本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2021年10月29日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,892.69 +72.60 +0.25
TOPIX 2,001.18 +1.52 +0.08

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。概ね良好な主要企業の決算を好感し上昇して寄り付き、その後もアップルなどに先回り的な買いが入り、終日堅調な展開となった。ナスダックは1カ月半ぶりに史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株は堅調に戻ってきたが、決算発表を受けたアップルやアマゾンが時間外で売られ、米国株先物が軟調に推移していたことで、CMEの清算値を大きく下回っての寄り付きとなった。日経平均の下げ幅は300円を超える場面もあったが、後場になると買い戻しも入りプラス圏を維持して大引け。衆院選は自公で過半数は確保するんでしょうが、自民党がどの程度議席を減らすのかが焦点。44議席以上減らせば首相の求心力低下は免れない。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 2400株



2021年10月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,820.09 -278.15 -0.96
TOPIX 1,999.66 -14.15 -0.70

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。ダウは連日で史上最高値を更新していたこともあり、この日は景気敏感株中心に利益確定売りに押される展開となった。

日経平均は続落。NYダウの下落を受け売り先行での始まりとなった。決算を受けファナックなどの値がさ株が急落した影響から、日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面もあったが、売り一巡後は押し目買いも入り下げ渋った。大引けにかけTOPIXの浮動株比率見直しに伴うリバランス売買の影響で、東証1部の売買代金は5兆円に膨らんだ。今回の決算プレーは、予想されていたとは言え半導体不足や原材料高などの影響が大きく、明暗が分かれる形になっています。また、株価位置も微妙なことから、新規の決算跨ぎはギャンブルって感じですかね。

本日の取引:2社 2勝 +9,300円
持ち越し:2社 2400株



2021年10月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,098.24 -7.77 -0.03
TOPIX 2,013.81 -4.59 -0.23

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。市場予想を上回る主要企業の決算発表が相次いでいることや、10月の消費者信頼感指数も市場予想を上回り、ダウ・S&P500は連日で史上最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株は小幅高で戻ってきたが、前日500円急騰した反動から売り先行で始まり、一時下げ幅が200円を超える場面もあった。ただ、米国株が絶好調で一方的に売る理由もないことから大引けにかけ下げ渋った。ここまで国内決算発表は概ね堅調ですが、高値圏にある株は普通に良い決算では利益確定売りに押されるケースも多く、決算プレーは株価位置と相談って感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 2400株



2021年10月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,106.01 +505.60 +1.77
TOPIX 2,018.40 +22.98 +1.15

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。市場予想を上回る主要企業の決算発表が相次いでいることや、民主党が歳出・歳入法案で合意できれば、膠着している1兆ドル規模のインフラ投資計画も進むとの思惑もあり、ダウ・S&P500とも史上最高値を更新した。

日経平均は反発。NYダウとS&P500が史上最高値を更新した流れを受け買いが先行。日経平均への寄与度の大きいファーストリテイリングなどが強かったこともあり、500円を超える上昇となった。先週の木曜日などは意味不明に540円下げたりしているので、500円上がったとしても帳尻を合わせただけで、強かったという実感はあまり湧きません。まあ、米国と比較しなければこれでも頑張っている方なんでしょうが。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:2社 2400株




2021年10月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,600.41 -204.44 -0.71
TOPIX 1,995.42 -6.81 -0.34

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。中国恒大集団がひとまずデフォルトを回避できる見通しとなったことや、概ね好調な主要企業の決算を好感し、ダウは2ヶ月ぶりに史上最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、ナスダックが反落した流れから売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は300円を超える場面もあった。売り一巡後は下げ渋ったものの、終日薄商いで冴えない展開となった。静岡補選での与党敗北は直接本日の株価に影響はなかったと思いますが、週末に向け更に様子見ムードが強まりそう。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 2400株



2021年10月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,804.85 +96.27 +0.34
TOPIX 2,002.23 +1.42 +0.07

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。売上高が市場予想にとどかなかったIBMが急落しダウの足を引っ張ったが、全体的には本日も堅調で、S&P500は7日続伸で史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、前日の弱い流れを引き継ぎ売り先行での始まりとなった。その後、中国恒大集団の利払い履行報道を受け、300円近く上昇する場面もあったが、買いは続かず小幅高での大引けとなった。中国恒大集団の利払い報道は、買い戻すきっかけにはなったものの、これが理由で売られていたわけではないので、こんなもんでしょう。来週から決算発表が本格化しますが、予想外が難しく波乱含みって感じですね。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:2社 2400株



2021年10月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,708.58 -546.97 -1.87
TOPIX 2,000.81 -26.86 -1.32

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。市場予想を上回る主要企業の決算発表が続いていることを受け、ダウは取引時間中の最高値を更新するなど堅調な展開となった。ただ、長期金利の上昇を受けナスダックは利益確定売りに押された。

日経平均は反落。ナスダックが反落した流れを受け、ハイテク株が売られ小反落しての寄り付きとなった。前場は小安い水準で揉み合っていたが、後場になると先物主導で下げ幅を拡大し、本日の安値圏で大引けとなった。米国株先物は軟調でしたが大きな下げではなく、中国株も小幅ながら上昇していたので急落した理由はよく分かりません。日本郵政株売却に伴う換金売りとか、一部メディアが衆院選で自民党が議席を減らす予想を出したので、その辺が多少影響したのかもしれません。いずれにしろ、ザラ場の商いがかなり薄いので、上がるときも下がるときも、先物へのちょっとした仕掛けで大きく動いてしまいます。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:2社 2000株



2021年10月20日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,255.55 +40.03 +0.14
TOPIX 2,027.67 +1.10 +0.05

米国株は、ダウは反発、ナスダックは5日続伸。7~9月期の決算発表が本格化しているが、好業績を発表する企業が多く、終日堅調な展開となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。日経平均の上げ幅は300円に迫る場面もあったが、国内も来週から決算発表が本格化してくることから、上値追いには慎重な投資家も多く、伸び悩んでの大引けとなった。長引いた緊急事態宣言や半導体不足の影響も読みきれないことから、月内は上値は重そうですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:2社 1700株



2021年10月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,215.52 +190.06 +0.65
TOPIX 2,026.57 +7.34 +0.36

米国株は、ダウは反落、ナスダックは4日続伸。朝方は中国の景気停滞などが意識され売りが先行し、ダウの下げ幅は250ドルを超える場面もあったが、本格化する決算発表への期待感も強く下げ渋る展開となった。ナスダックは4日続伸で15,000P台を回復した。

日経平均は反発。ナスダックが4日続伸した流れを受け、グロース株優位に推移し指数を押し上げた。日経平均が200円近く上昇した割には、東証1部の値下がり銘柄は962と多かった。全体を押し上げるにはエネルギー不足で、一時期のグロースかバリューかどちらかしか買われない相場となっている。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 1800株



2021年10月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,025.46 -43.17 -0.15
TOPIX 2,019.23 -4.70 -0.23

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは3日続伸。9月の小売売上高が市場予想を上回ったことや、大手金融を中心に好調な決算が相次いだことも好感された。ダウは再び史上最高値を伺う動きとなっている。

日経平均は小幅に反落。米国株は続伸で戻ってきたが、直近2営業日で1,000円近く戻した反動もあり、終日揉み合う展開となった。典型的な月曜ボケって感じで、動意に乏しい1日でした。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 1700株



2021年10月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 29,068.63 +517.70 +1.81
TOPIX 2,023.93 +36.96 +1.86

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。週間新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、9月の卸売物価指数も8月から伸びが鈍化したことで過度なインフレ懸念が後退した。また、市場予想を上回る主要企業の決算発表が相次いだことで、終日堅調な展開となった。

日経平均は続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、終日右肩上がりの展開となった。日経平均は日足基準線レベルまで戻したことで、取り敢えず中立に戻ったと言ったところ。円安が止まりません。まだ騒ぐほどのレベルではありませんが、原材料高が継続する中で円安がどんどん進めばネガテイブな影響も考えなければいけません。価格転嫁が容易にできない業種なども多く、銘柄選択もより重要になってきます。

本日の取引:3社 3勝 +18000円
持ち越し:2社 1700株




2021年10月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,550.93 +410.65 +1.46
TOPIX 1,986.97 +13.14 +0.67

米国株は、ダウは小幅に4日続落、ナスダックは反発。朝方発表の9月のCPIは、エネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比4.0%上昇と前月と変わらず、市場予想と同水準だったことで、過度なインフレ懸念が後退し、ハイテク株などが買われた。

日経平均は反発。ナスダックが反発した流れを受け、ハイテク株はほぼ全面高で日経平均を押し上げたが、東証1部は終始値下がり銘柄数の方が多く、全体的には上値の重い展開だった。衆院選は19日公示の31日投開票で実施される。ちなみに1969年以降に実施された衆議院選挙において、解散前営業日から選挙前営業日の日経平均株価は16回すべてで上昇しています。まあ、選挙期間中は調子のいいことばかり言いますからね。個人的には、自公は嫌いですが、野党はもっと嫌いなので、今回も投票先がありません。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:3社 3100株



2021年10月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,140.28 -90.33 -0.32
TOPIX 1,973.83 -8.85 -0.45

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続落。9月の消費者物価指数(CPI)が発表を控えていることや、インフレを背景にしたコスト高が警戒される中で、主要企業の決算発表を見極めたい投資家も多く、小安い水準での揉み合いが続いた。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後意味不明に上昇に転じる場面もあったが、上値を追う材料はなく、再び下げに転じた。スタグフレーション懸念が徐々に広がっていることから、今晩発表の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑から、後場は様子見ムードが強まった。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2900株



2021年10月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,230.61 -267.59 -0.94
TOPIX 1,982.68 -13.90 -0.70

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。朝方は原油高を背景にエネルギー関連株が買われて上昇したが、 ゴールドマン・サックスが2021年と22年通期の経済成長率見通しをそれぞれ下方修正したことで、エネルギー関連株にも利益確定売りが出て下げに転じた。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まりとなった。売り一巡後は円安基調が継続していることもあり、28,200円~28,300円の狭いレンジで一進一退の動きとなった。岸田文雄首相が、企業が3カ月に一度、業績などを発表する四半期開示の制度を見直す方針を示していますが、これはいかがなものかと思いますね。企業と投資家の情報格差を埋めるのを目的に四半期開示にしたのに、それをまた元に戻すというのは、国内のみならず海外投資家からも失望されそうです。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 2700株



2021年10月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,498.20 +449.26 +1.60
TOPIX 1,996.58 +34.73 +1.77

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。非農業部門雇用者数は前月比19万4000人増と市場予想の50万人増を下回ったが、年内のテーパリング開始が覆るほどではないとの見方から、終日方向感のない展開となった。

日経平均は3日続伸。米国株安を受け、売り先行での始まりとなった。ただ、SQ通過によるアク抜けや、FRBの年内テーパリング開始観測から、米長期金利が上昇し112円台の円安になったことが好感され、一転400円を超える上昇となった。日経平均は年初来高値を付けてから3,000円幅の調整をしていたので、このぐらいの自律反発は当然と言ったところですが、まだ暫くは不安定な動きが続きそうです。テクニカル的な節目が集中する29,000円前後からが正念場。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:2社 2700株



2021年10月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 28,048.94 +370.73 +1.34
TOPIX 1,961.85 +22.23 +1.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。民主党と共和党が連邦政府の債務上限問題の先送りで合意に達したことで、目先のデフォルトが回避できるとの見方から買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高やオプションSQ通過による需給改善期待から買いが先行。その後、1週間ぶりに取引を再開した中国市場が底堅く推移していることを受け、日経平均の上げ幅は600円を超える場面もあった。ただ、米雇用統計を控えていることもあり、伸び悩んで大引けとなった。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 2900株



2021年10月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,678.21 +149.34 +0.54
TOPIX 1,939.62 -2.29 -0.12

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。売り先行で始まり、ダウの下げ幅は450ドルを超える場面もあったが、共和党のマコネル上院院内総務が債務上限問題を巡り、12月まで一時的に上限を拡大する案を示したことで買いが優勢となった。

日経平均は反発。昨夜のナイトセッションで27,000円を割れる場面もあったが、米国株が続伸で戻ってきたことで買い先行での始まりとなった。8日続落した反動もあり、日経平均の上げ幅は500円に迫る場面もあったが、上値は重く伸び悩んでの大引け。ただ、TOPIXは9日続落で東証1部全体でも値下がり銘柄数の方が多かった。さすがに先物の27,000円割れはやり過ぎということで戻しましたが、米国の債務上限問題も先送りにすぎませんし、ボラが落ち着くには暫く時間がかかりそうですね。

本日の取引:2社 2勝 +8,000円
持ち越し:2社 2700株



2021年10月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,528.87 -293.25 -1.05
TOPIX 1,941.91 -5.84 -0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことや、直近の下落を受け主力ハイテク株に自律反発狙いの買いが入り、終日堅調な展開となった。

日経平均は8日続落。米国株の上昇を受け買いが先行したが、上値は重く、10時前後から先物にまとまった売りが出て崩される。昼休みに先物は27,180円まで下げ、上下の値幅は1,000円を超えるなど、SQ週の水曜日らしい荒れた展開となった。ナイトセッションと明日のザラ場でもう一度27,000円を試してくる可能性はありますね。

日経平均の8日続落は12年ぶりだそうですか、へーそうなのって感じですね。まあ、日銀がETF買いを年々拡大し、下げる日でも無理やり上げてきたので、ゆがんだ指数になっているのは確かです。

本日の取引:2社 2勝 +9,000円
持ち越し:2社 2800株