本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年11月7日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14228.44 -108.87 -0.76
TOPIX 1184.73 -7.43 -0.62

米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落。引き続き連銀幹部の量的緩和策を肯定する発言や、明日発表される雇用統計が、先の政府機関閉鎖の影響で量的緩和策の長期化を後押しする内容になるとの期待感も買い材料となっている。NYダウは史上最高値を更新。

日経平均は反落。NYダウの史上最高値更新を受け小幅高で始まったが、買い上がるエネルギーには乏しく、昨日トヨタの決算期待で上げた分をほぼ帳消しにして大引け。東証1部の売買代金は1兆円6,951億円とまた低水準に逆戻り。決算発表もメガバンクを除けば主だったところは終わってしまったので、また欧米睨みの展開か。しかし、悪い雇用統計を期待してNYダウが史上最高値を更新するというのも妙な話ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年11月6日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14337.31 +111.94 +0.79
TOPIX 1192.16 +9.58 +0.81

米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは続伸。EUが2014年のユーロ圏の経済成長率見通しを下方修正したことで朝方は売りが先行したが、ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回り小幅な下げにとどまった。

日経平均は続伸。朝方はさえない展開だったが、昼にトヨタ自動車が今期の営業利益を2兆2000億円に上方修正する方針と報じられたことで、日経平均は一時200円に迫る上げ幅となった。まあ、材料がないのか先物まで決算プレーに使われているって感じですね。引け後のトヨタの決算は、ほぼ市場予想通りでしたが、明日買いで反応するのか、売りで反応するのかは微妙なところですね。

本日の取引1社 1勝 10,000円
持ち越し:なし



2013年11月5日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14225.37 +23.80 +0.17
TOPIX 1182.58 -0.45 -0.04

日本が3連休中の米国株は、好調な企業決算や連銀幹部の発言を受け量的緩和の早期縮小観測が後退し、ダウ・ナスダックとも堅調な動きを続けた。

日経平均は小幅に反発、TOPIXは3日続落。朝方は好調な欧米株の動きを受け、日経平均は3桁の上昇で始まった。しかし上値は相変わらず重く、株が下がり始めると為替も円高に振れ、それが更に先物売りにつながるいつものパターンで、後場はマイナス圏で推移する場面も多かった。去年と比較してこれだけの円安水準にも関わらず、キヤノン、コマツ、ソニー、日産といった主力株が下方修正を出しているわけですから、上値は必然的に重くなりますね。明日のトヨタの決算が注目されます。

本日の取引なし
持ち越し:なし



2013年11月1日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14201.57 -126.37 -0.88
TOPIX 1183.03 -11.23 -0.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を大幅に上回ったが、ハト派的ではなかったFOMC声明文と合わせ、量的緩和の早期縮小懸念が台頭し利益確定売りが優勢になった。

日経平均は続落。朝方はCMEの清算値が強かったこともあり、意味不明に上昇して始まったが、上値は重く次第にジリ貧となった。下方修正を発表したソニーが11%急落する一方で、上方修正を出したパナソニックが6%高、セイコーエプソンがストップ高になるなど明暗が分かれた。自動車だけは全て良いと思っていたので、引け後の日産自動車の下方修正はちょっとネガティブサプライズですね。

アメリカも金融緩和の継続期待が強まったり、弱まったり、何をやってるんですかね。結局、今の相場を支えているのが過剰マネーですから、マクロ指標は適度に弱いほうが都合がいいということでしょう。

本日の取引 1社 2勝 +8,400円
持ち越し:なし




2013年10月31日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14327.94 -174.41 -1.20
TOPIX 1194.26 -10.24 -0.85

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FOMCは量的金融緩和の維持を決めたが、S&P500が連日で史上最高値を更新しているなど過熱感もあることから、次第に利益確定売りが優勢になった。

日経平均は反落。米国株安を受け小幅安で始まり、その後は膠着感の強い展開を続けていたが、大引けにかけ先物主導で下げ幅を拡大した。決算銘柄が買われるより売られる方が目につきますから、様子見ムードも強まりやすく、そんな中を先物で仕掛けられたって感じですね。引け後のソニーの下方修正、パナソニックの上方修正、明日も決算プレーが忙しそうです。

本日の取引 なし
持ち越し:なし



2013年10月30日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14502.35 +176.37 +1.23
TOPIX 1204.5 +11.00 +0.92

米国株は、ダウ・ナスダック・S&P500とも上昇。概ね良好な企業決算や、10月の消費者信頼感指数が大幅に落ち込んだことで、改めて金融緩和の継続期待が強まった。S&P500は史上最高値を更新。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、終日堅調な展開となった。基本的に決算を手掛かりとした物色が中心だったが、米国の金融緩和継続が円高ではなく、リスクオンという形で円安に振れたのが大きかった。

何度もいいますが、米国は良い経済指標が出れば素直に好感し上昇、悪い経済指標が出れば金融緩和継続だと言って上げる、いいとこ取り相場をもう1年以上も続けていますから、驚くやら呆れるやらですね。今の米国株がバブルだという人はあまりいませんが、バーナンキが5月にひとこと出口論を言っただけで世界中にあれだけ動揺が走ったわけですから、過度な金融緩和がバブルを形成しているのは間違いないでしょう。

本日の取引 1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2013年10月29日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14325.98 -70.06 -0.49
TOPIX 1193.5 -4.86 -0.41

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。引け後にアップルの決算が控えていたこともあり、終日方向感のない展開だった。

日経平均は反落。朝方は昨日急騰した反動や、業績の大幅下方修正を出したコマツが急落した影響もあり、日経平均は170円安まで下げ幅を拡大した。しかし、その後は日銀のETF買いでも入ったのか下げ幅を縮小し、後場はFOMCや国内決算が本格化していることもあり、次第に様子見ムードが強まった。FOMCでの政策変更は100%ないでしょうから、しばらく決算プレー中心ですかね。

本日の取引 1社 1勝 +6,400円
持ち越し:なし



2013年10月28日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14396.04 +307.85 +2.19
TOPIX 1198.36 +20.08 +1.70

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。耐久財受注が市場予想を上回ったことや、概ね好調な企業決算が好感された。ダウは1ヶ月ぶりの高値、ナスダックは今年の高値を更新、S&P500は再び史上最高値を更新した。

日経平均は大幅に反発。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まり、前場は少しモタモタしていたが、後場になると一段高となり、本日の高値圏で大引けとなった。まあ、金曜日に先物主導で意味不明に下げ分を先物主導で戻しただけで、特に深いに意味はなし。東証1部の売買代金は再び2兆円割れとなった。しかし、米国株は毎日当たり前のように上昇しますね。QEが相場を支えているのは分かりますが、いま最大のリスク要因を挙げろ言われたら、強すぎる米国株と言ったところか。

引け後にコマツがかなりネガティブな決算を出し、明日の動向が注目されます。米キャタピラーもそうですが、世界的な株高でも建機機械は厳しいですね。

本日の取引 1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし



2013年10月25日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14088.19 -398.22 -2.75
TOPIX 1178.28 -25.07 -2.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。概ね好調な企業決算や、米製造業購買担当者指数(PMI)の速報値が1年ぶりの低水準になったことで、テーパリングの開始時期が更に遅れるとの思惑も買い材料となった。

日経平均は急落。米国株は上昇して戻ってきたが、昨日逆行高した反動もあり売り先行で始まった。その後は前日の安値をサポートに14,300円前半で推移していたが、後場になると先物に大口売りが相次ぎ、日経平均・TOPIXとも安値引けとなった。

円高になったから株が下がったのか、株が下がったから円高になったのかよく分かりませんが、それにしてもよく売られました。通常は日経平均が400円近く下げる時は明確な悪材料があるものですが、今日は何もなかったので、どうせ戻ると思って先物を買った人が引けにかけ投げさせられる、昨日後場の逆バーション。

本日の取引 1社 2勝 +8,600円
持ち越し:500株