本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2011年8月31日 日経平均株価8,955.20(+1.30)
米国株は3日続伸。経済指標は悪かったものの、8月9日のFOMC議事録で複数の委員が米国債の追加購入など含めたQE3に言及していたことが分かり、追加緩和期待が高まった。

東京市場は、買い戻しが一服したことで、需給の良い内需系が上げ、外需系は下げるという、先週までの流れに戻る。今晩のADP全米雇用報告、明日のISM製造業景気指数を控え、様子見ムードも強く、東証1部の売買代金は1兆円割れと薄商いだった。

本日、発表になった鉱工業生産は、予想に反して低い伸びとなり、先行き生産予測も悪化しました。年後半に大震災前の生産水準に戻るどころか、腰折れ懸念の方が高くなった。日経平均と各種指標比較

米国は、経済指標が悪い方が、QE3期待で上げるというパターンになっています。 ただ、バーナンキがQE3に踏み切っても、昨年のQE2を見れば分かるように、日本株は為替でやられてしまい、最後のおこぼれを貰う感じにしかなりません。日本も新内閣になったので、何か政策面でポジティブなサプライズが欲しいところですが、あまり期待できそうにありませんね。まあ、ポジティブなサプライズもないが、これ以上ネガティブなサプライズもないだろうと云うのが唯一の救いか。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い9000株 



2011年8月30日 日経平均株価8,953.90(+102.55)
米国株は、ギリシャ銀行大手の合併ニュースによる欧州株高を好感し、大幅続伸で戻ってくる。

東京市場は続伸。欧米株高を好感し買い先行の始まりとなったが、9,000円で頭を押さえられ伸び悩んだ。日米とも薄商いの中、ショート・カバーだけで上がっていると言う感じで、新規の買いは殆ど無いのではないか。新規の買いが入っていれば、もっと満遍なく騰がるはずですが、そういう感じではありません。もともと割安で海外のロングオンリーの年金などが売ってしまった銘柄は、ショートも少ないのか非常に戻りが悪い。売りが止まっただけで、市場はまだリスクオフの状態と言える。

ギリシャの株式市場は、21年ぶりの急騰だったそうですが、今後はギリシャ支援の担保問題で揉めるのは必至なので、こちらも楽観できません。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い9000株 



2011年8月29日 日経平均株価8,851.35(+53.57)
週末の米国株は反発。注目のバーナンキ講演は、QE3への言及はなく失望に終わる。ただ、巧妙だったのは、次回FOMCの開催期間を延長したことで、これにより市場が勝手にQE3への期待をつなぎ、株価は持ち直した。

東京市場は、民主党の代表選で多少乱高下するも大きな影響はなし。ただ、1回目の投票の結果、増税派の野田氏に決まりそうになると、債先買い株先売りで100円ほどストンと下げる。株式市場のベストシナリオは、積極的な景気対策とTPP推進の前原氏だったんでしょうが、3党合意を白紙に戻すとか言っている海江田氏になるよりは、国会運営が順調に進むという点ではマシと言った面もあるので、その後は膠着状態となり大引け。

結局、代表選などと言っても政策は二の次で、小沢が好きとか嫌いとかいう、マンネリかつ国民にとってはどうでもいい対立軸しか示せない政党ですから、もう救いようがありません。最後の決選投票などは小沢傀儡政権か財務省傀儡政権になるかの二者択一を国民は黙って見ているしかない状況。頭痛がしてきましたよ。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:3社 買い9000株 



2011年8月26日 日経平均株価8,797.78(+25.42)
米国株は、欧州債務不安や失業保険申請件数が増加したことが嫌気され4日ぶりに反落。ジョブズ・ショックが懸念されたアップルは0.65%安と影響は限られた。

東京市場は続伸。基本的に様子見姿勢の強い1日だったが、バーナンキ講演を前にポジション調整が継続し、昨日同様に外需系を買い戻す動きとなった。為替もQE3期待が後退したことで、昨晩からドルが若干買い戻されていたが、戻りは弱い。

昨日、今日とまったく買い戻しに乗れなかったのがメガバンク。ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は1年ぶりの高水準に達しており、バーナンキ講演ばかりに注目が集まっているが、欧州の状況は更に悪くなっている感じです。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い9100株 



2011年8月25日 日経平均株価8,772.36(+132.75)
米国株は、7月の耐久財受注額が市場予想以上に増加したことや、金融緩和期待から大幅に続伸。ただ、どうなんでしょうね。前日は悪い指標がでたことで金融緩和期待と言って上げ、今日は指標が良くて素直に上げるというのは意味不明です。結局、バーナンキ講演の前のポジション調整と言ったところか。

東京市場は反発。直近売り込まれた外需系銘柄を中心に買い戻しが入った。ただ、商いはそれほど盛り上がっておらず、本当に買い戻しだけって感じですね。明日はバーナンキの講演が控えていますから、様子見ムードが強まりそうです。

個人的にはバーナンキの講演は失望に終わると思っています。先週までの株価急落で何処まで織り込んでいるかが問われる。日本株は既に世界同時金融危機レベルまで下げているので、下げ余地は少なくなっていると言えますが、米株に関しはまだ下げ余地がありそう。後は政策対応で何処までと言ったところか。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:3社 買い9100株 



2011年8月24日 日経平均株価8,639.61(-93.40)
米国株は大幅に続伸。7月の新築住宅販売は市場予想を下回ったが、金融緩和期待から株は逆に買い戻された。

東京市場は反落。そもそもNYダウが300ドル上がったのが不思議で、これはトレンドが出ると上にも下にも異常に走ってしまう、アルゴリズム取引の影響でしょうね。東京市場は、NYに追随しなかったのは懸命ですが、それでもかなりがっかりの相場でした。ムーディーズによる日本国債格下げも、多少影響が出たと思われますが、主力銘柄を中心にポジションを外す動きは継続している。パナソニックが30年ぶりの安値になったのが象徴的。

円高対策の1000億ドルの緊急基金ですが、発表されてから逆に円高に振れてしまいました。今年の初めぐらいなら、これでも充分効いたと思いますが、ここまで相場が荒れてしまった後に出すには即効性もないですし、サプライズ不足は否めません。ただ、まったく評価できないわけでもなく、こういう具体的な政策が出たことはプラスですし、取り合えずやることをやっておけば、介入する際のハードルも下がるでしょう。

民主党馬淵氏の「東電は法的整理を」発言で東電が下がっていましたが、どうなんでしょうね。馬淵氏が総理になっても、大臣になってもどうでもいいですが、問題はこれに限らず一度決めたことを二転三転させる民主党のお家芸と言うか、口の軽さ。もういい加減やめて欲しいものです。民主党など誰が代表になっても党内が纏まるわけがなく、こんなことをあと2年も続けられたら、日本はどうなってしまうのでしょう?

本日の取引:2社 2勝 +5,500円
持ち越し:4社 買い9500株 




2011年8月23日 日経平均株価8,733.01(+104.88)
米国株は、先週の大幅安の反動や欧州から新たな悪材料が出なかったことで上昇。ダウは一時、200ドルを超える上げ幅となったが、バンカメやゴールドマンなどの急落を受け、引けにかけ上げ幅を縮小した。

東京市場は反発。上値の重い展開でしたが、後場からアジア株高を支えに上げ幅を拡大した。ただ、金が高値更新となり、為替も76円台と外部環境は依然リスクオフの状態となっている。この2つの指標が反転しないうちは大きな変化は望めません。

TOPIXコア30が、リーマン・ショック後の安値を割り込んできているので当然ですが、ここまで売るかという感じの銘柄も多いですね。株価はファンダメンタルズよりも、今後のマクロ指標の減速を織り込む形で下がっていますから、現状はどうしても違和感があります。株価がオーバーシュートしている可能性もありますが、こういう場合はだいたい株価の方が正しいので、マクロが違和感のないところまで下がって行くんでしょう。それでも、業績も財務内容も問題ない会社が、リーマン・ショック後の安値を突き抜けているのは、為替の影響を差し引いてもやり過ぎな感じがします。外国人は円が高いので日本株を売りやすいんでしょうね。

本日の取引:3社 4勝1敗 +13,000円
持ち越し:3社 買い9200株 



2011年8月22日 日経平均株価8,628.13(-91.11)
米国株は、ハイテク株と金融株が下げを主導し続落。ヒューレット・パッカードは20%の下落となり、1銘柄でダウを50P近く押し下げた。

東京市場は4日続落。為替が比較的落ち着いていたこともあり、日経平均は週末の終値付近で揉み合っていたが、引けにかけ再び売り圧力が強まり、ほぼ安値圏での大引けとなった。先物主導というよりか、まだ現物の売り圧力が強い印象です。それにしても、ドル/円が75円になるなど、マーケットがこんな状態の中、暢気に代表選ですからね。いい気なものです。

自分の国を棚に上げていうのも何ですが、EUの纏まりのなさは絶望的ですね。ユーロ共同債は夢物語だとしても、GDP比で債務の60%以内の部分を共同債で調達する、ブルーボンド構想は、モラルハザードも防げますし、いい考えだと思いますけどね。しかし、週末にギリシャとフィンランドが勝手に担保差し入れで合意したり、落とし所が見えません。

本日の取引:2社 3勝1敗 +6,300円
持ち越し:4社 買い9700株 



2011年8月19日 日経平均株価8,719.24(-224.52)
米国株は再び急落。欧州の銀行が十分な資本を確保していないとの不安で、欧州株がまず急落して始まり、フィラデルフィア連銀景況指数の予想外の大幅悪化で更に下げが加速した。

東京市場は、欧米の株価急落を受けなす術もなく大幅続落。また、大引け前に強い地震があったことで先物が売られほぼ安値圏での大引けとなった。3.11の時も金曜日、時間帯もほぼ同じだったので嫌な記憶がよみがえりました。

しかし、欧州発の悪材料が多すぎますね。ドイツとフランスにしても、口は出しますが結局、自国の有権者の方が優先であり、まるで他人事のように危機感が薄い感じがします。アメリカは26日のバーナンキ講演でQE3を示唆するかどうかに注目が集まっているが、どうなんでしょうね。アメリカのCPIは上昇しており、今はデフレよりむしろインフレ気味です。原油価格が下がっているのはプラスとしても、QE3を打ち出すにはまだ材料不足な感は否めない。

本日の取引:2社 2勝 +4,500円
持ち越し:4社 買い9400株 



2011年8月18日 日経平均株価8,943.76(-113.50)
米国株は、ダウは小幅高、ナスダックは小幅安で戻ってくる。パソコン大手デルが急落したことや、地区連銀総裁2人が金融緩和に対し消極的な見解を示したことも重しとなった。

東京市場は続落。外需銘柄の酷い崩れ方を見ると、とても100円安と言ったような相場ではないのですが、内需が支える形で指数の下げ幅は限定的だった。しかし、相場が世界な景気後退を先取りしているなら、内需株も買われる理由はないわけで、この辺はトレンドフォローのアルゴリズム取引が自動的に執行されているって感じですね。東京市場はマーケットに厚みがないので影響がより顕著に出てしまう。

本日の取引:1社 1勝 +5,500円
持ち越し:3社 買い9000株 



2011年8月17日 日経平均株価9,057.26(-50.17)
米国株は反落。ドイツ・フランスの首脳会談は欧州共同債の協議は行われず期待外れに終わる。欧州共同債が無理なのは当然と言えば当然だが、金融取引税の導入は余分でしょう。

東京市場は反落。米国株安を受けギャップダウンして始まり、9,000円割れ寸前まで行くが、日銀のETF買いも警戒され、その後は方向感のない展開となった。主力株は総じて見送られ、仕手性の強い銘柄が物色された。

株式オーバーウエート、米株中心に過去最も急激に解消 リーマン・ショックの学習効果もあり、逃げ足だけは早くなりましたね。パニック売りはいったん収まったものの、リスクオンになるには時間がかかりそうです。マーケットもオン・オフのデジタル化の時代。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い8700株 



2011年8月16日 日経平均株価9,107.43(+21.02)
米国株は3日続伸。グーグルのモトローラ買収が呼び水となり、ノキアやリサーチ・イン・モーションなどにも連想買いが広がった。ただ、NY連銀製造業景況指数は-7.72と3カ月連続で縮小するなど先行き警戒感は強い。グーグルはモトローラの17,000件の特許だけが欲しかったんでしょうが、丸ごと買収してしまうとは凄いですね。製造部門はいずれどこかに売却でしょうか。

東京市場は続伸。海外市場が落ち着いてきたこともあり、売りは少なくなってきたが、買いの方も、買い戻しが中心でそれ以上のものは無し。売買代金はかろうじて1兆円に乗せたが、殆ど開店休業状態で評論に値しない相場。日本も大型M&Aでもあれば、少しは違うんでしょうがね。

安愚楽牧場の負債総額は4330億円
東京地裁に民事再生法の適用を申請していた安愚楽牧場の負債総額は4330億円だったことが分かった。商工リサーチの調査によると、2011年3月期の負債総額は619億8705万円だったが、債権者7万4798人に対して総額4330億8300万円に達していた。安愚楽牧場は1979年に栃木県那須町で共済方式による牧場経営を開業。繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた仔牛を買い取るシステムで資金を調達する「和牛オーナー制度」という独自のビジネス手法を開発し、高利回りの金融商品の1つとして一般投資家の注目を集め、会員数は3万を超えるようになった。←原発事後がダメ押しになったようですが、その前から自転車操業だったみたいです。でもこれはちょっと凄い金額ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い8700株 



2011年8月15日 日経平均株価9,086.41(+122.69)
米国株は続伸で戻ってくる。小売売上高は2カ月連続で増加したものの、ミシガン大消費者信頼感指数は、約30年ぶり低水準‎になるなど好悪入り混じる内容。

東京市場は、米国株高を受け反発。4―6月GDPは予想されたよりは悪くなかったと云う程度で、特に買い材料にも、売り材料にもならず。日経平均は上値は重かったものの、取り合えず自律反発と言ったところ。お盆で市場参加者は少なく商いは低調だった。今日は為替も落ち着いていたが、ドル/円は史上最高値をいつでも捉えられる76円台ですから、心理的にも重しになっています。

スイス政府は、これでもかと云うフラン高に悩まされ続け、対抗姿勢を強めてきましたね。さすがにフランとユーロのペッグは難しいと思いますが、もし実施されれば投機マネーが円に集中しますから、大変なことになります。通貨高でダメになった国はないといいますが、ドル/フランのように1年で20%もフラン高になれば、そんなことも言ってられないでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +8,000円
持ち越し:2社 買い8700株 



2011年8月12日 日経平均株価8,963.72(-18.22)
米国株は、新規失業保険申請件数の減少などを受け大幅に反発。欧州証券監督機構がフランス、イタリア、スペイン、ベルギでの空売りの禁止を12日から実施する報道も、売り方の買い戻しを誘った。

東京市場は続落。SQ値は9054.49円で決まり、その後は軟調な展開となった。昨日、あまり下げていないので、こんなものかとも思えますが、主力どころで年初来安値を更新する銘柄もあり、まだまだ売り圧力が強い。今日はSQが通過し、欧米株も高かったので日銀のETF買いが入らないだろうと云うことで、安心して売ってきた感もあります。

どうも今週は単に下がったというよりか、気持ちの悪い動きでした。ロング・ショートのアンワインドが出ているとすれば、割安な株ほど売られ、割高な株が買われることになるのだが、それ以上にマーケットから資金が抜けているような感じでした。

欧州の空売り規制は、市場に好感されたという報道ですが、空売りを禁止してしまうと、ヘッジファンドが新たにロング・ショートが出来なくなってしまうので、現在買っている銘柄も全て手仕舞って資金を引き上げてしまう可能性があります。ショートを規制して逆にやぶ蛇にならなければよいのだが・・・

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い8900株 



2011年8月11日 日経平均株価8,981.94(-56.80)
米国株は、フランス国債の格下げ懸念など、再び欧州の債務問題から急落。

東京市場は小幅に反落。寄り付き前は、NYの急落を受けどうなる事かと思いましたが、内需系銘柄が下支えとなり日経平均は意外に下げず。ただ、外需は円が高止まりしていることもあり、それなりにきつい下げになっている。この辺はロング・ショートのアンワインドも出ているのかも知れません。ちなみに今日は、他のアジア市場も比較的堅調だった。

それにしても、フランスの格下げの噂だけでダウが500ドルも下げますかね。標的にされたソシエテ・ジェネラルなど23%の暴落ですからね。リスク過敏というか、高速アルゴリズム取引の弊害が出ている感じです。去年のギリシャ危機の時も、NYダウが一瞬で1000ドル下げるフラッシュ・クラッシュが起きましたが、今回も市場はかなり不安定になっているので日本のマーケットだって油断できません。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:3社 買い8900株 



2011年8月10日 日経平均株価9,038.74(+94.26)
米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反発。注目のFOMCは、景気認識の下方修正とゼロ金利を2013年半ばまで続けるという内容。QE3まで踏み込まなかったことでマーケットは失望し、ダウは200ドル近く下げる場面もあったが、前日まで大きく下げていたこともあり、いったん買い戻す動きとなった。内容を好感して上がったと言うよりか、イベント通過による買い戻しと、近いうちにバーナンキはQE3をやらざるを得なくなるという思惑か。

東京市場は、米国株高を受け反発。ただ、ドル円が介入前の水準を割り込み76円台で推移したこともあり、輸出関連株の上値は重く、日経平均の戻りは限られた。NYもFOMCの声明がまだ完全に消化されているかは疑問ですから、今晩のNYを見てみたいという雰囲気も強かったように思われる。

枝野長官の「円高対策は影響を受ける人のセーフティーネットを重視する」と言った発言は、ある意味、もう円高は止められないので、戦うより守りに重点をおきますと宣言したようなもの。これで介入警戒感も一気に萎んでしまった。しかし、円高のセーフティーネットって民主党らしい考え方ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い8800株 



2011年8月9日 日経平均株価8,944.48(-153.08)
米国株は、ダウ・ナスダックとも暴落で戻ってくる。S&Pショック‎が世界中に波及している。

東京市場は、米株の暴落を受け一時8,600円台まで突っ込むが、その後は日銀によるETF買いや公的資金の買い観測、更にFOMCを前にいったん買い戻す動きも加わり、長い下ヒゲを出しての大引け。引け味は悪く有りませんが、これが明日に繋がるかは米国次第。

米国はQE2が終わったばかりで、早くもQE3なんて話も出てきましたが、どうなんでしょうね。QE3は共和党の反対も強いですし、その後の副作用の強さは最近のマーケットを見れば誰にでも分かること。ヘリコプター・ベンも今度は簡単に離陸できない状況。しかし、マーケットは正気を無くしていますから、FOMCでなにも無しでは、更にヒステリックな反応が懸念される。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:3社 買い8800株