本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年2月15日 日経平均株価11,173.83(-133.45)
米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは続伸で戻ってくる。朝方は欧州の景気懸念から売りが先行したが、バークシャー・ハサウェイによるハインツ買収などが好感され持ち直した。

日経平均は反落。円高進行から売り先行で始まり、昼にロイターが日銀総裁人事で、他の候補と比べると金融緩和に積極的ではないとみられる、元財務次官の武藤敏郎氏を中心に一段と絞りこみが進んでいると報じたことで円高が進行し、日経平均は一時200円を超える下げ幅となった。

調整色が強まってきましたが、大引けにかけては100円ほど戻しているので、まだ買い戻しや、押し目買い意欲も強いですね。週明けはG20を受けての為替次第。

本日の取引:1社 2勝 +8,200円
持ち越し:1社 買い400株 



2013年2月14日 日経平均株価11,307.28(+55.87)
米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発で戻ってくる。両指数とも高値圏での小動きが継続している。個別では、オバマ大統領の最低賃金引き上げ提案でマクドナルドが売られた。

日経平均は反発、TOPIXは続落。円安や景気判断の引き上げなどを材料に、日経平均は一時3桁の上昇になる場面もあったが、上値は重く伸び悩んだ。今日は、米半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズの決算を手掛かりに、ハイテク株が強く、日経平均を押し上げた。反面、東証一部は値下がり銘柄の方が多く、TOPIXは終日さえない動きとなった。

結局、今日も相場を動かしたのは、日銀総裁候補の岩田一政氏の円高是正発言ですから、相変わらず為替以外は何もなし。ただ、現状維持の決定会合後に買われたというのは、まだ期待感は維持されていると言うことでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:1社 買い400株 



2013年2月13日 日経平均株価11,251.41(-117.71)
米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落で戻ってくる。高値圏での小動きが続いているが、ダウは再び14,000ドルを上回ってきた。

日経平均は反落。昨日も言ったように、今の相場は為替だけで動いていますから、円高になれば自動的に売られます。指数の下げはたいしたことはないが、個別ではボコボコ急落する銘柄も目立ちました。ただのスピード調整という意見が大勢ですが、目先ピークアウトした感じも否めませんね。ただ、割安な株はまだゴロゴロしていますから、あまり指数の動きにとらわれる必要もないでしょう。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 買い400株 



2013年2月12日 日経平均株価11,369.12(+215.96)
日本が連休中の米国株は、高値圏での一進一退で大きな動きはなし。

日経平均は大幅に反発。ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁がユーロは著しく過大評価されてはいないと発言したことや、アメリカのブレイナード財務次官がアベノミクスを支持すると発言したことから再び円安が進行。日経平均は円安を好感し先物主導で6日の高値に迫る場面もあった。ただ、ドル円が94円を割り込むと大引けにかけ上げ幅を縮小した。なんか株を動かしている要因はもう為替だけって感じですね。

昼過ぎに北朝鮮による核実験もありましたが、ほとんど材料視されることはなかった。

本日の取引:1社 1勝 +11,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月8日 日経平均株価11,153.16(-203.91)
米国株は、ダウ・ナスダックとも下落して戻ってくる。市場予想を下回る経済指標や欧州の景気低迷見通しから売りが優勢となった。

日経平均は続落。SQ値が1万1151円92銭と思いのほか安く決まり、その後もECBドラギ総裁のユーロ高を牽制する発言などを嫌気し、為替が円高基調で推移したため終日さえない展開となった。ソニーは営業黒字を確保したものの、直近の上昇に対して物足りない内容だったことから、本日10%を超える急落となり、過度な楽観ムードに警戒感を与えた。

日経平均は、週ベースでの連続上昇が途切れてしまいましたが、水曜日の400円高などあまりにも異常な動きだったので、順当な調整と言ったところでしょう。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 買い500株 



2013年2月7日 日経平均株価11,357.07(-106.68)
米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。朝方は、スペインの政局不安などから売りが先行したが、好調な企業業績を支えに下げ渋った。

日経平均は、円安一服から利益確定売りが優勢になり反落。ただ、TOPIXは今日も続伸ですから、全体的には底堅い動きだったと言えます。明日のSQ通過で流れが変わるのか、加速するのか。

ネガティブ決算を受けニコンがストップ安となりました。主たる要因は一眼レフの価格競争激化なんでしょうが、円安効果がまったくなかったことも考える必要があります。日本の輸出企業は、円高に対応するために海外生産や部品の現地調達を加速していましたから、急に円安になっても、恩恵どころかマイナスの影響が出る輸出企業もあると言うことです。これはニコンに限った話ではないでしょう。しかし、これでしばらく円安だろうと製造業が国内に回帰すると、また円高になって大赤字・・ 結局、こんなことの繰り返しなんですかね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月6日 日経平均株価11,463.75(+416.83)
米国株はダウ・ナスダックとも反発。ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)改定値が市場予想を上回り、欧州株が上昇した流れを受け堅調に推移した。

日経経金は大幅に反発。昨夕から日銀総裁の辞意表明に伴う円安が進行し、ほぼ全面高となり、リーマン・ショック後の高値を更新した。しかし、どうにも止まらなくなってきましたね。いまさら日銀総裁が少し早く辞めることが、そんなに好材料なのかと言えば、もちろん否なんでしょうが、仕掛ける材料となれば何でもいいって感じですね。今は北朝鮮や中国の不穏な動きも、円売り材料で株式市場にはプラスになってしまいます。

昨日の下落でオプションSQの11,500円はなくなったと思いきや、今日の予想外の急騰ですから、売り方はまた嵌められたって感じですね。先物へのパニック的なヘッジ買いも上昇に拍車を掛けたようです。それにしても、昨日の夕方に6円だった11,500円のコールが、今日は100円ですから、1日で16倍も急騰したことになります。売っている人は木っ端微塵です。

本日の取引:1社 2勝 +13,000円
持ち越し:1社 買い300株 




2013年2月5日 日経平均株価11,046.92(-213.43)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。 スペインのラホイ首相の不正資金疑惑を受け、同国の政局混乱やイタリアなど重債務国への不安も広がった。

日経平均は反落。欧米株式市場の下落を受け売り先行で始まり、その後下げ渋ったものの大引けにかけ売り直され安値引け。どちかと言うと、外需より内需系の方が弱かった印象。まあ、213円安と言っても、あまり下がった感じがしませんね。それにしても、パナソニックの今日の値動きなどみていると、売りを呼び込んでからスクイーズするような動きも見られ、完全にマネーゲーム化していますね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月4日 日経平均株価11,260.35(+69.01)
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。雇用統計は市場予想を下回ったものの、ISM製造業景況感指数の改善を受け、買いが優勢となった。

日経平均は5日続伸。パナソニックがストップ高に張り付いたのを始め、ハイテク、鉄鋼、メガバンク株が軒並み急騰するなど、今日も強い動きが継続した。しかし、大型株が簡単にストップ高するなど、かなり過熱していますね。もっとも今の相場は半分以上がアルゴリズム取引ですから、騰がるときも下がるときも一方通行になるのは仕方ないところ。まあ、頭では分かっていても、なかなかついていけませんね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月1日 日経平均株価11,191.34(+52.68)
米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。新規失業保険申請件数の増加や、本日の雇用統計を控え利益確定売りに押された。

日経平均は続伸。引き続き円の下落を受け堅調に始まり、後場に円が一段と下落すると日経平均は3桁の上昇に迫る場面もあった。ただ、さすがに利益確定売りも多く、伸び悩んでの大引けとなる。かなり買い疲れ感は出ているものの、為替に連動した先物買いが下落することを許しません。それにしても今日の円安材料は、麻生財務相がG20で、海外当局の円安批判について反論するという報道ですから、そんなことでここまで動くのかって感じですね。しかし、これで民主党の解散宣言後は、負けなしの12週連続の上昇ですから凄いことですね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い300株 



2013年1月31日 日経平均株価11,138.66(+24.71)
米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。FOMC後の声明は、天候悪化などの理由から弱めの景気判断となったが、下値もそれなりに堅かった。

日経平均は、小幅に続伸し連日で昨年来高値を更新。後場に一時3桁の下げになる場面もあったが、月末のドレッシング期待などから引けにかけ切り返し、ほぼ高値圏での大引け。東証1部の売買代金も2兆2788億円と高水準を維持している。

ここまでの決算発表を見ていると、下方修正を出した銘柄もすぐに切り返してきますね。それだけ需給が良いと言うことなんでしょう。ただ、任天堂だけは、まだ信用買残も多いし素直に売られていましたね。まあ、今は業績がどうこうと言うよりか、需給だけで動いていますから・・・

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い300株 



2013年1月30日 日経平均株価11,113.95(+247.23)
米国株は、ダウは反発、ナスダックは小幅に反落で戻ってくる。ダウはファイザーなどの好決算を受け、2007年10月15日以来の高値となり、節目の14,000ドルが目前に迫る。

日経平均は大幅に続伸。小高く始まった後もジリジリと値を上げ、後場は先物主導で一段高となり高値引け。業績予想の下方修正を受けて安く始まったコマツが切り返したことで、これから本格化する決算発表への警戒感が後退。これも多少プラス要因で作用したんでしょうが、なんで日経平均が247円も急騰したのかは全く意味不明です。今日も強かったですね、としか言いようがない相場。

本日の取引:1社 1勝 +10,800円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年1月29日 日経平均株価10,866.72(+42.41)
米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。中古住宅関連指標が予想外のマイナスとなり上値を圧迫したが、好調な企業業績を背景に下値も限定的だった。

日経平均は小幅に反発。朝方は円安一服で売り先行で始まったものの、その後はドル円が再び91円台を試しに行く展開になり、株も為替に合わせ持ち直した。ただ、主要企業の決算発表本格化を前に上値も重かった。

今日はマザーズ市場が7.85%暴落していましたが、なにしろ200日移動平均線との乖離が60%を超える異常値を出していましたから、騒ぐほどのことではないですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年1月28日 日経平均株価10,824.31(-102.34)
週末の米国株式市場は、ダウ・ナスダックとも続伸。引き続き主要企業の好調な四半期決算を受け買い優勢の展開が続いた。

日経平均は反落。91円台まで進んだ円安を受け寄りで11,000円を回復したが、さすがに直近買われ過ぎていることもあり、徐々に売りが優勢になり安値引け。このところ週の初めは弱いが、週後半になると再び買いが優勢になる展開が続いています。今回もそうなるかもしれませんが、こういうことを何度か繰り返し、絶好の押し目と思って買うと、今度はそのまま下に行ってしまうことも多いんですよね。

逆説的ですが、買い指値が入らないうちは相場は強く、「ここで買えたらいいな」っていう、ダメもとで出している指値が入り始めたら要注意と言ったところでしょうか。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い400株 



2013年1月25日 日経平均株価10,926.65(+305.78)
NYダウは、経済指標の改善を好感し5日続伸。ナスダックはアップルの急落が響き反落で戻ってくる。

日経平均は大幅に続伸。昨日からの円安基調を受け、ほぼ全面高の展開となった。週初に3日続落した時は、さすがに今週は調整の週かと思われましたが、終わって見れば11週連続の上昇。11週連続は42年ぶりだそうです。為替も株も決定会合後にこれで材料出尽くしと思い、ショートをふった向きもいたんでしょう。しかし、本日それがみんな踏みあげられたって感じですね。それにしても、ここまで為替の感応度が高くなってくると恐ろしいですね。

本日の取引:1社 2勝 +16,000円
持ち越し:2社 買い400株 



2013年1月24日 日経平均株価10,620.87(+133.88)
米国株はダウ・ナスダックとも続伸。連邦債務上限を引き上げる法案を可決したことや、IBMの大幅高などから堅調な展開となった。

日経平均は反発。朝方はアップルが時間外で10%急落していたこともあり、マイナスで始まったが、関連銘柄に売りが広がらなかったことで徐々に持ち直し、中国の製造業購買担当者景気指数の改善でプラス圏に浮上した。後場は中尾財務官の円高けん制発言から円安が進行し、日経平均は3桁の上昇となった。

それにしても、ちょっと円が強くなると政府から口先介入が出てくるので、なかなか思うようなところまで押してくれませんね。民主党の時は大違いです。

本日の取引:2社 2勝1敗 -14,200円
持ち越し:2社 買い400株