本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年4月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,550.09 -88.72 -0.45
TOPIX 1,434.07 +0.56 +0.04

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。新型コロナウイルスの新規感染の鈍化傾向を受け、経済活動が想定より早く再開されるとの期待から幅広い銘柄に買いが入った。

日経平均は反落。米国株は大幅高で戻ってきたが、昨日先行する形で上昇していたことや為替の円高傾向を嫌気し、戻り売りや利益確定売りが優勢だった。日銀のETF買い期待から切り返す場面もあったが、国内での新型コロナウイルスの感染者数は増加傾向が続いており、検査もこれから増やすことを検討するとか言っている周回遅れのような状態ですからね。国内要因では日銀のETF買いに提灯つけるぐらいの買いしか入ってこないでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:2社 2100株



2020年4月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,638.81 +595.41 +3.13
TOPIX 1,433.51 +27.60 +1.96

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。アナリストが投資判断を引き下げたキャタピラーが大幅安となり、ダウの下げを主導したが、巣ごもり消費関連のアマゾンやネットフリックスが急騰しナスダックは上昇となった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、ハイテク株など指数寄与度の高い銘柄を中心に買い戻しが入り堅調なスタートとなった。その後、中国の貿易統計が市場予想を上回ったことや、トランプ大統領がコロナで停滞している経済活動再開に向けた計画を早期に示すとの報道を受け、米国株先物が大幅高となり、薄商いのなか先物主導で一段高となった。

株だけ見ていると既にコロナ終息って感じですね。FRBが無制限の金融緩和政策でジャンク債まで買い取るという措置は、本来ならモラルハザードが問題になるところですが、今はそんなことを批判する人は誰もいません。リーマン・ショックの時は、さんざんボロ儲けしてきた金融機関をなんで税金で救済するんだとウォール街でデモが起き、モラルハザードが足枷となりましたが、今回は誰が悪いわけでもないので、政策的にはフリーハンドでやりやすかったと言うのは大きいですね。(いまだモタモタしている国が極東にありますが)ただ、リーマンショックの後にソブリン危機が起きたように、終息後の先も決して安泰ではありません。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1900株



2020年4月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,043.40 -455.10 -2.33
TOPIX 1,405.91 -24.13 -1.69

米国市場は、グッドフライデー(聖金曜日)の祝日のため休場。

日経平均は反落。先週大きく戻した反動や米国株先物の軟調な推移を受け、戻り売りや利益確定売りが優勢となった。日銀がETFの買い入れを見送ったことで大引けにかけ下げ幅を拡大。東証1部の売買代金は2兆円を大きく下回る薄商いですから、もし日銀がETFを買っていれば本日もプラス引けになったと思われます。予想されていたこととは言え、決算発表の延期や今期の業績予想の見送りが相次いでいることもネガティブ要因となってる。

中央銀行が株を買う前代未聞のいんちきマーケットなのは周知の通りですが、それが縮小するどかろか更に拡大ししているんですから呆れますね。日銀が実質筆頭株主になった225銘柄も多く、既に上場企業の50%以上が日銀が実質大株主と言う惨状です。投資家が気にするのはファンダメンタルズやテクニカルでもなく、日銀が今日株を買うか否かです。まともな投資家はこんなマーケットには寄り付かなくなり、結果市場の厚みがなくなり、荒れる時はアルゴ売買で振れ幅が異様に大きくなります。そしてマーケットとしていずれ機能しなくなるのは必然でしょう。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1社 1900株




2020年4月10日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 19,498.50 +152.73 +0.79
TOPIX 1,430.04 +13.06 +0.92

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FRBが新たに最大2兆3000億ドル(約250兆円)を供給する措置を発表し、欧州連合(EU)も総額5400億ユーロ(約64兆円)の対策で合意するなど、追加の金融緩和策が好感された。ただ、OPECプラスの減産幅が市場が想定したいたよりも小幅だったことで上値は重かった。

日経平均は反発。欧米株は上昇で戻ってきたが、国内のコロナ感染者が右肩上りで株価も既にいい水準まで戻ってしまったことで上値は重かった。ただ、日銀の常軌を逸した巨額のETF買いが薄商いの中でも入る(入る可能性がある)ので、終わってみれば不自然に上昇している、そんな相場が本日も継続。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 2000株



2020年4月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,345.77 -7.47 -0.04
TOPIX 1,416.98 -8.49 -0.60

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。OPECプラスの協調減産への期待感や米国内の新型コロナウイルスによる感染鈍化傾向が引き続き好感された。また、サンダース上院議員が米大統領選から撤退するとの発表も後押しとなった。

日経平均は小幅に反落。米国株は大幅高で戻ってきたが、日本株は前日先行する形で上昇していたこともあり、上値は重かった。ただ、日銀のETF買い期待もあり下値も限定的だった。各国、金融・財政のカードは出し尽くしたので、株価を動かす材料は、新型コロナウイルスの感染者数と死者数だけって感じになってきましたね。

目先はなんと言ってもOPECプラスですね。前回は減産交渉決裂の上にサウジが増産を発表し株価の暴落に拍車をかけました。減産を前提に戻していることもあり、交渉決裂となった場合は再び株式市場に冷水を浴びせることになる。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し:1社 2100株



2020年4月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,353.24 +403.06 +2.13
TOPIX 1,425.47 +22.26 +1.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。欧米での新型コロナウイルスによる感染鈍化傾向を受け、ダウは937ドルまで上昇する場面があったが、買いは続かず前日終値付近まで押し戻された。

日経平均は4日続伸。昨夜のナイトセッションから日経平均は異様に強く、一時19,860円まで上昇する場面もあったが、米国株がいってこいとなったことで、前日終値付近での始まりとなった。前場は方向感のない展開だったが、後場になると特に材料もないなか騰勢を強め、400円を超える上げ幅となった。様子見を決め込む投資家も多く、市場に厚みがない中で、週末のオプションSQに絡んだ先物売買が撹乱要因となっている感じ。現物市場が引けてから先物はこれまた意味不明に400円ほど急落している。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:1社 2000株



2020年4月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18,950.18 +373.88 +2.01
TOPIX 1,403.21 +26.91 +1.96

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。米国で感染者数が突出して多いニューヨーク州の感染者数と死者数が鈍化傾向となったことで、直近売られた銘柄を中心に買い戻しが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株の急進を受け本日も寄りから買い戻しが継続。後場にマイナスに沈む場面もあったが再び切り返し大引け。商いがかみ合っていないこともあり、値幅の割には出来高・売買代金とも低調。それが振幅を大きくしている感じ。

現在、個人的は強気でも弱気でもありません。実体経済はこれから更に悪化しますし、コロナの終息に目処が立ったとしても、人々のウイルスに対する恐怖感はすぐには解消しないでしょうから、経済のV字回復は言ってるほど簡単ではないと思います。ただ、主要国で金利があった米国が再びゼロになり、じゃぶじゃぶになったマネーの行き先は最終的に株式市場に向かわざる得ない状況なので、時間軸に関係なく不測の事態にも対応できる財務の良い会社の株を安値で拾って行けば、恐れる必要もないでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:1社 2000株



2020年4月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18,576.30 +756.11 +4.24
TOPIX 1,376.30 +51.17 +3.86

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比70万1000人減と酷い数字となったが、初期反応は限定的だった。ただ、とんでもなく悪い数字には変わりないので徐々に売りが優勢となった。

日経平均は続伸。ようやく政府が世論に押される形で緊急事態宣言を出すことを固め、モヤモヤが一つ解消。また、ニューヨーク州で1日当たりの死者数が前日から減少し、ピーアウトの兆しがみえてきたことで米国株先物が堅調な推移となったことも追い風となった。大引けにかけロシアとサウジアラビアの原油減産合意が近いとの報道を受け、後場ダレると思って午前中に先物を売った向きも買い戻しを余儀なくされ、2段階加速のような上昇となった。肌感覚での実体経済の落ち込みは既にリーマンショックを上回っているように感じますが、株だけ見ていると全然危機感が湧いてこない不思議な感覚。

本日の取引:1社 1勝 +30,800円
持ち越し:1社 2200株



2020年4月3日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 17,820.19 +1.47 +0.01
TOPIX 1,325.13 -4.74 -0.36

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。週次新規失業保険申請件数が過去最高の664.8万件に達したが、トランプ大統領が主要産油国の減産を示唆したことで原油先物相場が急騰し買いが優勢となった。ただ、新型コロナウイルスに対する懸念は根強く、一時下げに転じるなど不安定な動きだった。

日経平均は小幅に反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、連日の日銀の買い支えで足元のファンダメンタルズに対して株価に割安感が乏しいことや、米国株先物が軟調に推移していたことで上値は重かった。夕方に発表される東京の新規感染者数の増減も心理的重しとなっている。緊急事態宣言を出す前に東京は既に病床が足りなくなっており、一体どうするつもりなんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 2700株



2020年4月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17,818.72 -246.69 -1.37
TOPIX 1,329.87 -21.21 -1.57

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかからず、ホワイトハウスが今後数ヶ月で多くの死者が出るとの予測を提示した。これを受けニューヨークの都市封鎖が長引くとの懸念から売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まったが、規則性がなくなった日銀のETF買いへの警戒感もあり、下を一段と売り込む動きはなかった。日銀のETF買いが前場に入るのか、後場に入るのか、また金額も流動的になったことで日計り商いをする個人投資家もやりずらくなりましたね。

どうやら政府は本当に感染爆発するまでは非常事態宣言は見送るようですね。(その代わり一世帯に布マスク2枚)私の杞憂ならいいですが、このぬるい対応で感染爆発を待つだけって状況では、投資マインドもあがりません。

本日の取引:1社 2勝 +9,000円
持ち越し:1社 2700株



2020年4月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18,065.41 -851.60 -4.50
TOPIX 1,351.08 -51.96 -3.70

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。3月のシカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が悪化したものの、市場予想は上回ったことで上昇する場面もあった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていないことから、買いは続かず次第に売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まったが、日銀のETF買いへの警戒感もあり、後場中頃までは200~300円安と比較的値持ちは良かった。ただ、大引けにかけ急速に売られ大幅安となった。なんでこんなに下げたのか? と言う話ですが、逆になんで先週あんなに戻したのか? と同じで誰も説明できません。

日本のこれから出てくる悪材料としては、非常事態宣言やロックダウンでしょう。欧米と比べて日本の公表されている感染者数が桁違いに少ないのは、どう考えても納得できません。非常事態宣言やロックダウンなど誰も望んでいませんが、マーケット的には、どうせ出すなら早く出してくれた方がスッキリします。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 2700株



2020年3月31日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 18,917.01 -167.96 -0.88
TOPIX 1,403.04 -32.50 -2.26

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。目新しい材料はなかったが、過去最大規模の経済支援策が成立したことや、月末とあって直近の急落に伴うリバランス買いも株価を押し上げた。

日経平均は続落。米国株高や中国国家統計局が発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から大幅に上昇したことを受け、前場は概ねプラス圏での推移となった。ただ、後場になると前日に不自然な上昇をした反動や、本日は日銀のETF買いが見込めないことから次第に売りが優勢となった。

非常事態宣言を巡るデマが酷いですね。国民性なのか日本はハードランディングを嫌う傾向にあります。バブル後の不良債権処理に膨大な時間を費やし、失われた20年を国民に押し付けたのもソフトランディングにこだわった結果でしょう。故・宮沢喜一が国会で「ハードランディングなど誰でもできる」と言ったのを覚えていますが、ハードランディングは大きな痛みを伴うので覚悟のある政治家でなければ出来なでしょう。私は感染症の専門家ではありませんが、非常事態宣言やロックダウンと言うハードランディングが必要であれば、1日でも早く出すべきだと思いますね。

本日の取引:2社 2勝 +52,700円
持ち越し:1社 2700株




2020年3月30日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,084.97 -304.46 -1.57
TOPIX 1,435.54 -23.95 -1.64

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。米国の新型コロナウイルスの感染者数が中国を上回って世界最多となるなど、感染拡大に歯止めがかからず、週末を前に手仕舞い売が優勢となった。

日経平均は反落。米国株安や円高進行を売り先行で始まり、日経平均の下げ幅は一時800円を超える場面もあったが、日銀のETF買いや、引けにかけ配当再投資の第2弾が入り下げ渋る展開となった。本日は配当落ち分が180円ほどあるので実質120円程度の下落。日経CNBCの岡村さんがインチキ上げとか言っていましたが、ある意味インチキ度は中国より上かもしれませんねw 本日もそれなりに値幅は出ていますが、先週までの動きと比較すると落ち着いた動きだったと言えます。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 2700株



