本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2019年12月30日 月曜日(大納会)
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,656.62 -181.10 -0.76
TOPIX 1,721.36 -11.82 -0.68

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。米年末商戦が好調だったことや、米中貿易協議も良い方向に進んでいるとの見方から、ダウは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は続落。年末年始の6日間が休場となることで積極的な売買は見送られ、終日手仕舞い売りが優勢となった。今年を振り返ると、トランプ大統領に振り回されたって感じしかないですね。米中貿易協議はネガティブなニュース、ポジティブなニュースが何度も何度も繰り返され、そのたびごとにアルゴがヘッドラインに反応して無意味な上げ下げが多くなりました。その間にトランプ大統領の圧力でFRBが予防的利下げを3回行いショートが踏まれて行きました。景気が悪くないのに減税や利下げをやっている米国はいずれそのツケを払うときがくるでしょう。バブルは崩壊するまで誰もバブルとは分からないとグリーンスパンも言っており、現状がどうかと言う議論に意味はありませんが、仮に今がバブルだとしたら崩壊したときは各国とも金融政策で対応できる余地は少ないので恐ろしい面もあります。来年も強い相場が継続するかもしれませんが、リーマン・ショックのようなことが起きても驚きはありません。

1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年12月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,837.72 -87.20 -0.36
TOPIX 1,733.18 +1.98 +0.11

米国株は、ダウは反発、ナスダックは11日続伸。中国外務省の報道官が「米中の貿易協議の調印やその後の事務手続きについて米国と密接に連絡を取っている」と述べたことで買いが先行。年末商戦での受注が過去最高になったと発表したアマゾンが大幅高となったことも心理面を支えた。

日経平均は反落。良好な外部環境を受け続伸して始まったが、上値は重く買い一巡後は利益確定売りに押される展開となった。ただ、TOPIXはプラスですし、日経平均も配当落ち分の40円を考慮すれば弱くはありません。個人が中心の新興市場は相変わらず強い動きが継続。それにしても米国ナスダック指数はとうとう9,000P台ですか・・ リーマン・ショックの頃は1,000P台だったのが、9倍近くになったわけですから驚きです。

本日の取引:1社 1勝 +577,000円
持ち越し: なし




2019年12月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,924.92 +142.05 +0.60
TOPIX 1,731.20 +9.78 +0.57

米国株式市場はクリスマスの祝日で休場。

日経平均は反発。クリスマスで欧米株式市場が休場となり、手掛かり材料の乏しいなか前日比ほぼ変わらずでの寄り付きとなった。その後、12月期末配当の再投資を先取りした買いが先物に入り指数はスルスルと上昇したが、買い一巡後は膠着感を強めそのまま大引け。商いが非常に薄いなかなので、ちょっとした売り買いで値幅が出てしまいます。

本日の取引:なし
持ち越し: 100株(IPO)



2019年12月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,782.87 -47.71 -0.20
TOPIX 1,721.42 -6.80 -0.39

米国株は、ダウは反落、ナスダックは10日続伸。クリスマス・イブで短縮取引となり市場参加者が更に減少。前日まで主要株式指数が史上最高値を更新していることもあり、利益確定売りがやや優勢だった。

日経平均は反落。米国株はほぼ変わらずで戻ってきたが、クリスマス休暇で海外勢の参加者が少なく、株価を動かす材料にも乏しいことから、本日も終日見送りムードとなった。東証1部の売買代金は1兆992億円と連日で今年最低となり、2012年12月12日以来、7年ぶりの低水準だった。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: 100株(IPO)



2019年12月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,830.58 +9.47 +0.04
TOPIX 1,728.22 -1.20 -0.07

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは9日続伸。中国政府が、すべての貿易相手国に対して来年1月から冷凍豚肉など859品目の関税引き下げを決めたことで、米中が今後の貿易協議で歩み寄るとの期待感から買いが優勢となった。主要3指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は小幅に続伸。米国株が連日で史上最高値を更新した流れを受け買い先行での始まりとなったが、追随する買いは入らず、9時30分には早くもマイナスに転じ、その後は前日終値近辺で一進一退の動きとなった。東証1部の売買代金は1兆2861億円と今年最低を更新し、2014年4月以来およそ5年8カ月ぶりの低水準となった。まあ、日本株に関しては想定内の動きですが、米国株はどこまで上がるのか驚くやら呆れるやら。

本日の取引:なし
持ち越し: 100株(IPO)



2019年12月23日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,821.11 +4.48 +0.02
TOPIX 1,729.42 -3.65 -0.21

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは8日続伸。米中貿易協議の第1段階の合意について来年1月にも両国が署名するとの見方が強まり、終日堅調な展開となった。

日経平均は反発。週末の米国株高を好感し上昇して始まったが、買い一巡後は手仕舞い売りに押され、前日終値をはさみ膠着感の強い展開となった。

それにしても米国株はぶっ壊れたように上昇する一方ですね。リーマン・ショックの前年2007年にシティグループの当時のCEOが「曲が流れる以上、踊らなきゃいけない」と語ったそうですが、そろそろ危ないと分かっていても金融の世界は目先の利益が優先ですからね。今回もアメリカは景気がいいのに減税したり、FRBに圧力をかけて利下げをさせたり、どこまでトランプ狂想曲が続くのやらって感じ。

本日の取引:なし
持ち越し: 100株(IPO)



2019年12月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,816.63 -48.22 -0.20
TOPIX 1,733.07 -3.04 -0.18

米国株は、ダウは反発、ナスダックは7日続伸。週間新規失業保険申請件数が減少したことや、半導体大手のマイクロン・テクノロジーの最高経営責任者が業績底入れの見方を示したことでハイテク株が買われた。主要3指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は3日続落。米国株高を受け反発しての始まりとなったが、上値は重くドル円も若干円高方向に振れたことで手仕舞い売りが優勢となった。3日続落も下げ幅は限定的で底堅さも見られるが、日経平均は今週5営業日すべて陰線となり、上を買っていく勢いもない。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し: 100株(IPO)



2019年12月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,864.85 -69.58 -0.29
TOPIX 1,736.11 -2.29 -0.13

米国株は、ダウは反落、ナスダックは6日続伸。米中貿易協議の合意を受けた買いが継続しているが、高値警戒感も強く直近大きく上昇した中国売上高比率が高い銘柄を中心に利益確定の売りが優勢となった。

日経平均は続落。米国株はほぼ横ばいで戻ってきたことで手掛かり材料に乏しく、終日狭いレンジでの取引となった。トランプ大統領の弾劾訴追決議案が下院で可決されたが、共和党が多数を占める上院で否決されることは明らかなので特に材料視されなかった。

本日の取引:なし
持ち越し: 100株



2019年12月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,934.43 -131.69 -0.55
TOPIX 1,738.40 -8.80 -0.50

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に5日続伸。11月の住宅着工件数と鉱工業生産指数が市場予想を上回り、終日堅調な展開となった。ただ、連日で史上最高値を更新していることから高値警戒感も強く上値は重かった。

日経平均は反落。米国株は小幅ながら連日で史上最高値を更新して戻ってきたが、手掛かり材料に乏しく高値警戒感もあることから、本日は利益確定売りが優勢となった。買う材料も売る材料もなく、外国人もクリスマス休暇に入ることから年末に向け商いは減少傾向。木を見て森を見ずではなく、森より木を見る相場に。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年12月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 24,066.12 +113.77 +0.47
TOPIX 1,747.20 +10.33 +0.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。特段材料はなかったが、中国の経済指標の改善や前週末に米中が貿易協議の「第1段階」で合意したことを受け、中国販売比率が高いアップルが上場来高値を更新するなど堅調な推移となった。主要3指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株高を受け高寄りしたした後は利益確定売りから伸び悩む場面もあったが、特に売る材料もなく再び買いが優勢となり小高い水準での推移が続いた。日経平均は寄り天だったが、TOPIXは高値引け。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円 
持ち越し: なし



2019年12月16日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,952.35 -70.75 -0.29
TOPIX 1,736.87 -3.11 -0.18

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に3日続伸。米中が貿易交渉で「第1段階」の合意に達したことを受け主要3指数は一時史上最高値を更新した。ただ、第1段階の合意は概ね織り込み済みで、今後第2段階の合意に向けた交渉が始まれば再び米中間の軋轢が高まる可能性もあり上値は重かった。

日経平均は反落。米中が貿易交渉で「第1段階」の合意に達したことで週末は600円近い急騰となったが、米国株式市場が小幅高にとどまったことで、本日は利益確定売りが優勢となった。重要イベントが一巡したことでちょっと気が抜けたような感じ。

経験則からこの時期に弱いと節税売りとかも出て年内受け渡し最終日まで弱い相場が続き、逆に今年みたいにこの時期に強いと年末まで強いままで行くと言うケースが多いで、突発的な悪材料でも出ない限り年内は適温相場が続きそうです。

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2019年12月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 24,023.10 +598.29 +2.55
TOPIX 1,739.98 +27.15 +1.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。複数のメディアが米国と中国は貿易協議の第1段階で原則合意したようだと報じたことや、トランプ大統領が中国との合意が近いとツイートしたことで米中貿易協議の進展期待が高まった。

日経平均は大幅に続伸。米中が一部の関税引き下げと15日の追加関税の発動延期で合意したと伝わり、アルゴリズム主導でのリスクオンとなった。また、英国の総選挙もマーケットにとっては混乱が長引かない理想的な結果となり、こちらも不透明感がなくなったことで買い要因となった。対中追加関税の延期に関しては、ほぼ100%相場に織り込まれていましたが、既に発動済みの関税の停止や引き下げまでは完全に織り込まれていなかったので、その分上げ幅も大きくなったと言ったところか。ただ、そうは言っても、制裁関税などもともとなかったもので、それが一部緩和されただけでこんなに上がるというのも考えてみれば妙な話です。中国側からまだコメントが出ていないのも気になるところ。

本日の取引:1社 1勝 +8,500円 
持ち越し: なし



2019年12月12日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23,424.81 +32.95 +0.14
TOPIX 1,712.83 -2.12 -0.12

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。FOMCの結果発表までは弱含みで推移していたが、FOMC参加者のドットチャートの中央値が来年いっぱいの金利据え置きを示唆したことで買い安心感につながり反発。ただ、英国総選挙や対中追加関税の発動期限を間近に控え上値は重かった。

日経平均は反発。ドットチャートの中央値が来年いっぱいの金利据え置きを示唆したことで、日本株にも一定の買い安心感が広がった。ただ、こちらも英国総選挙や対中追加関税の発動期限を控え見送りムードが強く、方向感のない展開となった。米中関係も気になりますが、米朝関係も雲行きが怪しくなっていました。北朝鮮の瀬戸際外交はいつものことで、相手を威嚇・挑発することには慣れていていますが、逆に挑発されることにはあまり慣れていないのでトランプ氏のブラフが過ぎると怖い面もありますね。

本日の取引:なし 
持ち越し: なし



2019年12月11日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23,391.86 -18.33 -0.08
TOPIX 1,714.95 -5.82 -0.34

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に続落。米国の対中追加関税は見送られるとの報道が優勢だが、米国家経済会議のクドロー委員長が「15日に発動予定の追加関税はまだテーブル上にある」と発動の可能性を示唆したことで、方向感のない展開となった。

日経平均は小幅に続落。米国による中国への追加関税発動期限が15日に迫る他、FOMC、英国総選挙などのイベントも重なることで手控えムードが強く、米国株同様に終日方向感のない展開となった。ナバロ米大統領補佐官やクドロー委員長がいろいろ言っていますが、9割方見送りで間違いないでしょうから、売りで仕掛けるような動きも出てこないですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし