本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年6月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,288.14 +293.10 +1.33
TOPIX 1,558.77 +9.55 +0.62

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。市場予想を上回る経済指標や、主力小型機「737MAX」の試験飛行を今週に始めると明らかにしたボーイングが14%を超える上昇となりダウを牽引した。

日経平均は反発。米国株高や円安進行を受け買い先行での始まりとなった。日経平均の上げ幅は一時400円を超える場面もあったが、日本独自の買い材料もなく、買い一巡後は戻り待ちの売りや利益確定売りに押され上値の重い展開となった。中国が国家安全維持法案を可決したことを受け欧米の反応が注目される。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2020年6月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,995.04 -517.04 -2.30
TOPIX 1,549.22 -28.15 -1.78

米国株は、ダウ・ナスダックと反落。米国で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となり、テキサス州などが経済活動の規制を再び強化したことなどが嫌気された。

日経平均は反落。新型コロナウイルスの感染第2波の警戒感から米国株が売られた流れを受け売り先行での始まりとなった。日本でも緊急事態宣言解除後に感染者が徐々に増えていることや、中国政府が香港での反政府行為を禁じる「香港国家安全維持法案」を30日までに可決する見通しとなったことで、米中関係の悪化を懸念する売りも出て下げ幅を拡大した。経済活動を再開すれば感染者が増えるのは当然ですが、どこで折り合いをつけるかですね。恐らく複合要因だと思われるファクターXが今後も日本で効き続けてくれるのか。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,512.08 +252.29 +1.13
TOPIX 1,577.37 +15.52 +0.99

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方は米国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ダウは200ドルほど下げる場面もあったが、FRBがリーマン・ショック後に導入した金融機関に高リスクの自己勘定取引を禁じた「ボルカー・ルール」などの一部を緩和すると発表したことで買いが優勢となった。

日経平均は反発。25日の全米の新規感染者が3万7000人を超え、約2カ月ぶりに過去最多を更新。景気回復が遅れるとの懸念が強まっているが、いまの相場は景気回復がどうこうと言うよりか、過剰流動性で上げっているのでコロナのネガティブニュースには耐性があります。そこに追加の金融緩和や財政出動などが出ればそちらの方が好感され、ナスダックなどどこまで上がってしまうんだろうって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,400円
持ち越し:なし



2020年6月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,259.79 -274.53 -1.22
TOPIX 1,561.85 -18.65 -1.18

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大していることや、米国では経済活動を早期に再開したテキサス州やフロリダ州で新規感染者が過去最高を更新し続けていることを受け、利益確定売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まったが、米国株先物が落ち着いた動きであったことや、日銀のETF買い期待から下値は限定的だった。このまま米国で感染拡大が続き再びロックダウンとなれば、コロナバブルに踊っているマーケットが一変する可能性がありまが、ウイルスが今後数ヶ月どのような動きをするのか、こればかりは予測できません。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年6月24日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,534.32 -14.73 -0.07
TOPIX 1,580.50 -6.64 -0.42

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは8日続伸。米中貿易協議は終わったとするナバロ米大統領補佐官の発言が否定されたことや、アップルが連日で上場来高値を更新するなどこの日もハイテク株に資金が流れ相場を押し上げた。ナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。小反落で寄り付いた後、直ぐにプラス圏に浮上してじりじりと上げ幅を拡大したが、積極的な買い材料に乏しく、前引けにかけて伸び悩み、後場は前日終値をはさみ膠着感を強めた。感染第2波への懸念や株価が既にコロナ前の水準に戻ってしまったことで、本来であればこれ以上買う理由がないところですが、金融と財政の大盤振る舞いで株価が下げることもできず、揉み合いの日が多くなっている印象。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月23日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,549.05 +111.78 +0.50
TOPIX 1,587.14 +8.05 +0.51

米国株は、ダウは反発、ナスダックは7日続伸。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から売りが先行したが、アップルが上場来高値を更新するなどハイテク高に支えられダウも切り返す展開となった。ナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株高を好感し買い先行での始まりとなった。ナバロ大統領補佐官が中国との通商合意は「終わった」と述べたことを嫌気し急落する場面もあったが、トランプ米大統領がその後、中国との通商合意は全くの無傷だとツイート(ナバロ氏も後で第1段階合意とは関係ない発言だったと釈明)したことで寄り付き後の水準まで戻した。後場は方向感をなくし一進一退の展開だった。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2020年6月22日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,437.27 -41.52 -0.18
TOPIX 1,579.09 -3.71 -0.23

週末の米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは6日続伸。朝方は米中貿易協議の第1段階の合意に基づき、中国が米農産物の購入を加速するとの報道から買いが先行したが、米国の南部や西部を中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受け、ダウは次第に売りが優勢となった。

日経平均は反落。NYダウの続落を受け売り先行で始まったが、米国株先物が持ち直したことで下げ幅を縮小し、前日終値をはさみ一進一退の展開となった。東証1部の売買代金は2兆円を大きく割り込む薄商いだった。感染第二波は怖いものの、金融と財政の大盤振る舞いと日本は日銀のETF買いまであるので、特に材料のない日は本日のような展開になりがちですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし




2020年6月19日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,478.79 +123.33 +0.55
TOPIX 1,582.80 -0.29 -0.02

米国株は、ダウは続落、ナスダックは5日続伸。週間新規失業保険申請件数が市場予想より悪化したことや、新型コロナウイルスの感染第2波への懸念から利益確定売りが優勢となったが、政策への期待感から下値も限定的だった。

日経平均は反発。米国株はまちまち、為替も動きがなかったことで手掛かり材料に乏しく、日経平均は小高い水準で一進一退の展開となった。TOPIXはマイナス圏での推移が長く、日経平均も一時下げに転じる場面もあったが、後場になると日銀のETF買い期待から再び持ち直した。週初に乱高下はあったものの、終わってみれば先週末とさほど変わらない水準で取引を終えた。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2020年6月18日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,355.46 -100.30 -0.45
TOPIX 1,583.09 -4.00 -0.25

米国株は、ダウは反落、ナスダックは4日続伸。米国の一部の州で新型コロナの感染が再び広がっていることを受け利益確定売りが優勢に推移した。ただ、1兆ドル規模のインフラ投資計画への期待感もあり下値は限定的だった。

日経平均は続落。NYダウの反落や円高進行を受け売り先行での始まりとなった。その後、米国株先物が下げ幅を拡大したことで日経平均の下げ幅は一時300円を超える場面もあったが、昼休みに米国株先物が下げ幅を縮小したことや、日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小して大引け。

ボルトン氏の暴露本内容の一部が公開されていますが、内容が真実だとすれば、トランプ氏の再選は相当厳しくなりますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,455.76 -126.45 -0.56
TOPIX 1,587.09 -6.36 -0.40

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。トランプ政権が新たに1兆ドル規模のインフラ整備計画を検討しているとの報道や、朝方発表の小売売上高が市場予想を大幅に上回ったことを好感し終日堅調な推移となった。

日経平均は反落。米国株は大幅続伸で戻ってきたが、前日にダウの500ドル程度上昇は織り込んでいたこともあり、反落しての始まりとなった。米国株先物も本日は方向感のない展開だったので、ザラ場の手掛かり材料がなく終日一進一退の展開が続いた。朝鮮半島の地政学リスクも意識されたが、相場への影響は限られた。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,582.21 +1,051.26 +4.88
TOPIX 1,593.45 +62.67 +4.09

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。新型コロナウイルスの感染第2波への懸念から売りが先行したが、FRBが個別企業の社債購入を開始すると発表したことが好感された。

日経平均は反発。前日に米国株の大幅安を見込んで先行して下げたが、FRBが個別企業の社債購入を開始すると発表したことで米国株は続伸で戻ってくる。まずこの分の買い戻しが入り、更に昼休みにトランプ政権が景気テコ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画の提案を準備しているとの報道から一段高となり、日経平均は1,000円を超える急反発となった。財源など詳細は不明だが、直近売った向きが驚いて買い戻しを急いだことで上昇に拍車がかかった。相変わらずの動きですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2020年6月15日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,530.95 -774.53 -3.47
TOPIX 1,530.78 -39.90 -2.54

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日に急落した反動から押し目買いや買い戻しが入り、ダウの上げ幅は一時800ドルを超える場面もあった。ただ、複数の州で新型コロナの感染者数が再び増加していることから、上値は重かった。

日経平均は3日続落。米国株は反発して戻ってきたが、日本株は金曜日にダウの500ドル程度の上昇は織り込んで動いていたこともあり、売りが先行。その後は米国株先物が強含んでいたことから下げ幅を縮小する場面もあったが、米国株先物が下げに転じ大幅安となると、それに連動する形で日経平均は一気に200日移動平均線を下回り、日足基準線レベルで大引けとなった。急落となりましたが、外部環境に大きな変化はなく、感染第2波も米中関係悪化もデモ拡大も全部無視して踏み上げてきた相場ですから、崩れるときはこんなもんでしょう。過剰流動性のバブル相場ですから上がる時はまた意味もなく上がるんでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月12日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22,305.48 -167.43 -0.75
TOPIX 1,570.68 -18.24 -1.15

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反落。相場解説的には、新型コロナウイルスの感染第2波への懸念とFOMCで悲観的な経済見通しが示されたことらしいが、実際のところは両方とも殆ど関係なく、上がりすぎた反動が少し出ただけと言ったところか。

日経平均は続落。米国株安を受け売りが先行したが、日銀のETF買い期待や米国株先物が朝から堅調な動きで上げ幅を拡大すると、日経平均も下げ幅を縮小した。

それにしてもFRBが景気に対し悲観的見通しを維持したから、株が下がったなどと言う解説は全く的外れで笑ってしまいました。現在のコロナバブルは未曾有な金融緩和に投機筋や個人が提灯をつけて上がっている相場ですから、もしFRBが景気に楽観的な見通しを示し、早期に金融正常化なんて流れになれば、コロナバブルは崩壊し、それこそ米国株はサーキットブレーカー発動するような下げに見舞われることでしょう。コロナバブル崩壊シナリオは現時点では分かりませんが、一つは富める者と貧しい者との2極化の拡大が今後大きな社会問題になるでしょう。コロナによる2極化は今までの緩い2極化ではなく、持たざるものは生存出来るのかと言うレベルの話です。ウォール街と一部のホワイトカラーだけ左団扇という状況がどこまで許容されるのか。今回の白人警官による黒人暴行死事件のデモがこれほど拡大したのは、肌の色の違いだけではないでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし




2020年6月11日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,472.91 -652.04 -2.82
TOPIX 1,588.92 -35.79 -2.20

米国株は、ダウは続落、ナスダックは4日続伸。市場の予想通りFRBが政策金利の据え置きと、実質ゼロ金利政策の継続を発表。これを受け米長期金利が低下し銀行株は利益確定売りに押されたが、ナスダックは連日で史上最高値を更新し初めて1万の大台に乗せ取引を終える。

日経平均は反落。NYダウの続落と円高進行を受け売り先行での始まりとなった。前場は22,900円前後で揉み合っていたが、後場になると先物主導で一段安となった。何か突発的な悪材料があったわけではないが、メジャーSQに向け先物の買い戻しが一巡してきたタイミングで、逆にカウンター的な売り仕掛けが入り大幅安となった感じ。まあ、これだけ実体経済と乖離して上げれば、売りで一儲けしようとするヘッジファンドも出てくるでしょうし、それを踏み上げる動きもありと、空中戦も激しくなりそうです。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし



2020年6月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,124.95 +33.92 +0.15
TOPIX 1,624.71 -3.72 -0.23

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。FOMCの結果発表を控え利益確定売りが優勢となったが、ハイテク株は総じて強く、2日連続で史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株安と円高進行を受け売りが先行したが、メジャーSQを控え先物への買い戻しや米国株先物がしっかりした動きとなったことで切り返す。後場は方向感をなくしたがプラス圏で取引を終えた。FOMCは大方の予想通り現状維持でしょうが、パウエルFRB議長は、現在のバブル的株価上昇を気にもしてないようですし、その性格から将来の不確実性を強調する内容になるんでしょうね。よってマーケットはポジティブな反応になる可能性の方が高いような気がします。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年6月9日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,091.03 -87.07 -0.38
TOPIX 1,628.43 -2.29 -0.14

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは続伸。先週末の雇用統計を受けた買い戻しが継続。また、パウエルFRB議長が10日のFOMC結果発表後の記者会見で金融緩和策を続ける姿勢を改めて強調するとの思惑も買いにつながった。ナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたが、為替の円高基調が米国株高を相殺する形で節目の23,000円台を挟んで一進一退の展開となった。メジャーSQに向けまだ上に仕掛ける動きも出そうですが、海外勢の先物の買い戻しがメジャーSQで一巡する可能性もあり、買うのも売るのも躊躇われるところですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2020年6月8日 月曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23,178.10 +314.37 +1.37
TOPIX 1,630.72 +18.24 +1.13

週末の米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反発。雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る前月比250万9千人増のポジティブサプライズ。売り方の損失覚悟の買い戻しが入り、ダウは800ドルを超える大幅高となった。

日経平均は6日続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなった。高値警戒感から伸び悩む場面もあったが、買い戻し需要も強く、高値引けとなった。ファンダメンタルズと株価の乖離は拡大する一方ですが、まだ買い戻せていない向きもいるでしょうから、どこまで上がるやらって感じですね。ただ、さすがにドン引きの水準になってきました。

本日の取引:なし
持ち越し:なし