本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2021年2月22日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,156.03 +138.11 +0.46
TOPIX 1,938.35 +9.40 +0.49

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反発。追加経済対策への期待感から買われたが、長期金利の上昇がハイテク株の重しとなり上値は重かった。

日経平均は反発。米国株は小動きで戻ってきたが、前週末まで3日続落していた反動から買い先行での始まりとなった。その後、毎週月曜日の恒例行事のように上げ幅を拡大したが、米国株先物の動きが今ひとつ悪かったこともあり、伸び悩んでの大引けとなった。本日は東京エレクトロン1銘柄で日経平均を100円ほど押し上げた。先週のファーストリテイリングもそうですが、手を替え品を替え日経平均を引っ張り上げようとしているように映ります。

本日の取引:1社 1勝 +11,400円
持ち越し:200株



2021年2月19日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,017.92 -218.17 -0.72
TOPIX 1,928.95 -12.96 -0.67

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。週間新規失業保険申請件数が市場予想より悪化したことや、長期金利の上昇基調を嫌気した売りがハイテク株に出て相場の重しとなった。

日経平均は3日続落。米国株安を嫌気し売り先行での始まりとなった。昨日とは逆にファーストリテイリングが日経平均の押し下げ役となり、節目の30,000円を割れて推移する時間も長かったが、大引けにかけては買い戻しや押し目買いも入り30,000円台はなんとか維持した。1,000円幅程度の下落があれば雰囲気も変わるんでしょうが、この程度の下げでは大勢に影響無しって感じ。

本日の取引:2社 2勝 +9,900円
持ち越し:200株



2021年2月18日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,236.09 -56.10 -0.19
TOPIX 1,941.91 -19.58 -1.00

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続落。FOMC議事要旨で、景気は「FRBの目標とする水準にはほど遠い」との認識で一致していたことが明らかになった。これを受け金融緩和の長期化観測から、ダウは3営業日連続で史上最高値を更新した。

日経平均は続落。朝方は買いが先行したが、次第に利益確定売りが優勢となった。TOPIXは比較的しっかりとした下げとなったが、日経平均の下落率はファーストリテイリング1社で170円ほど指数を押し上げた影響でTOPIXの1/5程度に留まる、かなりいびつな展開だった。ファーストリテイリングに関しては、日銀のETF買いの副作用で浮動株が吸い上がり品薄状態となっています。また、パッシブ運用ではファーストリテイリングが幾ら割高でも組み入れざる得ない状況です。現在、高額な逆日歩もついているので、今後も日経平均の波乱要因になりそうですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:500株



2021年2月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,292.19 -175.56 -0.58
TOPIX 1,961.49 -3.59 -0.18

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。長期金利の上昇を受けナスダックは利益確定売りが優勢だったが、加経済対策の早期成立から景気敏感株が買われ、ダウは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、直近の急騰を受け利益確定売りが優勢となった。ただ、昨日とは違い日経平均はマイナス圏でも東証1部は常時値上がり銘柄数の方が多く、下げても堅調な展開だっと言えます。まあ、今年に入ってからまともに下がった日は5営業日もないんじゃないでしょうか。

強弱のバロメーターは、自分の指値が約定するかどうかで測ることができます。有名な海外のトレーダーは指値が約定すると不安になると言っています。本来、指値がバンバン約定するのは嬉しいことなんですが、強い相場では自分が希望する指値が簡単に約定することなど殆どないからです。まさに今の相場がそうですね。逆に指値が入るようになってきたら、崩れだす予兆とも言えます。

本日の取引:2社 3勝 +10,500円
持ち越し:なし




2021年2月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,467.75 +383.60 +1.28
TOPIX 1,965.08 +11.14 +0.57

米国株式市場は、プレジデンツデーの祝日で休場。

日経平均は続伸。米国株式市場は休場だったが、日経平均先物は昨夜のナイト・セッションから堅調地合いを維持し、本日寄り付いた後も上値追いとなった。日経平均は一時630円高まで上伸したが、その時点でも東証1部は値下がり銘柄数の方が多く、225に偏った上昇だった。後場、利益確定売りから伸び悩む場面もあったが、殆ど大勢には影響なし。上がっても売りが殆ど出てこないのとは対象的に、少しでも下がるとショートカバーや待ってましたの押し目買いが大量に入ってくるので、そりゃあ、なかなか下がりませんよね。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:買い 200株 売り100株



2021年2月15日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 30,084.15 +564.08 +1.91
TOPIX 1,953.94 +20.06 +1.04

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。長期金利が上昇したことでハイテク株の一角が売られマイナス圏で推移する時間が長かったが、下値は固く引けにかけ上昇に転じた。

日経平均は反発。先週の月曜日のデジャヴュを見ているような感じで、寄り付きから先物でドカンと上げ、難なく心理的節目3万円を突破した。3万円を達成した後は利益確定売りに押される場面もあったが、売り物は限定的で大引けにかけ再び買いが優勢となった。先物の板を見ていても本当に売り物が少なく、ちょっと買えばすぐ値が飛んでしまうような状態。下がっている時に弱気なこと、上がっている時に強気なことを言うのは猿でもできますが、今の状況を見ていると3万円は通過点って感じがしますね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2021年2月12日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,520.07 -42.86 -0.14
TOPIX 1,933.88 +3.06 +0.16

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。景気敏感株の一角に利益確定売りが出たものの、追加経済対策への期待感から下値は固かった。

日経平均は反落。祝日を跨ぎ米国株は小動きで戻ってきて手掛かり材料を欠くなか、利益確定売りと押し目買いが交錯し、終日膠着感の強い展開となった。まあ、2月だけで日経平均は2,000円も上昇しているわけですから、それを考えれば揉み合いでも強いと言う他ありません。来週は3万円台が見られるかもしれませんね。自分が生きている間に再び3万円台が見られるのは感慨無量ですが、株など下がりだせばあっと言う間ですから、注意は怠らないようにしたいものです。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:100株



2021年2月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,562.93 +57.00 +0.19
TOPIX 1,930.82 +5.28 +0.27

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは4日続伸。引き続き米民主党が財政調整法を活用して、単独で大規模な追加経済対策を成立させるとの思惑から底堅い展開となった。

日経平均は4日続伸。利益確定売りからマイナス圏で推移する場面も多かったが、下値は固く終わってみれば高値引け。高値を更新しているので、当然戻り売り圧力はなく、出るのは基本的に利益確定売りのみです。なので好材料が出なくても大きな悪材料さえ出なければ、ジワジワ強含む本日のような動きになりますね。利益確定売りを出しても、一服している銘柄に再び買いを入れるので循環も効いていますし、なかなか下げそうにありません。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:なし



2021年2月9日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,505.93 +117.43 +0.40
TOPIX 1,925.54 +1.59 +0.08

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは3日続伸。、景気敏感株を中心に堅調な展開となった。主要3指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は3日続伸。米国株式市場で主要3指数が史上最高値を更新した流れを受け買いが先行したが、昨日急騰したことや円高の進行もあり上値は重かった。ただ、ソフトバンクグループとファーストリテイリングの2社で123円ほど日経平均を押し上げたこともあり、しっかり3桁の上昇を保って大引け。本日はグロース株の方が優勢な動きだった。ここ数ヶ月、月の前半はバリュー株が優位で、月の後半はグロース株が優位な流れとなっています。そろそろ入れ替わるタイミングには来ていますがどうなんでしょう。一旦小休止に入るのか、一気に3万円までやってしまうのか、仮に3万円台に乗せても単なる通過点って雰囲気になっているのが恐ろしい。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし




2021年2月8日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,388.50 +609.31 +2.12
TOPIX 1,923.95 +33.00 +1.75

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは続伸。さして注目でもない雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比4.9万人増と、市場予想の5万人増を下回る結果となった。下回る分には大規模な追加経済対策の正当性が得られるので、株式市場には好材料となり、終日堅調な展開となった。

日経平均は続伸。米国株は上昇して戻ってきたが、先週末大きく上げたこともあり寄り付きは50円高と控えめなスタートとなった。その後、恐らくCTAだと思いますが、アルゴ的な買いが先物に断続的に入り、あっという間に600円を超える上昇となった。上にしこりがないので、仕掛ければ値が飛びやすい状況ですが、月曜日の早朝というのは想定外だったので驚きましたね。これだけ急騰しても戻り売りはでない水準なので、後場など少ない出来高でも高値を維持でき、更なる仕掛け待ちと言った感じで大引けとなった。やる気なら今週中にも3万円到達も可能なんでしょうが、ほんと異常ですよね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2021年2月5日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,779.19 +437.24 +1.54
TOPIX 1,890.95 +25.83 +1.38

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反発。週間新規失業保険申請件数が市場予想より改善したことや、追加経済対策は財政調整法を利用して民主党単独で成立さるとの思惑もあり、終日堅調な展開となった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなった。バリュー株が優位な流れには変わりなく、全体的な底上げが継続した。決算発表も上昇修正するものが多く、先回り的な買いも株価を押し上げている。今晩の米雇用統計に関しては、ここ数年は数字が強くても弱くても、結局いいとこ取りで株は上げますから今回も同じでしょう。ただ、極端に強い場合は荒れる可能性があります。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2021年2月4日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,341.95 -304.55 -1.06
TOPIX 1,865.12 -5.97 -0.32

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。朝方は利益確定売りに押される場面もあったが、ADP雇用統計とISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことや、追加経済対策への期待感から切り返す展開となった。

日経平均は反落。直近3日間で1,000円近く上昇した反動から日経平均は300円を超す下げとなったが、一昨日あたりからバリュー株買い・グロース株売りの流れが強まっていることもあり、東証1部全体では値上がり銘柄数の方が多かった。300円安も見た目ほど悪くないって感じ。

本日の取引:1社 2勝 +11,600円
持ち越し:なし



2021年2月3日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,646.50 +284.33 +1.00
TOPIX 1,871.09 +24.07 +1.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。共和党と調整している1.9兆ドル規模の追加経済対策を巡って、民主党が財政調整法を活用して単独で成立させる手続きを進めていると伝わったことや、個人の投機的な売買が弱まったことで、終日買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株高と為替の円安基調を受け買い先行で始まり、終日堅調な展開となった。これで先週末に急落した分は完全に取り戻す形となった。レディット集団は先鋭化したり政治問題化する前に、日本の仕手集団のように仲間割れによる自滅に向かいつつある。

本日の取引:1社 1勝 +8,900円
持ち越し:なし



2021年2月2日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,362.17 +271.12 +0.97
TOPIX 1,847.02 +17.18 +0.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。追加経済対策への期待感や、先週マーケットの混乱を招いていた個人の投機的な売買が弱まったことで、終日買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高と為替の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。朝方は米国株先物が弱かったこともあり、下げに転じる場面もあったが、米国株先物が強含むと先物主導で上げ幅を拡大した。28,500円レベルでは戻り売りも警戒されることから、後場は膠着感の強い展開となった。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2021年2月1日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,091.05 +427.66 +1.55
TOPIX 1,829.84 +21.06 +1.16

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ロビンフッド・マーケッツを利用した個人投資家による投機的な売買が市場の混乱を招くとの警戒感から売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株は反落で戻ってきたが、直近2営業日で1,000円近く急落した反動や、米国株先物が強含みで推移していたことから、終日右肩上がりの展開となった。米国の個人投資家の暴走に警戒感は残るが、今晩の米国株の反発を先取りした形。ロビンフッドを使った取引が相場操縦に当たるとかテクニカルな問題よりも、こういうことが起きるほどマーケットが過熱していると言う認識が広がるほうが遥かにマイナスなので、早期に収束できるのか注目。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2021年1月29日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,663.39 -534.03 -1.89
TOPIX 1,808.78 -30.07 -1.64

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。複数の株式取引プラットフォームが問題になっている個人トレーダーの制限に乗り出したことで、市場混乱への警戒感が後退し買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株の反発を受け買い先行で始まったが、SNSで集まった個人トレーダーによる「共闘」問題が二転三転。空売りを専門とする米シトロン・リサーチ社が、日本時間午後11時に個人投資家が注目すべき重大な発表を行うとツイートしたことで、米国株先物が下げ幅を拡大し日経平均も売りが優勢となった。

一人ひとりはゴミのような存在でも、ヒッチコックの映画のように集団になればヘッジファンドも瞬殺してしまう力があることが米国で証明されました。今までさんざん個人を食い物にしてきたヘッジファンドが大損するのを見るのも悪くはありませんが、実害もあります。ロング・ショート戦略を行っていたヘッジファンドが大損害を受けたり、破綻したりすれば、ポジション解消の反対売買を行います。それが1社にとどまらず連鎖するようなことになれば、マーケットは当然混乱に陥り、影響は世界に波及します。一般投資家には迷惑な話で、ここまでマーケットを過熱させてしまった当局にも責任はあるでしょう。差し当たって米規制監督当局がどう動くのか? 結構難しい問題で相場操縦として簡単に処理して終わりとは、なかなかならないのではないか。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:200株