2020年3月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,389.43 +724.83 +3.88
TOPIX 1,459.49 +60.17 +4.30

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。220兆円規模の大型経済対策が近く成立する見通しとなったことで朝から買いが先行し引けにかけ一段高となった。新規失業保険申請件数は、過去最多の328万件に急増したがこちらは織り込み済みで反応は限定的だった。

日経平均は反発。米国株が大幅高で戻ってきた流れを受け買い先行での始まりとなった。朝方に日経平均の上げ幅は700円を超えたが、円が強含んだことや米国株先物が軟調に推移していることから上げ幅を縮小。ただ、大引けにかけパッシブ系ファンドによる配当再投資の買いが入ったことで上げ幅を再び700円に拡大した。今週は予想を大きく上回る大きな反発となりましたが、日本の感染者数の増加など不安要素は多く週をまたいでどうなるか。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:1社 2700株



2020年3月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18,664.60 -882.03 -4.51
TOPIX 1,399.32 -25.30 -1.78

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。議会が2兆ドル規模の経済対策で合意したことを好感し、ダウの上げ幅は一時1300ドルを超えたが、引けにかけ急速に伸び悩んだ。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、日経平均は3日間で3,000円上昇した反動や、東京都で新型コロナウイルスの感染者急増と週末の外出自粛要請が発表されたことで終日売りが優勢となった。日銀のETF買いも入っていたんでしょうが、都市封鎖も現実味を帯びてきたことで再び警戒感が強まった。

それにしてもオリンピックの延期が決まってから、急に慌ただしくなりましたね。巷では以前からオリンピックのために東京は感染者数を少なく見せかけていると言う声も多くありましたが、タイミング的にそう言われても仕方ないですね。欧米の状況を見ていれば外出自粛などもっと早くにやるべきでしょう。日本の感染者数の少なさに以前から疑念を持っていたので、今後感染者数が増える過程で株が下がって行けばそこからは買い下がりたいと思います。

下方修正を出す企業も出てきましたが、現在の株価は需給だけで動いているので初期反応に惑わされないようにしたいものです。

本日の取引:1社 1勝 +20,000円
持ち越し:1社 2700株



2020年3月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19,546.63 +1,454.28 +8.04
TOPIX 1,424.62 +91.52 +6.87

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。2兆ドル規模の経済対策を巡り難航していた与野党の協議が近く纏まり、合意に達するとの期待感から大幅高となった。

日経平均は大幅に続伸。前日の米国株式市場でNYダウが過去最高の上げ幅を記録したことを受け、買い先行での始まりとなった。ザラ場も強い動きが継続し19,500円まで戻して大引けとなった。殆どが機械的なショート・カバー(買い戻し)による上昇ですが、コロナウイルスはいまだ世界で拡大中なのに正直戻しすぎだろって思いますねw。それにしても日経平均は2日間で2,658円の上昇ですから迂闊にショートもできません。買い方を殺し、今度は売り方も殺すそんな相場。

本日の取引:2社 2勝 +20,000円
持ち越し:1社 3400株



2020年3月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18,092.35 +1,204.57 +7.13
TOPIX 1,333.10 +41.09 +3.18

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。FRBが臨時のFOMCを開き、国債などの購入額の目安をこれまでの7000億ドルから、無制限に切り替えたことで朝方は上昇する場面もあったが、経済対策で与野党が合意できないこともあり買いは続かなかった。

日経平均は続伸。米国株は続落も海外時間から日経平均は強く、東京市場が始まると買い戻しが加速し1,000円を超える大幅高となった。日本株だけ異様に強い展開になっていますね。やはりGPIFと日銀の暴力的な買いが一番大きいのでしょう。また、日本企業は米国の会社と違い内部留保が厚く普段は批判の的ですが、有事には一定の安心感はあります。また、日本国内の感染者数が抑制されているからと言う見方もあります。ただ、感染者数に関しては検査をしていないだけで実際にはもっと多い可能性が高く、今後欧米並に数字が跳ね上がるリスクも考えておくべきでしょう。

本日の取引:2社 5勝 +59,000円
持ち越し:2社 3300株