本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2017年11月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22351.12 +322.80 +1.47
TOPIX 1761.71 +17.70 +1.01

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。本日もアジア→欧州と株安の流れを引き継ぎ売り先行のスタートとなり、その後も原油安や税制改革法案を巡る先行き不透明感が上値を抑え終日軟調な展開となった。

日経平均は反発。米国株安と円高進行を嫌気し53円で寄り付いたが、売り一巡後は押し目買いや買い戻しが入りプラス転換し、後場は先物主導で一段高となった。前日まで6日続落もチャートは基準線レベルで踏みとどまったので、買い戻しも入りやすかったんでしょう。日銀も前日まで3営業日連続でETFを購入し、年内まだ1兆円近く余力を残しているので、この辺も売り込みづらくさせていますね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2017年11月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22028.32 -351.69 -1.57
TOPIX 1744.01 -34.86 -1.96

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。アジア→欧州の株安の流れを引き継ぎ売り先行での始まりとなった。その後も原油安や中国の低調な経済統計を嫌気し、ダウは一時170ドル安まで下げる場面もあったが、売り一巡後は押し目買いも入り下げ渋った。

日経平均は6日続落。米国株安と円高進行を受け売り先行での始まりとなった。寄り付き前に発表された7─9月期実質国内総生産(GDP)は年率換算で7四半期連続のプラス成長となったものの、市場予測の中央値を下回ったことでむしろ売り材料となってしまった。日銀のETF買い期待から下げ渋る場面もあったが、短期筋の先物への売りが断続的に続き安値圏での大引け。日経平均はちょうど日足基準線レベルで止まりましたが、明日以降ここを保てるかに注目ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年11月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22380.01 -0.98 -0.00
TOPIX 1778.87 -4.62 -0.26

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。朝方は税制改革法案を巡る先行き不透明感から売りが先行したが、ディフェンシブ系の出遅れ株が買われ指数を支えた。

日経平均は5日続落。外部環境に大きな変化がなく、朝方は小口の利益確定売りが先行したが、その後は押し目買いが入り一時151円高まで上昇する場面もあった。ただ、相場の過熱感が解消されると同時に勢いもなくなっており、プラス圏を維持できずに大引け。イケイケの状態が終わってしまって、今は売るのも買うのも何となくためらわれる水準ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22380.99 -300.43 -1.32
TOPIX 1783.49 -16.95 -0.94

週末の米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。税制改革案を巡る上下院の相違から税制改革の不透明感が強まっており、前日に引き続き相場の重しとなった。

日経平均は4日続落。週末の米国株が税制改革を巡る不透明感から上値の重い展開となったことを受け売り先行での始まりとなった。その後は日銀のETF買い期待もあり、22,500円前後での揉み合いを続けたが、大引けにかけ先物に大口の売りが出て日経平均・TOPIXとも安値引けとなった。やはり先週木曜日の乱高下を境に不安定になってきましたね。

本日の取引:1社 1勝 +8,500円
持ち越し: なし



2017年11月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22681.42 -187.29 -0.82
TOPIX 1800.44 -12.67 -0.70

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。上院共和党が9日に発表する税制改革案で法人税減税を2019年に先送りすると報じたことで、下院共和党との調整が今後難航するとの見方から終日軟調な推移となった。

日経平均は3日続落。税制改革の先行き不透明感から米国株が下げた流れを受け売り先行での始まりとなった。その後下げ幅は一時300円を超えたが、日銀のETF買いや押し目買いなどで次第に下げ幅を縮小した。前日の乱高下の後、本日大幅安で終わるようだと、一気に流れが変わる可能性もありましたが、なんとか持ち堪えたって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22868.71 -45.11 -0.20
TOPIX 1813.11 -4.49 -0.25

米国株は、ダウは7日続伸、ナスダックは反発。州知事選で野党民主党の候補が相次ぎ勝利したことや、上院の共和党が法人減税の実施を1年先送りすることを検討していると伝わったことで売りが先行したが、出遅れていた製薬株などに買いが入り、指数を押し上げた。

日経平均は小幅に続落。米国株高を受け買い先行で始まり、一時450円超える上昇となったが、後場は一転400円近く下げる場面もあり、1日の値幅が850円を超える乱高下となった。前場の急騰は日経平均ダブルインバース(ベア型)に個人投資家の投げがでたことで、運用会社が先物売りを解消し、思いもよらない上昇となった。後場はポジション調整の売りに、アルゴリズムが追随するような売りを出して急落するなど、典型的な高値波乱の1日。今日の動きは一つの節目になったかもしれませんね。

本日の取引:2社 2勝 +12,500円
持ち越し: なし



2017年11月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22913.82 -23.78 -0.10
TOPIX 1817.6 +4.31 +0.24

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは反落。手掛かり材料に乏しく、11月に入ってから10年物国債利回りが低下していることを受け、金融株が利鞘縮小懸念から売られ指数の足を引っ張った。

日経平均は小幅に反落。米国株はまちまちだったが、利益確定売りから小安く寄り付き下げ幅は一時170円超まで拡大する場面もあった。ただ、下がったところでは、日銀のETF買い期待、個人の押し目買い、海外勢とみられる好業績銘柄への買いが入り、次第に下げ幅を縮小させた。下がった言っても値上がり銘柄数の方が多く、TOPIXは終値で2007年高値を上抜け、1991年11月以来26年ぶりの高値となった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2017年11月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22937.6 +389.25 +1.73
TOPIX 1813.29 +20.63 +1.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。高値警戒感から動きは乏しかったが、中東情勢の緊迫化を受けて原油先物価格が上昇したことで、エネルギー関連株が買われ指数を押し上げた。

日経平均は大幅に4日続伸。米国株は続伸で戻ってきたが、ドル円がやや円高に振れていたことで小幅安での始まりとなった。しかし、安かったのは朝方だけで直ぐに切り返し、前場中頃から先物に仕掛け的な買いが入ったことで、売り方の損失覚悟の買い戻しを巻き込み大幅高での大引けとなった。1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を一気に超え、勢いが止まりません。まあ、今週ある程度のオーバーシュートは予想されてたとは言え、売ってた人はたまりませんね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年11月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22548.35 +9.23 +0.04
TOPIX 1792.66 -1.42 -0.08

週末の米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反発。雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比で26万1000人増えたが、市場予想の32万人は下回った。ただ、ISM非製造業景況指数や製造業受注指数が市場予想を上振れたことで、米景気に対する楽観が改めて広がり堅調な推移となった。

日経平均は3日続伸。週末に米主要三指数と独DAX指数が史上最高値を更新した流れを受け、買い先行での始まりとなった。その後はさすがに急ピッチな上昇に対する警戒感から下げに転じる場面もあったが、下がったところでは押し目買いや買い戻しがすかさず入り、小幅高での大引けとなった。先高観と過熱感との綱引き状態と言ったところですが、各種オシレーターはどれも過熱し過ぎていますから、適度な調整が欲しいところです。まあ、上がって欲しい時に上がらないように、下がって欲しい時にも下がらないもんなんですがね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2017年11月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22539.12 +119.04 +0.53
TOPIX 1794.08 +7.37 +0.41

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。10月のADP雇用統計が市場予想を上回り、FOMCも無難に通過したことでダウは買いが優勢となった。ナスダックは利益確定売りから小幅に反落。

日経平均は続伸。米国株高やFOMC声明を受けた円安進行が好感され、買い先行での始まりとなった。その後は3連休前とあって利益確定売りからマイナス圏に沈む場面もあったが、大引けにかけては逆に売り方の損失覚悟の買い戻しも入り、日経平均・TOPIXとも本日の高値圏での大引けとなった。別に株が下がって欲しいわけではありませんが、この状況で年間6兆円のETF買いの減額も検討しない日銀っていったい何なんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年11月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22420.08 +408.47 +1.86
TOPIX 1786.71 +20.75 +1.18

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。好調な経済指標を受け買いが優勢となったが、FOMCの結果発表、米下院による税制改革法案の提示、FRB次期議長の指名、雇用統計などのイベントを週内に控え上値は限定的だった。

日経平均は大幅に反発。米国株高と為替の円安基調を受け買い先行での始まりとなった。その後もソニーを筆頭に前日に発表された国内主要企業の決算を好感した買いが入り、終日右肩上がりの展開となった。昨日、一昨日と少しでも下がれば日銀のETFが入りますし、外部環境も大きな変化がないので下がる気配がありませんね。月初はいつも機関投資家などが資金を入れてくるので強い傾向にありますが、400円高はちょっと驚きです。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2017年10月31日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22011.61 -0.06 -0.00
TOPIX 1765.96 -4.88 -0.28

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ブルームバーグが「共和党下院が法人税減税の段階的な導入(5年)を検討している」と報じたことで、税制改革への期待感が後退し売り優勢の展開となった。

日経平均は小幅に反落。米国株安と円高進行を受け三桁の下落での始まりとなった。その後は日銀のETF買い期待もあり次第に下げ幅を縮小。昼休みに日銀の金融政策決定会合で政策の現状維持が決まったと伝わると、為替が円安に振れ日経平均も一時プラス圏に浮上する場面もあった。まあ、金融政策決定会合でETF買いの縮小を警戒する声もあったので、現状時で一定の安心感が出たのかもしれません。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2017年10月30日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22011.67 +3.22 +0.01
TOPIX 1770.84 -0.21 -0.01

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。7-9月期GDP速報値が市場予想を上振れたほか、主要ハイテク株が好決算を発表し買いが優勢になった。

日経平均は3日続伸。週末にナスダックが大幅高したことを受け、主力ハイテク株に買いが先行し続伸での始まりとなった。ただ、16連騰を記録したあと調整を1日挟んだだけなので、高値警戒感も強く一時マイナス圏に沈むなど上値は重かった。日銀のETF買いが入ったのかどうか微妙ですが、いずれにしろこんな水準で日銀が株を買うのはいかがなものかと思いますね、

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22008.45 +268.67 +1.24
TOPIX 1771.05 +17.15 +0.98

米国株は、ダウは反発、ナスダックは小幅に続落。ECBが量的金融緩和の縮小開始を決定したが、資産の買い取り期間を来年9月末まで9カ月間延長したことで、しばらくは緩和的な金融政策が継続することから、欧州株が全面高となった。この流れを受け買い先行で始まり、米主要企業の好決算と相俟ってダウを押し上げた。

日経平均は大幅に続伸。欧米株高を受け買い先行で始まり、その後も主力大型株に外国人と思われる買いが継続し右肩上がりの展開となった。ECBが穏やかな資産買い入れ額の縮小プランを示したことで、世界的な株高傾向が暫く継続するとの思惑から、外国人のリスク選好が一段と強まった感じですね。

本日の取引:2社 3勝1敗 +13,200円
持ち越し: なし



2017年10月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21739.78 +32.16 +0.15
TOPIX 1753.9 +2.47 +0.14

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。通期の業績見通しが市場予想に届かなかったボーイング売られ、ダウを押し下げた他、主要三指数とも史上最高値圏にあるため利益確定売りが出やすかった。

日経平均は小幅に反発。米国株は反落で戻ってくるも、通期業績予想の上方修正を発表したファナック が買われ、前場は86円高まで買われる場面もあった。その後ファナックは右肩下がりとなったが、国内機関投資家の買いなどで自動車株がジリジリと値を上げ、日経平均・TOPIXともプラス圏を維持して大引け。高値警戒感はあるものの、好業績期待からの買い需要が優っている状態。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21707.62 -97.55 -0.45
TOPIX 1751.43 -5.49 -0.31

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。製造業関連の経済指標が市場予想を上回ったことや、好決算を発表したキャタピラーやスリーエムの上昇が指数を牽引した。ダウは再び史上最高値を更新した。

日経平均は反落。米国株高や円相場の弱含みを受け買い先行での始まりとなった。14時ぐらいまでは概ねプラス圏を維持していたが、さすがに連騰への警戒感から引けにかけ利益確定売りが広がり17日ぶりの反落となった。それでも今後主要企業の4~9月期の決算発表が本格化し、上方修正ラッシュへの期待が大きいので下げ幅は限定的だった。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21805.17 +108.52 +0.50
TOPIX 1756.92 +11.67 +0.67

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。週末の勢いを引き継ぎ買い先行での始まりとなったが、特に上値を追う材料はなく、主要指数が連日で史上最高値を更新していることもあり、次第に利益確定売りが優勢になった。

日経平均は16日続伸。米国株安や円安一服を受け売り先行の始まりとなったが、国内機関投資家などまだ買えていない向きが下値を支え、後場になると外国人の買いが入り、売り方の損失覚悟の買い戻しを巻き込みながら一段高となった。材料や理屈がどうこうと言うよりか、需給がある意味壊れていますから、想定外の動きが出やすい状態ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月23日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21696.65 +239.01 +1.11
TOPIX 1745.25 +14.61 +0.84

週末の米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは反発。米上院で2018年度の予算決議案が可決され、法人減税などトランプ政権の税制改革の実現期待が高まり、買いが優勢となった。

日経平均は15日続伸。米国株高や円安の進行、既に織り込み済みだったとは言え、衆院選で予想通り自公が圧勝したことで、アベノミクスの継続を好感する買いが先行した。まあ、本日の上昇に関しては、米国株高と円安だけで説明がついてしまい、選挙結果がどの程度影響したのかは分かりづらい上がり方でしたが、歴代最長の15日続伸というのは、素直に評価するべきなんでしょうね。

本日の取引:1社 2勝 +13,000円
持ち越し: なし



2017年10月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21457.64 +9.12 +0.04
TOPIX 1730.64 +0.60 +0.03

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反落。欧州株安、「iPhone8」の販売低迷、景気先行指標総合指数の下振れなどを受け、売り先行での始まりとなり、ダウは一時三桁の下落になる場面もあった。ただ、売り一巡後は徐々に下値を切り上げ、引け直前にプラス転換した。

日経平均は14日続伸。米国株まちまちだったが、ドル円が昨日より円高に振れたため、外需大型株に利益確定売りが出て85円安まで下げる場面もあった。その後、ドル円が113円台まで戻すと為替と連動した先物買いが入り、プラス圏に切り返した。後場は前日終値をはさみ方向感のない展開となったが、買いが若干優り歴代最長と並ぶ14営業日続伸となった。選挙は報道通り自公の圧勝に終わりそうですが、一旦材料出尽くしとなるのか、更に勢いが増すのか、難しいところですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21448.52 +85.47 +0.40
TOPIX 1730.04 +5.40 +0.31

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反発。前日に四半期決算を発表したIBMが急伸し、1銘柄でダウ平均を約90ドル押し上げた他、長期金利の上昇を受け金融株が堅調だった。NYダウは終値で初めて2万3000ドルを突破した。

日経平均は13日続伸。米国株高と113円台まで進んだ円安を好感し買い先行での始まりとなった。その後、中国の経済指標の発表があった午前11時過ぎに日経平均は一段高となったが、歴史的な連騰記録となっていることもあり、上値では利益確定売りが出て伸び悩む展開となった。それにしても日米ともまったく調整しませんね。日本は衆院選の与党圧勝の織り込みも進んでいるんでしょうが、週末の台風も更に与党に有利に働きそうです。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し: なし



2017年10月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21363.05 +26.93 +0.13
TOPIX 1724.64 +1.27 +0.07

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。市場予想を上回る四半期決算を発表したユナイテッドヘルス・グループなどが買われ指数を押し上げたが、好決算を発表しても材料出尽くしで売られる銘柄もあり、上値は重かった。ダウとS&P500は連日で史上最高値を更新。

日経平均は12日続伸。米国株は小動きだったが、為替相場は安定しているなど良好な外部環境を受け買い先行での始まりとなった。その後は高値警戒感から利益確定売りに押され、マイナス圏に沈む場面もあったが、大型株中心に物色され12連騰となった。国内機関投資家など乗り遅れた投資家が大型株を買っている感じですね。彼らはベンチマークに負けるわけにはいかないので、上がれば買う、下がれば売る、という行動をとりがちで、いつでも行き過ぎを助長します。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21336.12 +80.56 +0.38
TOPIX 1723.37 +4.19 +0.24

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。10月のNY連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に上回ったことや、原油高などが好感され、主要三指数とも史上最高値を更新した。

日経平均は11日続伸。米国株高を受け買い先行で始まり、その後は高値警戒感から下げに転じる場面もあったが、循環物色が上手く効き、再び買いが優勢になり大引け。それにしても米国株は、どんな材料が出ても意味不明に全て買いで反応ですから、大丈夫なんだろうかと心配になりますね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月16日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21255.56 +100.38 +0.47
TOPIX 1719.18 +10.56 +0.62

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。経済指標は強弱まちまちだったが、消費者物価指数が市場予想を下回ったことで追加利上げ観測が後退するなど、相変わらずのいいとこ取りで上昇。ただ、高値警戒感は強く上値は限られた。

日経平均は10日続伸。米国株高や衆院選での与党の圧勝情報などから買い先行で始まり、その後も大型株中心に一時191円高まで買われた。引けではやや伸びやだんだものの、終日堅調な動きだった。そもそも米国株が上がり過ぎていると言うのもありますが、S&P500のPERが19倍なのに対し、TOPIXは16倍台ですから、海外投資家も日本株を買わざるを得ないと言ったところか。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し: なし



2017年10月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21155.18 +200.46 +0.96
TOPIX 1708.62 +8.49 +0.50

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。新規の手掛かり材料に乏しく、前日に主要三指数が史上最高値を更新していることもあり、利益確定売りが優勢だった。

日経平均は8日続伸。米国株安と円安一服を受け小幅安での始まりとなったが、ファーストリテイリングの急伸で徐々に強含みとなり、後場になると外国人の先物買いで200円を超える上昇となった。本日、200円も上がる材料は無かったんですが、上に節目らしい節目はなく、ショート・ポジションもまだ溜まっていることから、先物で上に仕掛けると想定以上に値が飛んでしまう状態ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月12日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20954.72 +73.45 +0.35
TOPIX 1700.13 +3.32 +0.20

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。FOMC議事要旨は大方の予想通り、多くの当局者が経済見通しが大きく変わらなければ年内の利上げが可能とみていたことが明らかになった。ただ、数人が追加利上げは先送りすべきだとの見方を示したことで、今後の利上げペースが鈍化するとの思惑から株買いとなった。

日経平均は7日続伸。円安は一服しているものの、米国株高を受け買い先行での始まりとなった。衆院選の世論調査で自公の大勝との見通しが増えていることも追い風に、アベノミクス後の高値を好感した。ただ、さすがに20年ぶりの高値圏にきているだけに、一段と買い進む動きにはならず上値は重かった。まあ、確かに衆院選は始まる前に終わってしまったって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月11日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20881.27 +57.76 +0.28
TOPIX 1696.81 +1.67 +0.10

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。サウジアラビアが原油の輸出を削減すると発表したことを受け、原油先物が大幅高になったことや、ウォルマートの大規模な自社株買い発表も好感された。

日経平均は7日続伸。米国株は反発して戻ってきたが、ドル円が112円ミドルと円安が一服していることから、小幅安での寄り付きとなった。連騰に対する警戒感もあるが、週末のオプションSQ算出を前にもう一段の踏みあげを狙った仕掛け的な先物買いも入り、プラス圏での推移となった。

行動経済学の研究で今年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー教授が、世界的に非常に大きな不確実性が存在する局面で、世界中の株価が上昇しているのは謎だと語ったそうですが、まあ今の相場はアルゴリズムで動きている部分が大きいので、行動経済学では語れないのは当然とも言えます。

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2017年10月10日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20823.51 +132.80 +0.64
TOPIX 1695.14 +7.98 +0.47

週明けの米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは10営業日ぶりの反落。コロンバス・デーの祝日で市場参加者が少ない中、利益確定売りに押されたが下値は限定的だった。

日経平均は6日続伸。米国株安と円安一服を受け、利益確定売りから小安い始まりとなったが、北朝鮮の労働党創建記念日に合わせた挑発行為がなかったことで、先物にショートカバーが断続的に入り指数を押し上げた。2015年6月24日に付けたアベノミクス後の高値2万0952円を抜けると一段高もあり得るので、ショートを振ってた向きは早めに買い戻しているって感じですかね。まあ、同時に目標達成感も出やすいことろですが。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月6日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20690.71 +62.15 +0.30
TOPIX 1687.16 +4.67 +0.28

米国株は、ダウは7日続伸、ナスダックは8日続伸。概ね好調な経済指標やトランプ政権の税制改革が企業業績を底上げするとの期待感から堅調な動きが継続。主要三指数は4日連続で史上最高値を更新した。

日経平均は5日続伸。米国株高と1ドル112円台後半の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。ただ、円安の進行が限定的なことや、3連休前のポジション調整の売りも出て上値は重かった。それにしても米国株の勢いが止まりませんね。このまま行けば来週は2015年6月24日に付けたアベノミクス後の高値2万0952円が意識されそう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月5日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20628.56 +1.90 +0.01
TOPIX 1682.49 -2.07 -0.12

米国株は、ダウは6日続伸、ナスダックは7日続伸。ISM非製造業景況指数が市場予想を上振れた他、ADP全米雇用リポートが大型ハリケーンの影響があったにも関わらず、それなりの数字を保ったことで米景気に対する楽観的な見方が強まった。主要三指数は3日連続で史上最高値を更新した。

日経平均は4日続伸。米国株高と1ドル112円台後半の円安基調を好感し買い先行での始まりとなった。ただ、その後は急ピッチな上昇に対する警戒感や、明日の米雇用統計、10日には北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日を控えていることから、利益確定売りが出て20,600円前半で揉み合う展開となった。日経平均はかろうじてプラスで引けましたが、東証1部の値下がり銘柄数は1341と全体的には売りが優勢だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月4日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20626.66 +12.59 +0.06
TOPIX 1684.56 +0.10 +0.01

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは6日続伸。昨日のISM製造業景況指数の上振れや、本日の新車販売台数の上振れを受け、米景気に対する楽観的な見方が広がり、主要三指数は連日で史上最高値を更新した。

日経平均は3日続伸。米国株高と円安基調継続を受け買い先行での始まりとなった。ただ、テクニカル的な過熱感が出ていることから、買い一巡後は次第に上値が重くなり、後場は一時マイナスに転じる場面もあった。先物主導で動きが荒くなる場面もありましが、まあ順当な動きだったといえます。米国の新車販売台数の増加はハリケーン特需みたいなものですが、米国株は悪材料も好材料もすべて買いで反応してしまうんですから、いったい何が起きれば下がるのか、呆れるというか最早笑っちゃうレベルですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年10月3日 火曜
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20614.07 +213.29 +1.05
TOPIX 1684.46 +10.84 +0.65

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは5日続伸。9月のISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことや、先週発表したトランプ政権の税制改革案への期待感も引き続き買い材料視された。主要三指数そろって史上最高値を更新。

日経平均は続伸。米国で主要三指数が史上最高値を更新し、円安基調も継続していることから買い先行での始まりとなった。その後、節目の20,500円超えたことで、ショートカバーが加速し200円を超える上昇となった。小池百合子東京都知事が衆院選に出馬しない考えを示し、これで与党の過半数割れはほぼ無くなったことで政治リスクも後退した。それにしても米国株は上がりすぎですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年10月2日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20400.78 +44.50 +0.22
TOPIX 1673.62 -1.13 -0.07

週末の米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは4日続伸。長期金利の上昇から引き続き金融株が高く、ナスダックも時価総額の大きい銘柄が上昇し過去最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株高と円安基調の継続を受け買い先行での始まりとなった。朝方発表された日銀短観も概ね強い内容だったが、各種オシレーター指標が相場の過熱感を示していることもあり、利益確定売りも出て上値は限定的だった。政治面では、週末に民進党と小池氏が率いる希望の党の間で早くもゴタゴタが始まっており、この辺は自公に有利となるので、これもプラス材料でした。

本日の取引:なし
持ち越し: なし