本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2012年12月6日 日経平均株価9,545.16(+76.32)
米国株は、オバマ大統領が財政の崖を巡る協議は「1週間ほどでまとまる可能性がある」と述べたことで、ダウは金融株中心に反発となった。一方、ナスダック指数はアップルの急落が響き4日続落。

日経平均は続伸。NYダウの上昇も、アップルが急落していたのでどうかなと思いましたが、円安と自民党が単独過半数を確保する勢いという報道が好感された。今日は節目の9,500円を終日割り込むことなく推移しました。過熱感はかなりありますが、ちょっと踏み上げっぽい感じにもなってきましたね。

松井証券 が2013年1月から、信用取引の金利と手数料をゼロにするサービスを始めるそうです。(取引金額が300万円以上、同じ日に反対売買をして取引を終わらせるのが条件) 投資家が翌日に持ち越せば、松井に金利収入が落ちますが、その日に取引を終わらせてしまえば、金利・手数料は松井証券の持ち出しになります。デイトレードのつもりで買っても、意外に持ち越す人が多いというデータがあるんですかね?

本日の取引:1社 2勝 +15,600円
持ち越し:3社 買い6800株 売り1,500株



2012年12月5日 日経平均株価9,468.84(+36.38)
米国株は続落。引き続き「財政の崖」が重しとなり、さえない展開が続いた。

日経平均は反発。朝方は米国株安や為替の円高傾向を受け売りが先行したが、上海株の急伸に合わせ円安となり、先物主導で主導でプラス圏に切り返した。ただ、9,500円を超えると売り物が多く、再び9,400円台に押し戻され膠着感を強め大引け。しかし、上海が年初来安値を更新している時は無視しておきながら、騰がった時だけ反応すると言うのは、それだけ地合いが良いということなんでしょうね。

選挙期間に入り、選挙カーがうるさくなってきましたね。ツイッターなんかより、ほとんど公害レベルで大音量をだしている選挙カーを規制した方が良いと思うんですが・・・

本日の取引:1社 1勝 +3,200円
持ち越し:3社 買い7500株



2012年12月4日 日経平均株価9,432.46(-25.72)
米国株はダウ・ナスダックとも反落。朝方はギリシャの国債買い戻し発表を好感して高く始まったが、11月の米ISM製造業部門景気指数が予想外の50割れとなり、一向に進展しない「財政の崖」の影響が徐々に広がりつつある。

東京市場は、日経平均は小幅に反落するもTOPIXは4日続伸。今日は主力の輸出株が軟調で内需系が底堅かった。為替が動かなくなってから、日経平均は9,400円絡みで膠着感を強めているが、この揉み合いを強いと見るか? 弱いと見るか? 先週までは9,500円を抜けて上に行くイメージを持っていましたが、昨夜のISMの50割れはハリケーンの影響があったとしても、ちょっとネガティブですね。

本日の取引:2社 2勝 +12,300円
持ち越し:3社 買い7300株 売り100株



2012年12月3日 日経平均株価9,458.18(+12.17)
週末の米国株は、ダウ・ナスダックともほぼ変わらずで取引を終了。ベイナー下院議長とリード上院院内総務が日替わりで楽観論を言ったり、悲観論を言ったりしていることでトレンドが出ない状況。

日経平均は3日続伸。前場は9,500円台に乗せて終わったが、後場は高値警戒感もあり、特に買い上がる材料もないことから、次第に利益確定売りが優勢になった。本日はトンネル崩落事故を受け建設株が急伸したが、主力どころは円相場が落ち着いていることもあり、ザラ場の動きがほとんど無くなっている。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7300株 売り100株



2012年11月30日 日経平均株価9,446.01(+45.13)
米国株はダウ・ナスダックとも上昇。相変わらず「財政の崖」を巡る政治家の発言に一喜一憂する相場が継続している。

日経平均は続伸。10月の鉱工業生産が予想外の上振れとなったが、好感されることもなく朝方はマイナスになる場面もあった。しかし、前場中ごろから円安に振れたことで、先物は一時9,500円まで上昇するなど、為替に引っ張られる形で上昇した。

党首討論会を見ていると、まともに外交、安全保障、景気対策ができる政党は自民党しか無いって感じですね。別に私は自民党の支持者ではありませんが、幼稚な理想論を展開すれば票が取れると思っているんでしょうかね? これでまた騙されるようなら、政治家より選挙民のレベルの方に問題があると言わざるを得ません。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 買い7300株 売り100株




2012年11月29日 日経平均株価9,400.88(+92.53)
米国株はダウ・ナスダックとも上昇。「財政の崖」を巡る政治家の発言に一喜一憂する動きが継続している。本日は、ベイナー下院議長が「財政の崖」を比較的早く回避できることを楽観していると述べたことが好感された。

日経平均は反発。米国株高と安倍氏の金融緩和発言で堅調な展開となった。ただ、安倍氏の発言も毎回同じ言葉の繰り返しですから、為替相場の反応もかなり鈍くなっていますね。為替に反応したと言うよりは、薄商いの中、月末のドレッシング買いが株価を押し上げた感じです。

本日、ゴールドマン・サックスが、2013年の予想1株利益の成長率が世界トップの日本株は、来年TOPIXで19%上昇する可能性があるという見通しを出していました。まあ、たしかに可能性はありますが、日本のネックは政治ですからね。今晩、「ニコニコ動画」で党首討論会をやるそうですが、低レベルな討論会になるんでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:3社 買い7300株 売り500株



2012年11月28日 日経平均株価9,308.35(-114.95)
米国株はダウ・ナスダックとも下落。朝方は経済指標を好感し小高い場面もあったが、民主党のリード上院院内総務が、「財政の崖を巡る交渉はほとんど進展していない」と述べたことが嫌気され下げに転じた。

日経平均は反落。CMEの清算値にさや寄せして始まり、一時9,400円台を回復するなど下げ渋る場面もあった。しかし、前場中ごろから円が一段と強含んだことで、外需系中心に売りが加速し、日経平均・TOPIXとも安値引け。まあ、衆院解散から、ほぼ一本調子で上げてきたので当然の調整でしょう。ただ、9,200円は下回って欲しくないですね。

自民党の石破氏が、「極端な円安は日本経済にとっていいことではない」と指摘したそうですが、この水準で円安を心配するとは・・・ どうやら経済音痴という噂は本当ですね。それにしても、今回の選挙はどこに票を入れたらいいものか? 今までの選挙でも積極的に票を入れたい政党があったわけではなく、消去法的に選んでいましたが、今回は消去法を使ってもすべて消えてしまいます。

本日の取引:1社 1勝 +7,400円
持ち越し:3社 買い7500株 



2012年11月27日 日経平均株価9,423.30(+34.36)
米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。週末大幅高した反動から利食いに押されたが、ダウも引けにかけては戻しており底堅かった。

日経平均は続伸。円安一服から、過熱感のある外需系銘柄が利食いに押され、休養十分の内需系が買われるリターン・リバーサルの動きとなった。これはセオリー通りの動きだが、ユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が合意したことや、後場に安倍氏の金融緩和発言が伝わると再び円が売られるなど、まだ安倍トレードの余韻も残している。明日は再び外需に物色が向かうのか、リターン・リバーサルが続くのか、物色の方向性は見えないが、まだ買いの方に分がありそうですね。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:3社 買い7800株 



2012年11月26日 日経平均株価9,388.94(+22.14)
週末の米国株は大幅に続伸。ドイツの企業景況感指数が市場予想を上回ったことや、米年末商戦への期待感などから買いが優勢になった。

日経平均は3日続伸。朝方は欧米株高と円安を好感し3桁の上昇になるも、東京市場で円安基調が一服したことから、次第に利益確定売りが優勢なった。日経平均のチャートは、今日で四空を開けているので、この辺で少し調整して値固めしてくれたほうが自然でしょう。

週末にフィッチ・レーティングスが、ソニーとパナソニックの長期信用格付けを「投機的水準」に格下げしたが、既に織り込み済みということでしょうか? あまり話題になっていませんね。しかし、日本を代表する(した?)企業がジャンク債ですから、寂しい話ですね。

本日の取引:1社 2勝 +9,500円
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年11月22日 日経平均株価9,366.80(+144.28)
米国株はダウ・ナスダックとも上昇。感謝祭を控え薄商いだったが、ハマスとイスラエルの停戦成立を好感し堅調な推移となった、

東京市場は続伸。ちょっと前までは、米株が騰がっても日本株は騰がらず、米株が下がれば日本株は2倍下がる動きでしたが、今はまったく逆の動きになっていますね。さすがに過熱感が出てきましたが、外需が調整しても今度は内需が支える形になるでしょうから、崩れそうで崩れない展開が続きそうです。来週も為替に依るところが大きいですが、9,500円を踏み上げ的に超えて行く可能性も出てきましたね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 買い8300株