本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年12月30日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 27,444.17 -123.98 -0.45
TOPIX 1,804.68 -14.50 -0.80

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。現金給付の増額期待から続伸しての始まりとなったが、共和党の反対で実現は困難との見方が強まり利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安や昨日急騰した反動から200円を超える下げ幅となる場面もあったが、下値は限定的で底堅い動きとなった。

日経平均は31年ぶりの高値水準で大納会となりましたが、コロナショックで16,358円まで暴落したあとに1万円以上戻す大波乱の1年でした。春先はマスクや消毒用のアルコールが店頭からなくなり、デマによりティッシュやトレットペーパーまで品薄になりました。また、コロナによって人も企業も極端な2極化が進んだ年でもありました。いまだコロナは収束しておらず、来年も波乱の年となりそうです。1年間お疲れさまでした。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1900株



2020年12月29日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 27,568.15 +714.12 +2.66
TOPIX 1,819.18 +31.14 +1.74

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。トランプ大統領が新型コロナウイルスの追加経済対策法案に署名したことを受け、景気への楽観論が広がり買いが優勢となった。

日経平均は続伸。目新しい材料が出たわけではないが、受け渡しベースで実質新年相場入りとなったことで需給要因が改善し上値追いとなった。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどの値がさ株が日経平均を押し上げた。一部の業種や銘柄に偏った上昇で物色の広がりには欠けますが、春以降のコロナ相場の凝縮した動きが本日の700円高に表れていますね。

本日の取引:1社 +9,000円
持ち越し:1社 1900株



2020年12月28日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,854.03 +197.42 +0.74
TOPIX 1,788.04 +9.63 +0.54

週末の米国株式市場は、クリスマスの祝日で休場。

日経平均は反発。前週末の米国株式市場がクリスマス休暇だったことで、朝方は方向感の乏しい展開となった。その後、トランプ大統領が新型コロナウイルスの追加経済対策法案に署名したと伝わり、米国株先物が上昇。日経平均もじり高の展開となった。日経平均は200円近い上昇だったが、年内受け渡し最終日ということで節税売りもそれなりに出ていたんでしょう、東証1部の値下がり銘柄数は1377と高水準だった。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1900株



2020年12月25日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,656.61 -11.74 -0.04
TOPIX 1,778.41 +4.14 +0.23

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。クリスマス前の短縮取引だったが、英国と欧州連合(EU)が自由貿易協定(FTA)の交渉で合意したことを受け、英国のEU離脱を巡る不透明感が後退し、買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株高を受け買い先行で始まったが、クリスマス休暇でザラ場は殆ど開店休業状態だった。米国の追加経済対策の修正を巡る不透明感も様子見ムードを強めた。東証1部の売買代金は1兆2547億円まで落ち込んだが、毎年この時期はこんなものなので特にコメントもない。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 1900株



2020年12月24日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,668.35 +143.56 +0.54
TOPIX 1,774.27 +9.06 +0.51

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。ファイザーが米政府へ追加で1億回分のワクチンを供給するとの報道や、英国と欧州連合(EU)の貿易交渉の合意が近いと伝わり、景気敏感株が買われダウを押し上げた。ただ、トランプ大統領が追加経済対策法案に署名しない可能性もあることから上値も重かった。

日経平均は続伸。買い先行で始まり、上げ幅は一時240円に迫ったが、その後は利益確定売りも出て狭いレンジでの揉み合いとなった。クリスマス休暇で商いは更に減少し、東証1部の売買代金は連日の2兆円割れ。コロナ変異種や東京の新規感染者数が過去最多を更新したが、マーケットには殆ど影響なし。既存のワクチンが変異種に効かないとか、重大な副作用でも出ない限り、大きな変化はないでしょう。

しかし、日本はわざわざ税金使って医療機関が手薄になる年末年始に感染者を増やして、何やってんだって感じですね。かなり医療体制が逼迫してきているので、正月に病気や事故に遭うとかなりのリスクとなりそうです。東京など過去最多を更新しても、小池さんの言葉遊びなどもうウンザリって感じで、街の人出は全然減っていませんし、GOTOで一度緩めた気持ちをもう一度引き締めろなど、強制力を伴わなければどだい無理な話です。

本日の取引:2社 2勝 +12,400円
持ち越し:1社 1900株




2020年12月23日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,524.79 +88.40 +0.33
TOPIX 1,765.21 +4.09 +0.23

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。9000億ドル規模の追加経済対策が可決されたが、織り込み済みで反応は限られた。12月の消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことでダウは売られたが、コロナ変異種の感染拡大を受け巣ごもり特需継続への思惑からナスダックは再び史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、3日続落した反動もあり3桁の上昇での始まりとなった。ただ、市場参加者減少に伴い商いは盛り上がらず、終日狭いレンジでの揉み合いとなった。トランプ大統領が追加経済対策法案に署名しない可能性を示唆したことも見送りムードを強めた。なんでもトランプ氏は経済対策に盛り込まれた1人当たり600ドルの直接給付を2000ドルに増額することなどを求めているそうですが、米国と日本の経済対策を比べると米国は個人や中小企業へ厚く配分しているのに対し、日本は公共事業、脱炭素、そして理解不能なGOTOなど、それって今やることなの? って配分ですね、

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:2社 2900株



2020年12月22日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,436.39 -278.03 -1.04
TOPIX 1,761.12 -27.93 -1.56

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。英国を中心にした新型コロナの変異種の感染拡大を嫌気し、ダウは一時400ドルを超える下げとなったが、追加の経済対策で与野党が合意したことや、FRBが大手銀による自社株取得の再開を承認したことで金融株が買われダウは切り返す展開となった。

日経平均は3日続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、新型コロナウイルスの変異種が引き続き警戒され、終日売りが優勢となった。まあ、今までコロナのおかげで未曾有の金融緩和と財政出動を引き出し、実体経済とは関係なく株が買われてきた背景を考えれば、変異種ごときで株が下がるというのは矛盾した話です。仮にこの変異種が猛威を振るい一時的なパニックやコロナ禍が長期化しても、それだけ金融緩和も長引き、行き場をなくした余剰マネーが株式市場に流れ込む方程式に変化はありません。矛盾していると言うのは、少なくともどちからが間違っているので、今までの株高が間違っていたのか、変異種で騒いでいるのが間違えているのかと言うことです。どう判断するかは人それぞれです。個人的には、前から言っていますが、コロナ禍が終息した時にタイムラグを伴いながらバブルは弾けるという考えに変わりありません。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:2500株



2020年12月21日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,714.42 -48.97 -0.18
TOPIX 1,789.05 -4.19 -0.23

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。追加の経済対策を巡る不透明感から利益確定売りが優勢だったが、下値も限定的だった。

日経平均は続落。米議会指導部で9000億ドル規模の追加経済対策が合意されたことが好感され、反発しての始まりとなった。その後は、欧州でより感染力が強い変異ウイルスが拡大しているという、新しい悪材料の方が米国の追加経済対策より新鮮味がある分、利益確定売りの方が優勢となった。ただ、後場は久しぶりに日銀のETF買いが入ったのか下げ渋っての大引け。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1900株



2020年12月18日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,763.39 -43.28 -0.16
TOPIX 1,793.24 +0.66 +0.04

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。FRBが量的金融緩和政策を当面継続する方針を明示したことや、与野党が追加の経済対策で大詰めの協議に入ったとの報道を受け、買いが優勢となった。主要3指数はいずれも終値で史上最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株は主要3指数が史上最高値を更新して戻ってきたが、日本株はドル安への警戒感もあることから反応は鈍く、終日せまいレンジでの揉み合いとなった。来週も市場参加者減少に伴い指数の動きは鈍くなりそうで、年内はよほどのことが起きない限り大きく動くことはなさそうですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1100株



2020年12月17日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,806.67 +49.27 +0.18
TOPIX 1,792.58 +5.75 +0.32

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。11月の小売売上高が市場予想を下回り売りが先行したが、追加経済対策の早期合意への期待感から下値は限定的だった。パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で、金利の低さを考えれば「株は「株は買われすぎではない」」と述べたことが好感され、ナスダックは引けにかけ上げ幅を拡大した。

日経平均は続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、今年最後のFOMCが無風通過となったことで終日堅調な展開となった。場中に東京都の新型コロナウイルス新規感染者が本日800人超えたとの速報が流れたが、逆に先物は上げ幅を拡大するなど好材料扱いとなった。

パウエルFRB議長は、株は買われすぎだとは言えないでしょうが、株は買われすぎではないとの発言には驚きましたね。中央銀行のトップと言うか、まるで証券マンですw

本日の取引:1社 2勝 +105,000円
持ち越し:800株



2020年12月16日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,757.40 +69.56 +0.26
TOPIX 1,786.83 +4.78 +0.27

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。米食品医薬品局(FDA)がモデルナが開発中のワクチンの予防効果について非常にポジティブな報告書をまとめたことや、追加経済対策を巡る与野党の協議が進展するとの期待感から買いが優勢となった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まったが、為替の円高基調やFOMCの結果発表を控え、上値の重い展開となった。日経平均は11月にやりすぎた反動から、12月に入ってからは殆ど動きがなくなっています。市場参加者も減ってきいることもあり、全体を押し上げるにはエネルギー不足で材料の出た個別株の一本釣りって感じになっていますね。海で例えれば凪のような状態ですが、経験則的にはこういう時は手持ち無沙汰から余計なことをしてしまいがちなので、一番注意しなければいけない時間帯とも言えます。

本日の取引:1社 1勝 +15,000円
持ち越し:900株



2020年12月15日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,687.84 -44.60 -0.17
TOPIX 1,782.05 -8.47 -0.47

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。米国でもコロナワクチンの接種が始まったが、織り込み済みで特に材料にならず。足元の感染拡大を受け、ニューヨーク州のクオモ知事が数週間の全面的なロックダウンの可能性を示唆したことで、景気敏感株が売られダウを押し下げたが、巣ごもり消費期待からナスダックは反発となった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきて、手掛かり材料に乏しく終日揉み合う展開となった。日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れを始めてから、今日でちょうど10年となりました。遡ること白川総裁の時代(2010年12月15日)におそるおそる142億円買い付けたのが始まりで、その頃の日経平均は1万円前後でした。中央銀行が株を買うなど前代未聞で、あくまで過度な株安を是正する時限的な措置だと思っていましたが、それが今や年間12兆円の買い付け枠となり、ETFの保有残高は11月末時点の時価ベースで45兆円と言う途方も無い金額になっています。日経平均が3万円近くになっても、止めるどころかコロナ前の年間6兆円(これでも凄い金額だが)に戻す気もありません。GOTOみたいに突然止めればマーケットは大混乱になるでしょうが、そろそろ本気で出口を考える時期でしょう。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1400株




2020年12月14日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,732.44 +79.92 +0.30
TOPIX 1,790.52 +8.51 +0.48

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。米国でも近くワクチン接種開始される見通しとなったことで相場を下支えたが、追加経済対策を巡る与野党協議が進展せず上値は重かった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、日銀短観が市場予想より上振れたことや米国株先物が堅調に推移していたことから、終日堅調な展開となった。足元では国内の感染再拡大に歯止めがかからず、これがもし春先だったら大変な騒ぎなんですが、慣れと言うのは恐ろしいですね。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:1500株



2020年12月11日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,652.52 -103.72 -0.39
TOPIX 1,782.01 +5.80 +0.33

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回る悪化となったことや、追加経済対策を巡る与野党協議も目立った進展がなく、景気敏感株中心に売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株が小動きで戻ってきたことで手掛かり材料に乏しく、終日狭いレンジでの揉み合いとなった。本日は、昨日とは逆にソフトバンクグループが日経平均を85円ほど押し下げた影響で指数は弱いが、東証1部の値上がり銘柄数は1396と多く、全体的には底堅い動きだったと言えます。東証1部の売買代金は2兆8820億円とメジャーSQにしては低調。しかもソフトバンクグループが売買代金の12.77%を占める偏った動きだった。

本日の取引:1社 3勝 +12,000円
持ち越し:1900株



2020年12月10日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,756.24 -61.70 -0.23
TOPIX 1,776.21 -3.21 -0.18

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。高値警戒感や追加経済対策を巡る与野党協議に進展がみられず、利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まったが。ソフトバンクグループの急騰により下げ幅を縮小し、後場は一時プラスに転換する場面もあった。ソフトバンクグループだけで日経平均を一時300円押し上げるなど、終日ソフトバンクが市場を翻弄した。ソフトバンクの急騰はMBOの思惑とドアダッシュ上場による含み益が材料ですが、本気でMBOを考えているなら、噂による株価の急騰は直接コスト高につながるわけですから、意図的にリークするはずもなく、非常に胡散臭い話ですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:2000株



2020年12月9日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,817.94 +350.86 +1.33
TOPIX 1,779.42 +20.61 +1.17

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。朝方は売りが先行したが、英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が無事に始まったことを受け次第に買いが優勢となった。ただ、織り込み済みなこともあり上値は重かった。ナスダックとS&P500指数は史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まり、米国株先物も強含みで推移していたことで終日堅調な展開となった。ソフトバンクグループが、株式の非公開化を目指す新たな戦略を議論しているとブルームバーグが報じたことで1銘柄で日経平均を85円ほど押し上げた。まあ、株価が高くても各国で追加金融緩和や追加財政出動が目白押しですからね。不謹慎ですが、株式市場はコロナさまさまと言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:2000株