本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2019年3月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,726.28 -95.76 -0.44
TOPIX 1,619.23 -8.36 -0.51

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。米中が貿易交渉で近く合意する見通しと伝わり、朝方は買いが先行したが、さすがに合意は既に織り込み済みと言うことで、次第に利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、為替が円安水準で安定していたことや、後場には日銀のETF買いも入ったことで下げ幅は利益確定売りの範囲内にとどまった。中国の全国人民代表大会(全人代)で李克強首相が大規模な減税とインフラ投資の拡大を挙げたが、こちらもほぼ織り込み済みで特にサブライズはなかった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年3月4日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21822.04 +219.35 +1.02
TOPIX 1627.59 +11.87 +0.73

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。経済指標は市場予想を下回るものが多かったが、ブルームバーグ通信が米中首脳が早ければ3月半ばにも会談し、貿易協議で合意する可能性があるなどと報じたことを手掛かりに堅調な展開となった。

日経平均は続伸。週末の米国株が反発したことや円安の進行を受け買い先行での始まりとなった。ブルームバーグが中国が知的財産権の保護強化や米製品の大量購入など公約を履行した場合に限り、米国が昨年から課している対中関税の全てか大半が撤回される可能性が強と報じたこともあり、合意に向けての期待感が更に高まった。まあ、期待で上がるのは判りますが、そもそもマイナスだったものが元に戻るだけの話ですから、上がり過ぎって感じもしますね。

本日の取引:1社 2勝 +9,500円
持ち越し: なし



2019年3月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21602.69 +217.53 +1.02
TOPIX 1615.72 +8.06 +0.50

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。2018年10~12月期のGDPが前期比年率2.6%増となり、市場予想を上回ったことで朝方は上昇する場面もあった。ただ、米朝首脳会談で北朝鮮の非核化で合意に至らなかったことから、終日上値の重い展開となった。

日経平均は反発。前日の大引け間際に米朝首脳会談の不調が伝わり、日経平均は先行して下げたものの、米国株の下げ幅が限定的だったことや、ドル円が111円台ミドルまで円安に振れたことで寄りから買い戻しが優勢となった。また、2月の中国製造業購買担当者景気指数 (PMI)が、49.9と好不況の分かれ目となる50は下回ったものの、前月からは改善したこで買い安心感を誘った。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し: なし



2019年2月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21385.16 -171.35 -0.79
TOPIX 1607.66 -12.76 -0.79

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。通商代表部のライトハイザー氏が米中貿易協議の楽観論をけん制する発言をしたことで、利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。前日の米国株がさえない動きだったことや、1月の鉱工業生産指数が3ヶ月連続の低下となったことを受け、反落しての始まりとなった。その後は狭いレンジでの揉み合いが続いたが、米朝首脳会談が予定より早く切り上げられるとの発表があり、合意文書への署名が中止になるとの観測も出て引けにかけ下げ幅を拡大した。まあ、合意文書が中止になったとしても、16時からの会見で大げさに成果を強調するのは目に見えていますが。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21556.51 +107.12 +0.50
TOPIX 1620.42 +3.22 +0.20

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。直近の上昇を受け朝方は利益確定売りが先行したが、パウエルFRB議長が改めて利上げ見送りの姿勢を示したことで、一時上昇に転じるなど下げても底堅い動きだった。

日経平均は反発。米国株は小幅安で戻ってきたが、前日先行して下げていたこともあり、小幅高での始まりとなった。その後、上海株が堅調に推移していることを受け上げ幅を拡大したが、ザラ場の値幅は相変わらずせまく、こう着感の強い展開となった。本日、CMEグループが技術的問題でグローベックス上の全ての取引を停止(現在は復旧)したが、相場への影響は限定的だった。なんか売るのも買うのも躊躇われる相場ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21449.39 -78.84 -0.37
TOPIX 1617.2 -3.67 -0.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。コンセンサス通りとは言え、トランプ大統領が中国製品への関税引き上げの延期を表明したとこで、来月の首脳会談での合意に向け期待感が高まり、終日堅調な展開となった。

日経平均は反落。米国株高やドル円が1ドル111円台まで円安に振れたことを好感し買い先行での始まりとなった。ただ、その後円安が一服したことや米株価指数先物が軟調に推移していることもあり、次第に利益確定売りが優勢となった。東証1部の売買代金は本日も2兆円を割れる薄商いで、指数の上昇ほど投資家のマインドは高まってこない感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し: なし




2019年2月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21528.23 +102.72 +0.48
TOPIX 1620.87 +11.35 +0.71

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米中通商協議が進展し、合意する可能性が高まって来たことを受け、終日堅調な推移となった。

日経平均は反発。米国株の反発や、朝方トランプ大統領が米中通商協議について重要な構造的問題で大きな進展があったことや対中関税の引き上げ延期の意向を表明したことで、終日買いが優勢となった。まあ、対中関税の引き上げ延期はコンセンサス通りなので株価の反応は今ひとつでしたが、米中首脳会談が3月に開催される可能性が高くなったことで、最終合意が近づいていることが好感された。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2019年2月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21425.51 -38.72 -0.18
TOPIX 1609.52 -3.98 -0.25

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。米中貿易協議の合意期待から下値は限定的だったが、ユーロ圏の製造業購買担当者景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数の悪化を受け軟調な推移となった。

日経平均は小幅に反落。前日の米国株が反落した流れを受け売り先行での始まりとなった。ただ、日銀のETF買い期待や米中貿易協議の合意期待から下値を売り込むことも出来ず、底堅い展開となった。米中貿易協議は合意に至らなくても、追加関税の一時棚上げぐらいまではあるんでしょう。ただ、そこまではマーケットも既に織り込んでいるでしょうから、どう動くかは難しいところですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21464.23 +32.74 +0.15
TOPIX 1613.5 +0.03 +0.00

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは8日続伸。FOMC議事要旨は、利上げ方針については意見が分かれたものの、ほとんどの委員が「資産縮小の年内停止を早めに発表するのが望ましい」とみていたことが明らかになった。発表後に株価は下げる場面もあったが、米中貿易交渉が合意に向かっているとの思惑から再び上昇に転じた。

日経平均は4日続伸。前場は直近の上昇を受け利益確定売りが先行したが、昼頃にロイター通信が「米中貿易交渉で、知的財産権や為替など主要な構造問題で6つの覚書が準備されている」と報じたことで、先物主導で切り返す展開となった。ネックだった、知的財産権でも協議が進展していることでポジティブに評価された。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2019年2月20日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21431.49 +128.84 +0.60
TOPIX 1613.47 +6.95 +0.43

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは7日続伸。小売大手ウォルマートの好決算を受け買いが他の小売株にも波及しダウを押し上げた。また、米中貿易協議の進展期待も引き続き支えとなった。

日経平均は3日続伸。米国株高を受け買い先行での始まり、ドル円が109円台後半の円安に振れると先物に連動した買いが入り、日経平均は三桁の上昇となった。ただ、米中貿易協議の行方を見極めたい投資家も多いことから商いは低調で、先物で振らされやすい状況になっている。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し: なし



2019年2月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21302.65 +20.80 +0.10
TOPIX 1606.52 +4.56 +0.28

米国株式市場は、プレジデンツデーの祝日で休場。

日経平均は小幅に続伸。米国株市場が休場で手掛かり材料が乏しい中、前日急騰した反動から利益確定売りが先行。ただ、黒田総裁が衆院財務金融委員会で、国民民主党の前原氏の質問に対し追加緩和の可能性に言及したこで円が売られ、後場はプラス圏での推移となった。米国が休場だったことで海外からのフローが減少し、東証1部の売買代金は約1ヶ月ぶりに2兆円を割れるなど低調だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21281.85 +381.22 +1.82
TOPIX 1601.96 +24.67 +1.56

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは6日続伸。米中貿易協議がワシントンで継続する見通しと伝わり、合意に向けての期待感が更に高まった。トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設のために「国家非常事態」を宣言したが、米中貿易協議進展期待の前に殆ど材料視されなかった。

日経平均は反発。週末の米国株が米中貿易協議の進展期待で大幅高となった流れを引き継ぎ、買い先行での始まりとなった。午後に米商務省が安全保障を理由に検討している自動車や部品への輸入制限について、トランプ大統領に調査報告書を提出したとの報道が流れたが、報告書の内容が分からず相場への影響は限定的だった。寄り付き後の値幅は狭かったが、高値圏を維持したまま大引けとなった。ワシントンでの協議継続はちょっとしたサプライズでしたが、既に期待で上がっているのに、ここまで上げるかなって感じ。まあ、アルゴリズム取引に理屈は不要ですがね。

本日の取引:1社 1勝 +7,800円
持ち越し: なし



2019年2月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20900.63 -239.08 -1.13
TOPIX 1577.29 -12.52 -0.79

米国株は、ダウは反落、ナスダックは5日続伸。12月の小売売上高が市場予想に反して大幅に減少したことを受け売りが先行したが、米中貿易交渉の進展期待もあり下値は限定的だった。

日経平均は続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、円高の進行やトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設のために「国家非常事態」を宣言する方針が伝わり相場を冷やした。後場は日銀のETF買いが下値を支えたが、週末を前に押し目を買う動きも限られた。まあ、壁問題もよりも目先は米中貿易交渉の行方でしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21139.71 -4.77 -0.02
TOPIX 1589.81 +0.48 +0.03

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは4日続伸。引き継ぎ米中貿易交渉の進展期待や、政府機関の再閉鎖回避への動きが好感され堅調な展開となった。

日経平均は小幅に反落。米国株高や為替の円安基調を好感し、日経平均は一時91円高まで上昇する場面があったが、直近2営業日で800円を超える上昇となっていることもあり、利益確定売りも出て前日終値をはさみ方向感のない展開となった。期待感による買い戻しは一巡し、ここからは米中貿易協議でマーケットの期待通りの結果が出るのか見極めたい投資家も多くなりそう。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2019年2月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21144.48 +280.27 +1.34
TOPIX 1589.33 +16.73 +1.06

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。政府機関の再閉鎖が回避できるとの観測や、米中の貿易交渉が進展しているとの期待感から幅広い銘柄に買いが入った。

日経平均は続伸。米政府機関の再閉鎖回避の動きや、米中通商協議の進展期待から米国株が大幅高で戻ってきた流れを受け買い先行での始まりとなった。日経平均は前日先取りする形で上昇していたこともあり、どうかなと思いましたが、節目の21,000円を超えたことで買い戻しに拍車が掛かった感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20864.21 +531.04 +2.61
TOPIX 1572.6 +33.20 +2.16

週明けの米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは小幅に続伸。米中の貿易協議を見極めたい投資家が多く、終日方向感のない展開となった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、円安の進行や米政府機関の再閉鎖回避に向けた動きから米株価指数先物が上昇し、今晩の米国株高を先取りする形で大幅高となった。節目の21,000円に近づくと上値が重くなったが、米中首脳会談が3月中旬に行われるとの報道もあり、本日の高値圏を維持したまま大引けとなった。週末↓に書いたように、相変わらずの動きですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2019年2月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20333.17 -418.11 -2.01
TOPIX 1539.4 -29.63 -1.89

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。欧州委員会が、2019年の実質経済成長率の見通しを前回予想から大幅に下方修正したことや、国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が、通商協議で中国との合意に至るまで「かなりの距離がある」と述べたことで、米中貿易問題の早期決着期待が後退し終日軟調な推移となった。

日経平均は続落。米中通商協議の先行き懸念から前日の米国株が下落した流れを受け売り先行での始まりとなった。米中通商協議に関しては、期待だけで上げてきたので期待が後退すれば当然下がりますね。ただ、今晩にはまた進展期待で買われる可能性もあるわけですから、ヘッドラインだけでアルゴが走り上下に過剰に振れてしまう、このヘッドライン相場はなんだかなぁって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年2月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20751.28 -122.78 -0.59
TOPIX 1569.03 -13.10 -0.83

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領の一般教書演説は、相場を押し上げる目新しいものはなく売りが先行。ただ、米中通商協議の進展期待から下値は限定的だった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時208円まで下げ幅を拡大したが、大規模な自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)がストップ高となったこともあり、下げ幅は限定的だった。SBG1社で日経平均を166円押し上げているので、これがなければ300円近い下げですから、近くて遠い21,000円台ですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し: なし




2019年2月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20874.06 +29.61 +0.14
TOPIX 1582.13 -0.75 -0.05

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。概ね好調な主要企業の決算発表や経済指標を受け堅調な展開となった。ISM非製造業景況感指数は市場予想を下回ったものの、好不況の分かれ目である50は上回った。

日経平均は反発。昨日同様、米国株高や為替の円安基調の継続を受け買い先行での始まりとなったが、節目の21,000円に近づくと利益確定や戻り待ちの売りが出て上値が重くなった。年末からの米国株の戻りは強烈ですが、対して日本株の戻りは円高が重しとなって鈍いですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,500円
持ち越し: なし



2019年2月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20844.45 -39.32 -0.19
TOPIX 1582.88 +1.55 +0.10

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。朝方は利益確定売りに押される展開となったが、概ね好調な経済指標や企業業績を受け昼前に切り返すと、その後はじり高基調となった。

日経平均は反落。米国株高や為替の円安基調の継続を受け買い先行での始まりとなったが、節目の21,000円に近づくと利益確定や戻り待ちの売りが出て失速。ある程度織り込み済みとは言え、国内の決算発表で下方修正が相次いでいることも上値を買いづらくしている感じ。売買代金も盛り上がってきませんね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし