本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2016年9月27日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16683.93 +139.37 +0.84
TOPIX 1349.22 +13.38 +1.00

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。年初の相場のようにドイツ銀行の急落をきかっけにリスクオフの流れとなり、金融株中心に売られた。

日経平均は反発。欧米株安や円高進行受け売り先行で始まったが、アメリカ大統領選候補者によるテレビ討論会で、ヒラリー・クリントン氏が優位に討論を進めているとの見方が広がったことでドルが買い戻され、日経平均も上昇に転じ大引け。まあ、日銀のETF買いや、9月の権利付き最終日だったのも後場の買い戻しに拍車をかけた感じ。アメリカの大統領選はどうなんでしょうね? トランプよりはヒラリーの方が無難でも、日本にとってはどちらになってもあまり良いことはなさそうですが・・・。

本日の取引:1社 1勝 +11,800円
持ち越し: なし



2016年9月26日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16544.56 -209.46 -1.25
TOPIX 1335.84 -13.72 -1.02

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。欧州株安や原油価格の下落を嫌気し、利益確定売りが優勢だった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後はいつものように騰がるでもなし、下がるでもなし、狭いレンジで推移していましたが、後場中頃に黒田総裁の講演内容が伝わると銀行株を中心に下げ幅を拡大した。まあ、講演内容と言っても「金融政策に限界はない、必要とあれば躊躇なく行動・・・」といういつもの虚仮威しですからね。やるとしたマイナス金利の深掘りしか残されていないので、アルゴリズムが反応して銀行株が売られたと言ったところでしょう。

日銀の買い支えで急落もないけど、上を買う理由もない。株価も長期金利も日銀が完全にコントロールする、胡散臭い完全官製相場に外国人も明らかに距離をおきはじめている感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月23日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16754.02 -53.60 -0.32
TOPIX 1349.56 -3.11 -0.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。FOMCでの追加利上げ見送りは予想通りだが、このまま行くと年内の利上げも怪しい感じで、株式市場には一定の安心感が生まれている。ナスダックは連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。連休の谷間、欧米株は堅調に推移したものの、日本株は円高が重しとなり上値の重い展開だった。まあ、今回日銀のやったことは量の拡大はなくイールドカーブのコントロールですから、円高になるのは仕方のないところですかね。波乱なく日米の金融政策イベントが通過したことで新たなネタ探し。よく言えば安定した相場なんですが、また低ボラのぬるま湯相場に逆戻りは勘弁してほしいですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月21日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16807.62 +315.47 +1.91
TOPIX 1352.67 +35.70 +2.71

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反発。日銀金融政策決定会合やFOMCを控え様子見ムードが強かったが、ディフェンシブ系が買われ指数を押し上げた。

日経平均は反発。注目の決定会合ですが、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入し、ETFは年6兆円・REIT年900億円増の買い入れペースを維持しつつ、2.7兆円はTOPIX連動型を対象にすると云うものでした。発表直後はどう反応してよいのかマーケットも下に行ったり上に行ったり混乱していましたが、結局悪くはないねと云うことで上に行きました。ベースマネーは縮小ではなく今後も拡大すると云うことで、マーケットは一定の評価をしたんでしょうが、これは前から言っていることですし、そもそもイールドカーブを日銀がコントロールするという発想自体が危険であり、今後どういうオペレーションで金融緩和を維持しつつ、それが持続可能なのか甚だ疑問です。まあ、今日のところはマイナス金利を深掘りしなかったことで銀行株が急騰し、指数全体を押し上げたのが大きかったと言えます。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし




2016年9月20日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16492.15 -27.14 -0.16
TOPIX 1316.97 +5.47 +0.42

日経平均は反落。連休中の米国株が冴えない展開だったことから売りが先行したが、日銀のETF買い期待や銀行株が引き続き買い戻されプラスに転換する場面もあった。ただ、金融政策決定会合を前にポジション調整の売買が中心で再びマイナス圏になり大引け。

日銀によるETFの爆買いですが、金曜日の引け後に日経平均型の買いを減らしTOPIX型を増やすという観測が突然出てきて、これによりファーストリテイリングが急落したことが日経平均の足を引っ張りました。まあ、今回の決定会合で動くとは思えませんが、そもそもTOPIXも日経平均も関係なく、こんな愚かなことをいつまでも続け、またそれに慣れきっているマーケットも異常ですよ。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し: なし



2016年9月16日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16519.29 +114.28 +0.70
TOPIX 1311.5 +10.39 +0.80

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。冴えない経済指標を受け早期利上げ観測が後退し株買いの流れとなった。

日経平均は反発。朝方は上値の重い展開だったが、銀行株が主導する形で徐々に上げ幅を拡大し本日の高値圏で大引け。指数を牽引したのは銀行株で、これは恐らく売り方の買い戻しでしょう。金融政策決定会合を前に売り方もいったん手仕舞いと言ったところか。結局、今週は東証1部の売買代金が2兆円を超える日は一度もなく、賑わっていたのは直近IPOだけ。金融政策のイベント待ちとは言え寂しい相場だった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月15日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16405.01 -209.23 -1.26
TOPIX 1301.11 -13.63 -1.04

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。長期金利の上昇は一服したが、原油相場の下落からエネルギー関連株が売られダウの足を引っ張った。

日経平均は続落。日米とも金融政策イベントを控え様子見ムードが強く、結果ポジション調整の売りを吸収できず軟調な推移となっている。日銀も連日で巨額のETF買いを実施していますが、肝心の外国人様が買ってくれないのではどうしょうもありません。

日銀が「総括的な検証」とやらをやっても、どうせ最後の言葉は「異次元緩和に限界は無い」で結ぶんでしょうから、あまり意味無いですね。誰が見てみも量と質は限界に達していますし、副作用の多いマイナス金利の深掘りがどう評価されるのか。多くの国民は日銀の金融政策に無関心ですが、いろんな意味でかなりやばい状況に追い込まれています。今回、日銀プレーが盛り上がらないのも、うなずけます。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2016年9月14日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16614.24 -114.80 -0.69
TOPIX 1314.74 -8.25 -0.62

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。長期金利の上昇や原油価格の下落を嫌気し、先週末と同じように株売りが優勢になった。

日経平均は反落。本来であれば米国株につれ安し大幅安になるところですが、日銀が20~21日に開く金融政策決定会合でまとめる「総括的な検証」とやらで、今後はマイナス金利の深掘りを軸にすると伝わったことで為替が円安に振れ、マイルドな下げにとどまった。日銀のETF買い期待もいつものように下値を支えた。

前回の決定会合の時、やるとしたらもうマイナス金利の深掘りしかないと書きましたが、ETFの増額と言う暴挙に出て私の予想は外れましたが、いよいよマイナス金利の深掘りしか手がなくなったと言うことでしょう。市場がどう反応するか難しいところですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月13日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16729.04 +56.12 +0.34
TOPIX 1322.99 -0.11 -0.01

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ブレイナードFRB理事が金融緩和の解除に慎重な姿勢を示したことで、先週末とは一転株が買い戻される動きとなった。

日経平均は反発。米国株の大幅反発を受け買い先行の始まりとなったが、ドル円が101円台に強含んだことで上値は重く、一時マイナスになるなど反発力は弱かった。本日は日銀のETF買いが入ったかどうか微妙ですが、後場へんな戻りをする場面があったので、恐らく年金か日銀だと思われます。薄商いは相変わらず。

FOMCと日銀決定会合にはまだ何日もあるんですが、アメリカも日本も実力以上に株価が高いのでかなり神経質な動きになっています。

本日の取引:2社 2勝 +14,000円
持ち越し: なし




2016年9月12日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16672.92 -292.84 -1.73
TOPIX 1323.1 -20.76 -1.54

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。前日にECBが追加緩和を見送ったことや、アメリカは早期利上げ懸念から欧米の長期金利が上昇し、株が売られる流れとなった。

日経平均は反落。アメリカの下げが久しぶりに大きかったので、まあこんなもんでしょう。ただ、アメリカは押し目買い意欲が旺盛で売買代金が普段の2割ほど増えましたが、日本は相変わらず低調な商いです。以前は大きく下がれば個人が待ってましたとばかりに買いを入れるので売買代金は増えましたが、本日など2兆円を大きく下回る薄商いですから、下がったことよりこっちの方が問題でしょう。官製相場で株価が割高に維持されていることをみんな知っているので動こうともしません。経済指標も業績も関係ないマーケットにしてしまった責任は大きい。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月9日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16965.76 +6.99 +0.04
TOPIX 1343.86 -2.09 -0.16

米国株は、ダウ・ナスダックとも下落。ECBが現行の金融政策を維持したことで欧州株が下げ、米国株にも売りが波及する流れとなった。

日経平均は小幅に反発。欧米株は下落するもドル円が昨日より1円ほど円安に振れていたこともあり、買い先行で始まったが、円高場面でも殆ど下げていなかったので反発力は弱かった。その後は北朝鮮の核実験報道で売られる場面もあったが、安倍首相と黒田日銀総裁が会談していると報道されたことで追加緩和期待から再び買いが優勢になった。ただ、これらの材料は後付的であり、とてもメジャーSQとは思えない低水準の売買代金がすべてを物語っている感じ。結局、不自然な官製相場で、売りでも買いでもリスクとリターンが見合っていないので、何もしない方がマシってなっちゃうんですよね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月8日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16958.77 -53.67 -0.32
TOPIX 1345.95 -3.58 -0.27

米国株は、ダウは反落、ナスダックは4日続伸。特に材料はなく相変わらず高値圏での一進一退。

日経平均は続落。中曽日銀副総裁が「マイナス金利の深掘りはできないという考えはない」と述べたことで、一時銀行株を中心に下げ幅を拡大したが、黒田総裁がいつも言っていることと大差なく、その後は日銀のETF買いも入ったんでしょう、下げ渋っての大引け。101円台で17,000円前後を維持しているのは、上出来と言えますが、割高過ぎてなかなか食指が動きません。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし