本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2019年6月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,275.92 -62.25 -0.29
TOPIX 1,551.14 -2.13 -0.14

米国株は、ダウは小幅に3日続落、ナスダックは続伸。週末の米中首脳会談を控え様子見ムードが強く、終日方向感のない展開となった。

日経平均は反落。昨日の香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストが米中貿易問題を巡って「米中がG20大阪サミットを前に暫定的な停戦で合意した」という報道が米中双方から否定されたこともあり、為替が円高に振れ売り先行での始まりとなった。その後は米中首脳会談を控え様子見ムードが強く、終日狭いレンジでの揉み合いとなった。

米中首脳会談ですが、市場コンセンサスがどうなっているのかよく分からなくなってきましたが、個人的には対中追加関税第4弾は先送りされ、継続協議と言ったところだと思っています。このシナリオだと大幅高にはならないと思いますが、取り敢えず安心感から週明けは買いが先行しそうです。ただ、中国が前提条件としてファーウェイに対する制裁緩和を要求しているとの報道もあり、これが本当なら何も話がまとまらずトランプ大統領が途中退席するシナリオも有り得るので予断を許しません。

本日の取引:なし
持ち越し: 400株



2019年6月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,338.17 +251.58 +1.19
TOPIX 1,553.27 +18.93 +1.23

米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは反発。米中首脳会談で貿易協議が前進するとの期待から買いが先行したが、警戒感も根強くダウは引け間際に下落に転じた。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻って来たが、ドル高円安が進行したことで買いが先行。その後、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストが米中貿易問題を巡って「米中がG20大阪サミットを前に暫定的な停戦で合意した」と報じたことで円が108円台まで下落し、先物に連動した買いが入り上げ幅を拡大した。暫定的な停戦というのが追加関税の先送りだけなのか、他に何か良いニュースが含まれるのか分かりませんが、商いが薄い状態なのでちょっとした買い戻しでもよく上がります。

本日の取引:1社 2勝 +9,400円
持ち越し: 400株



2019年6月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,086.59 -107.22 -0.51
TOPIX 1,534.34 -9.15 -0.59

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。パウエルFRB議長が講演で「貿易摩擦などの不確実性に対応して利下げが必要か精査している」と述べたこや、セントルイス連銀のブラード総裁も7月の利下げを巡り0.50%は行き過ぎだと述べたことで早期の利下げ期待が後退した。

日経平均は続落。米国株は早期利下げ期待の後退から売られたが、ドルが買い戻され円安に振れたことを支えに小安く始まり終日狭いレンジで揉み合う展開となった。ナスダック指数が120Pも下げて6月の配当権利落ち分が32円ほどあるので、それを考慮すれば日経平均は実質75円安ですから、かなり底堅い動きだったと言えます。別の言い方をすれば米中首脳会談を前に動けないだけとも言えますが。

本日の取引:なし
持ち越し: 300株



2019年6月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,193.81 -92.18 -0.43
TOPIX 1,543.49 -4.25 -0.27

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。米中の貿易協議が事務レベルで再開したと伝わり買いが先行したが、イランに対する追加制裁や保険会社や病院に対する規制強化懸念から上値は重かった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたことで朝方は方向感のない展開だったが、ブルームバーグ通信が「トランプ米大統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に示していたことが分かった」と報じると、ドル円が106円台に突入し先物に連動した売りが出て下げ幅を拡大した。トランプ大統領は日米安保条約が米国にとって不公平だと大統領選前から一貫して言っており、なんで今更このタイミングで取り上げるのか裏の意図を感じてしまいます。週末の米中首脳会談で追加関税の第4弾は一旦見送りになるんでしょうが、そこまではマーケットも先週織り込んでしまったので、ネガティブなニュースの方に反応しやすくなっており、薄商いのなか明日以降もちょっとした報道で大きく振れてしまうこともありそうです。

本日の取引:なし
持ち越し: 300株



2019年6月24日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,285.99 +27.35 +0.13
TOPIX 1,547.74 +1.84 +0.12

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。FRBによる早期利下げ期待からプラス圏で推移する場面も多かったが、直近の上昇を受けた利益確定売りや、米商務省が中国企業への新たな禁輸措置を明らかにしたことで取引終了にかけ下落に転じた。

日経平均は反発。週末の米国株が小幅に反落したことや、円高への警戒感から小幅安での寄り付きとなった。その後は、円高が進行しなかったことからプラス圏に切り返したが、週末の米中首脳会談を控えて様子見姿勢が強く、終日方向感に欠ける展開となった。買いも入れにくいが、かと言って売るのも怖い、そんな相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +9,200円
持ち越し: 300株



2019年6月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,258.64 -204.22 -0.95
TOPIX 1,545.90 -14.00 -0.90

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。前日のFOMCを受け一段と早期利下げ観測が強まり、過剰流動性相場が続くとの見方から幅広い銘柄に買いが入った。S&P500は過去最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株の上昇を受け小高く始まったが、前場は1ドル107円前半まで進んだ円高が嫌気され前日終値近辺でこう着感を強めた。昼にドル円が107円割れ寸前まで円高に振れると先物に連動した売りが出て下げ幅を拡大、またトランプ大統領が無人偵察機攻撃への報復としてイランに対する軍事攻撃を一時承認していたと報道されたことも重しとなった。東証1部の売買代金はFTSEの指数リバランスに伴う売買で2兆7千億円まで膨らんだが、これを除けば本日も2兆円割れの薄商いだった。来週は週末に米中首脳会談を控え、事前報道に一喜一憂する展開となりそうですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 200株



2019年6月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,462.86 +128.99 +0.60
TOPIX 1,559.90 +4.63 +0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。FOMC声明文に「景気拡大を維持するため適切に行動する」との文言が加わったことで、景気への懸念が強まればFRBが早期に利下げに踏み切るとの観測が強まりリスクオンとなった。ただ、前日までにほぼ織り込まれていたこともあり、上げ幅は限定的だった。

日経平均は続伸。早期利下げ観測から米国株が続伸した流を受け買い先行で始まり、そのまま高値圏で揉み合う展開となった。1ドル107円ミドルまで進んだ円高が重しとなったが、105円程度までは日本企業の想定為替レートの範囲内であることから、影響は限定的だった。ただ、欧米の中央銀行が緩和姿勢を強めているので、今後105円を割ってくるようなことがあれば日銀も何かせざるを得ないでしょうね。何かとってもETFの買い増しぐらいしか手がないでしょうが。

本日の取引:なし
持ち越し: 200株



2019年6月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,333.87 +361.16 +1.72
TOPIX 1,555.27 +26.60 +1.74

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ECBのドラギ総裁が追加の金融緩和を示唆したことや、トランプ大統領がツイッターに「中国の習近平国家主席と電話でいい会話をした。来週日本で開かれるG20大阪サミットで協議を継続する」と投稿したことで、米中貿易摩擦の進展期待から大幅高となった。

日経平均は反発。ECBの追加緩和期待や、トランプ大統領の前向きなツイートが好感され欧米株が全面高となった流を受け、大きくギャップアップしての寄り付きとなった。現物の商いは薄く先物主導での上昇だったが、ほぼ全面高の展開となった。G20の米中首脳会談で対立がすべて解消に向かうとは思えませんが、マーケットの反応は良すぎるほどでしたね。何だかんだ言いながら、NYダウとS&P500は再び史上最高値目前で驚くやら呆れるやら。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: 200株




2019年6月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,972.71 -151.29 -0.72
TOPIX 1,528.67 -11.07 -0.72

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。6月のニューヨーク連銀製造業景況指数の大幅な低下を受け早期利下げ観測が高まったことや、今回のFOMCで利下げが見送られても、FOMC後の声明や議長会見で金融緩和に前向きな姿勢を示すとの観測から買いが優勢となった。

日経平均は反落。小反落で寄り付いた後は狭いレンジで揉み合っていたが、FOMC後の声明や議長会見で金融緩和に前向きな姿勢を示すとの観測からドル円が108円台前半まで円高に振れると、為替に連動した売りが先物に出て三桁の下落となった。FOMC後に波乱になる可能性は低いと思いますが、来週のG20大阪サミットで米中首脳会談が物別れに終わるといよいよ7月の利下げが現実味を帯びてくるので、FOMCが通過しても様子見は続きそうですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 200株



2019年6月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,124.00 +7.11 +0.03
TOPIX 1,539.74 -6.97 -0.45

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。中国の経済指標が軒並み市場予想を下回ったことで、米中貿易摩擦による中国経済への悪影響が意識され売りが先行した。ただ、鉱工業生産指数などの米経済指標が市場予想を上回ったのを支えに下げ幅は限定的だった。

日経平均は小幅に続伸。週末の米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、為替の落ち着きや大規模デモの影響が懸念された香港の株式市場が上昇して始まると先物主導で切り返す展開となった。ただ、買い上がる材料もなく、FOMCなどのイベントを控え様子見姿勢が強まり、後場は殆ど動きのない相場となった。先週の金曜日はSQで東証1部の売買代金は2兆円を超えましたが、実質8営業日連続で2兆円割れですから、まったく市場エネルギーがありません。

本日の取引:1社 2勝 +7,000円
持ち越し: なし



2019年6月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,116.89 +84.89 +0.40
TOPIX 1,546.71 +5.21 +0.34

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。FRBの早期利上げ観測や、ホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃を受け炎上した事件を受け、原油先物相場が上昇し石油株が買われダウを押し上げた。ただ、米中の貿易摩擦の長期化懸念で上値は重かった。

日経平均は反発。米国株は地政学リスクが高まっても、原油相場の上昇の方を好感し株が上昇するという、ちぐはぐな展開だったこともあり、基本様子見姿勢は変わらず終日上値は重かった。東証1部の売買代金は、SQ分を除けば本日も2兆円を大きく下回る薄商いだった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年6月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,032.00 -97.72 -0.46
TOPIX 1,541.50 -12.72 -0.82

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。5月の消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことで、FRBの早期利下げ観測から朝方は上昇する場面もあったが、利下げ期待は先週かなり織り込まれたこともあり、買いは続かなかった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後、米長期金利の低下を受けて円高が進行すると、為替に連動した先物売りが出て下げ幅を200円近くまで広げる場面もあった。後場になると為替がやや円安方向に戻したことや、日銀のETF買いで下げ渋る展開となった。東証1部の売買代金は6日営業日続けて2兆円を割り込むなど、様子見姿勢が一段と強まっている。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年6月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,129.72 -74.56 -0.35
TOPIX 1,554.22 -7.10 -0.45

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。中国の投資促進策を好感し買いが先行したが、ダウは前日までの6営業日で1247ドル上げていることもあり、次第に利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。小幅ながら米国株が反落したことで朝方は利益確定売りが優勢となった。ただ、上を買う材料も無いが、下を売る材料も無いことから、ザラ場は前日終値近辺でこう着感を強めた。本題の米中の対立に見通しが立たない状況では、様子見姿勢が強まるのは仕方のないところ。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2019年6月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,204.28 +69.86 +0.33
TOPIX 1,561.32 +8.38 +0.54

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは5日続伸。トランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことや、FRBによる早期利下げ観測から引き続き買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株は続伸して戻ってきたが、昨日の時点で米株の上昇はある程度織り込まれていたこともあり、朝方は利益確定売りや戻り待ちの売りに押された。ただ、為替が安定していたことや、米株価指数先物が堅調な動きとなったことで徐々に買いが優勢となった。東証1部の売買代金は、本日も2兆円を大きく割り込むなど薄商いは相変わらずですが。

5月31日にメキシコ問題は長期化せずに解決に向かうと書きましたが、突然メキシコへの関税の話が出てきて、それが見送られても本来は中立のはずですが、あたかも好材料のように上がるわけですから、トランプ氏が演出したカウンター相場と言った感じですね。次は何を言い出すのやら。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年6月10日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,134.42 +249.71 +1.20
TOPIX 1,552.94 +20.55 +1.34

週末の米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは4日続伸。雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に下回ったことで、FRBが早期利下げに踏み切るとの観測が一段と強まり買いが優勢となった。

日経平均は続伸。雇用統計の結果を受け米国株が利下げ期待から続伸したことや、トランプ政権が10日に実施予定だったメキシコへの追加関税を見送ったことを好感し、買い先行での始まりとなった。商いは薄く売り方の買い戻しが主体だったが、寄りで21,000円台を回復し一度も下回らなかったのは、今晩の米国株の続伸を先取りした側面もあるのでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2019年6月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,884.71 +110.67 +0.53
TOPIX 1,532.39 +7.48 +0.49

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは3日続伸。ブルームバーグ社が米国がメキシコからの輸入品に対する追加関税の先送りを検討していると報じたことが好感された。

日経平均は反発。トランプ政権がメキシコからの輸入品に対する追加関税の先送りを検討しているとの報道から、米国株が続伸し、ドル円も108円台ミドルまで円安に振れたことが好感された。ただ、買い戻しが中心で商いは2兆円を大きく割れるなど低調だった。今晩の米雇用統計は、先日発表されたADPが悪かったので下振れ予想が多いですが、その際に利下げ期待でまだ上がるのか、景気減速を嫌気するのか難しいところですね。

本日の取引:1社 2勝1敗 +7,300円
持ち越し: なし



2019年6月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,774.04 -2.06 -0.01
TOPIX 1,524.91 -5.17 -0.34

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。5月のADP全米雇用リポートでが市場予想を大幅に下回ったことで、FRBが利下げするとの観測が強まり、買いが優勢となった。

日経平均は小幅に反落。米国株は続伸で戻って来たものの、日本時間朝方にトランプ大統領がメキシコとの通商協議について、不十分とツイートしたことで早期合意期待が後退し小幅安での寄り付きとなった。その後は小高い水準での揉み合いとなったが、大引けにかけ再び下げに転じた。米国株の上昇は利下げ期待によるものなので、為替が円安にならず日本株の上値が重くなるのは仕方のないところ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年6月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,776.10 +367.56 +1.80
TOPIX 1,530.08 +30.99 +2.07

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。中国政府高官の米中交渉に前向きな発言や、パウエルFEB議長が貿易摩擦の激化に懸念を示し、必要であれば利下げを行う可能性を示唆したことが好感された。

日経平均は反発。パウエルFRB議長が利下げの可能性を示唆し、前日の米国株が大幅高となった流れを受け景気敏感株を中心に買い戻しが優勢となった。今後貿易戦争が拡大し、米景気が悪化すれば金融政策に頼ることになるのは必然であり、既にマーケットは年内1回ないし2回の利下げを織り込んでいます。この発言でこんなに上がるのも不思議な感じですが、パウエルFRB議長のリップサービスにアルゴリズムが過剰に反応したと言ったところでしょうか。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2019年6月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,408.54 -2.34 -0.01
TOPIX 1,499.09 +0.13 +0.01

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。ダウは終日揉み合う展開だったが、ナスダック指数は比較的大きな下げとなった。当局が反トラスト法(独占禁止法)違反の調査を準備しているとの報道を受けて、アルファベット、フェイスブック、アマゾンなどが売られた。

日経平均は小幅に続落。米国株はまちまちで戻ってきたものの、前日までに4日続落し800円ほど下落していた反動もあり、朝方は買い戻しが先行したが、為替の円高基調が重しとなり早々に下落に転じた。その後は、いつものように日銀のETF買いで下げ渋る展開となった。朝の時点でこうなることが読めるような、なんともつまらない動きですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年6月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,410.88 -190.31 -0.92
TOPIX 1,498.96 -13.32 -0.88

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領が、不法移民流入へのメキシコの対策が不十分だとして、6月10日から同国からの全輸入品に5%の追加関税を課すと発表したことを受け、リスク回避姿勢が強まった。

日経平均は4日続落。米国株安と1ドル108円前半まで進行した円高を嫌気し売り先行での始まりとなった。一時300円近い下げとなったが、後場になると日銀のETF買いで下げ渋る展開となった。良く言えば底堅かったと言えますが、緩慢にダラダラ下げるほうがタチが悪いとも言えます。当面、急落も急騰もない展開が続きそうな感じ。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし




2019年5月31日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,601.19 -341.34 -1.63
TOPIX 1,512.28 -19.70 -1.29

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日までの下落を受け買い戻しが先行したが、上値は重く終日方向感のない展開となった。NY原油先物が2カ月半ぶりの安値となり、石油株の下落もダウの上値を重くした。

日経平均は続落。米国株は上昇して戻ってきたが、日本時間早朝にトランプ砲が炸裂したことで売り先行での始まり、終日軟調な展開となった。メキシコの不法移民対策が不十分だとして、同国からの輸入品すべてに5%の追加関税を課すというものですが、突然の発表だったのでネガティブサプライズとなった。米国のメキシコからの輸入は年間約38兆円あり、日本企業もメキシコに工場を多く置いていますから、悪影響は免れません。まあ、これは中国の場合と違い自身の大統領選をにらんだ選挙対策としての色彩が強く、落とし所はあるので、それほど長期化せずに解決に向かうとは思いますが、マーケット的には迷惑な話ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年5月30日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20,942.53 -60.84 -0.29
TOPIX 1,531.98 -4.43 -0.29

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。中国人民日報が、レアアース(希土類)の対米輸出規制を示唆したことで、米中の対立の激化が世界景気の減速につながるとの警戒感から売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株が米中貿易摩擦の長期化懸念から下落した流れを受け、売り先行での始まりとなった。ただ、ロング・ショートのアンワインドが入ったのか、直近売られたハイテク株が朝から底堅く指数の下げ幅は限定的だった。後場になると日銀のETF買いも入り、日経平均は本日の高値圏での大引けとなった。これだけ商いが薄いと日銀のETF買いのインパクトも大きいですね。日銀が市場に介入していることで本来下がる日も下がらず、それがボラの低下を招いているとも言えますが。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年5月29日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,003.37 -256.77 -1.21
TOPIX 1,536.41 -14.58 -0.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方は買い戻しが先行したが、トランプ大統領が中国とディール(取引)する用意はないと発言したことや、長期金利の低下が嫌気され下げに転じた。

日経平均は反落。米国株安と為替が1ドル109円台前半まで円高に振れたことを嫌気し売り先行での始まりとなった。下げ幅は一時300円を超えたが、ザラ場に円高が進行しなかったこともあり、売り一巡後は心理的節目の21,000円近辺で膠着感を強めた。最近、後場になると動かないことが多いですが、本日も酷い動きでしたね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2019年5月28日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,260.14 +77.56 +0.37
TOPIX 1,550.99 +3.99 +0.26

米国株式市場はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日で休場。

日経平均は続伸。米国株は休場だったが、欧州株が堅調に推移したことや円相場の弱含みを好感し買い先行の始まりとなった。日経平均は一時3桁の上昇となる場面もあったが、円安が一服すると上値は重くなり、後場は狭いレンジでの揉み合いとなった。トランプ大統領が日米通商協議について夏の参院選後まで待つとの姿勢を示したことで、目先の警戒感は後退したが、日米の隔たりは大きく交渉の長期化も予想されることから、今後も上値抑制要因となりそうです。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年5月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,182.58 +65.36 +0.31
TOPIX 1,547.00 +5.79 +0.38

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。トランプ大統領が、中国との貿易交渉は中国側が譲歩して早期に妥結すると述べたことや、ファーウェイ問題について「中国との通商合意の一環で問題が解決される可能性がある」と語ったとが買い戻しを誘った。

日経平均は反発。米国株高とトランプ大統領が日本との通商交渉について7月の参院選後まで待つとの姿勢をツイッターで示したことで、目先の安心感から買いが優勢となった。ただ、為替や自動車などの交渉の行方は依然不透明なことから、上値は限定的だった。今晩の米国市場がメモリアルデーの祝日で休場となるため海外投資家の動きが鈍く、後場の値幅はわずか30円と開店休業状態。東証1部の売買代金は1兆4713億円とほぼ4年5カ月ぶりの低水準だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし