本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2018年6月20日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22555.43 +276.95 +1.24
TOPIX 1752.75 +8.83 +0.51

米国株は、ダウは6日続落、ナスダックは反落。米国の追加関税に対し中国も報復措置を表明するなど、米中の貿易摩擦の激化が世界経済を冷やすとの懸念が広がった。

日経平均は反発。米国株は下落で戻ってきたが、前日400円を超える大幅安となった反動から小幅高での寄り付きとなった。その後は、米中貿易摩擦への警戒感から三桁の下落になる場面もあったが、後場になると上海市場が切り返したことなどを手掛かりに、先物にショート・カバーが断続的に入り上げ幅を拡大し大引けとなった。まあ、現時点で通商問題だけで一方的に売り込むには限界がありますから、本日みたいな反作用も出るでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年6月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22278.48 -401.85 -1.77
TOPIX 1743.92 -27.51 -1.55

米国株は、ダウは5日続落、ナスダックは反発。引き続き米中の貿易戦争激化懸念から、ダウは一時264ドル下げる場面もあったが、原油先物相場の上昇やハイテク株の一角に買いが向かったことで下げ渋る展開となった。

日経平均は続落。米国株はまちまちだったが、寄り付き前に前にトラン大統領が中国に対し新たに2000億ドル(約22兆円)相当の輸入品に10%の追加関税を検討するよう米通商代表部(USTR)に指示したと発表したことで、売り先行での始まりとなった。11時までは100円程度の下げで持ち堪えていたが、上海市場が開いたあと徐々に下げ幅を拡大し、ドル円も円高に振れだすと先物に連動した売りが入り大幅安となった。昨日、通商問題は要人の発言一つで局面が大きく変わると書きましたが、トランプ大統領のディール (取引)にいちいち付き合わされるのも飽きてきましたね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年6月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22680.33 -171.42 -0.75
TOPIX 1771.43 -17.61 -0.98

週末の米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは反落。米国が中国の知的財産権侵害に対する報復措置として、500億ドル分の中国製品に25%の追加関税を課すと発表し、中国も報復として同じ規模、同じ強さの追加関税措置を出すと応じたことで、両国の貿易戦争リスクが嫌気された。

日経平均は反落。米中の貿易戦争の激化懸念から米国株が売られた流れを受け、売り先行での始まりとなった。もっとも米国株が大きく下げたわけでもありませんし、通商問題は要人の発言一つで局面が大きく変わるので売り込むにもリスクがあり、下げは限定的なものにとどまった。

明日のメルカリの上場が好スタートとなれば、その後のIPOにも弾みがつきそうですね。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年6月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22851.75 +113.14 +0.50
TOPIX 1789.04 +5.15 +0.29

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。ECB理事会で量的金融緩和を年内に終了すると決めたものの、2019年夏まで利上げしない方針も示した。市場予想よりもハト派的だったことから欧州株が全面高となり、米国株も買いが先行した。ただ、米中の貿易摩擦懸念から上値は重かった・

日経平均は反発。欧米株高とドル円が円安に振れたことを好感し買い先行での始まりとなった。ただ、米中貿易摩擦への警戒感がくすぶっていることもあり、節目の23,000円に近づくと利益確定売りが出て頭を押さえられた。日銀の金融政策決定会合は現状維持を決めたが、大方の予想通りで反応は限定的だった。大きなイベントが幾つも続いた割には、ボラも小さく、近くて遠い23,000円台ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年6月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22738.61 -227.77 -0.99
TOPIX 1783.89 -16.48 -0.92

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。注目のFOMCは大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。ただ、2018年末の政策金利見通しが年内4回目の利上げを示す水準に切り上がったことや、トランプ米政権が中国からの輸入品への追加関税を発動する可能性があると報じられたことが嫌気された。

日経平均は反落。FOMCがややタカ派的な内容になったことや、米中貿易摩擦の懸念から米国株が下落した流れを受け売り先行での始まりとなった。ドル円が円安基調を維持していたことから前場の下げ幅は限定的だったが、後場中頃から円が強含むと先物に連動した売りが出て安値引けとなった。今晩はECB理事会の結果発表とドラギ総裁の会見が控えています。資産買い入れの終了時期が注目され、市場が織り込んでいる以上にタカ派的な内容だと荒れる可能性もあります。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年6月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22966.38 +88.03 +0.38
TOPIX 1800.37 +7.55 +0.42

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは3日続伸。米朝首脳会談は、北朝鮮の完全非核化に向けた具体案が示されなかったが、東アジアの地政学リスクは取り敢えず後退したと言うことで相場への影響は限定的だった。その後は次の材料であるFOMCを前に揉み合う展開となった。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、為替の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。その後、上げ幅を3桁に拡大する場面もあったが、FOMCの結果判明前と言うことで節目の23,000円を超えて上昇する勢いはなかった。後場の値幅はわずか48円で売買代金も低水準だった。月曜日から先物で上に仕掛けようとする動きはあるんですが、現物がついてきませんね。

米朝首脳会談に関しては、一時的に緊張が緩和しただけでそれを成功と言う人もいますが、完全非核化に向けての道は何年、何十年かかるのかも分からず、途中で頓挫するのは目に見えていますね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年6月12日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22878.35 +74.31 +0.33
TOPIX 1792.82 +5.98 +0.33

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続伸。イタリアのトリア経済・財務相が、ユーロからの離脱を否定したことを受け、欧州株が全面高となった流れを受け買いが先行した。ただ、米朝首脳会談やFOMCを控え上値は限定的だった。

日経平均は続伸。欧米株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなった。注目の米朝首脳会談が始まると思惑から先物がチョロチョロと反応していましたが、概ね織り込み済みの範囲内だろうというこで、影響は限定的だった。これから合意文書の内容が明らかになり、それを受けた欧米市場の動き次第で明日は上下どちらに持っていかれるか分からないというのも様子見ムードを強めた。非核化へのプロセスが具体性に欠けると、先回りで買っていた向きからの売りも懸念されます。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年6月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22804.04 +109.54 +0.48
TOPIX 1786.84 +5.40 +0.30

週末の米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。朝方は通商問題を巡ってアメリカと主要国の対立が鮮明になり、貿易摩擦への警戒感から売られる展開となった。午後からは持ち直しプラス圏での推移となったが、米朝首脳会談、FOMC、ECB理事会などのイベントを控え様子見ムードが強かった。

日経平均は反発。外部環境に大きな変化がなく、朝方は小口の利益確定売りに押される場面もあったが、米朝首脳会談や米欧日の中銀会合といったイベントを控え薄商いのなか、先物へのショート・カバーや買い仕掛け的なものも入り、指数は徐々に強含む展開となった。東証1部の売買代金は1兆9134億円の低水準で、現物株に関しては見送り状態だった。

本日の取引:1社  1勝 +8,700円
持ち越し: なし



2018年6月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22694.5 -128.76 -0.56
TOPIX 1781.44 -7.57 -0.42

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。原油高や米商務省が中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)に対する制裁の見直しで同社と合意したと発表したことが好感された。ただ、来週の重要イベントを控え、直近買われていたハイテク株は利益確定売りに押された。

日経平均は反落。米国株はまちまちだったが、前日までの4日間で約650円上昇した反動から小幅安での寄り付きとなった。その後は、為替がやや円高に振れたことや、週末から来週にかけてG7首脳会議、米朝首脳会談、FOMCなどの重要イベントを控え、次第に利益確定売りが優勢になった。SQ分を除けば商いはさほど盛り上がらなかったが、底堅さも見られた1日だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年6月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22823.26 +197.53 +0.87
TOPIX 1789.01 +11.42 +0.64

米国株は、ダウは反発、ナスダックは4日続伸。ムニューシン財務長官がカナダを鉄鋼とアルミの輸入関税の対象から除外するようトランプ米大統領に進言したとの報道を受け、貿易摩擦を巡る警戒感が後退した。また、ECBの金融政策正常化観測から米長期金利が上昇したことで、利ざや改善期待から金融株が買われ指数を押し上げた。

日経平均は4日続伸。米国株高と為替の円安基調を好感し買い先行の始まりとなった。来週にかけての重要イベントを前に23,000円手前で上値は重くなったものの、終日強い動きが継続した。これで重要イベントを無難に通過すれば、好調な米国経済を支えに23,000円を上抜け、一段高となる可能性も出てきましたが果たしてどうなるか。

本日の取引:1社 2勝 +9,100円
持ち越し: なし



2018年6月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22625.73 +86.19 +0.38
TOPIX 1777.59 +2.63 +0.15

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは3日続伸。主要ハイテク株には買いが継続したものの、雇用統計後の上昇に対する利益確定売りも出て上値を押さえた。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで、日米首脳会談、G7首脳会議、米朝首脳会談などのイベントを控えて前場は前日終値付近で方向感のない展開が続いた。後場は円安基調を支えにやや買いが優勢となったが、米国の通商政策リスクが重しで節目の23,000円を超えるには材料不足。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年6月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22539.54 +63.60 +0.28
TOPIX 1774.96 +0.27 +0.02

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。先週末の良好な雇用統計を受け、アジア→欧州と株高の流れが続き朝方から買いが先行した。ナスダック指数が史上最高値を更新し、個別ではアップルやマイクロソフトが上来高値を更新した。

日経平均は続伸。ナスダックが史上最高値を更新した流れを受け、IT関連株や半導体関連株に中心に買いが先行した。ただ、前日大幅高した反動から利益確定売りに押され下げに転じる場面もあったが、弱含みの円相場を支えに終日底堅い推移となった。日足基準線の攻防を明確に上に抜ければ、次のターゲットは節目の23,000円となる。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年6月4日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22475.94 +304.59 +1.37
TOPIX 1774.69 +25.52 +1.46

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。イタリアやスペインの政局不安が一旦落ち着き欧州株が全面高となったことや、5月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が22万3000人増と、市場予想の19万人増を上回ったことを受け終日堅調な展開となった。

日経平均は反発。欧米株高や為替の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。時価総額の大きい銘柄や輸出関連株が買われ指数を押し上げた。ただ、買い一巡後はドル円が109円台後半で頭打ちとなったことで、後場は材料難から高値圏での小動きとなった。今日のところは大幅高となったが、米国の通商政策リスクなど諸問題は多く、日替わりで強弱が変わりそう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年6月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22171.35 -30.47 -0.14
TOPIX 1749.17 +1.72 +0.10

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ政権が関税の適用を一時的に猶予してきたEU、カナダ、メキシコに対して6月1日から鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を上乗せすると発表したことを受け、米国の保護貿易主義が世界景気を冷やすとの観測から終日売り優勢に推移した。

日経平均は小幅に続落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時3桁の下落となる場面もあったが、弱含みの円相場が支えとなり次第に下げ渋り、10時過ぎからは概ねプラス圏での推移となった。為替が円安に振れたことで先物に連動した買いが入りましたが、EUなどは報復関税をちらつかせており通商政策リスクは今後も相場の重しとなりそう。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月31日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22201.82 +183.30 +0.83
TOPIX 1747.45 +11.32 +0.65

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。イタリア国債の利回り上昇が一服したことを受け、リスク回避姿勢が和らぎ買い戻しが優勢となった。また、産油国による協調減産が暫くは続くとの思惑からエネルギー関連株が買われ、ダウを押し上げた。

日経平均は反発。イタリア対する懸念は強いもののパニック的な状況は収まり、欧米株が反発した流れを引き継ぎ買い先行での始まりとなった。ただ、外部環境に依然として不安要素が多いことから、買い戻しが一巡すると上値で利益確定売りに押された。イタリア大統領が反EUではない連立政権樹立の方向に動いており、最悪のユーロ離脱というシナリオは後退したましたが、政治ですからこの先マーケットが望むような方向になるかはまだ分かりませんね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月30日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22018.52 -339.91 -1.52
TOPIX 1736.13 -25.72 -1.46

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。イタリアやスペインの政局不安を受けけて欧州株が全面安となった流れを受け、終日リスク回避の売りが優勢だった。

日経平均は続落。イタリアやスペインの政局混迷を受けた欧米株安の流れを引き継ぎ売り先行での始まりなった。その後は為替が円高に振れたこともあり、一時節目の22,000円を割れるなど終日軟調な推移となった。日銀のETF買いが下値を支えたが、材料がまだ新鮮なこともあり不安心理の方が大きく押し目買いは限定的だった。このままイタリアで再選挙実施となれば、最悪ユーロ離脱シナリオまで考えなければなりません。既に減速傾向にある欧州景気も気がかりで、日本は円高の進行が景気にマイナスとなるのでそれも心配ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月29日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22358.43 -122.66 -0.55
TOPIX 1761.85 -8.57 -0.48

米国株式市場はメモリアルデーの祝日のため休場。

日経平均は反落。前日の米英株式市場は休場だったが、イタリアやスペインの政局懸念などを背景に欧州株が売られた流れを受け売り先行での始まりとなった。その後、ドル円が108円台に入ると先物に連動した売りが出て、日経平均は一時240円安まで下げ幅を拡大したが、今晩の米国市場を見極めるまでは売り込むこともできず、大引けにかけて下げ幅を縮小した。イタリアの再選挙は8月以降となる見込みなので、今すぐどうこうと言う話ではありませんが、反ユーロ派が勝利するリスクもあり、新たな火種を抱えたことは間違いない。

本日の取引:1社 1勝 +7,200円
持ち越し: なし



2018年5月28日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22481.09 +30.30 +0.13
TOPIX 1770.42 -1.28 -0.07

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。OPEC加盟国による協調減産緩和の思惑から原油相場が下落し、エネルギー関連株が売られダウを押し下げた。トランプ大統領が6月12日の米朝首脳会談の可能を示唆したものの、影響は限定的だった。

日経平均は続伸。中止の方向に傾いていた米朝首脳会談が6月12日に開催される可能性が高くなったことを受け、リスク回避姿勢が後退し、小幅高での寄り付きとなった。ただ、中止の方向に傾いていたときも、あまり反応がなかったことから、買い一巡後はドル円も109円台ミドルで膠着感を強めたことを受け、終日方向感のない展開となった。米国の通商政策リスクも引き続き重しとなっている。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月25日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22450.79 +13.78 +0.06
TOPIX 1771.7 -3.95 -0.22

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ米統領が米朝首脳会談を中止すると表明したことを受け、地政学リスクを嫌気した売りや、米国の保護貿易主義が世界景気を冷やすとの観測から終日軟調な展開となった。

日経平均は小幅に反発。米朝首脳会談の中止に関しては、ある程度予想していたことなので米国株の反応は限定的だった。日経平均も寄り付き5分程度で安値を付けたあとは、先物に買い戻しが入り前日終値付近で終日揉み合う展開となった。通商問題がこの先どう展開するのか読めず、下値も叩けないが買いも入れづらい相場。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月24日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22437.01 -252.73 -1.11
TOPIX 1775.65 -21.66 -1.21

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。FOMC議事要旨の公開前は、米中の貿易交渉の不透明感から軟調に推移していたが、議事要旨が公開されると利上げ加速の思惑が後退し、長期金利が節目の3%を下回ったことで株は買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株は反発したものの、米長期金利低下による円高を受け売り先行での始まりとなった。その後も、米商務省が自動車や関連部品の輸入が自国の産業を侵害し、安全保障を脅かしたかどうかを調査すると発表したことを上受け、自動車関連以外の輸出株にも売りが波及し、日経平均の下げ幅は一時300円を超えるなど終日軟調な推移となった。それにしても自動車に安全保障を絡めてくるとは意外でした。この理屈が通るのであれば、なんでも対象にされてしまいます。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月23日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22689.74 -270.60 -1.18
TOPIX 1797.31 -12.26 -0.68

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。前日大幅高した反動や、トランプ大統領が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談後、記者団に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長との首脳会談の開催を延期する可能性を示唆したことから、米朝首脳会談会談の実現に懐疑的な見方が強まり、利益確定売りが売りが優勢となった。

日経平均は続落。北朝鮮情勢を巡る先行き不透明感から米国株が反落した流れを受け、小幅安での始まりとなった。その後は暫く小安い水準で揉み合っていたが、円相場が強含むと先物売りが加速し一時300円を超える下げ幅となる場面もあった。後場は日銀によるETF買いも入ったんでしょうが、国内の政治リスクも相場の重しとなった。好材料には反応が鈍く、悪材料には敏感になっているのは気になるところ。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年5月22日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22960.34 -42.03 -0.18
TOPIX 1809.57 -4.18 -0.23

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。米中通商協議の結果を受け、米中貿易戦争への懸念が後退し、中国事業の比率が高い企業を中心に買いが優勢となった。ダウは2カ月ぶりに2万5000ドル台を回復。

日経平均は反落。米国株が米中貿易戦争の懸念後退で上昇した流れを受け買い先行の始まりとなったが、日本株は前日にこの話を織り込んで上昇していたこともあり、買い一巡後は23,000円をはさんで揉み合う展開となった。来月予定されている米朝首脳会談を巡る不透明感も相場の重しとなったが、ショート・カバーも思ったより入りませんね。明日開催される米韓首脳会談で道筋をつけられるのか注目。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月21日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23002.37 +72.01 +0.31
TOPIX 1813.75 -1.50 -0.08

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。17日からワシントンで開かれている米中の貿易交渉の行方を見極めたいとして、終日様子見ムードが強かった。

日経平均は3日続伸。米中通商協議で中国が米国からエネルギーや農産品の輸入を拡大する方針を表明し、加えて具体策を協議する間は両国が追加関税の発動を保留することでも一致した。この結果を受け米中貿易戦争への懸念が後退し、終日堅調な展開となった。節目の23,000円を超えたことで、ショートカバーなども巻き込みながらもっと跳ねると思っていましたが、この動きはちょっと肩透かしって感じですね。23,000円から上は累積出来高が少ない価格帯に入るので、明日以降先物で仕掛けなどが入るのか注目です。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月18日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22930.36 +91.99 +0.40
TOPIX 1815.25 +6.88 +0.38

米国株は、ダウ・ナスダックとも下落。長期金利の上昇やトランプ大統領が午後、貿易交渉で「中国は非常に甘やかされてきた」と述べたことで、米中貿易交渉への懸念から軟調な推移となった。

日経平均は続伸。米国株は小幅に下落して戻ってきたが、ドル円が110円後半まで円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。円安を好感し外需関連株が堅調だったが、日経平均が節目の23,000円に近づくと利益確定売りに頭を押さえられ、後場は殆ど値動きのない状態となった。23,000円を抜けてくれば、先物に仕掛け的な買いやショートカバーも入って値が飛びそうな感じですが、なかなか動いてくれませんね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月17日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22838.37 +121.14 +0.53
TOPIX 1808.37 +8.02 +0.45

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。前日下げた反動から押し目買いが優勢だったが、長期金利の上昇や北朝鮮が米朝首脳会談の開催中止を示唆したことが重しとなり上値は限定的だった。

日経平均は反発。米国株高や為替の円安基調を受け3桁の上昇での始まりとなった。ただ、買い一巡後は国内企業の決算発表が一巡したこともあって手掛かり材料に乏しく、日経平均の値幅は今年最低の87円と終日膠着感の強い展開となった。北朝鮮を巡る情勢が再び不透明感を増しているのも手控え材料となったが、そもそも順調にことが進むと考えていた人がどれだけいたのか。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月16日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22717.23 -100.79 -0.44
TOPIX 1800.35 -4.80 -0.27

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。10年物国債利回が一時3.09%に上昇したことを受け、景気への悪影響や利回りでみた株価の割高感が意識され終日軟調な推移となった。

日経平均は続落。米国株安や朝方発表の1~3月期の国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことを嫌気し、売り先行での始まりとなった。売り一巡後は円安が支えになったものの、買いは限定的で終日軟調な推移となった。米国の長期金利が明確に3%を抜けましたが、先進国の株式市場は今のところ大きな動きはありません。ただ、先週アルゼンチンがIMFに支援を要請するなど、新興国からの資金流失は確実に進んでいます。今後、トランプ大統領の保護主義政策が強まれば、輸入制限が物価を押し上げFRBが利上げを加速させる恐れもあるので、あまり甘く見ない方がいいのかもしれません。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月15日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22818.02 -47.84 -0.21
TOPIX 1805.15 -0.77 -0.04

米国株は、ダウは8日続伸、ナスダックは反発。米企業との取引を禁じている中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)について、トランプ大統領が「ビジネスに戻れるよう習近平国家主席とともに取り組んでいる」とツイッターに投稿したことで、米中の貿易摩擦への警戒感が和らいだ。

日経平均は小幅に反落。米国株高やドル円が109台後半まで弱含んだことを受け買い先行での始まりとなった。ただ、決算発表も一巡し、テクニカル的にも過熱感が残っていることから、節目の23,000円に接近する場面では利益確定売りが上値を抑えた。取引時間中の値幅は106円と、4月16日以来およそ1カ月ぶりの小ささで、終日方向感のない展開だった。23,000円を抜けてくれば先物に仕掛け的な買いやショートカバーも入るんでしょうが。

本日の取引:1社 2勝 +14,000円
持ち越し: なし



2018年5月14日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22865.86 +107.38 +0.47
TOPIX 1805.92 +10.96 +0.61

週末の米国株は、ダウは7日続伸、ナスダックは小幅に反落。ハイテク株は利益確定売りに押されたものの、規制緩和期待からヘルスケア関連株が買われ、ダウ平均を押し上げた。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、先週末に大幅高した反動から利益確定売りが先行。ただ、売り一巡後は為替も安定していることや、概ね堅調な企業業績を背景に下げ渋り、プラス圏に浮上した。TOPIXの終値は2月5日以来、3カ月ぶりに1800ポイントを回復した。米国株が堅調なのと、なにより為替が安定しているのが一番大きいですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月11日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22758.48 +261.30 +1.16
TOPIX 1794.96 +17.34 +0.98

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは5日続伸。堅調な原油相場や4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想ほど上昇しなかったことを受け利上げペースが速まるとの観測が後退し、終日買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高やドル円相場がやや円安で戻ってきたことを受け買い先行での始まりとなった。日経平均は節目の22,500円を明確に上抜けたことで先物に仕掛け的な買いが入り、ショート・カバーを巻き込みながら一段高となった。それにしても強いのは米国株でチャートの形も良くなってきました。ただ、日本株に関しては、ここからどんどん円安が進んで株式市場のフォローになっていくとは思えないので、巡航速度の上昇にとどまりそうな感じ。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年5月10日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22497.18 +88.30 +0.39
TOPIX 1777.62 +4.71 +0.27

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは4日続伸。北朝鮮が拘束していた米国人3人を解放したことが好感された他、米国がイラン核合意からの離脱を表明したことを手掛かりとした原油高が引き続き指数を押し上げた。

日経平均は反発。米国株高と円安基調の継続を受け買い先行での始まりとなった。ただ、ドル円が109円台後半でこう着感を強めていることで前日比10円高まで上げ幅を縮小する場面もあった。後場は概ね好調な企業業績を背景に再び買いが優勢となったが、23,000円を目指すには一段の円安が必要な感じ。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし




2018年5月9日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22408.88 -99.81 -0.44
TOPIX 1772.91 -6.91 -0.39

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは3日続伸。トランプ大統領が欧米など6カ国とイランが結んだ核合意から離脱すると表明し、ダウは一時150ドルほど下げる場面があった。その後は、制裁によりイランの原油輸出が減るとの思惑から原油相場が上昇し下値を支えた。

日経平均は反落。米国株は小幅続伸で戻ってきたが、米国がイラン核合意からの離脱を表明したことで中東情勢を警戒する売りが出て軟調な寄り付きとなった。ただ、ザラ場にドル円が109円台後半の円安に振れたため下げ幅は限定的で、後場は様子見ムードが強まり一進一退となった。まあ、米国の核合意からの離脱表明の影響は一時的で、業績を見ていく相場に戻ると思いますが。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年5月8日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22508.69 +41.53 +0.18
TOPIX 1779.82 +6.64 +0.37

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。原油先物相場が米国によるイラン制裁の再開を巡る思惑から、約3年5カ月ぶりに1バレル70ドル台に上昇したことを受け、エネルギー関連株が買われた。また、ウォーレン・バフェット氏が前週末に続いてアップルを称賛する発言を行い、他のハイテク株にも買いが波及した。

日経平均は反発。米国株は続伸で戻ってきたが、円相場の強含みを嫌気し小幅安での寄り付きとなった。その後は、円高に一服感が出たことや、概ね好調な企業決算を受け買いが優勢になった。テクニカル的な過熱感が解消されていないため上値は重いものの、指数の上げ幅以上の強さも感じられる。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年5月7日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22467.16 -5.62 -0.03
TOPIX 1773.18 +1.66 +0.09

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。4月の雇用統計は非農業部門の雇用者数と平均時給の伸びが市場予想を下回ったが、失業率は市場予想以上に低下した。この結果を受け米景気は緩やかな拡大を維持しつつも、FRBは利上げを急がないとの思惑から買いが優勢となった。また、ウォーレン・バフェット氏がアップル株を大幅に買い増したことを明らかにしたことで、アップルが上場来高値を更新し、ハイテク株全般に買いが波及した。

日経平均は小幅に続落。米国株の大幅高を受け買いが先行したものの、テクニカル的な過熱感や連休前より為替が円高に振れたことで下げに転じた。その後、ドル円が108円台に入ったことで3桁の下落になる場面もあったが、日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小して大引け。明日から決算発表がピークとなるので、指数ももう少し動きが出てく来るんじゃないでしょうか。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月2日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22472.78 -35.25 -0.16
TOPIX 1771.52 -2.66 -0.15

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことや、売上高が市場予想にとどかなかった製薬大手のファイザーとメルクが売られ、外食のマクドナルドも利益確定売りに押されダウを押し下げた。

日経平均は小幅に反落。米国株はまちまちだったが、円安基調の継続やアップル株が決算発表後の時間外取引で上昇したことを受け、買い先行での始まりとなった。ただ、国内は連休谷間で積極的にリスクを取る投資家は少なく、FOMCと米雇用統計などの重要イベントも控えていることから、ポジション調整売りに押されマイナス圏に沈んだ。後場は昨日同様に様子見ムードが強まり、狭いレンジでの取引に終始した。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年5月1日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22508.03 +40.16 +0.18
TOPIX 1774.18 -3.05 -0.17

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。朝方は主要企業の決算発表が好感され買いが先行した。しかし、スプリントとTモバイルの統合承認に向けての不透明感から両社の株価が急落し、他の通信株にも売りが波及したことで投資家のセンチメントを弱気に傾けた。

日経平均は3日続伸。米国株安を受け小幅安での寄り付きとなった。ただ、円安基調が継続していることや、ソフトバンクが朝安後に切り返したことで前場中頃には日経平均もプラス圏に浮上した。連休の谷間と言うこともあり、市場参加者は少なく、連休中にFOMCと米雇用統計などの重要イベントも控えていることから、後場は小高い水準で様子見ムードが強まった。まずは今晩のアップルの決算とマーケットの反応に注目ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22467.87 +148.26 +0.66
TOPIX 1777.23 +5.10 +0.29

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは6営業日ぶりの反発。長期金利が節目の3%を3日ぶりに下回ったことや、市場予想を上回る決算発表をしたフェイスブックが大幅高となり、他のIT関連株にも買いが波及した。

日経平均は続伸。米国株高や為替の円安基調を追い風に買い先行での始まりとなった。その後、ファナックが大幅安となったことで伸び悩む場面もあったが、日銀金融政策決定会合が無難に通過し、南北首脳会談も融和的ムードで始まったことで、連休前の手仕舞い売りを吸収して高値圏での大引けとなった。

本日の取引:1社 1勝 +11,000円
持ち越し: なし



2018年4月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22319.61 +104.29 +0.47
TOPIX 1772.13 +4.40 +0.25

米国株は、ダウは反発、ナスダックは5日続落。長期金利が3%を上回って推移するなか警戒感も強く、終日方向感のない展開だったが、ボーイング株が大きく上昇したことでダウ平均を押し上げた。

日経平均は反発。米国株はまちまちだったが、為替が円安で推移していることや、決算発表後のフェースブックが時間外取引で上昇していることを背景に小幅高での寄り付きとなった。その後は、市場予想を上回る決算を発表した東京エレクトロンが急伸したことで、他の半導体関連株に買いが波及し週日堅調な推移となった。米長期金利の上昇により、株式市場は円安の恩恵を受けているが、これはトランプ政権が保護主義姿勢を強めるトリガーともなるので、その点は注意が必要か。

本日の取引:1社 1勝 +8,700円
持ち越し: なし



2018年4月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22215.32 -62.80 -0.28
TOPIX 1767.73 -2.02 -0.11

米国株は、ダウは5日続落、ナスダックは4日続落。原油安や長期金利が14年1月以来およそ4年3カ月ぶりに節目の3%に上昇したことが嫌気された。また、先行きの収益鈍化懸念からスリーエムとキャタピラーの急落し、市場心理を冷やした。

日経平均は反落。急ピッチな長期金利の上昇を背景に米国株が大幅安となった流れを受け、売り先行での始まりとなった。その後は日銀のETF買い期待や、ドル円が109円台の円安に振れると先物に連動した買いが入り下げ渋る展開となった。米長期金利が3%を超えたことでさすがに米国株は売られましたが、日本株は円安を支えに底堅い展開が本日も継続し。今晩の米国株の動向に注目ですね。武田薬品工業によるシャイアー買収の話も7兆円規模なので、今後どうなるか興味津々です。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22278.12 +190.08 +0.86
TOPIX 1769.75 +18.96 +1.08

米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは3日続落。10年債利回りが2.99%まで上昇したことを受け、株式の割高感が意識され軟調な展開が継続。ただ、主要企業の決算発表のピークと言うこともあり、業績期待も根強く下げ幅は限定的だった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻ってきたが、1ドル108円台後半まで円安に振れた為替を支えに、終日堅調な展開となった。まあ、米国株は続落と言ってもマイルドな下げですし、一方ドル円は一気に108円台後半まで円安になったので、日本株にとっては非常に良い環境になっていると言えます。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年4月23日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22088.04 -74.20 -0.33
TOPIX 1750.79 -0.34 -0.02

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。スマートフォンの販売鈍化懸念からアップル株が急落したことや、長期金利が約4年3カ月ぶりの高水準に上昇したこも重しとなった。

日経平均は続落。米国株は続落で戻ってきたものの、朝方は米10年債利回りの上昇を受けて107円後半まで円安が進んだことで、プラスに転換する場面もあった。利鞘改善期待からメガバンクが終日堅調でTOPIXを下支えたが、米ハイテク株安が重しとなり、半導体関連株が軟調で日経平均を押し下げた。また、安倍内閣の支持率低下に歯止めがかからないことも、手控え要因となっている感じ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22162.24 -28.94 -0.13
TOPIX 1751.13 +0.95 +0.05

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が慎重な業績見通しを示したことで半導体関連株が売られ、終日軟調な推移となった。

日経平均は小幅に反落。米国市場でハイテク株が売られた流れを受け売り先行で始まり、一時3桁の下落となる場面もあった。ただ、売り一巡後は円が弱含んだことで先物に連動した買いが入り、前場は小幅で引ける。後場は売り買いとも決め手がなく、前日終値付近でこう着感を強めた。円の下落が相場を支えた形ですが、底堅い動きだったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年4月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22191.18 +32.98 +0.15
TOPIX 1750.18 +0.51 +0.03

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは3日続伸。地政学リスクの後退や主要企業の良好な決算を好感して買いが先行したが、IBMが18年通期の利益見通が市場予想を下回ったことで急落し、ダウの足を引っ張った。

日経平均は5日続伸。前日の米国株はまちまちだったが、日米首脳会談が可もなく不可もなく無難に通過したことで引き続き買い戻しが優勢だった。ただ、買い一巡後は累積出来高の多い水準にきていることもあり、戻り売りもそれなりに出て伸び悩む展開となった。

今回の日米首脳会談ですが、現在の為替水準や日本の金融政策などに言及がなかったことで、株式市場は一安心と言ったところなんでしょうが、通商問題を巡る両国の隔たりは大きく、具体的な話は全部先送りになっているだけなんですよね。今後、中間選挙に向けトランプ大統領が通商政策で強気に出てくるのは明らかですから、火種は残ったままとなります。

本日の取引: なし
持ち越し: なし




2018年4月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22158.2 +310.61 +1.42
TOPIX 1749.67 +19.69 +1.14

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。主要企業の好決算が相次いだことで、今後の決算発表への期待感が高まり終日堅調な展開となった。

日経平均は4日続伸。欧米株高を受け買い先行で始まり、そのご節目の22,000円を超えたことで先物にショート・カバーが入り一段高となった。日米首脳会談が無難な結果になるとの楽観的な見方が広がった他、米国が深夜の時間帯になるとザラ場中にニュース発表が出ないということもあり、高値圏での大引けとなった。ただ、売買代金は盛り上がらず、買い戻しが主体だった印象。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年4月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21847.59 +12.06 +0.06
TOPIX 1729.98 -6.24 -0.36

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米英仏によるシリア攻撃が今回も一回限りで終了するとの見方から、ヘッジの売りが買い戻される展開となった。また、本格化している主要企業の決算期待も相場を押し上げた。

日経平均は3日続伸。地政学リスクの後退を受け米国株は反発して戻ってきたが、前日に米国株高を先取りしていたこともあり、小安い寄り付きとなった。その後も日米首脳会談を控え様子見ムードが強く、前日終値をはさんで終日方向感のない展開が続いた。日米首脳会談に関しては、楽観視する向きも多いが、韓国と同様に通貨安誘導を禁じる為替条項を含めた、米国に有利なFTA交渉を求められる可能性もあり、予断を許しません。

本日の取引:1社 1勝 +5,700円
持ち越し: なし



2018年4月16日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21835.53 +56.79 +0.26
TOPIX 1736.22 +6.86 +0.40

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方はJPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、シティグループの大手3行が市場予想上回る好決算を発表したことで金融株主導で上昇した。ただ、好決算はある程度織り込み済みだったことや、シリア情勢の不透明感もあり次第に利益確定売りが優勢になった。

日経平均は続伸。米英仏によるシリア攻撃の影響は軽微で、下落するどころか逆に週末ヘッジ売りを出していた向きの買い戻しが入り小高い始まりとなった。ただ、積極的に上値を買う材料もなく、今週予定されている日米首脳会談で日本に厳しい要求が出るとも限らないので、そのまま様子見ムードが強まった。世論調査で安倍政権の内閣支持率の低下が続いているのもマイナス材料だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21778.74 +118.46 +0.55
TOPIX 1729.36 +10.84 +0.63

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。トランプ大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したことや、シリアに対する強硬姿勢が前日より後退したことを手掛かりに買い優勢となった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなった。トランプ大統領がTPPへの復帰を検討するよう指示したことが明らかとなったことで、米国の保護主義姿勢への懸念が後退し、上げ幅は一時250円を超えたが、節目の22,000円に近づくと利益確定売りや戻り売りも出て伸び悩む展開となった。来週の日米首脳会談、シリア情勢、国内の政治リスクなど手控え材料も多く、積極的な買いはまだ見込めない状況。

本日の取引:2社 2勝 +12,400円
持ち越し: なし



2018年4月12日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21660.28 -26.82 -0.12
TOPIX 1718.52 -6.78 -0.39

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領がシリアへの軍事攻撃を検討していることから、終日地政学リスクが相場の重しとなった。一方、原油先物相場が3年4カ月ぶりの高値を付けたことを受け、ダウの下げ幅は限定的だった。

日経平均は小幅に続落。米国株安と円高進行を受け小幅安で始まり、緊迫化するシリア情勢を睨みながら前日終値付近で方向感のない展開が続いた。不謹慎な話ですが、大国同士の武力衝突でなれば、始まるまでが一番相場が弱く、実際始まってしまえば反転するケースが殆どです。銀行家のネイサン・ロスチャイルドがワーテルローの戦いの際に言った「銃声が鳴ったら買え」という格言もあります。ただ、米露が今回どこまでシリアに関与するのかが見通せないので、軽々な判断は出来ませんが。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年4月11日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21687.1 -107.22 -0.49
TOPIX 1725.3 -6.64 -0.38

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。習近平国家主席が講演で自動車の関税引き下げや金融市場の開放、外資の過半出資を認める方針などを示したことを受け、米中の貿易摩擦緩和期待から終日堅調な展開となった。

日経平均は反落。米国株高を受け買い先行で始まったが、日本株は習近平国家主席の講演は昨日の時点で織り込んでいたので、一段と買い進むには材料不足で早々に下げに転じるとそのままジリ貧となった。要人の発言にアルゴが反応してドカンと動きますが、いつも後が続かず大味な相場ですよね。国内は政治リスクが地味に効いている感じ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月10日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21794.32 +116.06 +0.54
TOPIX 1731.94 +6.06 +0.35

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米中の貿易問題について、ムニューシン財務長官やクドロー国家経済会議委員長が交渉による解決を支持していることから、買い先行での始まりとなった。また、主力のがん治療薬の臨床試験で良好な結果が得られた製薬大手のメルクが急伸したことで、ダウの上げ幅は一時400ドルを超える場面もあった。しかし、習近平国家主席の講演を控え、取引終盤に向け伸び悩む展開となった。

日経平均は続伸。朝方は円高の進行やシリアでの地政学リスクの高まりを受け売り先行での始まりとなった。その後、中国の習近平国家主席が講演で米国への報復関税には言及せずに、自動車への輸入関税の引き下げを改めて表明すると、アルゴが反応して日経平均は255円まで上昇した。ただ、全体的には買い戻しの域は出ず、シリア情勢の行方やフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者の議会証言を控えていることもあり、上げ幅を縮小しての大引けとなった。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年4月9日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21678.26 +110.74 +0.51
TOPIX 1725.88 +6.58 +0.38

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領が1000億ドルの対中追加関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示したことを受け、米中の貿易摩擦が激化するとの懸念が再燃し大幅安となった。

日経平均は反発。週末の米国株が大幅安となった流れを受け売り先行での始まりとなった。ただ、日本株は金曜日に追加関税の話を織り込んでいたことや、トランプ大統領が8日に中国との貿易戦争は回避できるとトーク番組で述べたこともあり、下値は限定的だった。後場になるとグローベックスで米国株先物が堅調に推移していることを受け、今晩の米国株高を先取りする形で三桁の上昇となった。まだまだトランプ氏の言動に振らされる日が続きそうですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年4月6日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21567.52 -77.90 -0.36
TOPIX 1719.3 -5.31 -0.31

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。米中の貿易摩擦問題が話し合いで軟着陸するとの思惑や、来週から本格化する米主要企業の2018年1~3月期決算期待から買いが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は3日続伸で戻ってきたものの、朝方にトランプ大統領が1000億ドルの対中追加関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示したと伝わったことで、海外時間で上昇分を帳消しにして小幅安での始まりとなった。その後も警戒感は解けず終日方向感のない展開となった。一昨日も書きましたが、ヘッドラインが出るたびにアルゴが反応して乱高下する相場ですね、としか言いようがありません。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年4月5日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21645.42 +325.87 +1.53
TOPIX 1724.61 +18.48 +1.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。米中の貿易戦争激化から朝方はダウが500ドルを超える下げになったが、午後になって米政権は中国に対する新たな措置は現時点で検討していないと伝わったことで、一転買い戻しが優勢になった。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行での始まりとなり、その後も損失覚悟のショートカバーを巻き込みながら上げ幅を拡大した。中国の報復関税措置を受け、米国側が一歩引いた形になったことで貿易戦争激化が後退したということで上昇したわけですが、これで沈静化に向かうんんでしょうかね? そもそも米国も中国も今回の関税をいつ発効させるか、具体的な最終期限を定めておらず、お互い腹の探り合いをやってるわけで、それにマーケットがいちいち反応しているだけなんですよね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し: なし



2018年4月4日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21319.55 +27.26 +0.13
TOPIX 1706.13 +2.33 +0.14

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。トランプ大統領がアマゾンを厳しく批判したことで、課税強化や新たな規制導入の思惑から前日急落したが、ホワイトハウスでは具体的な話は進んでいないとのブルームバーグ報道をきっかけに買い戻しが優勢になった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、米通商代表部が中国からの輸入品に対する制裁関税のリスト(1300品目)を公表したことで、米中の貿易戦争の激化懸念から前引けにかけマイナスに転じた。後場は日銀のETF買い期待から再び切り替えしたが上値は重かった。

それにしても日替わりで米中貿易戦争が懸念されたり、後退したりと笑っちゃいますね。まあ、トランプ氏が自国に有利な条件を引き出すためのディール(取引)をしていると言うのが一般的な見方で、私もその通りだと思いますが、アルゴリズムは本気で言っているのか、ブラフなのかの判断は出来ませんから、その都度言葉に反応してしまいます。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年4月3日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21292.29 -96.29 -0.45
TOPIX 1703.8 -4.98 -0.29

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反落。中国が米国の豚肉やワインなど128品目に最大25%の報復関税を課したことで、貿易摩擦への懸念が再燃した。また、トランプ大統領がアマゾンをツイッター上で厳しく批判。これを受け今後の課税強化や新たな規制導入などの懸念から同社株が急落し、ネット株全般に売りが波及した。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、売り一巡後は日銀のETF買い期待などもあり、徐々に下げ渋る展開となった。米国株が急落した割には底堅い展開でしたが、昨日の米国株の急落は米中の貿易戦争懸念よりも、トランプ氏のツイッターを通じたアマゾン批判の方が嫌気された感じなので、こんなものかなと言ったところ。トランプ氏のツイッター投稿で相場が振らされるのは、恒例行事になりつつありますね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年4月2日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21388.58 -65.72 -0.31
TOPIX 1708.78 -7.52 -0.44

週末の米国株式市場は、グッドフライデーの祝日のため休場。

日経平均は反落。週末の欧米市場が休場で手掛かり材料のない中、週末上昇した反動で利益確定売りが先行。その後、新年度入で一部の国内機関投資家が新規資金を日本株に振り向けたこともあり、3桁の上昇になる場面もあったが25日移動平均線に頭を抑えられ、大引けにかけ再び売りに押される展開となった。

寄り前発表の3月の日銀短観は、大企業・製造業の業況判断DIが8四半期ぶりに悪化したものの、設備投資計画は市場予想を上回ったことから相場への影響は限定的だった。本日は海外投資家が休暇中で市場参加者が少ないこともあって、東証1部の売買代金は1兆6740億円と今年最低だった。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし