本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2021年12月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,545.68 -520.64 -1.79
TOPIX 1,984.47 -28.61 -1.42

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。景気敏感株は底堅かったことから、ダウの下げ幅は小幅だったが、大手ハイテク株が軒並み売られナスダックは大幅安となった。

日経平均は反落。NYダウは横ばいだったが、ナスダックが2.47%の急落となったことで、ハイテク株中心に売り先行の始まりとなった。ただ、バリュー系の株は底堅く推移していたことで、前場はそれほど悪くないなって感じでしたが、ノーマクだっった日銀の金融政策決定会合で、新型コロナウイルス感染拡大を受けた民間部門の資金繰り支援策のうちコマーシャルペーパー(CP)と社債買い入れの増額措置を2022年3月に終了すると伝わると、アルゴリズムをひっかけたのか先物にまとまった売りが出て下げ幅を拡大した。なかでも需給の悪いマザーズ指数は3.72%の急落となり、再び年初来安値を更新。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 5300株



2021年12月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,066.32 +606.60 +2.13
TOPIX 2,013.08 +28.98 +1.46

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。FOMCはテーパリング(量的緩和の縮小)加速と来年の利上げ回数を従来の1回から3回に増やす結果となったが、ほぼ想定内の内容だったことから、買い戻しが優勢となった。

日経平均は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、米国株が反発した流れを受け買い先行での始まりとなった。節目の29,000円を手前に伸び悩む場面もあったが、大引けでは29,000円台を回復した。殆ど短期筋の買い戻しによる上昇でしたが、600円はよく上がった方でしょう。ただ、需給が壊れている新興市場は相変わらずの動きでしたね。

本日の取引:3社 3勝 +11,000円
持ち越し:2社 5100株



2021年12月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,459.72 +27.08 +0.10
TOPIX 1,984.10 +10.29 +0.52

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。11月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、過去最大の伸びとなったことで、FOMCへの警戒感が高まり利益確定売りが優勢となった

日経平均は反発。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、売り一巡後は切り返し、その後は概ねプラス圏での推移となった。EVへの巨額投資が伝わったトヨタの上昇が相場を支えたが、全体的にはFOMCの結果発表を控えポジション調整が中心で、個別の需給を反映したまだら模様の相場だった。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 5200株



2021年12月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,432.64 -207.85 -0.73
TOPIX 1,973.81 -4.32 -0.22

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。直近大きく戻した反動や、英国でオミクロン株感染者の初の死亡が確認されたことで利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まったが、すぐに切り返すなど底堅さを見せていたが、岸田文雄首相が衆院予算委員会で、自社株買い制限の検討を求めた立憲民主の質問に対し、「新しい資本主義を実現していくことから考えたとき、重要なポイント」と、自社株買い制限を肯定するかのような答弁をしたことで、先物が売られ下げ幅を拡大した。IPOラッシュを控え、需給悪化懸念からマザーズ指数は終値で節目の1000を下回り、年初来安値を更新した。

本日の取引:1社 2勝 +6,000円
持ち越し:2社 5200株



2021年12月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,640.49 +202.72 +0.71
TOPIX 1,978.13 +2.65 +0.13

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。11月の消費者物価指数(CPI)は予想通り大幅上昇となったものの、ほぼ想定の範囲内だったことから、長期金利が低下し買いが優勢となった。S&P500は史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株の上昇を受け買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は300円を超える場面もあった。ただ、ファーストリテイリングや、値がさハイテク株の一角が指数を押し上げていただけで、全体的には本日も薄商いで様子見ムードが強かった。東証1部は値下がり銘柄数の方が多く、IPOラッシュに向け換金売りが出ているのか、マザーズ市場は冴えない動きだった。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:2社 5400株



2021年12月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,437.77 -287.70 -1.00
TOPIX 1,975.48 -15.31 -0.77

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウは直近3日間で1100ドル上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となった。ナスダックも前日大きく上昇した反動から1.7%安と冴えない動きだった。

日経平均は続落。SQ値が28,523円と低めに決まったことで、SQ値を上回って推移する場面が多かったが、大引け20分ぐらい前からポジション調整の売りが優勢となり、本日の安値圏での大引けとなった。11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、身動きがとれなかったと言うのもありますが、メジャーSQで東証1部の売買代金がたった2兆6680億円しかなく、ザラ場は殆ど開店休業状態でした。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 5000株



2021年12月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,725.47 -135.15 -0.47
TOPIX 1,990.79 -11.45 -0.57

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」への懸念後退による買いが本日も優勢となった。

日経平均は反落。米国株は3日続伸で戻ってきたが、節目の29,000円接近で利益確定売りや戻り売りも出て上値の重い展開となった。ここまでは想定内の動きで、明日のメジャーSQ後の動きに注目。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:2社 5000株



2021年12月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,860.62 +405.02 +1.42
TOPIX 2,002.24 +12.39 +0.62

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」に重症化の事例が殆ど見られないことから、景気への悪影響は限定的との見方が広がり、昨日同様買い戻しが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、昨日大きく戻したことで、値下がり銘柄もけっこう多かった。ただ、米ナスダックが3%を超える急騰となったことで、日本でもハイテク株が全面高となり、日経平均を押し上げた。オミクロンで下げた分はほぼ取り戻したが、ここから買える材料は?

本日の取引:なし
持ち越し:2社 5000株




2021年12月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,455.60 +528.23 +1.89
TOPIX 1,989.85 +42.31 +2.17

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ファウチ首席医療顧問が、オミクロン株は重症化の度合いはそれほど高くないようだとの見方を示したことで、景気敏感株中心に買い戻しが優勢となった。ダウの上げ幅は今年最大。

日経平均は反発。米国株が反発した流れを受け買い先行で始まり、足を引っ張っていたソフトバンクグループも急反発となったことで、終日堅調な展開となった。オミクロンで大騒ぎしたものの、当初から感染しても誰も重症化しないただの風邪みたいな感じでしたから、さすがに売り叩くには無理があり、ファウチ氏の発言をきっかけに買い戻しが優勢となりました。先週なんであんな過剰反応になったのか不思議でしたが、もしかすると先進国はワクチン接種者へのADE(抗体依存性感染増強)を恐れたのかもしれません。ワクチン接種者の多い欧米でも重症者が出ていないことで、火消しに入ったと言ったところか。勿論、公にはADEが心配など口が裂けても言えませんが、変異株が出るたびに繰り返されそうですね。

本日の取引:2社 2勝 +18,000円
持ち越し:2社 5000株



2021年12月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,927.37 -102.20 -0.36
TOPIX 1,947.54 -10.32 -0.53

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比21万人増と市場予想の57万3000人増を大幅に下回った。ただ、失業率は低下するなど強弱入り混じる内容で、インフレ懸念を強めるFRBの金融政策正常化への妨げにはならないとの思惑から売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安とソフトバンクグループが下げ止まらないことから、日経平均の下げ幅は300円を超える場面もあった。ただ、米国株先物が強含みで推移していたこともあり、節目の27,500円は本日も維持し、徐々に下げ幅を縮小した。ソフトバンクG株は、個人に人気で信用取引の担保にもなっているので、ここが下げ止まらないと厳しいですね。そのせいもあってか、マザーズ市場は3.8%の急落となり、年初来安値近辺での取引となっている。年末にかけIPOラッシュも控えているので、更に需給が悪化しそうなのも気がかりです。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:3社 5300株



2021年12月3日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,029.57 +276.20 +1.00
TOPIX 1,957.86 +31.49 +1.63

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ダウは直近2日間で1100ドルほど下落していたことから、値ごろ感からの押し目買いが優勢となった。ダウの上げ幅は617ドルとなり今年最大だった。

日経平均は反発。米国株は反発で戻ってきたが、値がさ株の一角が弱かったことで前場は上値の重い展開だった。ただ、日経平均は5営業日で1700円以上下落していたことから、後場になると徐々に買い戻しが優勢となり、日経平均、TOPIXとも高値引け。グロース株よりバリュー株の方が終日優勢だった。なんとしてもオミクロン株で大騒ぎさせたいような意図が感じられ、まだ暫くは不安定な動きが続きそう。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:3社 5500株



2021年12月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,753.37 -182.25 -0.65
TOPIX 1,926.37 -10.37 -0.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。前日に大幅安となった反動から、ダウは520ドル高まで上する場面もあったが、米国でオミクロン株の初の感染者が確認されると、売りのアルゴリズムが発動し引けにかけ大失速となった。

日経平均は反落。米国株の続落を受け売り先行で始まったが、米国株先物や他のアジア市場が堅調に推移していたこともあり、切り返す場面もあったが、買いは続かなかった。オミクロン株への警戒感というか、アルゴリズムへの警戒感って感じですね。先物は時間外で何度も27,500円を割り込んでいますが、現物は27,500円を割り込んでいないので、ここがサポートとして機能するかが目先の焦点。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:3社 5800株



2021年12月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,935.62 +113.86 +0.41
TOPIX 1,936.74 +8.39 +0.44

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。オミクロン変異株に対するワクチン効果低減観測や、パウエルFRB議長が議会証言でテーパリングを加速する可能性を指摘し、インフレ長期化の警戒も強めたことで売り直される展開となった。

日経平均は反発。米国株は、オミクロン変異株とパウエル議長の発言から大幅安となったが、米国株の下落は昨日の時点で織り込んでいたことから、自律反発の動きとなった。ただ、昨日のようにモデルナCEOの発言一つで、800円ぐらい急落してしまうほど地合いが不安定になっているので、上値は重かった。まあ、直近3日間で1,700円近く下がって、たった113円の反発では値幅的には殆ど意味がありませんが、取り敢えず東京市場で下げ止まったとで、今日のところは良しとするしかありませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 5500株




2021年11月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,821.76 -462.16 -1.63
TOPIX 1,928.35 -20.13 -1.03

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日急落した反動や、バイデン大統領がオミクロン型の感染拡大を巡り、現時点でロックダウンは考えていないと述べたことで、押し目買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株の反発を受け、朝方は400円を超える上昇となったが、本日はMSCI定期銘柄入れ替えに伴う2000億円の資金流出があることから、買い一巡後は上値の重い展開となった。それでもプラス圏を維持して終わるだろうと思われたが、後場中頃にモデルナのCEOが、オミクロン株へのワクチン効果はデルタ株と比べてかなり低下する可能性があると指摘したことで、アルゴリズムの売りスイッチが入り、あっという間の急落劇となった。先物は現物市場が終わってからも売られ続け、750円安で引ける。そもそも感染力やワクチンの効き目より、毒性(重症化率)が一番重要で、現時点で南アフリカの医師によると患者は殆どが軽症なんですが、それは無視されています。ワクチンを打つモチベーションが下がってきているので、ワクチンをまだまだ売りつけたいのか、やたら不安を煽っています。弱毒でも変異株が出るたびにワクチンが必要なら、今後何十回も接種が必要でしょうね。狂った世の中です。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:3社 5500株



2021年11月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,283.92 -467.70 -1.63
TOPIX 1,948.48 -36.50 -1.84

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の出現を受け、リスクオフムードが強まり、終日売りが優勢となった。

日経平均は続落。欧米株安と円高進行を大幅続落で始まったが、売り一巡後は米国株先物が堅調に推移していたことから、買い戻しが入りプラス転換する場面もあった。ただ、後場になると岸田総理が全世界を対象にした外国人の入国措置を禁止を発表したことで、再び売り直され安値圏で大引けとなった。新型コロナウイルスの変異株オミクロン株に関しては、感染力が強いと言うこと以外は殆ど情報がありません。ただ、デルタ株より感染力が強いのであれば、更に弱毒化している可能性が高く、現時点では煽りすぎって感じですね。まあ、全体像が明らかになるにつれて、落ち着いてくるんじゃないでしょうか。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:3社 4900株



2021年11月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,751.62 -747.66 -2.53
TOPIX 1,984.98 -40.71 -2.01

米国株式市場は感謝祭の祝日で休場。

日経平均は反落。米国株は休場だったが、欧州で感染拡大が続いていることや、南アフリカの新たな変異株などを材料に寄りからまとまった売りが出て、それがアルゴリズムを引っ掛けけ、売りが売りを呼ぶ展開となった。南アフリカの変異株に関しては、どのようなものかまだ情報が少なく、米国が感謝祭で海外勢が少なかったことも、売り仕掛け易かったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:3社 4600株