本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年8月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,096.75 -192.61 -0.83
TOPIX 1,609.82 -13.56 -0.84

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。経済指標は好悪まちまちで、目新しい材料もないことから終日方向感のない展開となった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、日経平均は先週4連騰して960円ほど上げた反動も有り、朝から利益確定売りが優勢だった。寄り前に内閣府が発表した4ー6月期の実質国内総生産(GDP)は、年率換算でマイナス27.8%とリーマン・ショック時を遥かに上回る戦後最大の落ち込みとなったが、既に織り込み済みで株も為替も影響は皆無だった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,289.36 +39.75 +0.17
TOPIX 1,623.38 -0.77 -0.05

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。週間新規失業保険申請件数が市場予想より改善を示したことで、ダウは上昇する場面もあったが、追加の経済対策を巡り与野党の協議に目立った進展がなかったことで、目先の利益を確定する売りが優勢となった。

日経平均は4日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたことで手掛かり材料に乏しく、小高い水準での一進一退の展開となった。内閣府が17日発表する4ー6月期の実質国内総生産(GDP)は、リーマン・ショック時を上回る戦後最大の落ち込み年率26~27%減となるようですが、これは既に織り込み済みなので相場への影響は皆無でしょう。コロナの終息が見えてこなければ経済活動の水準が元に戻ることはありませんが、コロナのおかげてマーケットには空前の流動性が供給され、国民には給付金などの対策もなされたことで株価だけは絶好調です。コロナは早く終息して欲しいですが、コロナが終息した後の方がむしろ株価は低迷するんじゃないかと思っています。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,249.61 +405.65 +1.78
TOPIX 1,624.15 +18.62 +1.16

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ワクチン実用化への期待感や、経済支援が続くとの思惑からハイテク株中心に買われた。

日経平均は3日続伸。米国株高や為替の円安基調を受け、寄り付きで節目の23,000円台を回復し、その後もじり高の展開となった。悪い材料は未曾有の財政金融政策で相殺され、ワクチンなどの材料には何度もプラスに反応するので、上がるしかないって感じになっていますね。足元の株価水準は既にバブルの領域だと思いますが、金融緩和によって悪材料がすべて吸収されてしまうので、大きく崩れる要因が見つかりません。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年8月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,843.96 +93.72 +0.41
TOPIX 1,605.53 +19.57 +1.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ロシア政府が世界初の新型コロナウイルスのワクチンを承認したとや、トランプ大統領がキャピタルゲイン減税に言及したことを好感し、ダウは一時360ドルほど上げる場面もあった。その後、追加の景気対策を巡る与野党の協議が行き詰まっていると伝わったことで、引けにかけ利益確定売りが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株は反落で戻ってきたものの、ドル円が円安に振れたことや米国株先物が堅調な推移となったことで、終日強含みでの推移となった。先駆して上昇していた銘柄に利益確定売りが出る一方、出遅れている割安株に資金が回っている印象。この時期としては出来高も多く、今年はコロナの影響で帰省できない個人投資家がマーケットに積極的に参加している感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,750.24 +420.30 +1.88
TOPIX 1,585.96 +39.22 +2.54

米国株は、ダウは7日続伸、ナスダックは続落。トランプ大統領が失業給付の増額を含む追加経済対策を大統領令で発動したことや、ムニューシン財務長官が「野党・民主党との協議を再開し、今週中にも与野党が合意できる」との見通しを述べたことも好感された。

日経平均は反発、NYダウが7日続伸した流れを受け買いが先行。米国株先物が堅調に推移していたことも支えにじり高となった。米国株は、ナスダックが調整中はダウが買われる良い循環になっていますね。ITバブルの頃もニューエコノミー、オールドエコノミーとか言って交互に買われて指数を維持していたのを思い出してしまいました。そんな中、トランプ大統領がキャピタルゲイン減税を「真剣」に検討中との報道があり、驚きましたね。バブルを抑制するため増税なら分かりますが、更にバブルを加速させようとしているんですから恐ろしい国です。日本も日銀がETFを買うより、キャピタルゲイン減税をしてくれた方がよほど健全なんですがね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし



2020年8月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,329.94 -88.21 -0.39
TOPIX 1,546.74 -3.14 -0.20

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは7日続伸。週間新規失業保険申請件数が3週間ぶりに減少に転じたことや、アップルやマイクロソフトなど主力ハイテク株が再び買いを集め相場を牽引した。

日経平均は3日続落。米国株は続伸で戻ってきたが、明日からの3連休を前に手控えムードが強く、小幅高で寄り付いた後は手仕舞い売りが優勢となった。個別は決算プレーでそれなりに激しく動いているものの、良いものは買われ、悪いものは売られる素直な流れで、特に決算絡みのサプライズはなし。

トランプ大統領が中国の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に関わる取引を45日後に禁じる大統領令に署名したというニュースも考えて見れば凄い話ですよね。中国の企業は基本的にすべて中国共産党の影響下にあるわけですから、安全保障上の脅威だと言えばどんな業種でも締め出すことは可能ですから、貿易協議がどうこうとか言う以前の問題になってしまいます。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし




2020年8月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,418.15 -96.70 -0.43
TOPIX 1,549.88 -4.83 -0.31

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは6日続伸。追加経済対策を巡り与野党の合意に向けた期待感が強まったことや、7月のISM非製造業景況指数が市場予想を大きく上回ったことが好感された。ナスダックは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は続落。米国株は続伸で戻ってきたが、国内は2020年4~6月期の決算発表が本格化していることから、個別の決算プレーが中心で、全体的には終日方向感のない展開となった。それにしても米国株はITバブルどころじゃない上昇ですね。相場でタラレバを言うのは無意味ですが、もしコロナが発生していなければこんなに上がることはなかったでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月5日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22,514.85 -58.81 -0.26
TOPIX 1,554.71 -0.55 -0.04

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは5日続伸。追加経済対策を巡る与野党の協議が難航していることから、朝方は下げる場面もあったが、共和党上院トップのマコネル院内総務が「政権と民主党指導部が支援策で合意すればその案を支持する」と述べたと報じられ、切り返す展開となった。

日経平均は小幅に反落。米国株は続伸で戻ってきたが、日経平均は2日間で800円を超える上昇となった反動も有り、寄りから利益確定売りが優勢となった。ただ、下がれば日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小するのはいつものことで、本日も後場に下げ幅を縮小する展開となった。これからお盆休み等で市場参加者が減ってくるなか、日銀による巨額のETF買いがますます存在感を発揮しそうですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,573.66 +378.28 +1.70
TOPIX 1,555.26 +32.62 +2.14

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは4日続伸。中国の動画投稿アプリTikTok(ティックトック)の米国事業の買収交渉を進めていると発表したマイクロソフトが上場来高値を更新するなど、引き続きハイテク株の上昇が相場を牽引した。

日経平均は続伸。米国株高や為替の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。円高の重しがとれたことでセンチメントも改善し、それほど良くない決算でも悪材料出尽くしから急騰する銘柄もチラホラ。数日前まで決算跨ぎの持ち越しは買いに不利だったが、売りもリスクが高くなったことも買い戻しにつながった。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年8月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,195.38 +485.38 +2.24
TOPIX 1,522.64 +26.58 +1.78

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。新型コロナ対策を巡る与野党の協議が難航していることや、7月の消費者態度指数が3カ月ぶりに低下したことを受け、ダウはマイナス圏で推移する場面も多かった。ただ、主要ハイテク株は好調でアップルが10%高となり、1銘柄でダウを260ドルほど押し上げた。

日経平均は反発。米国株高やドル円が円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。円安に振れた理由は月末需給とか言われていて、よく分からないところもありますが、2円ほど円安に戻してので米国株の上昇よりもこちらの方が買い安心感につながった印象。8月はアノマリーから株式相場にとってあまりよい月ではないので、為替の動向にも引き続き注意が必要ですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2020年7月31日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,710.00 -629.23 -2.82
TOPIX 1,496.06 -43.41 -2.82

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が過去最大の減少となったことや、週間新規失業保険申請件数も2週連続で増加したことを受け、景気回復への不透明感が強まった。ただ、引け後のGAFAに対する決算期待もあり、ナスダックは朝安後に切り返す展開となった。

日経平均は6日続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、為替の円高基調が重しとなり続落しての始まりとなった。米国株先物はGAFAの好決算を受け堅調な展開となっていたが、下支え要因とはならなかった。後場は日銀のETF買いも入っていたんでしょうが、決算発表で買われるのはコロナ特需などで潤った一部の銘柄に限られていることもあり、買いが見送られるなかズルズルと値を消す展開となった。決算が出揃うまでは何もしないのが吉って感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +91,000円
持ち越し:なし




2020年7月30日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22,339.23 -57.88 -0.26
TOPIX 1,539.47 -9.57 -0.62

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策と資産購入の維持が決定され、パウエルFRB議長が会合後の記者会見で「あらゆる手段を活用する」などと述べたことが買い安心感につながった。

日経平均は5日続落。米国株高を好感し朝方は3桁の上昇となる場面もあったが、国内に買い材料もなく、決算プレーを見ていても、そもそもの株価位置が高いことから対象銘柄を逆張り的に決算前に買う行為は、かなり分の悪いギャンブルなどで次第に様子見ムードが強まった。昼に都内全域の飲食店とカラオケ店に再び営業時間短縮を要請する方向で検討しているとの報道が伝わると、後場はマイナス圏に沈み膠着感を強めた。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月29日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,397.11 -260.27 -1.15
TOPIX 1,549.04 -20.08 -1.28

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。7月の消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことや、追加経済支援策を巡り共和党と民主党の溝が大きく、今後協議が難航するとの懸念から売りが優勢となった。

日経平均は4日続落。米国株安や為替の円高基調を嫌気し売り先行での始まりとなった。新規の悪材料が出たわけではないが、ドル円が105円の攻防になっており、ここを抜けた場合は一気に100円前後まで行ってしまう可能性もあることから、相場の重しとなっている。決算プレーは、良いところは買われ、悪いところは売られる、比較的素直な展開となっている。キヤノンのように配当利回りだけで株価が維持されていた銘柄は減配になると厳しい反応になりますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月28日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,657.38 -58.47 -0.26
TOPIX 1,569.12 -7.57 -0.48

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。政府の追加経済対策や急ピッチで進むワクチン開発への期待から展開となった。

日経平均は3日続落。米国株の反発を好感し買い先行での始まりとなった。ただ、昨日米国株が下がったにも関わらず日銀のETF買いで殆ど下げなかったことから上値は重かった。本日は日銀のETF買いが見込めないこともあり、後場は次第に売りが優勢となった。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2020年7月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,715.85 -35.76 -0.16
TOPIX 1,576.69 +3.73 +0.24

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。4月以降、減少が続いていた週間新規失業保険申請件数が16週間ぶりに増加に転じたことや、米中関係の悪化を懸念した売りが優勢となった。

日経平均は小幅に続落。米国株安、円高進行、米中関係の悪化などのマイナス要因を受け、朝方は300円を超える下げとなった。ただ、売り一巡後は米国株先物と上海株が落ち着いた動きだったことや、日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小し大引け。まあ、殆ど日銀のETF買いだけで持ち直したって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2020年7月22日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,751.61 -132.61 -0.58
TOPIX 1,572.96 -9.78 -0.62

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。欧州連合(EU)首脳会議で7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金について合意したことが好感され、景気敏感株が買われダウを押し上げた。ナスダックは相場の過熱感もあり利益確定売りが優勢だった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで特段目新しい材料もなく、日本は明日から4連休になることから、売り買いともに手控えムードが強く、終日狭いレンジでの取引となった。それにしても、株、商品、債権なんでも上がってしまう相場ですね。政府、中央銀行の圧倒的な資金供給を前に理屈など通用しない相場になっています。昨日もEU首脳会議で巨額の復興基金があっさり決まってしまったように、コロナの名のもとにはモラルハザードも問われないので、マネーが次から次へと供給されます。逆説的ですが、コロナが少なくても先進国で終息するまでは、このコロナバブルは膨張の一途を辿るんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし