本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年7月21日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,884.22 +166.74 +0.73
TOPIX 1,582.74 +5.71 +0.36

米国株は、ダウは小幅に反発、ナスダックは続伸。新型コロナウイルスの感染再拡大からダウは下げる場面もあったが、業績期待の高いマイクロソフト、アップル、アマゾンなどの大型ハイテク株が買われ、ナスダックは史上最高値を更新した。

日経平均は続伸。ナスダックが史上最高値を更新した流れを受け、ハイテク株中心に買い先行での始まりとなった。欧州連合(EU)首脳会議で7500億ユーロ(約92兆円)の復興基金について合意に達したとの報道も追い風となったが、4連休や国内主要企業の決算発表の本格化を控え、節目の23,000円手前で上値は重くなった。

それにしてもGoToトラベルは迷走しすぎですね。都民としてバイ菌扱いされるのは慣れてきたので、東京が除外されたことには怒りはないですが、このキャンペーンの趣旨から言って全国一律で実施または延期でなければおかしいでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月20日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,717.48 +21.06 +0.09
TOPIX 1,577.03 +3.18 +0.20

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。新型コロナウイルスの感染再拡大や、7月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことを受け、ダウは利益確定売りが終日優勢となった。ただ、モデルナやギリアド・サイエンシズなどコロナ関連のヘルスケア株は堅調で下値は限定的だった。

日経平均は反発。米国株が小動きで戻ってきたことで材料がなく、小高く寄り付いた後はマイナス圏に沈み膠着感の強い展開となった。後場は日銀のETF買い期待や上海総合株価指数が堅調な動きとなっていたことから、日経平均は再びプラス圏に切り返した。ただ、来週から国内企業決算が本格化することもあり、様子見ムードが強く、東証1部の売買代金は連日で2兆円を大きく割り込んだ。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,696.42 -73.94 -0.32
TOPIX 1,573.85 -5.21 -0.33

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。週間新規失業保険申請件数が市場予想ほど減らなかったことや、トランプ政権が8月からファーウェイの締め出しを強化することが明らかになり、米中対立の激化懸念から売りが優勢となった。ただ、ワクチン開発への期待感から下値も限定的だった。

日経平均は続落。米国株は反落で戻ってきたが、為替が円安に振れたことや米国株先物が堅調な動きとなったことで前場はプラス圏で推移する場面もあった。ただ、国内に買い上がる材料もなく、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が290人台と報じられたことで様子見ムードが強まった。月末から日本企業の決算が本格化することもあり、来週も揉み合いが継続しそうな感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,770.36 -175.14 -0.76
TOPIX 1,579.06 -10.45 -0.66

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続伸。米国での新型コロナの新規感染者数は1日6万人前後で高止まりしているものの、前日同様にワクチン開発への期待感から、これまでパフォーマンスの悪かった景気敏感株が買われた。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたものの、前日大きく上げた反動や節目の23,000円を手前に利益確定売りが優勢の寄り付きとなった。その後は、米国株先物や上海株が軟調な動きとなったことで上値は抑制された。後場は昼休みに東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の280人台になるとの報道から先物が若干売られ、前場より100円ほど安い水準での揉み合いとなった。日米とも感染者数の増加は殆ど材料にならないので、マーケット的には特に何もなかった1日。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,945.50 +358.49 +1.59
TOPIX 1,589.51 +24.36 +1.56

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。新型コロナの感染拡大を受け売られる場面もあったが、ハイテク株に比べ相対的に出遅れていた景気敏感株に買いが広がり、ダウは500ドルを超える上昇となった。朝方売られていたナスダックもダウの上昇に引っ張れる形で切り返した。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は節目の23,000円を手前に上値は重くなった。ただ、米国株先物が新型コロナウイルスのワクチン期待から堅調な動きとなったことで、日経平均は本日の高値圏で取引を終えた。

米国株は新型コロナの影響を受けにくいハイテク株が買われる(既に買われ過ぎですが)というのは分かりますが、新型コロナの感染拡大が止まらない中で、ワクチン期待があるにしても景気敏感株まで買われるというのは首をかしげたくなります。ハイテク株を買い過ぎたことによる一時的なポジション調整なんでしょうが、マーケットは実体経済を写す鏡だと言う言葉は、もはや死語になっていますね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし




2020年7月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,587.01 -197.73 -0.87
TOPIX 1,565.15 -7.87 -0.50

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。新型コロナウイルスの治療薬やワクチン開発への期待感から買いが先行し、ダウの上げ幅は500ドルを超える場面もあった。しかし、カリフォルニア州が新型コロナウイルス感染再拡大を受け、レストランの店内飲食や劇場、映画館、バーなどの閉鎖を命じたことが嫌気され、ダウは10ドル高まで上げ幅を縮小した。ナスダックは利益確定売りが出て2%を超える下落となった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、ナスダックが2%を超える下落となったことや、日経平均は昨日500円近く急騰したこともあり、売り先行での始まりとなった。ザラ場の動きを大きく左右する米国株先物は小幅高で推移していたが、上海株が軟調で日経平均の上値を抑制した。今の相場を一言でいうと、労多くして益少なしって感じですかね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,784.74 +493.93 +2.22
TOPIX 1,573.02 +37.82 +2.46

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。米国の新型コロナの新規感染者数が過去最多となったことで、ダウは朝方下げる場面もあったが、ギリアド・サイエンシズがコロナ治療薬の「レムデシビル」を重症患者に投与した臨床試験で死亡率が62%低下し、症状も改善したと発表したことなどが好感され買いが優勢となった。ナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株が新型コロナウイルスの治療薬期待から上昇した流れを受け買いが先行。前場は狭いレンジで揉み合いとなったが、米国株先物が堅調な動きで上海市場も上値追いとなったことから後場は一段高となり、日経平均・TOPIXとも高値引けとなった。感染者増などの悪材料には反応しませんが、眉唾ものでもコロナ治療薬の材料には本当に鋭く反応しますね。

本日の取引:1社 2勝 +9,400円
持ち越し:なし



2020年7月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,290.81 -238.48 -1.06
TOPIX 1,535.20 -22.04 -1.42

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。新規失業保険申請件数が市場予想より改善したものの、1日当たりの感染者数が過去最多を更新していることもあり、ダウは次第に売りが優勢となった。ハイテク株には引き続き資金が集まりナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株がまちまちで戻ってきて手掛かり材料に乏しく、前日終値付近で寄り付くと前場は小安い水準で膠着感を強めた。後場になると米国株先物や上海市場が軟調なことから次第に売りが優勢となった。東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が連日で過去最多を更新したが、相場への影響は限定的だった。

少し前まで小池氏は都民に他県への不要不急の外出は控えろと言っていましたよね。でも政府は予定通りGoToキャンペーンを強行しようとしていて、それに対して小池氏は政府に譲歩する形で双方の認識は合っていると説明。しかし、どんな利権がからんでいるのか知りませんが、GoToキャンペーンなんてくだらないものをよく考えますよね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2020年7月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,529.29 +90.64 +0.40
TOPIX 1,557.24 +0.01 +0.00

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。強弱感の対立からダウは方向感のない展開が続いたが、相変わらずハイテク株が好調で、引けにかけダウも買いが優勢となった。ナスダックは再び史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株の反発を受け小高い始まりとなり、ソフトバンクグループなど指数寄与度の高い銘柄が買われ日経平均を牽引した。 ただ、東証1部全体で見ると終日値下がり銘柄の方が多かった。後場は日銀のETF買い期待から日経平均の上げ幅は200円を超える場面もあったが、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の224人と発表されるると伸び悩んだ。米国の新規感染者は過去最多の6万人に達し、東京都も本日過去最多を更新したが、新規感染者数に相場は殆ど反応しなくなりましたね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,438.65 -176.04 -0.78
TOPIX 1,557.23 -14.48 -0.92

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。特に目新しい材料もなく、直近大きく上昇していたことから利益確定売りが出て軟調な推移となった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行の始まりとなったが、米国株の下げは昨日の時点である程度織り込んでいたこともあり、下げ幅は限定的だった。その後は、いつものように米国株先物の僅かな変化に連動する形で主体性のない動きとなった。コロナ後の動きを見ていると、日経平均は殆ど米国株の時間外市場って感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,614.69 -99.75 -0.44
TOPIX 1,571.71 -5.44 -0.34

米国株は、ダウは続伸、、ナスダックは5日続伸。上海総合指数の急騰や6月のISM非製造業景況感指数が市場予想を上回る改善となったことが好感された。ナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株は大幅続伸で戻ってきたが、これについては昨日の時点で織り込んで動いていたので、特にサプライズはなく、寄りから利益確定売りが優勢となった。昨日、急騰した上海株や米国株先物がやや軟調に推移していたこともあり、次第に様子見ムードが強くなった。まあ、下げても底堅い動きだったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年7月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,714.44 +407.96 +1.83
TOPIX 1,577.15 +24.82 +1.60

3日の米国株式市場は独立記念日の振替祝日で休場

日経平均は3日続伸。週末の米国株式市場が休場で手掛かり材料の乏しい中、小幅高での寄り付きとなった。その後、米国株先物が上値追いとなり、上海総合指数も5%を超える急騰となったことで、日経平均も薄商いのなか先物主導でスルスルと上げ幅を拡大し大幅高となった。上海総合指数のチャートも一気に上放れし、コロナ禍のなか余剰資金による世界的株高傾向が顕著となっている。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し:なし



2020年7月3日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22,306.48 +160.52 +0.72
TOPIX 1,552.33 +9.57 +0.62

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比480万人増と市場予想の290万人増を大きく上回ったことを受け買いが先行し、ダウの上げ幅は一時500ドルに迫る場面もあった。ただ、米国の新型コロナの新規感染者数が1日に5万人を超え過去最多となったこともあり、ダウは92ドル高まで伸び悩んで引けた。ナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は続伸。米国株高を受け続伸して始まったが、買い一巡後は上値は重くなった。昼に東京で本日明らかになった新型コロナの新規感染者数が120人以上との報道から上げ幅を縮小したが、日経平均はマイナスに転換することもなく、大引けにかけ再び盛り返す展開となった。感染者が増加してもマーケットが崩れないのは昨日書いた通り。再び緊急事態宣言となればまた話は違ってくるんでしょうが。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年7月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,145.96 +24.23 +0.11
TOPIX 1,542.76 +4.15 +0.27

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。ISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことや、製薬大手ファイザーが新型コロナワクチンの臨床試験で良好な結果を得たと発表したことが好感された。ただ、米国内での新規の感染死者数の増加傾向が続いていることから、ダウの上値は重かった。ナスダックは6営業日ぶりに史上最高値を更新した。

日経平均は続伸。米国株はまちまちだったが、ナスダックの史上最高値更新を好感し買い先行での始まりとなった。ただ、朝方は米国株先物がマイナスだったことから上値は重くマイナス圏に沈む場面もあった。その後、米国株先物が持ち直すと日経平均の上げ幅は3桁となる場面もあったが、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が2カ月ぶりに100人を超えたと伝わると上げ幅を縮小し大引け。

米国の感染者数が1日4万人を超えても、東京の感染者数が100人を超えてもマーケットはプラスで終わるんですから、日米とも感染者の増加は株式市場ではそれほどネガティブ視されなくなりました。むしろ感染者数が増えるほうが中央銀行や政府から無限にカネが振ってくるので、感染者増加は好材料と言ったら言い過ぎですが、それに近い感じになっています。コロナ禍による資産バブルは当面続きそうで、コロナが終息し各国とも借金の山をどうするかって冷静になった時にバブルは弾けるんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年7月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,121.73 -166.41 -0.75
TOPIX 1,538.61 -20.16 -1.29

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。前日急騰した反動からマイナス圏で推移する場面も多かったが、6月の消費者信頼感指数が予想以上の改善を示したことやFRBによる追加緩和策への期待感から引けにかけ強含む展開となった。

日経平均は反落。米国株高や円安進行を受け買い先行での始まりとなった。ただ、米国株先物が弱含みで推移していたことで上値は重く、昼に菅義偉官房長官が東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が見られることについて、最悪の場合は再び緊急事態宣言の可能性もあり得るとの考えを示したことで、先物が売られマイナス圏に沈んだ。大引けにかけ東京都の新規感染者数が緊急事態宣言の解除後最多となる67人と発表されると一段安となった。日銀短観は業況判断が大幅悪化したものの、まあこんなもんでしょうって感じで、あまり材料視されなかった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし