本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2017年12月29日 金曜日(大納会)
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22764.94 -19.04 -0.08
TOPIX 1817.56 -1.47 -0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。参加者減少で薄商いだったが、良好な経済指標や企業業績の拡大期待を背景に終日堅調な展開だった。

日経平均は小幅に続落。前日は北朝鮮のミサイル準備情報で下落したが、欧米市場が落ち着いた動きで戻ってきたことで買い先行での始まりとなった。その後、上げ幅を22,881円まで拡大したが、大引けにかけ手仕舞い売に押され小幅安となった。近年、年初は相場が荒れる傾向にあるので、ポジションを少し落としておきたいというのは理解できます。それにしても、東証1部の売買高が6年ぶりの低水準まで沈んでしまったのは、あまりいい兆候とは言えませんね。

日経平均は年間で3650円57銭(19%)上げ、これで6年連続の上昇となった。参照→日経平均推移

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年12月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22783.98 -127.23 -0.56
TOPIX 1819.03 -10.76 -0.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日まで続落していたことから押し目買いが優勢だったが、市場参加者が少なく方向感は出なかった。

日経平均は反落。外部環境に大きな変化がなかったことから小幅高で始まり、前場は前日終値近辺で方向感のない展開が続いた。後場になると北朝鮮がミサイル発射の準備を進めている可能性があるとのCNNの報道を受け、円相場が上昇し、先物主導で下げ幅を広げた。北朝鮮絡みの問題は材料としての新鮮味はないものの、市場参加者が少ないのでちょっとした先物の売買で値幅が出やすかった印象。東証1部の売買高は今年2番目の少なさだった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22911.21 +18.52 +0.08
TOPIX 1829.79 +2.78 +0.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。アップルがiPhoneXの販売低調報道から売られ、ダウ平均を1銘柄で30ドルあまり押し下げたが、原油相場の上昇を受けエネルギー関連株が買われ下げ幅は限定的だった。

日経平均は小幅に反発。米国株安を受け主力株中心に売りが先行したが、大口の市場参加者が少なく売り圧力も限定的で、終日前日終値近辺での揉み合いとなった。一方、値動きの軽いマザーズ指数は、個人投資家の節税売りが一巡したこともあり、終日堅調で年初来高値を更新した。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22892.69 -46.49 -0.20
TOPIX 1827.01 -4.92 -0.27

米国株式市場は、クリスマスの祝日で休場。

日経平均は反落。前日の欧米市場がクリスマスの祝日で休場だったことから、手掛かり材料に乏しく、終日狭いレンジでの動きとなった。日経平均の日中値幅は73円ほどしかなく、東証1部売買代金は1兆6542億円と連日の薄商い。まあ、毎年この時期はこんなものなので特に言うこともなし。

本日の取引:1社 1勝 +12,000円
持ち越し: なし



2017年12月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22939.18 +36.42 +0.16
TOPIX 1831.93 +2.85 +0.16

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領が税制改革法案に署名し、30年ぶりの抜本的な税制改革が成立したが、相場には既に織り込み済みで、クリスマスの祝日を含む3連休前の週末とあって、利益確定売りが優勢だった。

日経平均は続伸。週末の米国株が小動きで戻ってきたことで、手掛かり材料がなく、前場は小安い水準での動きとなった。海外勢の多くがクリスマス休暇に入っていることで、商いは極端に薄くなり殆ど開店休業状態。ただ、前場安かったことで、日銀のETF買い期待から後場寄りからプラス圏に切り返し、そのまま狭いレンジでの揉み合いとなった。今年何度も見た光景。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22902.76 +36.66 +0.16
TOPIX 1829.08 +6.47 +0.35

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。良好な経済指標や税制改革の議会通過を受け、税制改革による業績拡大が見込まれる主要企業が、相次いで設備投資や従業員への還元を発表したことが好感された。ただ、概ね織り込み済みなことから上値は重かった。

日経平均は反発。米国株は反発して戻ってきたが、年内の主要なイベントが終了したことで手掛かり材料がなく、終日方向感のない展開が続いた。ただ、時価総額の大きい銀行株が引き続き堅調で、TOPIXは3日連続で年初来高値を更新した。米税制改革による日本企業への波及は読みにくいものの、大和総研の試算では4000億円の純利益押し上げ効果があるとか。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22866.1 -25.62 -0.11
TOPIX 1822.61 +1.45 +0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。税制改革法案は上下両院が可決し、30年ぶりの抜本的な税制改革の成立が確実になった。ただ、既に相場には織り込まれていることから、次第に利益確定売りが優勢になった。

日経平均は反落。米国株安を受け小幅安で始まり、目先の材料が出尽くしたことから一旦利益を確定する動きが広がり、下げ幅が一時160円を超える場面もあった。その後は日銀金融政策決定会合が予想通りの現状維持という結果になったことで一定の安心感を誘い、前場にTOPIXが下げていたことから、後場はいつものように日銀のETF買いに合わせた先物買いが指数を押し上げた。ただ、プラス圏を維持する力はなかった。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し: なし




2017年12月20日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22891.72 +23.72 +0.10
TOPIX 1821.16 +5.98 +0.33

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。税制改革法案の成立をにらみ、10年物国債利回りが一時2.47%まで上昇したことで株価の重荷となったが、下値も限定的だった。

日経平均は反発。米国株安を受け売り先行で始まったが、ドル円が113円付近まで円安に振れたことで、為替に連動した先物買いが入り、プラスに切り返し狭いレンジでの揉み合いとなった。米長期金利の上昇を受け利鞘改善期待から時価総額の大きい銀行株が上昇がし、TOPIXは年初来高値を更新した。市場参加者が減ってくるので、ちょっとした先物の売買で上下に振れやすくなっています。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22868 -33.77 -0.15
TOPIX 1815.18 -2.72 -0.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。引き続き税制改革法案の週内成立を見越した買いが入り、終日堅調な展開となった。主要3指数は連日で史上最高値を更新。

日経平均は小幅に反落。主要3指数が連日で最高値を更新した流れを引き継ぎ、買い先行での始まりとなった。その後、節目の23,000円に接近するも、前日に急騰した反動もあり次第に利益確定売りが優勢になった。米税制改革法案の週内成立は既に100%織り込んでいますから、早めの利益確定売りが出るのは当然と言えます。ただ、ここでショートまで振れるかと言えばそれもどうなって感じで、結局年内は日米ともこのまま高値圏で一進一退になりそうな雰囲気ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22901.77 +348.55 +1.55
TOPIX 1817.9 +24.43 +1.36

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。法案に反対すると表明していたルビオ上院議員が賛成したことで税制改革の成立を見越した買いが入り、主要3指数はそろって史上最高値を更新した。

日経平均は大幅に反発。週末の米国株が税制改革法案の成立期待で上昇した流れを受け、買い先行での始まりとなった。米税制改革法案が週内にも成立すれば、減税による景気拡大で米長期金利が上昇するとの思惑からの銀行や保険などの金融株が買いを集め、ジリジリと上げ幅を拡大した。まあ、ここまで織り込んでしまえば法案成立後は一旦材料出尽くしとなる可能性が高そうですが、参加者減少で売り圧力も減っていますから、上下に荒い動きになる場面もありそうです。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年12月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22553.22 -141.23 -0.62
TOPIX 1793.47 -14.67 -0.81

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。午前中は良好な経済指標を受け買いが先行したが、共和党のルビオ上院議員が税制改革法案に反対すると伝わると、先行き不透明感から上げ幅を縮小し下げに転じた。

日経平均は4日続落。米国株安と為替の円高基調を受け売り先行で始まり、通信株の下落などが足を引っ張り一時216円安まで下げる場面もあった。ただ、後場になると日銀のETF買いを見越した先物買いや、日銀の金融政策変更の可能性をにじませた一部報道などを手掛かりに先物主導で一気にプラス圏に切り返した。しかし、買いは続かず大引けにかけ再び売りが優勢となった。日銀プレーで乱高下する市場を見ていると何とも言えない気分になりますね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22694.45 -63.62 -0.28
TOPIX 1808.14 -2.70 -0.15

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反発。共和党上下両院の指導部が税制改革法案の一本化で大筋合意したと伝わったことが好感された。FOMCは大方の予想通り今年3度目となる利上げを決める一方で、2018年の利上げ回数が3回と9月から変わらなかったことで買い安心感につながった。予想通りのFOMCより、税制改革法案合意の方が株にはポジティブだった印象。

日経平均は続落。NYダウは連日の史上最高値更新で戻ってきたが、FOMCの結果発表後に円高が進んだことで小幅続落しての始まりとなった。ただ、アメリカの税制改革法案がようやく纏まりそうで、アメリカに進出している日本企業にもそれなりに恩恵があることから、円高になった割には終日底堅い展開だったと言える。

本日の取引:2社 2勝 +23,000円
持ち越し: なし



2017年12月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22758.07 -108.10 -0.47
TOPIX 1810.84 -4.24 -0.23

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反落。朝方発表の11月の卸売物価指数が、食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが市場予想を上回ったことで、物価上昇圧力が高まるとの思惑から長期金利が上昇し、銀行株中心にダウを押し上げた。ナスダックは前日終値をはさみ終日揉み合う展開だった。

日経平均は続落。米国株はまちまちで戻ってきて、東京市場も前場は狭いレンジでの揉み合いが続いたが、昼休みにアラバマ州上院補選で与党・共和党候補が敗北の見通しと伝わったことで、税制改革の先行きに不透明感から先物が売られ、三桁の下落となった。今晩のFOMCでの利上げ確率はほぼ100%、来年の利上げ見通しは年3回で据え置きということで波乱はないと思いますが、注目ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年12月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22866.17 -72.56 -0.32
TOPIX 1815.08 +1.74 +0.10

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは4日続伸。目新しい材料もなく、明日から開催されるFOMC結果を見極めたいとの思惑から、小高い水準で終日揉み合う展開となった。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたが、直近3日間で760円上昇していることもあり、小安い水準での寄り付きとなった。その後はプラス圏に切り返し節目の23,000円に接近する場面もあったが、高値圏では利益確定売りに押され伸び悩んだ。後場は日銀のETF買いが入らなかったことで下値模索となったが、売りは限定的だった。FOMC待ち。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22938.73 +127.65 +0.56
TOPIX 1813.34 +9.61 +0.53

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは3日続伸。雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比22万8000人増と市場予想を上回ったが、平均時給の伸びは市場予想を下回り前月分も下方修正された。景気が順調に拡大する一方で、利上げペースは緩やかなものにとどまるとの見方が広がり買いが優勢となった。

日経平均は3日続伸。米国株高と為替の円安基調を受け買い先行での始まりとなった。その後は週末に600円強上昇した反動もあり、利益確定売りからマイナス圏に沈む場面もあった。しかし、後場になると日銀のETF買いに合わせたアルゴリズムの先物買いが入り、11月7日以来ほぼ1カ月ぶりに年初来高値を更新した。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2017年12月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22811.08 +313.05 +1.39
TOPIX 1803.73 +17.48 +0.98

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。原油先物価格の上昇や長期金利の上昇を受け利鞘改善期待から金融株が買われダウを押し上げた。ただ、税制改革案の行方や雇用統計を控え上値は限定的だった。

日経平均は続伸。米国株高や為替の円安基調を受け買い先行での始まりとなった。その後も7─9月GDPが速報値から上方修正されたことや、メジャーSQ算出を無難に通過したことで需給面での警戒感が後退したこを受け、終日堅調な推移となった。内外に懸念材料はあるものの、日経平均は早くも日足基準線を回復したことで、来週は短期筋が先物で仕掛け的にかち上げる場面もありそうですね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2017年12月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22498.03 +320.99 +1.45
TOPIX 1786.25 +20.83 +1.18

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。ハイテク株には買い戻しが継続したが、原油相場の下落や減税期待で直近買われていた金融株などが売られダウを押し下げた。

日経平均は反発。米国株はまちまちだったが、落ち着いた動きで戻ってきたことから買い先行での始まりとなりとなった。その後も終日買い優勢で推移し、昨日下げた約7割を取り戻して大引け。まあ、昨日の下げがあまりにもヒステリックだったので、米国株が小動きで戻ってくれば当然の反発と言ったところ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22177.04 -445.34 -1.97
TOPIX 1765.42 -25.55 -1.43

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。午前中はハイテク株に買い戻しが入り小高く推移する場面もあったが、上院と下院との税制改革案の隔たりが大きく、最終案がどのような内容で決着するかを見極めたいとして、減税期待で直近買われていた金融や小売りに利益確定売りが出てダウを押し下げた。

日経平均は大幅に3日続落。米国株安を受け売り先行での始まりとなったが、前場は押し目買いや日銀のETF買い期待などから下値は限定的だった。しかし、昼休みにトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と公式に認めたことで、今後の中東情勢悪化への警戒感から先物が売られ、後場は大きく下げ幅を拡大して始まりとなった。その後もリスク回避の売りが優勢で、日経平均の下げ幅は今年最大となった。中東情勢の悪化と言っても有事が直ぐに起きるわけでもないので、週末にメジャーSQを控え、ポジション調整の口実にされたって感じですかね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22622.38 -84.78 -0.37
TOPIX 1790.97 +4.10 +0.23

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。米上院が2日に上院の税制改革案を可決し、年内の税制改革実現への期待が高まったことで、銀行や小売株などが買われダウを押し上げた。一方、税制改革の恩恵を受けにくいハイテク株が売られ、ナスダックは比較的大きな下げとなった。

日経平均は続落。米国株はまちまちも、アメリカでハイテク株が売られた流れを受け、寄りから半導体・ハイテク関連銘柄に幅広く売りが出て一時185円安まで下げ幅を拡大した。ただ、売り一巡後は買い戻しや押し目買いも入り、徐々に下げ渋り、後場は日銀のETF買いでTOPIXはプラス圏に切り返した。大きく崩れる気配もないが、ロシアゲート疑惑と北朝鮮を巡る地政学リスクがあるので、上値も買いにくい。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2017年12月4日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22707.16 -111.87 -0.49
TOPIX 1786.87 -9.66 -0.54

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。フリン前大統領補佐官がロシア疑惑で訴追されて有罪を認め、トランプ大統領の関与を証言すると伝わったことで、ダウは一時350ドル安まで急落したが、税制改革案の本会議採決への楽観的な見通しから次第に下げ幅を縮小した。

日経平均は反落。週末の米国株は反落したものの、米上院が2日に税制改革法案を可決したことで、法案成立に向けた期待から小幅高での寄り付きとなった。ただ、ロシアゲート疑惑の再燃による米政治の混乱や北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなり、早々に下げに転じると、その後は概ねマイナス圏での推移が続いた。米税制改革の進展はポジティブな材料ですが、相場への織り込み度合いから言えばロシアゲート疑惑再燃の方が鮮度がいいので、好悪材料が交錯しボラが高まる場面もありそうです。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年12月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22819.03 +94.07 +0.41
TOPIX 1796.53 +4.45 +0.25

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反発。トランプ大統領に批判的だった共和党のマケイン上院議員が30日、上院の税制改革法案に賛成する姿勢を示したことで、税制改革への実現期待が高まりダウの上げ幅は今年最大となった。

日経平均は3日続伸。米国株高と1ドル112円台ミドルまで進んだ円安を好感し、三桁の上昇での寄り付きとなった。その後、米上院が共和党の税制改革法案の採決を見送り、12月1日に協議を継続すると伝わったことで、先物にまとまった売りが出て一転マイナス圏に沈んだ。ただ、売りは限定的でその後は日銀のETF買い期待などもあり持ち直した。北朝鮮を巡る地政学リスクやトランプ大統領の政権運営など懸念材料はあるものの、腰折れしない相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し: なし



2017年11月30日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22724.96 +127.76 +0.57
TOPIX 1792.08 +5.93 +0.33

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反落。2017年7~9月期のGDP改定値は前期比年率で3.3%増と速報値から0.3ポイント上方修正され、長期金利の上昇を受けて金融株がダウを牽引した。一方、ナスダックは主力株に利益確定売りが出て比較的大きな下落となった。

日経平均は続伸。NYダウは史上最高値更新も、ナスダックの大幅安を受け小幅高での寄り付きとなった。その後はハイテク株売り、内需系買いでの流れで前日終値をはさんでの揉み合いを続けていたが、後場中頃から恐らく日銀のETF買いが入ったんでしょう。日経平均は先物主導で上昇し、ハイテク株にも買い戻しが入り三桁の上昇となった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月29日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22597.2 +110.96 +0.49
TOPIX 1786.15 +14.08 +0.79

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。税制改革案の進展や、次期FRB議長に指名されているパウエルFRB理事が、公聴会で緩やかな利上げ路線の継続に言及したことを背景に堅調な推移となった。北朝鮮によるミサイル発射という悪材料もあったが、相場への影響は限定的だった。主要3株価指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は半導体関連株に海外投資家から利益確定の売りが出て、22,600円前後での揉み合いとなった。米国の税制改革案を巡っては、今後の展開についてまだ予断を許さないものの、見切り発車的に上昇した感じ。北朝鮮によるミサイル発射に関しては、米国株よりは重荷になっているんでしょうが、こちらも無視した形で、北朝鮮より円高の方が相場の足を引っ張っている感じ。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし




2017年11月28日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22486.24 -9.75 -0.04
TOPIX 1772.07 -4.66 -0.26

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。年末商戦が好調な滑り出しとなったことを好感し、小売り株を中心にダウを押し上げたが、北朝鮮情勢への警戒感から上値は重かった。

日経平均は小幅に続落。小幅安で寄り付き、その後北朝鮮情勢への警戒感から一時3桁の下落になる場面もあったが、売り一巡後は、日足基準線レベルをサポートに押し目買いや買い戻しが入り、プラス圏に浮上する場面もあった。後場は下値は堅いものの、買い上げる材料もなく小幅安での推移が続いた。揉み合いをどちらに放れるのか? 休むも相場って感じ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22495.99 -54.86 -0.24
TOPIX 1776.73 -3.83 -0.22

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。感謝祭の翌日で午後1時までの短縮取引だったものの、年末商戦が好調と伝わり、堅調な展開となった。ただ、週明けから共和党上院で税制改革案の審議が始まることあり上値は限定的だった。

日経平均は反落。週末の米国株高を受け三桁の上昇で寄り付いたが、週明けで海外勢の動きが鈍く、利益確定売りから前場中頃には下げに転じた。ただ、下がったところでは、押し目買いや日銀のETF買い期待に支えられ下値は限定的だった。共和党上院での税制改革案の審議の行方次第では、上下に大きく振れる可能性があるので、積極的に動きづらいところ。目先は基準線の攻防。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年11月24日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22550.85 +27.70 +0.12
TOPIX 1780.56 +3.48 +0.20

米国株式市場は感謝祭の祝日で休場。

日経平均は3日続伸。ドル円相場が111円前半で戻ってきたことを受け三桁の下落での寄り付きとなった。その後は押し目買いや日銀のETF買い期待などから下げ渋り、午後になると安倍首相が浜田宏一内閣官房参与と本田悦朗駐スイス大使と首相官邸で会談したというニュースが伝わり、日銀総裁人事や金融緩和継続に関する思惑的な買いを呼び込み、円高にも関わらずプラス圏での大引けとなった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月22日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22523.15 +106.67 +0.48
TOPIX 1777.08 +5.95 +0.34

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。シカゴ連銀全米活動指数や中古住宅販売件数が市場予想を上振れたことや、年末商戦でのiPhoneX(テン)の販売期待からアップルが大幅高となり、ハイテク株全体を牽引した。主要3指数はそろって史上最高値を更新。

日経平均は続伸。前日の欧州株が軒並み上昇し、米主要3指数がそろって史上最高値を更新した流れを受け、買い先行での始まりとなった。その後260円高まで上昇する場面もあったが、明日の祝日を前に利益確定売りが出て次第に伸び悩む展開となった。世界的に懸念材料も多く、こんなんで大丈夫かなと思いますが、過剰流動性による株高は健在ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年11月21日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22416.48 +154.72 +0.70
TOPIX 1771.13 +11.48 +0.65

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ドイツの政局不安から売り先行で始まった欧州株が持ち直したことで、堅調な推移となった。ただ、税制改革を巡る不透明感から上値は限定的だった。

日経平均は反発。欧米株高と円安進行を受け買い先行での始まり、一時は300円を超える上昇となったが、買い一巡後は次第に伸び悩み安値引けとなった。今週に入ってから多少落ち着いてはきたものの、先物主導で振らされやすい相場には変わりなく、以前の状態に戻ったと見るには早計か。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2017年11月20日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22261.76 -135.04 -0.60
TOPIX 1759.65 -4.11 -0.23

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。前日大きく上げた反動から利益確定売りが優勢だった。前日に下院共和党が取り敢えず税制改革案を可決したが、独自案を審議中の上院での可決は下院より難航するとみられていることも上値を重くしている。

日経平均は反落。週末の欧米株安や円高進行を受け売り先行での始まりとなった。その後は日銀のETF買い期待から下げ渋る場面もあったが、新規の手掛かり材料に乏しく、終日軟調な推移となった。東証1部の売買代金は4営業日ぶりに3兆円を下回り、一時の勢いは完全になくなっている感じ。ただ、新興市場などの小型株は資金の受け皿となり堅調な動きだった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22396.8 +45.68 +0.20
TOPIX 1763.76 +2.05 +0.12

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。アジア→欧州と株高の流れを引き継ぎ買い先行での始まりとなった。その後もウォルマートの好決算や、まだ上院案との調整が難航しそうだが、下院共和党が取り敢えず税制改革案を可決したことも好感され、終日堅調な推移となった。

日経平均は続伸。欧米株高を受け買い先行で始まり、ショートカバーを巻き込みながら前場に上げ幅は一時400円を超えた。しかし、円高が進むと先物に売りが出て急速に伸び悩み、後場は一時マイナス圏沈むなどボラタイルな展開となった。人間が考えてやっているというよりも、先物はアルゴリズム取引が主体で、相場が高値圏にあるだけにちょっとしたことで動きが増幅されやすくなっています。暫くボラは高止まりしそうな感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし