本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2016年10月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17184.59 -50.91 -0.30
TOPIX 1365.29 -5.51 -0.40

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ECBの金融政策の据え置きは予想通りで、アメリカ大統領選の討論会も特段材料にはならず方向感のない展開だった。

日経平均は反落。米国株は小幅安だったものの、ドル円が104円前半まで円安に振れたことで前場は小じっかりした展開だった。ただ、後場になると週末ということや決算発表にたいする不透明感も強く手仕舞い売りに押された。東証1部の売買代金は2日連続でギリギリ2兆円を超えたものの、これから騰がって行くぞという迫力もありませんね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17235.5 +236.59 +1.39
TOPIX 1370.8 +13.60 +1.00

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。原油相場の上昇やモルガン・スタンレーなど主要企業の7~9月期決算が市場予想を上回り買いが優勢だった。

日経平均は5日続伸。米国株は続伸したものの、ドル円が昨日より円高に振れていたので今日も揉み合いだろうと思っていましたが、ジリジリと右肩上がりとなり高値引け。最後は先物のショートカバーを巻き込んだ形ですが、久しぶりにザラ場にトレンドが出ると驚きますね。アメリカの大統領選の討論会ですが、今回も世論調査はクリントン氏が優勢との評価で、これも多少プラスに評価されたのでしょう。でも面白いことに回を追うごとにトランプ氏が差を縮めており、クリントン氏も決して盤石とは言えません。まあ、どちらが大統領にふさわしいと言うよりか、どちらがマシかと言う程度の情けない大統領選ですね。

本日の取引:1社 2勝 +14,000円
持ち越し: なし



2016年10月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16998.91 +35.30 +0.21
TOPIX 1357.2 +0.63 +0.05

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。概ね好調な主要企業の決算を受け買い安心感が広がり堅調な展開となった。

日経平均は4日続伸。米国株は反発したものの、朝方は為替が若干円高に振れていたことで小幅安での寄り付きとなった。その後、中国の7~9月期の国内総生産(GDP)が前年比6.7%増と市場予想と同じとなったことで安心感が広がり、動きは鈍いながら小高い水準を維持して大引け。まあ、中国のGDPに関しては、発表など見なくても毎回必ず予想と同じ数字が出ててくるのは誰でも知っていることなんですがね(笑)・・・。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16963.61 +63.49 +0.38
TOPIX 1356.57 +4.01 +0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。原油先物価格が50ドルを下回ったことで、エネルギー関連銘柄に売りが出てダウを押し下げた。

日経平均は3日続伸。米国株安と若干の円高進行を受け朝方は小安い水準で推移していたが、日銀のETF買い期待から下値も堅く、その後は人民元基準値が元高方向で設定されたことでドル円もジリジリと104円台に向かい、日経平均・TOPIXとも本日の高値圏で大引けとなった。それにしても動きが小さくつまらない相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2016年10月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16900.12 +43.75 +0.26
TOPIX 1352.56 +5.37 +0.40

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。JPモルガンやウェルズ・ファーゴなど大手銀行の決算が市場予想を上回ったことを好感し買いが優勢だった。

日経平均は続伸。朝方は黒田総裁のいつもの強気発言を手掛かりに節目の17,000円に迫る場面もあったが、その後は中国人民元の元安誘導で一時マイナスになる場面もあった。ただ、先週の金曜日は、水曜日・木曜日の前場よりも下げ幅が小さかったのにも関わらず日銀のETF買いが入っていたので下に仕掛ける向きもおらず、後場は狭い値幅での推移となった。今週末から決算発表も始まりますが、目先株価を動かす材料は為替ぐらいしかありませんから、明日もこんな感じですかね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16856.37 +82.13 +0.49
TOPIX 1347.19 +4.88 +0.36

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。中国の9月の貿易統計を嫌気し売り先行で始まったものの、売り物が一巡すると買い戻しも入り小幅安で引ける。

日経平均は反発。前場は方向感のない展開だったが、ドル円が104円台に戻したことを追い風に高値圏での大引け。まあ、本日はファーストリテイリングとソフトバンクの2銘柄で日経平均を89円押し上げていますから、これがなければほぼ横這いの動き。10月に入ってから東証1部の売買代金が2兆円を超えた日がありません。本日はオプションSQだったので、2兆円は超えるだろうと思っていましたが、それでも2兆円にはとどきませんでした。中間決算を確認するまで多くの人は様子見ってことで解説されていますが、本当にそうなんでしょうかね? 9月は日銀が1兆円使って株価を支えましたが、こういう官製相場に嫌気が差して参加者が減っているのだとしたら心配です。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月13日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16774.24 -65.76 -0.39
TOPIX 1342.31 -0.04 0

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。前日のアルコア株の急落から警戒感が強く戻りは鈍かった。

日経平均は続落。米国株は小動きだたが、ドル円が104円ミドルで戻ってきたことで買い先行での始まりとなった。その後、9月の中国貿易収支発表となり、ドル建て輸出で前年比10%減と市場予想の3%減を大きく下回ったことで、最近落ち着いていた中国リスクが再燃し、為替が円高に振れたことでマイナス圏で揉み合う展開となった。まあ、中国リスクもあるでしょうが、そもそもこの為替水準で17,000円台と言うのは日銀が強引に形成した値段ですから、それも上値が重い原因でしょう。

本日の取引:1社 2勝 +11,700円
持ち越し: なし



2016年10月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16840 -184.76 -1.09
TOPIX 1342.35 -14.00 -1.03

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。アルコアが発表した四半期決算が市場予想を下回ったことで、今後発表される企業業績に対する警戒感が広がった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後はいつもの日銀のETF買い期待で下げ渋るも、それ以外に上を買う理由もなく、引けにかけジリ貧となり本日の安値圏で大引け。昨日の17,000円の抜け方があまりにも弱かったので、こんなもんでしょう。米国の長期金利が上昇していることで為替が円安なのが救いですが、米国株が持ち堪えられるのか注目です。まあ、なんだかんだ言いながら米国株も上昇相場が既に7年以上続いているわけですから、みんな安心しきっているって感じですよね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17024.76 +164.67 +0.98
TOPIX 1356.35 +5.74 +0.42

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。週末の雇用統計は市場予想を下回ったが、それほど悪い内容ではなかったことから影響は限定的だった。週明けは原油高やヒラリー・クリントン氏の優勢報道などから反発。

日経平均は反発。米雇用統計は市場予想を下回り102円台まで円高が進んだが、昨晩の米国株式市場が持ち直したことで再び103円台に下落し、本日は104円前後まで円安が進んだことで、日経平均は一時200円を超す上昇となった。その後は商いも盛り上がらず戻り売りも出て次第に上値が重くなった。TOPIXの2倍ほど日経平均が上昇しているので、かなり偏った内容であまり強いという印象はありませんが、取り敢えず17,000円台をキープして大引け。

アメリカ大統領選の2回目の候補者討論会を終えて、民主党のクリントン氏のリードが広がったというのも好材料視されていました。トランプ氏の今回の発言はかなり致命的ですが、何しろ史上最も人気のない2人が争っている選挙ですから、意外に終わってみないと分かりませんよ。ちなみに、数ヶ月前トランプとクリントンどちらが勝つか友達と賭けをしまして、私はトランプ勝利に賭けました。このまま行くと私は1万円の夕食を奢らなければなりません。かと言って別にトランプを応援しているわけではありませんが・・・。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し: なし




2016年10月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16860.09 -39.01 -0.23
TOPIX 1350.61 -3.32 -0.25

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウは一時100ドルを超す下げとなったが、雇用統計の発表を控えてポジションを一方に傾けることも出来ず、その後は小幅安での推移となった。

日経平均は反落。ドル円は104円前後まで円安に振れたものの、株は今晩の米雇用統計と三連休を控え様子見ムードが強く、節目の17,000円を手前に終日狭いレンジでの取引となった。米雇用統計ですが、市場予想だと非農業者部門雇用者数が前月比17万人増で上振れした場合は初期反応は円安でしょうが、事前に結構買い戻されていますからそのまま円安トレンドが続くかは何とも言えません。いずれにしろ上下に大きく振れたときの反応は読みづらい。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16899.1 +79.86 +0.47
TOPIX 1353.93 +6.12 +0.45

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。ADP全米雇用リポートは市場予想をやや下回り、ISM非製造業景況感指数は市場予想を大幅に上回るなど強弱まちまち。ダウは原油価格の上昇を好感する形で終日堅調に推移した。

日経平均は4日続伸。ドル円が103円ミドルまで円安に振れたことで終日堅調な展開となった。年初に急落してから17,000円前後はレジスタンスになっているので、既にいっぱいいっぱいって感じもしますし、日銀が買い支えたおかげと言うかせいで割高感も出てくる水準です。まあ、それはおいておいて明確に上抜けてくれば買い戻しが加速し意外高につながる可能性もあります。明日の雇用統計は久しぶりに注目ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年10月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16819.24 +83.59 +0.50
TOPIX 1347.81 +7.60 +0.57

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ECBが量的緩和を縮小すると云う観測報道や、リッチモンド連銀のラッカー総裁が早期利上げを改めて支持したことが嫌気された。

日経平均は3日続伸。朝方は一時マイナスになるなど方向感のない展開だったが、ドル円が102円後半に下落したことで次第に買いが優勢になった。まあ、米国株が早期利上げ観測が出てもこの程度の下落なら、日本株にとっては円安効果の方が大きいので、別に違和感はありません。ただ、今週末の雇用統計で悪い数字が出れば早期利上げ懸念後退とか言って、また100円の攻防に逆戻りになるので安心はできませんが。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2016年10月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16735.65 +136.98 +0.83
TOPIX 1340.21 +9.49 +0.71

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。経済指標は好悪まちまちだったが、ドイツ銀行とアメリカ当局との協議の結果が出るまでは動きづらく、利益確定売りに押され気味だった。

日経平均は続伸。米国株はさえない展開だったが、9月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことで円安が進行し、為替に連動した先物買いで上げ幅を拡大した。17,000円を抜けていくにはこのまま円が103円、104円と下落して行くことが必要ですが、アメリカ株がこのまま崩れないで円安だけ進むという気もしません。まあ、売買代金の低さを見ても、みんな腰が引けている感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2016年10月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16598.67 +148.83 +0.90
TOPIX 1330.72 +7.94 +0.60

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ドイツ銀行が当初見込みよりも低い制裁金でアメリカ司法省と合意が近いとの報道で買い戻しが優勢になった。

日経平均は反発。米国株高を受け買いが先行したが、相変わらず商いは薄く買い戻しが一巡してしまうと上値を追う意欲はなく、そのまま狭いレンジでの揉み合いとなった。日銀短観は概ね市場予想通りで反応は限られたが、大企業製造業の想定為替レートは今回修正されたと言っても107円92銭であり、まだ現状との乖離が大きく今後の下方修正リスクが拭えないのも上値を重くしている。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2016年9月30日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16449.84 -243.87 -1.46
TOPIX 1322.78 -20.47 -1.52

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ドイツ銀行の財務不安が再び浮上したことや、OPECの減産合意の実効性に早くも疑問符がつき相場の重しとなった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、その後はいつものように日銀のETF買い期待などから狭いレンジでの取引となった。ドイツ銀行が経営破綻するとは考えづらいですが、リーマン・ショック後は国民の税金で金融機関を救済するというのは各国ともハードルが上がっていますから、あまり甘く見ない方がよさそうです。

それにしても9月の日銀のETF買いは凄まじい勢いでしたね。数えたら19営業日で745億円の買いが入った日が11日間(本日も買っているとして)ですから驚くやら呆れるやら。これだけ買っても月足で陰線ですから、もしこれがなければ為替水準から考えて日経平均は15,000円前後なんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2016年9月29日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16693.71 +228.31 +1.39
TOPIX 1343.25 +12.48 +0.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。OPECの非公式会合で減産が合意されたことで、原油先物価格が5%を超える急騰となり、リスクオンの流れとなった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を好感し買い先行で始まり、その後も先物主導でじり高となった。OPECの減産合意はマーケットでほぼノーマークだったので、買い戻しが多く入ったように見えます。

OPECの減産合意ですが、実際まだどうなるか分かりませんし、目先はエネルギーセクターの比率が大きいNYダウにはプラスでも、日本株にはあまり当てはまらないでしょう。それに黒田総裁は原油安が日銀の追加緩和を台無しにしている旨の発言をいつもしているわけですから、本当に減産が実施され物価が上昇基調に転じれば、追加緩和期待は後退というか、出口論に向かわなければ総裁の言っていることはデタラメと言うことになってしまいます。したがって原油高は中期で見れば官製相場で持っている日本株にはむしろマイナスという見方もできます。

本日の取引:1社 1勝 +9,300円
持ち越し: なし



2016年9月28日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16465.4 -218.53 -1.31
TOPIX 1330.77 -18.45 -1.37

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日に急落したドイツ銀行が朝安後に切り返したことや、テレビ討論会でヒラリー・クリントン候補が優勢だったことを受け買いが優勢になった。

日経平均は反落。金融株がさえない動きで218円安も、配当落ち分が約120円ほどあるので、実質100円安と小動きだった。株も債券も日銀がコントロールする相場なので、ある意味安定していますが、これが逆に不気味ですよね。例えは悪いですが、プレートのひずみをどんどん蓄積しているようなもので、いずれ大地震がくるのは時間の問題でしょう。別に私は金融緩和をやめれば問題解決と言っているのではありません。逆にいまテーパリングに入れば景気も金融市場も大惨事になるのは明らかです。ただ、このまま日銀の暴走を黙認すれば更に酷い惨事が待っています。結局、そのツケは投資家のみならず国民が支払うことになります。誤解を恐れず言えば、普通にあと30年~50年生きられた人が、頭のおかしい医者にかかった為に後10年に寿命が縮まってしまったと言ったところ。

本日の取引:なし
持ち越し: なし