本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年5月27日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14142.65 -469.80 -3.22
TOPIX 1154.07 -40.01 -3.35

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落で戻ってくる。朝方は量的緩和の早期縮小懸念で売りが先行したが、徐々に落ち着きを取り戻した。

日経平均は大幅に反落。外部環境に新たな悪材料が出たわけではないが、23日の急落のダメージと為替が若干円高に気味に推移したことで輸出関連株が弱く、指数の下押し要因となった。先週末同様、14,000円レベルでは買いが入るが、戻った局面では売りも多い。

日経平均が終値で25日移動平均を割り込んだのは4月2日以来となる。前回はその後、日銀の異次元緩和が出たことで、1日で25日移動平均を回復したが、今回はどうなるか? 市場関係者は売られている理由がよく分からないこともあり、強気派が多いが・・・・

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月24日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14612.45 +128.47 +0.89
TOPIX 1194.08 +5.74 +0.48

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。日本株の急落を受けて朝方は売りが先行したが、ヒューレット・パッカードの急伸などを受け下げ渋っった。

日経平均は続落。朝方は、米国株が底堅く戻ってきたことや、ドル円が102円ミドルまで戻したことで15,000円台を回復する場面があった。しかし、後場は一転14,000円割れまで急落。日経平均は、前場+500~後場-500円と動かない時の2ヶ月分ぐらいの値動きですから、まさに乱高下と言うに相応しい相場でした。結局、大引けは126円高と急落の後にしては弱い戻りとなった。

なにしろ歴史的な下げの後ですから、当面ボラタイルな展開が続きそうですね。しかし、これだけ下がってもまだ強気な人が圧倒的ですから、それが引っかかります。

本日の取引:1社 2勝 +22,000円
持ち越し:なし



2013年5月23日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14483.98 -1,143.28 -7.32
TOPIX 1188.34 -87.69 -6.87

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方はバーナンキFRB議長の議会証言で量的緩和の終了に慎重な姿勢を示したことで、堅調に推移。しかし、質疑応答でこのまま景気指標の改善が続けば、今後数回のFOMCで証券購入額を減らす可能性があると発言したことで下げに転じた。

日経平均は急落。米国株は下落したものの、円安を好感し大幅続伸で始まったが、後場から相場が一変、先物は一時サーキット・ブレーカーが発動されるなど、日経平均の下げ幅は歴代11位を記録した。中国のPMIの低下がきっかけとか的外れなことを言ってる人もいますが、そんなものは全く関係ないでしょう。まあ、実態経済を無視して買われすぎていたと言うことにつきますね。

なんども言ってますが、今の相場は、昔のように人間が相場観で売り買いしているのではなく、先物はほとんど似たようなトレンドフォロー型のアルゴリズムが支配しているので、プログラムが走れば「買いが買いを呼ぶ」から「売りが売りを呼ぶ」展開になります。今日は押し目買いも大量に入ったでしょうから、明日、大きく戻すか、下落するかで来週以降の展開も大きく変わってくるでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +14,000円
持ち越し:なし




2013年5月22日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15627.26 +246.24 +1.60
TOPIX 1276.03 +5.64 +0.44

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。セントルイス連銀のブラード総裁が、米国債を中心とした資産購入策の継続に前向きな姿勢を示したことが好感された。

日経平均は大幅に続伸。米国株の最高値更新を受け堅調に始まり、後場になると先物主導で一時300円を超える上げ幅となった。まあ、日経平均はよく騰がりましたが、新興市場は弱く、東証1部も値下がり銘柄の方が多い状況ですから、かなり日経平均に偏ったへんな上昇でした。この上昇相場でこういう日が定期的にありますね。今夜はバーナンキ議長の議会証言があります。出口戦略への言及はないと思いますが、もしあれば波乱要因となる。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月21日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15381.02 +20.21 +0.13
TOPIX 1270.39 +0.88 +0.07

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。22日のバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言を前に様子見ムードが強い中、利益確定売りに押された。

日経平均は続伸。朝方は米国株安や連日での高値更新の過熱感から利益確定売りに押されたが、下げれば条件反射的に買いが入ってくるのが今の株式市場。TOPIXは9時半にプラスに転じ、日経平均も後を追うようにプラスに転じた。後場は前日終値を挟み膠着感を強めたが、日経平均は本日の高値圏での大引けとなった。

しかし、東電やシャープなどもそうですが、へんなボロ株まで有り得ない株価になってきましたね。そう言う傷のある銘柄ほど空売りも入るので、いいように踏み上げられているんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし



2013年5月20日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15360.81 +222.69 +1.47
TOPIX 1269.51 +16.27 +1.30

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ミシガン大消費者信頼感指数や景気先行指数が市場予想を上回ったことで終日堅調な推移となった。

日経平均は大幅に続伸。昨日、甘利経済再生担当相が、円安のもたらす弊害に警戒感を示したことで、朝方は円が急騰する場面もあったが、株式市場が始まるまでには落ち着きを取り戻し影響はなし。主力輸出株に加え、安倍首相の成長戦略第2弾を囃し、政策関連株が活況となった。それにしてもよく騰がりますねぇ  もう証券マンは16,000円とか言い出していますよ。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月17日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15138.12 +100.88 +0.67
TOPIX 1253.24 +8.01 +0.64

米国株は、ダウ・ナスダックとも下落。連日のさえない経済指標や、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が今年夏にも金融緩和を縮小させる可能性に言及したことが売り材料となった。

日経平均は反発。米国株安を受け朝方は売りが先行したが、長期金利の落ち着きや、今夕に予定されている安倍首相の成長戦略第2弾の表明に対する期待感から切り返す。ま、安倍首相による異次元の成長戦略を聴いてみましょう。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し:なし



2013年5月16日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15037.24 -58.79 -0.39
TOPIX 1245.23 -7.62 -0.61

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。朝方はさえない経済指標を受け売りが先行したが、悪い経済指標はイコール金融緩和の継続を意味するとの、いいとこ取りの発想で切り返した。

日経平均は反落。朝方は米国株の高値更新を受け買いが先行したが、上値は重く次第に下げ幅を拡大し、日経平均は一時200円を超す下げ幅になった。ただ、大引けにかけては為替が円安に振れたこともあり、急速に下げ幅を縮小した。新興市場は今日も荒い値動きとなり、マザーズ指数は一時13%も下げる場面があった。新興市場に関しては、既にバブルの領域に入っているので、こういう値動きも当然か。

アベノミクスが始まってから、下げてもロスカットせずに株を持ち続けた者が勝ち、いま市場ではロスカットなど臆病者がやること、と言う雰囲気があります。また、下げている株を見ただけで、パブロフの犬のようによだれを出す投資家も増えています。私が何を言いたいのかはお分かりですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2013年5月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15096.03 +337.61 +2.29
TOPIX 1252.85 +22.05 +1.79

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に上昇。米国経済成長に対する楽観が強まり終日買いが優勢となった。

日経平均は大幅に反発。米国株高と円安によりギャップアップして始まり、指数は終日堅調な動きとなった。ただ、日経平均が300円以上上昇したにも関わらず、新興市場は急落、東証1部の値下がり銘柄数も1,011と3桁に達するなど、かなり主力株(コア30)に偏った動きでした。最近、こういう変な動きが多くなってきましたが、やはり買われすぎていると言うことなんでしょうね

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14758.42 -23.79 -0.16
TOPIX 1230.8 -1.40 -0.11

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。4月の小売売上高が市場予想を上回ったものの、高値圏にあることから売り買いが交錯し値動きは限定的だった。

日経平均は反落。朝方は円相場の下落を好感し買いが先行したが、過熱感のあるところに為替が若干円高に振れたことで、昨日大きく買われた大型株に利益確定売りが出て指数は下げに転じ大引けとなった。ただ、資金はすかさず中小型の出遅れに株に向かうなど物色意欲は依然旺盛です。

新発10年物国債の利回りが0.85%と9ヶ月ぶりの水準まで上昇した。アベノミクスに唯一踊っていなかった債券ですが、株高を追いかける形でようやくって感じですね。朝日新聞などは景気を冷やすとか騒いでいますが、まだ十分低い水準ですからね。

本日の取引:1社 2勝 +10,900円
持ち越し:なし