本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2015年3月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19560.22 +83.66 +0.43
TOPIX 1580.51 +4.70 +0.30

米国株は、ダウは反落、ナスダックは小幅に続伸。FOMC後に大幅上昇した反動から利益確定売りが優勢だった。もはや米国株がどう動こうが日本株には殆ど関係なくなっていますが。

日経平均は反発。過熱感もあり週末ということで前日終値をはさみ弱含みで推移していたが、いつものように大引けにかけ買いが入り本日の高値圏で終了。これで日経平均は6週連続、TPOIXは9週連続での上昇です。今はどんな材料が出ても全部好材料になってしまう地合いですから、安易なショートほど怖ろしいものはありません。少しは売り方にも勝たせてやれよって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし




2015年3月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19476.56 -67.92 -0.35
TOPIX 1575.81 -6.65 -0.42

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。朝方から様子見ムードが強く軟調に推移していたが、FOMC声明を受けFRBが利上げを急がないとの認識が広がり、ドル売り株買いの流れとなった。

日経平均は小幅に反落。最近は為替との連動性が薄れているとは言え、FOMCの結果を受けたドル安/円高から利益確定売りが優勢になり、一時200円を超える下げ幅となった。ただ、下がったところでは日銀や公的年金の買い需要もあり、徐々に下げ幅を縮小した。本日も「下げても強し日本株」ってところですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年3月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19544.48 +107.48 +0.55
TOPIX 1582.46 +11.96 +0.76

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。2月の住宅着工件数が市場予想を大幅に下回ったことや、FOMCの結果発表を控え利益確定売りが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株はまちまちで、FOMCを前に終値を挟んで小動きだったが、後場になると日本政府観光局(JNTO)が発表した2月の訪日外客数が前年同月を57.6%上回り過去最高を更新したことを受け、小売り株などにも買いが波及し本日の高値圏で大引けとなった。大引けにかけ強くなるのもこのところの特徴。まあ、訪日外客数の増加がなくても騰がっていたと思いますが、それにしても毎日よく騰がりますね。

IPOでモバイルファクトリーが100株当選してましたけど、資金調達額が多い銘柄なので初値はそれなりでしょうね。あまり期待しないで上場を待つことにします。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2015年3月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19437 +190.94 +0.99
TOPIX 1570.5 +12.29 +0.79

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反発。欧州株高の流れを受け買い先行で始まり、ドルがユーロに対して下落したことも好感され、終日右肩上がりの展開となった。

日経平均は大幅に反発。「今日も騰がりました」と書いて終わりにしたいところですが、そうもいかないので今日の相場を振り返ると、証券やハイテク株など、いわゆる相場好調時のど真ん中銘柄に資金が集中し、指数は気持ちよく上昇となった。ただ、全体的には出来高もそれほど増えておらず、セクター間を連日イナゴのように資金が移動し食い散らかしている感じです。

CTAなどのヘッジファンドは基本的にトレンドフォローのプログラム売買ですから、ファンダメンタルなど関係なく自動的にどんどん買ってきます。このまま行くと2万円も時間の問題かも知れません。ただ、2013年の5月23日に日経平均が1,000円を超す暴落を起こしたように、上昇ピッチが早過ぎるのでカウンタートレードを狙ってくるヘッジファンドもでてくるでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年3月16日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19246.06 -8.19 -0.04
TOPIX 1558.21 -2.12 -0.14

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。2月のPPIや3月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことが嫌気された他、原油価格の下落もダウの足を引っ張った。

日経平均は小幅に反落。下げたと言っても東証1部は値上がり銘柄数のほうが多く、2部指数に至っては本日も大幅高で年初来高値を更新するなど、NY離れが鮮明になっています。

トヨタのベア4000円が話題になっていますが、これが果たして中小企業に波及するんですかね? 大企業にしても大幅なベアを実施すれば、残業代や社会保険料の基準給与も上がるので固定費が増加します。1人あたり1,000円のベースアップを実施すると、企業負担は1,000円ではなく1.6倍の1,600円になります。これがアベノミクの成果とも言えますが、一度上げた固定費を下げることは難しいので、将来的な負担になることも忘れてはいけません。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2015年3月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19254.25 +263.14 +1.39
TOPIX 1560.33 +13.70 +0.89

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。2月の小売売上高が市場予想を下回ったことで、FRBの利上げ時期が遅れるとの思惑から株買いにつながった。

日経平均は大幅に続伸。米国株の反発を受け買い先行で始まり、その後もジリジリと上げ幅を拡大した。株主還元策を検討していると報じられたファナック1銘柄だけで日経平均を123円ほど押し上げていますが、それがなくても東証1部の年初来高値銘柄が331もあるんですから、今日も滅茶苦茶強かったとしか言いようがありません。相場の過熱感は言うまでもないですが、上にしこりがないのでちょっと仕掛けると面白いように上がります。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年3月12日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18991.11 +267.59 +1.43
TOPIX 1546.63 +20.96 +1.37

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ダウは概ねプラス圏で推移していたが、新規の買い材料にも乏しく、引けにかけ利益確定売りに押された。

日経平均は大幅に続伸。米国株は冴えない動きだったが、日経平均は15年ぶりに一時19,000円を超えるなど終日堅調な推移となった。GPIFがまだ7兆円の買い余力があるとか、大企業のベースアップを外国人が好感したとか言われていますが、それにしてもこれだけ上がるとは予想外です。19,000円のコールオプションがSQ前日にも関わらず昨日の9円から80円に跳ね上がったわけですから、逃げ切りを目論んでいた売り方は大誤算でしょう。もう滅茶苦茶ですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2015年3月11日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18723.52 +58.41 +0.31
TOPIX 1525.67 +0.92 +0.06

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反落。ギリシャ債務問題への懸念が強まったことやドル高の進行も嫌気された。

日経平均は反発。米国株安を受け売り先行で始まったが、日銀や公的年金による買い支え期待などから下値は堅く、あっという間に先物主導で切り返し、171円高まで上げ幅を拡大する場面もあった。大引けにかけては伸び悩んだものの、NYが今年最大の下げだったことを考慮すれば素直に強かったとも言えます。ただ、NYが大幅安にも関わらずCMEの清算値が18,500円を割り込まず戻ってきたと言うことは、このラインは死守したいという買い方の強い意思表示だったのではないでしょうか。実際、寄り付いても18,500円を売り切れず(売る向きもいなかった)その後はショートスクイーズ・ショートカバーで簡単に上に持っていかれました。そんなわけで、個人的にはSQに絡む特殊要因が大きかったと思います。

今日で東日本大震災から4年経ちました。震災関連死を合わせた犠牲者は2万人を超え、いまだ22万9千人が避難生活を送っている現状を考えると、本当に厳しいものがあります。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2015年3月10日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18665.11 -125.44 -0.67
TOPIX 1524.75 -7.01 -0.46

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。週末大きく下げた反動やM&A関連の材料を追い風に終日堅調な展開となった。

日経平均は続落。米国株高と円安進行を受け100円高で始まった。ただ、円安にも関わらず昨日から上値が重いなと思っていたら、後場が始まる寸前にドル円が122円台に乗せた途端に先物が一気に崩れ、一時下げ幅が200円を超える場面もあった。このところ為替との連動が薄くなっていきているのは市場参加者も意識していたでしょうが、円安でここまで先物が売られるというのはアベノミクスが始まってから見たことがないパターンです。これ以上の円安は明らかに国民生活にもマイナスですし、今後日銀の追加緩和もおいそれとは出来なくなると言うことでしょうか。今日は債券も大きく売られてトリプル安ですから、悪い円安と言えます。これが一過性のものなのか、何かが変わりつつあるのか?

今日は売買代金も増えて、押し目買いもそれなりに入ったんでしょうが、バリュエーションでは説明できないほど高くなっている銘柄も多いので、個人的にはちょっと下がったぐらいでは、オーバーナイトで買い持ちしようなんて気も起きませんね。

本日の取引:1社 1勝1分 +10,000円
持ち越し:なし