マーケットトーク
2014年02月14日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 14313.03 | -221.71 | -1.53 |
TOPIX | 1183.82 | -15.92 | -1.33 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。1月の小売売上高が市場予想を下回り売りが先行したが、これは寒波の影響ということで、売り一巡後はプラス圏に切り返した。フィラデルフィア半導体指数(SOX )は高値を更新した。
日経平均は続落。米国株高や前日大幅安した反動もあり、一時140円ほど上昇する場面もあったが、買いは続かず11時すぎには下げに転じた。先物主導の下げと言ってしまえばそれまでですが、現物の商いが少ないので、ちょっと仕掛けられると値幅が出る状況になっている。しかし、年初から6週連続の下落というのはいただけませんね。上値が重い原因は、去年15兆円日本株を買い越した外国人がアベノミクスの限界を感じ始めたのか、上値を買い上がってくれなくなったということと、先週投げが出る寸前に反発してしまったので、個人の信用残の整理が出来ていないということ。米国株が順調に戻っているのは救いですが、日経平均は再び200日移動平均線を下回り、来週も不安定な動きが続きそう。
本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:なし
2014年02月13日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 14534.74 | -265.32 | -1.79 |
TOPIX | 1199.74 | -19.86 | -1.63 |
NYダウは小幅に反落。債務上限の引き上げを好感し上昇して始まったが、前日に織り込んでいたことでその後は利益確定売りが優勢になった。ナスダックは5日続伸となり、ほぼ急落前の水準まで回復した。
日経平均は反落。米国株は小動きだったことで前日終値付近で始まったが、その後は終日右肩下がりの展開となった。明日のオプションSQに絡む先物売りが裁定解消売りを誘発し、想定以上に大きく下げてしまったって感じ。現物株の商いが薄いので先物に振らされやすくなっている。今日のところは200日移動平均がサポートとなったが、米国株が出来高を伴って戻しているのに対し、日本株のエネルギー不足感は否めない。
中国で山西省の採炭業者に投資していた「理財商品」の支払いが遅延しているというニュースがありました。今回も最終的には救済されそうな感じですが、今後全部を救済することは不可能なので、デフォルトになるのは時間の問題でしょう。
本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし
2014年02月12日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 14800.06 | +81.72 | +0.56 |
TOPIX | 1219.6 | +15.32 | +1.27 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。イエレン議長の議会証言や米議会による債務上限引き上げ合意が近いとの報道が好感され、ダウは今年最大の上げ幅となった。
日経平均は3日続伸。米国株高を受け買い先行で始まり、1月の中国貿易収支が市場予想を上回ったことで一時156円高まであったが、引けにかて利益確定売りで伸び悩んだ。ただ、TOPIXの方は+1.27%と日経平均の2倍強の上昇となり、戻り相場が継続している。ただ、米国株は先週の雇用統計、昨日のイエレン発言を全部都合のいいように解釈しましたね。去年1年間続けた「いいとこ取り」を年初からの下落で少しは反省したのかと思いきや、また元通りですか(笑)
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2014年02月10日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 14718.34 | +255.93 | +1.77 |
TOPIX | 1204.28 | +15.14 | +1.27 |
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。雇用統計はさえない内容だったが、失業率の低下や利上げ開始時期の後ずれ期待の方を好感する動きとなった。
日経平均は続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、その後は狭いレンジでの動きを続けていたが、大引けにかけ先物主導で上げ幅を拡大した。アメリカは雇用統計、日本は過去最少の経常黒字など悪材料とも取れる指標のなかでの上昇なので、このまま戻りが継続して行くかは疑問です。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2014年02月07日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 14462.41 | +307.29 | +2.17 |
TOPIX | 1189.14 | +26.77 | +2.30 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。週間の新規失業保険申請件数が市場予想以上に減少したことで、雇用統計への不安感が後退し買い戻しが優勢になった。
日経平均は反発。米国株高と102円台まで下落した円相場を好感し窓を開けての寄り付きとなった。買い一巡後は200日移動平均を挟み膠着感を強めたが、大引けにかけて先物主導で上げ幅を拡大し200日移動平均を回復した。それにしても下げるときも、上げるときも、アメリカの2倍動きますね。
今晩の米雇用統計は、12月と同様に寒波の影響が統計にどのくらい影響するか分からず、上にも下にも波乱含み。都知事選に関しては、舛添氏で決まりそうな情勢なので波乱はなさそう。
本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし
2014年02月06日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 14155.12 | -25.26 | -0.18 |
TOPIX | 1162.37 | -0.27 | -0.02 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。ADP全米雇用リポートが市場予想にとどかなかったことで朝方は軟調な推移となったが、ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことで前日比終値付近で膠着感を強めた。
日経平均は反落し安値引け。東証1部の値上がり銘柄数は1,000を超えているので悪くはないが、良く言えば落ち着いた、悪く言えばやる気のない1日だった。明日も雇用統計待ちで、決算プレーと動意づいた銘柄に短期マネーが集中する構図が継続しそう。
引け後にソニーが下方修正を発表しました。一昔前はソニーが下方修正するとソニー・ショックとか言って、大騒ぎしたものですが、現在は単なる一銘柄扱いでなんの影響力もなくなりました。企業の栄枯盛衰は今後ますますサイクルが早くなって行くんでしょうね。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2014年02月05日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 14180.38 | +171.91 | +1.23 |
TOPIX | 1162.64 | +23.37 | +2.05 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。新興国通貨が反発したことや、12月の製造業受注額が市場予想ほど落ち込まなかったことで買い戻しが優勢となった。
日経平均は反発。米国株高と円安を受けひとまず反発となったが、後場寄りには追証による強制決済も出たんでしょうか? 瞬間的に14,000円を割れるなど終日荒い値動きとなった。今日に関しては、地合いが比較的良かったこともあり、パナソニック・トヨタ・日立など主力銘柄の好決算が素直に評価されたのも大きかった。
まあ、これだけの下げをやれば相場が不安定になるのは当然ですが、決算期と重なっていることが更にボラティリティーを増幅させている感じ。
本日の取引:1社 3勝 +18,100円
持ち越し:なし
2014年02月04日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 14008.47 | -610.66 | -4.18 |
TOPIX | 1139.27 | -57.05 | -4.77 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に続落。新興国不安に加えISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことで終日右肩下がりの展開となった。
日経平均は大幅に4日続落。米国株安と円高進行を受け200日移動平均線を窓を開けて下回り、その後も戻りは鈍く、日経平均・TOPIXとも安値引けとなった。ソフトバンクの逆行高がなければ700円安ぐらいになっていたと思いますが、600円でも十分きついですね。昨年5月の暴落時と比較すると、見た目のインパクトはあまりないように思われますが、信用買い残の積み上がりが示すように、個人の多くが1月からの下落を全部押し目買いで対処してしまったので需給面では今回の方が深刻でしょう。明日以降、追証に伴う投げも出てくるでしょうし、急反発しても戻り売りが頭を押さえるので、来週のSQに向け13,500円も考えておく必要がありそうです。
本日の取引:1社 2勝 +6,300円
持ち越し:200株
2014年02月03日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 14619.13 | -295.40 | -1.98 |
TOPIX | 1196.32 | -24.32 | -1.99 |
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。新興国不安と主要企業のさえない決算が重なったことで軟調な展開となった。
日経平均は続落。CMEの円建て清算値に比べ何故か200円ほど高く始まったことでほぼ寄り天となり、その後はジリジリと下げ幅を拡大した。大幅安で始まり戻して終わるならまだしも、ほぼ安値引けですから下げ止まり感も見られません。下げは最終局面と言っている人もいますが、1月の下落過程で信用買い残は更に積み上がっているので、ここからの戻りは鈍いでしょうし、昨年5月のような暴落があれば投げが一気に加速する危険もあります。
こうなると期待されるのが黒田バズーカですが、全国のコアCPIは1.3%上昇して早くも日銀の14年度見通しの水準に達しているので、追加緩和もおいそれとはできなくなっています。ただ、株高は安倍政権の生命線ですから、弊害を伴っても4月の消費増税のタイミングで追加緩和に動く可能性は残されています。そういう期待があるので為替もまだ102円台なんでしょう。
本日の取引:2社 3勝1敗 +7,700円
持ち越し:なし