党候補が盛り返しているとの報道から次第に買いが優勢となった。
日経平均は4日続落。米国株は反発で戻ってきたが、円高進行が重しとなりハイテク株が利益確定売りに押され、日経平均は軟調な展開となった。ただ、小型株やバリュー株などは値を上げる銘柄が多く、TOPIXはほぼ終日プラス圏での推移となった。ジョージア州の上院決選投票は、1議席は民主党が獲得し、残り1議席も民主党がリード。まだ結果は分かりませんが、民主党が上下両院を制することを米国株はどの程度織り込んでいるのか?
本日の取引:2社 2勝 +21,000円
持ち越し:1社 1400株
2021年1月5日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 27,158.63 | -99.75 | -0.37 |
TOPIX | 1,791.22 | -3.37 | -0.19 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方は上昇する場面もあったが、ジョージア州の上院決選投票を前に利益確定売りが優勢となった。また、ワクチン接種ペースが当初の予定より、かなり遅れていることも重しとなった。
日経平均は3日続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、売り一巡後は買い戻しや押し目買いも入り下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上する場面もあった。ハイテク株など年初来高値を更新する銘柄も多く、3日続落も地合いの悪化は感じられない。
緊急事態宣言に関しては、飲食店への時短以外は殆ど現状維持となりそうで、マーケットは早くも関心をなくしたようです。これを例えると、普段から仲の悪い隣人同士がいて、百合子おばさんが私の家が燃えそうなので助けて下さいと言いました。隣のガースーおじさんは火事のエビデンスがないの一点張りで、なにより生意気な百合子おばさんなど助けたくありませんでした。でも、ほっといたら町内会で自分の人気が落ちるので、仕方なく重い腰を上げました。ただ、やる気はないので取り敢えず玩具の水鉄砲で消すふりだけはしておこう、というのが今回の緊急事態宣言。なんか国と東京のくだらない掛け合い漫才を見ているようです。
本日の取引:なし
持ち越し:2社 2400株
2021年1月4日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 27,258.38 | -185.79 | -0.68 |
TOPIX | 1,794.59 | -10.09 | -0.56 |
日経平均は続落。連休中の米国株高を好感し反発しての始まりとなったが、菅首相が東京都など1都3県の緊急事態宣言を週内にも発令する方向で検討していると伝わると、先物主導で下げに転じ、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあった。その後は日銀のETF買い期待もあり、落ち着きを取り戻した。
緊急事態宣言に慎重だった国が検討に入ったということで、ちょっと荒れた展開になりましたが、コロナの感染拡大を材料に株を売った人は去年みんなやられたわけで、それは今年も同じでしょう。今年、株式市場にとって最大のリスクはコロナの早期終息であり、金融緩和が正常化に向かうタイミングが一番危険です。勘違いされると嫌なので書きますが、マーケットはそう動くだろうということで、コロナなど一刻も早くなくなって欲しい。
それにしても、ついこの前までGoToキャンペーンで旅行しろ、店で食事しろ、と散々煽っておきながら、いまさら緊急事態宣言はないだろうって感じですね。特措法を改正する時間など幾らでもあったのに、罰則などの強い拘束力がない中途半端な緊急事態宣言出したとことで、山が幾分低くなるだけで効果は極めて限定的でしょう。欧米に比べコロナに対する遺伝的優位性を持ちながら、医療崩壊などこれだけ酷いとになっていると言うのは、申し訳ないが与野党含めて政治が無能としか言いようがありません。そもそも自分の言葉で語れない首相や、ボードを出して言葉遊びしかできない都知事のいうことなど誰が信用するというのでしょう。能力がないならせめて誠実であって欲しいものです。
本日の取引:3社 3勝 +11,500円
持ち越し:1社 1900株