本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年12月8日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,467.08 -80.36 -0.30
TOPIX 1,758.81 -1.94 -0.11

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。米国での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、カリフォルニア州などで不必要な外出を禁じる自宅待機命令を発動したことが嫌気され、ダウは売りが優勢となった。ただ、コロナの影響を受けにくいハイテク株などは上昇し、ナスダックは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は3日続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、景気敏感株の多い日本株は続落して始まり、終日冴えない展開となった。米国はコロナ関係の悪材料が出るとナスダックに資金が流れるいつもの展開でだったので、高値警戒感はあるものの強地合いは継続。日本も個人の待機資金が豊富なこともあり、ちょっと下がると押し目買いが入ってくるので上値も重いが下値も固い状況。

本日の取引:2社 2勝 +7,000円
持ち越し:2000株



2020年12月7日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,547.44 -203.80 -0.76
TOPIX 1,760.75 -15.19 -0.86

週末の米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続伸。雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比24万5000人増と市場予想の45万人増を大幅に下回ったが、追加の経済対策を巡り与野党の合意が早まるとの思惑から買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株の上昇を受け買い先行で始まったが、節目の27,000円を超えることは出来ずに失速。11月にやり過ぎた反動が出ていますが、調整と言うほどの下げではなかった。マザーズ指数は4%を超える急落となりましたが、今年の安値から2倍以上になっているわけですから、IPOラッシュを前に利益確定売りってところでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +9,300円
持ち越し:1900株



2020年12月4日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,751.24 -58.13 -0.22
TOPIX 1,775.94 +0.69 +0.04

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。新型コロナの新規感染者数は高止まりしているものの、追加経済対策の早期成立への期待感から買いが優勢となった。ただ、ファイザーがワクチンの年内の供給目標を引き下げたとで引けにかけ上げ幅を縮小した。

日経平均は反落。米国株は上昇で戻ってきたが、為替の円高基調が嫌気され利益確定売りが優勢となった。TOPIXはプラスなので本日も底堅かったと言えますが、後場は今晩の米雇用統計を控え殆ど動きがなくなった。それにしても今週は動きが悪かったですね。株価が一方通行にしか動かず適度にうねらないので、買うのも売るのも難しくなっています。

本日の取引:1社 1勝 +7,900円
持ち越し:2200株



2020年12月3日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,809.37 +8.39 +0.03
TOPIX 1,775.25 +1.28 +0.07

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。過去最高値圏にあることから利益確定売りが先行したが、追加の経済対策を巡り与野党協議が進展するとの思惑から、引けにかけダウは切り返す展開となった。

日経平均は3日続伸。米国株が小動きで戻ってきたことで手がかり材料に乏しく、前日終値付近で一進一退の動きとなった。来週からワクチン接種が英国で始まることで「うわさで買って事実で売る」と同じように、ワクチンを材料にした上昇は今後あまり期待できなくなり、逆に副反応などの悪材料が出た場合は期待で上げ過ぎたぶん強烈な反応となるでしょう。しばらくは米国の経済対策などに視点が移りそうですね。

本日の取引:なし
持ち越し:1900株



2020年12月2日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,800.98 +13.44 +0.05
TOPIX 1,773.97 +5.59 +0.32

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ワクチン接種が今月中にも開始されるとの期待感や、パウエルFRB議長が米経済回復について「道のりは長い」と指摘したことで、ワクチンが普及しても超緩和的な金融政策が長期化するとの思惑から買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行で始まったが、節目の27,000円を前に利益確定売りも出て終日方向感のない展開となった。指数だけ見れば買うより空売りしたくなるような水準ですが、銘柄のローテーションも効いていることもあり、年内は崩れそうで崩れない相場が続きそう。

本日の取引:なし
持ち越し:1900株



2020年12月1日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,787.54 +353.92 +1.34
TOPIX 1,768.38 +13.46 +0.77

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。直近大きく上昇した反動や、軟調な経済指標を受け終日利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株は利益確定売りから反落して戻ってきたが、時間外取引で米国株先物が堅調な動きとなったことや、為替の円安も追い風となり、日経平均は再びバブル崩壊後の高値を更新した。まあ、昨日から特殊な需給要因もあり、ちょっと荒い動きになっていますが、強地合いは継続中と言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:1900株



2020年11月30日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,433.62 -211.09 -0.79
TOPIX 1,754.92 -31.60 -1.77

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。目新しい材料はなかったが、コロナワクチン普及への期待感や、バイデン氏への政権移行も当初考えられていたよりもスムーズに進みそうなことから買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株高を受け朝方は買いが先行したが、11月の日経平均が歴史的な急騰となったこともあり、月末のポジション調整や、MSCIの銘柄入れ替えに伴うリバランスなども影響し反落となった。景気敏感株は結構派手に下げた銘柄も多く、資金は再びマザース市場に流れた。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1400株



2020年11月27日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 26,644.71 +107.40 +0.40
TOPIX 1,786.52 +8.27 +0.4

米国株式市場は、感謝祭(サンクスギビング)の祝日で休場。

日経平均は4日続伸。NYダウは3万ドルを超え、日経平均は連日でバブル崩壊後の高値を更新するなど世界的な株高の勢いは一向に衰えません。考えるに新型コロナで壊滅的な影響を受ける業種、殆ど影響を受けない業種、逆に恩恵を受ける業種があり、トータルすればコロナがそれほど上場企業の業績に悪影響をは与えていない現実があります。(コロナが痛めつけるのは零細企業や個人事業主など弱い立場の人たち)そこに何でもありの超緩和的な金融政策が実施され、コロナもまだ終息する気配がないので、更に追加の金融や財政政策が打たれようとしています。絶好調なマーケットにエンドレスでカンフル剤が打たれ続けているわけですから、これでマーケットがバブルにならない方がむしろ不思議です。以前コロナが終息して金融政策が正常化に向かう話が出るまではバブルは続くんじゃないかと書きましたが、まさにそんな感じになっています。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:500株




2020年11月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,537.31 +240.45 +0.91
TOPIX 1,778.25 +10.58 +0.60

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。週間新規失業保険申請件数が市場予想より悪化したことで、直近大きく値上がりした景気敏感株が利益確定売りに押され、ダウを押し下げた。一方、ナスダックは景気敏感株に流れていた資金が戻り史上最高値を更新した。

米国株はまちまちで戻ってきて小安く始まったが、寄り付きを底値に早々に切り返し、その後は目立った押しも入らず大引けにかけ上げ幅を拡大した。まさに押し目待ちに押し目なしの展開。しかもこの値段になっても前場にちょっとでも下がれば日銀が買いを入れるわけですから、一体どうなれば下がるの? って感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:500株



2020年11月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,296.86 +131.27 +0.50
TOPIX 1,767.67 +5.27 +0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。トランプ大統領が政権移行業務を容認したとことや、引き続きコロナワクチンへの期待感が相場を押し上げた。

日経平均は続伸。米国株の続伸を受け買い先行で始まり、一時26,700円台まで急伸し連日でバブル崩壊後の高値を更新した。まあ、出涸らしの材料を使い2日間で1000円を超える上昇をやったことから、指数は失速したものの、これで目先の天井をつけたとも言えず、個人的にはもう年内は大きく崩れることはないのかなと思っています。

本日の取引:1社 1勝 +36,000円
持ち越し:500株



2020年11月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,165.59 +638.22 +2.50
TOPIX 1,762.40 +35.01 +2.03

週明けの米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。ファイザーが開発中のワクチンが早ければ12月11日にも接種が可能となる見通しとなったことで上昇して始まり、バイデン氏が次期財務長官にイエレン前FRB議長を指名すると報じられると引けにかけ一段高となった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、17日に付けたバブル崩壊後高値26,057円を更新した。ワクチンとイエレン人事、またトランプ大統領が政権移行業務を容認したとのニュースも追い風となった。まあ、どれをとっても今更600円も700円も上げるような材料じゃないんですが、連休中の日経平均先物の動きを見ていても露骨に上に引っ張り上げようとする力が働いていましたね。売り方の窮状を知って、買い戻しに買いをぶつけるショートスクイーズになっており、材料の鮮度や質など関係なくなっています。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株




2020年11月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 25,527.37 -106.97 -0.42
TOPIX 1,727.39 +0.98 +0.06

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。週間新規失業保険申請件数の悪化を受け、ダウは200ドルほど下げる場面もあったが、民主党と共和党が追加経済対策の交渉再開で合意したと伝わると引けにかけ買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株は反発で戻ってきたが、明日から3連休ということもあり、様子見ムードが強く値動きの乏しい1日となった。ムニューシン財務長官がFRBに対して、新型コロナウイルス対策で実施する緊急支援制度の一部を2020年12月末で終了すると通知したことで、米国株先物が軟調な推移となったことも上値を重くした。それでも国内のコロナ感染者が過去最多を更新する中での3連休前ですから、普通ならもっとダラダラと下がって行きそうなところですが、TOPIXは続伸となるなど非常に底堅い動きだったと言えます。まあ、売り方にしてみれば連休中また米国でワクチンネタなどでかち上げられる恐怖心もあるんでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:1000株



2020年11月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 25,634.34 -93.80 -0.36
TOPIX 1,726.41 +5.76 +0.33

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ワクチンの早期の実用化への期待から反発して始まったが、高値警戒感や新型コロナの新規感染者数が高止まりしていることが嫌気され次第に利益確定売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株安と為替の円高基調を受け売り先行で始まりとなった。後場に東京都の新規感染者数が連日で過去最多を更新したと伝わると、日経平均の下げ幅は250円を超える場面もあったが、巣ごもり関連などを中心に押し目買いが入り、大引けにかけ下げ幅を縮小した。

昨日も日銀はETFを買い入れていますし、日経平均が3万円になってもTOPIXが下がるたびに買うつもりなんでしょうかね? なんでもETF買いの出口政策として個人に割引価格で譲渡する案が出ているようです。誰かに押し付けるとしたら無知な個人投資家しかいないわけですが、正直呆れましたね。日銀がETFを買わなくなれば日経平均が暴落するのは火を見るより明らかですから、多少の割引率で誰がこんなものを買うと言うのでしょう。ETF買いをやめるタイミングなど幾らでもあったのに、増額に次ぐ増額で、最終的に個人に押し付ける出口政策しかないんですから、正気の沙汰とは思えません。

本日の取引:なし
持ち越し:1000株



2020年11月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 25,728.14 -286.48 -1.10
TOPIX 1,720.65 -14.01 -0.81

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。新型コロナウイルスの感染拡大や経済対策の効果も薄れてきたこともあり、10月の小売売上高が市場予想を下回り売りが優勢となった。ダウは朝方400ドルを超える下げとなったが、その後は徐々に下げ幅を縮小した。

日経平均は反落。米国株安や為替の円高基調を嫌気し売り先行での始まりとなった。直近の急騰を考えれば当然の調整と言ったところですが、調整とは言えないレベルの下げでした。大引け前に東京都の新規コロナ感染者数が過去最多になったとのニュースに先物が珍しく反応しましたが、これもワクチンネタと比べれば本当に微々たる反応でした。相変わらず強気すぎるマーケットと言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +24,000円
持ち越し:1000株



2020年11月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 26,014.62 +107.69 +0.42
TOPIX 1,734.66 +2.85 +0.16

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。米バイオ医薬大手のモデルナ社が、コロナワクチンの臨床試験の初期データで94.5%の有効性が示されたと発表したことで、先日のファイザーのとき同様コロナでダメージを受けてきた銘柄を中心に買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなった。高値警戒感もあり利益確定売りからマイナスになる場面もあったが、景気敏感株中心に買われ26,000円台を維持して大引け。これで米国では当局の承認が得られれば、年内にもファイザーとモデルナの2種類のコロナワクチンの緊急使用が始まる可能性が出てきました。朗報には違いないのですが、安全性やワクチンの持続期間などやってみなければまだ分からないことが多く、株だけ先走りすぎって感じですね。今後も次々とワクチンや治療薬が出てくると思いますが、マーケットの反応はだんだん弱くなってくるんじゃないでしょうか。

本日の取引:1社 1勝 +13,000円
持ち越し:1300株