本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2008年11月28日 日経平均株価8,512.27(+138.88)
日経平均は続伸。米国市場が休みで手掛かり難のなか、大方の予想通り小動きで終了となった。直近売り込まれた新興国関連が強く、このところ堅調だった内需ディフェンシブ系が大きく売られたところを見ると、リバランスというよりかは、ロング・ショート系ファンドのアンワインドが出ていたんじゃないかと思われます。日経平均は25日移動平均を上回ってきたので、再び戻り一杯となるのか、抜けきれるのか、来週は正念場です。

結局、11月の日経平均は64円の下落となり、これで6ヵ月連続の陰線。加えて下落率も凄いですから、これはきつい下げでした。6ヵ月連続陰線はスターリン暴落の年に記録していますが、7ヵ月連続下落となれば、新記録となるはずです。せめて12月は陽線で終わって欲しいものです。

本日の取引:2社 2勝1分 +11,400円
持ち越し:カイ5社 6,800株 




2008年11月27日 日経平均株価8,373.39(+160.17)
日経平均は反発。NYダウは4日続伸で戻ってくる。耐久財受注の大幅悪化など目を覆いたくなるような悪材料ばかりでしたが、悪いニュースも毎日聞かされれば、慣れてくると言ったところか。次期大統領のオバマも徐々に動きを出してきているので、売り込みずらい雰囲気もあるのでしょう。日経平均は買い先行の始まりも、25日移動平均で再びブロックされ伸び悩む展開。ここを超えてこれないことには、どうしょうもありません。

歴代アメリカ合衆国大統領のランキングによると、ワシントン・リンカーン・ルーズベルトが支持を集めています。どの調査をしてもこのTOP3は変わらないでしょうね。ここで面白いのは、アメリカに76年周期で偉大な大統領が誕生している点です。ワシントン1789年~1797年、リンカーン1861年~1865年、ルーズベルト1933年~1945年。次は1933年+76年=2009年~です。次期大統領のオバマもこの黄金サイクルに入ります。フーバーのあとをやったルーズベルトが偉大な大統領になったように、ブッシュのあとをやるオバマも、当面は大変でしょうが、ある意味、幸運かも知れません。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:カイ6社 7,800株 



2008年11月26日 日経平均株価8,213.22(-110.71)
日経平均は反落。FRBが77兆円の追加金融対策を発表したものの、NYダウは直近900Pほど上昇していたこともあり、反応は薄かった。評論家連中はドルの劣化と金利上昇懸念というネガティブコメントばかりですが、危機が起きてしまった以上、他に選択肢などないでしょう。

日経平均は良く言えば落ちついた、悪く言えばヤル気のない相場でした。売買代金の減少に関しては、今回の暴落で個別株が軒並み半値以下になっている訳ですから、低くて当たり前です。ここで出来高や売買代金が減ってくるのは、パニック状態から脱してきたという捉え方もでき、悪い話ではないと思います。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:カイ6社 7,900株 



2008年11月25日 日経平均株価8,323.93(+413.14)
米国株はシティ救済などの材料から2日連続の大幅高となった。今回、何が一番市場をパニックにさせたかと言えば、ベアーを救済したかと思えば、リーマンを潰してみたりする、アメリカ政府の一貫性のない対応でした。今回のシティ救済により、大手金融機関はこれ以上、絶対に潰さないという意思が示された訳で、好感したと言うよりは、安心したと言った反応でしょう。考えて見れば、これが当たり前のことなんですが、それさえも理解できない連中(もしくは確信犯)が政策トップにいるわけですから、市場がクラッシュしたのも必然でした。ただ、ビッグスリーの方は、チャプター・イレブンとなっても、救済しても、市場は悪材料と取るでしょうね。

日経平均はかなり伸び悩む場面もあったが、引けにかけ再び買い直され大幅高となった。ただ、まだ売り安心という雰囲気の方が強く、25日移動平均絡みでの反応待ちと言ったところ。

本日の取引:2社 2勝1分 +15,500円
持ち越し:カイ4社 6,800株 



2008年11月21日 日経平均株価7,910.79(+207.75)
日経平均は反発。米国株の連日の急落を受け、売り先行の始まりだったが、安値7,406円から高値7,994円まで、588円の急速な切り返しとなった。市場でいわれていたのは、シティグループの再編観測や年金買いですが、どちらも違うような気がしますね。前者は当てにならない話ですし、年金買いも言われているほど入ってはいないでしょう。ただ、7,400円を下回ると全生保が含み損になりますから、PKO(Price Keeping Operation)は当然意識される水準ではあります。個人的には米国が大幅安にもかかわらず、昨日まで売り叩かれた主力銘柄がすんなり寄り付いた点、逆に値持ちの良かった準主力が今日は弱かった点などから、連休前のポジション調整が指数を押し上げたと言ったところかと思います。

それにしても疲れる動きですね。最近、株を始めた人は、これが普通の動きだと思ってしまうのかな。今日だって安値から8%近く動いているんですからね。ホント異常ですよ。

本日の取引:3社 3勝 +24,000円
持ち越し:カイ5社 7,300株 



2008年11月20日 日経平均株価7,703.04(-570.18)
日経平均は暴落。米国株が急落で戻ってきて、売り先行の始まり。NASDAQのチャートが昨日で完全に下放れてしまいました。日経平均は逆三尊が否定されたことで、2番底を探る展開となった。それにしても、割高な米国株と同じペースか、それ以上のペースで下げてしまう日本株は情けないですね。ひとことで言ってしまえば、いつも外国人頼りで国内投資家を育ててこなかったツケなんですがね。まあ、こんなことでもなければ安く株を買える機会などないので、有りがたいことですが。

ビッグスリーばかりに気をとられていたら、シティバンクの株価もヤバイ値段になってきましたね。でもこういうニュース→CEOの専用ジェット機に批判集中を見ると全く呑気なもんですね。これで「劇的に経営効率を改善している」だから公的資金を入れろと言われてもねぇ お前ら半年たったらまた専用ジェットでカネ借りにくるんだろうと思ってしまいますよ。金融機関にしても、公的資金を入れてもらいながら、幹部のボーナスは相変わらず何百億円、社員のボーナスも3,000万円ですからね。変な国ですよアメリカは。

本日の取引:1社 3勝 +18,000円
持ち越し:カイ7社 7,700株 



2008年11月19日 日経平均株価8,273.22(-55.19)
日経平均は続落。米国株は反発で戻ってきたが、日本株はメガバンク・商社・不動産などが足を引っ張り、終日軟調な展開。売り圧力が強かったと云う訳ではないですが、それ以上に買いが少ないという感じ。

GM問題で、なんらかの道筋が示されない限り、すっきりしませんね。潰せば200万人の失業と事業清算に20兆円。救済したとしても、ビッグスリーの高コスト体質が根底にある限り、同じことの繰り返しでしょう。そもそもアメリカ人が蟹工船がベストセラーになる国と本気でコスト競争をするとは思えませんしね。自動車というのものの付加価値が落ちてきた現在、車づくりはアメリカ向きの仕事ではないことは確かですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:カイ5社 7,300株 



2008年11月18日 日経平均株価8,328.41(-194.17)
日経平均は反落。米国株安を受け売り先行の始まり。ザラバはトレンドレスの展開で終日揉み合い。商いが薄いこともあり、大型株は軟調なものが多く、材料性のある中小型株中心の動きでした。

弱い相場ですが、11月に入ってからの日経平均は2.92%しか下げいないんですよね。対してNYダウは11.36%の下げです。もっとも日本は10月に大きく下がっているので、合計した下げは同じぐらいですがね。10月こそ円キャリーの巻き戻しや換金売りで日本株が一番売られましたが、世界が同時不況に入った現在、どこが信用できるかと言えば、ここ数年バブルに踊ってなく、健全なバランスシートを維持している日本株が相対的に評価されてくると思いますね。PBRの比較でも日経平均が0.99倍、NYダウが2.6倍、どちらが割安かは猫でも分かります。本来、私は弱気派ですが、あまりにもバランスを欠いた自虐的な報道が多いので、強気になってしまいますよ。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:カイ6社 7,500株 



2008年11月17日 日経平均株価8,522.58(+60.19)
週末の米国株は大幅安でしたが、東京市場は金曜日にNYの下げを織り込む形で伸び悩んでいたので影響は限定的でした。オバマが欠席したG20も事前の期待値が低かったので、こちらもあまり影響なし。先物は8,200円まで下がった後、公的資金の買いで後場8,800円まで切り返す荒い動き。結局、上昇した分は殆どいってこいとなったが、可も無く不可も無しと云ったところ。ただ、25日移動平均を終値で維持できない辺りは、弱いなぁと言う感じが残ります。

最近、グリーンスパンの不作為の罪(なにもしなかった罪)が問題になっています。確かにデリバティブの規制に一番反対していたのは彼ですし、「バブルは止めることは出来ない、崩壊した時に機敏に動けば問題なし」と呑気なことを言っていたのも彼です。それが今になって、私は間違っていた、100年に一度の危機だなどと不安を煽っているのですから、呆れてしまう部分もあります。ただ、グリーンスパン以外の人でも、自分が議長のときに、大惨事の引き金を引くような、バブル潰しをあえてやるような人は、誰もいないでしょう。いったんバブルが始まってしまえば、分かっていても止められるものではありません。

日本のある大企業の社長が、アメリカのマネーゲームのせいで、こんな事態になって迷惑千万と、憤っている記事を見かけましたが、ありにも感情的かつ短絡的だと思いますね。今回の金融危機で日本は被害者ぶっていますが、個人的には日本はアメリカと同列の加害者に位置すると考えます。3年ぐらい前から、このページでも、たびたび言ってきましたが、日銀が異常低金利をいつまでも続けたので、そのカネがアメリカ経由で世界中にばら撒かれ、過剰流動性を加速させてしまったのは、まさに不作為の罪だったと思います。まあアメリカからそういう圧力が掛かっていたとも言えますがね。ですから、現在の円高もこの程度で済んでいれば御の字でしょう。

本日の取引:1社 1勝 +13,000円
持ち越し:カイ7社 7,500株 




2008年11月14日 日経平均株価8,462.39(+223.75)
日経平均は反発。米国株が急騰したことで買い先行の始まり。ただ、寄り前の外国証券経由の注文が大幅な売り越しでしたし、実際、寄り付きも弱く、その後もズルズルと下げるだけの典型的な寄り天となった。東証一部の値下がり銘柄数も638と結構多く、上昇したもののかなり期待はずれな1日でした。

もっとも個人投資家にしてみれば、昨日の米国株の上げは最後の1時間でカチ上げたもので信頼性はゼロ、どうせ今晩のNYは大幅に反落するだろうと考えるので、上値を買う人はあまりいません。そこに個人の利食いやファンドの換金売りが出れば、買い手が圧倒的に少ない状況になりますから、このような展開になったのも理解できます。まあ、考えた通りにいかないのが相場ですがね。

本日の取引:2社 2勝 +18,400円
持ち越し:カイ6社 7,400株 



2008年11月13日 日経平均株価8,238.64(-456.87)
米国株はポールソンの不良資産の買い取り見送り発言がネガティブに作用し急落。更に引け後のインテルの下方修正に円高と、トリプルパンチで日経平均も大幅安となった。ただ、寄りでギャップダウンしてからは、更に下値を売り込む動きはなく、明日のオプションSQの中値8,250円を意識した攻防となった。まだ1日ありますが、どうも今回のヘッジファンドの換金売りは、新興国中心に出たみたいで、10月ほど大きな影響はありませんでした。セオリー通り流動性の高い、売りやすい市場から換金売りを出したと言うことでしょう。チャート的には8,250円を割れて欲しくなかったんですが、いろいろ悪材料が重なった割には頑張った方かも知れません。いずれにせよ明日のオプションSQが正念場となりそうです。

昨日、米国株の急落の一因となったポールソンの発言はどうなんでしょうね。嘘をつけとは言いませんが、市場がどう反応するかも考えず、バーナンキもポールソンも、いつも馬鹿正直に喋りすぎですよ。これでは関東大震災はチャンスと言った、兵庫県知事と同じレベルですね。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:カイ8社 7,700株 



2008年11月12日 日経平均株価8,695.51(-113.79)
日経平均は続落。連日の米国株安を受け売り先行の始まり。ただ8,500円を死守したことで、買戻しも入り下げ渋っての大引けとなった。かなり銘柄間での温度差が出ていますが、それほど悪くはなかったなという印象です。

現在、日本株のPERが割高だという指摘があります。直近の相次ぐ下方修正で欧米のPERと比較すると日本株は確かに割高です。ただ、平時のときならともかく、このサバイバルゲームのような状況下で、単純にPERで企業を比較するのは全くナンセンスだと思いますね。私は9月からPERなど一切見ていません。意味無いですから。見ているのはPBR・キャッシュフロー・余剰金だけですね。基本的にアメリカの会社は利益を上げると株主や従業員に還元してしまうので、内部留保は薄い状態です。ですから、景気がちょっと悪くなると大きい会社でもバタバタ倒れてしまうのです。対して日本の会社は儲けたカネを株主や従業員に還元せず、ひたすら内部に溜め込みます。この辺は文化の違いで、一概にどちらが良いとか悪いとかは言えませんが、不況になった時に、どちらに耐性があるかは論じるまでもないことです。この状況下だからこそ、私はもっと日本企業に自信を持っていいと思いますね。

昨日から東証のHPで公開されているカラ売り情報ですが、これ個人名と住所まで出ちゃってますね。ちょっとビックリです。

本日の取引:2社 2勝 +12,200円
持ち越し:カイ7社 7,500株 



2008年11月11日 日経平均株価8,809.30(-272.13)
日経平均は反落。米国株が寄り天でズッコケタこともあり売り先行の始まり。後場になると、オバマ氏が米自動車産業に対する緊急支援を要請したとの、ニューヨーク・タイムズの報道を手掛かりに、先物が買われ下げ幅を縮小。しかし上値は重く、そこからはダラダラ下がるだけの相場で大引けとなった。ただ、弱いながらも10月の時のような売り圧力は感じられませんね。

ビッグスリー の問題は困ったもんですね。自由競争をして負けた製造業を政府が支援するのは、本来ありえないことですが、ビッグスリーが全滅したら、いくらなんでも影響が大き過ぎますから、支援せざるを得ないでしょう。ただ支援をして当面の危機を凌いでも、いままで通りの自由競争では日本の自動車会社には勝てませんから、まったくの無駄金になります。支援と同時に政治的圧力を日本にかけてくるのかが注目点です。ドイツ証券がGMの目標株価を0円にしたのも話題になっていましたが、GMのトップが来年初めに手元資金が枯渇すると明言しているんですから、現時点では妥当な目標株価? でしょう。

本日の取引:3勝1敗 +9,600円
持ち越し:カイ7社 7500株 



2008年11月10日 日経平均株価9,081.43(+498.43)
日経平均は大幅に反発。週末の米国株が高かったので、ある程度の上昇は期待されましたが、ここまで急伸するとは予想外でした。昨日、中国が2010年までに57兆円規模の景気対策をするというニュースがありましたから、こっちの方が相場に効いた感じですかね。

ただ、大幅高も商いが異常に少なかったですね。商いが増えないのは、週末に向けた不安でしょう。ファンドの45日前ルールによる換金売りと、オプションSQで10月はとんでもないことになりましたから、PTSD(心的外傷)になった投資家も多いと思われます。(外傷的体験とは、人の対処能力を超えた圧倒的な体験で、その人の心に強い衝撃を与え、その心の働きに永続的、不可逆的な変化を起こす)目線が下に向いている時ですから、こういう時に9,500円をスルスル超えて行くと、逆にパニックになって面白いんですがね。

本日の取引:2勝 +14,000円
持ち越し:カイ5社 7200株 



2008年11月7日 日経平均株価8,583.00(-316.14)
日経平均は続落。米国株は大幅に続落で戻ってくる。前日に大幅下方修正を発表したトヨタは前場S安に貼り付きましたが、他の主力まで暴力的に売られるということはありませんでした。そのトヨタも後場には寄り付き、先物は一時プラスになる場面までありましたから、意外に堅調だったと言えるでしょう。もっとも他のアジア株は今日は軒並みプラスなんですよね。

アホなマスコミやアナリストがトヨタの減益をショックとか言って騒いでいますが、減益自体はたいした問題ではないでしょう。例え下期が赤字になっても同じです。景気が回復すればその何倍も直ぐに稼げる企業なんですから。問題なのはアメリカが民主党になったことで、保護主義が強まらないかという一点でしょう。GMなど救済がなければいつ倒産してもおかしくない状態です。ブッシュ政権は突き放していますが、オバマ政権になれば、政府がなんらかの関与をしてくる可能は高いでしょう。ルールが変わってしまえば、企業努力ではどうすることもできませんからね。

本日の取引:2勝 +32,000円
持ち越し:カイ4社 7000株 



2008年11月6日 日経平均株価8,899.14(-622.10)
日経平均は急落。米国株が大幅安で戻ってきて売り先行の始まり。安値から2,500円戻した相場ですから、今日の下げは予想の範囲内と言えます。ただ、引け後にトヨタが通期1兆円の下方修正を出してきたのは明日に響きそうです。ポジティブにまだ6,000 億円の黒字と見ることもできますが、さすがに1兆円の下方修正までは織り込んでいないでしょう。

もっとも今の相場は2009年を見ているのか、2010年の更なる悪化を見込んで動いているのか、分かりませんからね。なんか幼稚園児のサッカーみたいに、ボールが転がった方にワッーと叫びながら、追いかけているだけという気もします。

本日の取引:なし
持ち越し:カイ5社 7,100株 ウリ200株



2008年11月5日 日経平均株価9,521.24(+406.64)
日経平均は大幅に続伸。米国株が高く戻り終日堅調な展開。午後にオバマ氏の勝利が確定的になると先物が急落しましたが、そもそも大統領選が材料視されていた訳ではありませんから、これは無理筋。最後に先物が踏み上げられて大引けとなった。かなり急ピッチな戻りですが、それでもまだ米国株をアンダーパフォームしている状態ですから、物足りなさが残ります。米国株が高過ぎるとも言えますがね。いずれにせよ7,000円割れなどという莫迦な値段まで売り込んだわけですから、まだ買戻しが全部出尽くしたとも思われません。ただ買戻しが終わってしまえば、ここから上を買う主体がいなくなるのも事実で、微妙なところです。もっとTOBとかMBOが活発になればいいんですがね。

それにしてもブッシュは最悪な大統領でしたね。無意味な戦争、原油と穀物の吊り上げ、最後はポールソンと一緒にリーマンを潰して世界金融危機ですからね。絶望的に頭の悪い大統領でした。この後なら誰がやっても今よりマシなアメリカになるでしょう。

本日の取引:2社 2勝 +15,000円
持ち越し:カイ5社 7,100株 ウリ200株



2008年11月4日 日経平均株価9,114.60(+537.62)
日経平均は金曜日の急落を取り戻し大幅反発。週末の米国株は続伸、昨日はISM製造業景況感指数が26年ぶりの低水準だったが、指数には殆ど影響はなし。アメリカはマクロ指標の悪化には徐々に免疫がついてきた感じです。

アメリカと日本を比較すると、アメリカはマクロ指標が急激に悪化しているのに、株価は高止まりしてます。対して日本は株価がアメリカ以上に急落しているのに、マクロ指標はまだそれほど悪化していません。この辺が難しいですね。先日つけた7,000円割れの水準まで日本の実体経済が悪化するとなれば、高止まりしている鉱工業生産指数などは、ここから急落して行くことになります。とにかく日本の場合、マクロ指標と株価の乖離が大き過ぎるので、一体なにが正しいのか分からなくなっています。ここから考えられるシナリオは、株価が暫く横這いとなり、指標との乖離を埋める流れになるんじゃないかと思います。落ち着くにはまだ時間がかかりそうです。

本日の取引:2社 2勝 +16,000円
持ち越し:カイ6社 7,400株