本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2007年10月4日 日経平均株価17,092.49(-107.40)
日経平均は反落。昨日の米ISM非製造業景気指数は市場予想を僅かに下回る。しかし、これで改めて利下げ期待が高まることはなく、価格指数が66.1と5月の66.4以来の高水準となったことで、インフレ懸念が意識され株は下落となった。良いとこ取りが得意な米国も昨日は違ったようです。

日経平均は米国株の下落を受け、売り先行の始まり。ただ3桁の下落も、売り込むような動きは無く、あくまで利益確定の範囲内。新興市場は本日も堅調。日経平均は週足先行スパンで頭を押さえられ、本日は十字足で強弱感が対立する展開。ここから日足転換線ぐらいまでの調整があった方が、むしろ自然な形。

脳内メーカーって流行っているみたいですね。私も早速やってみました。金が8割、Hと逃が2割ってとこでしょうか。ああ、どうせそうですよ(笑)
私の脳内

本日の取引: 1社 2勝1敗 +4,000円
持ち越し:なし



2007年10月3日 日経平均株価17,199.89(+153.11)
日経平均は続伸。米国株は小動きで多くは望めない日でしたが、新興市場は朝から元気で、日経平均も後場先物主導で上げ幅を拡大した。現物の出来高も最近にしては多い水準であり、悪くはありません。これでチャートは週足先行スパンに面合わせとなり、このまま上に抜けるか、一旦頭打ちとなるか、微妙な場面。セオリーでは、ここは一服入れる可能性の方が高いとは思いますが、そう云う時に逆に動けば面白い。

今晩の注目は米ISM非製造業景気指数。悪けりゃ悪いで、また追加の利下げ期待とか言って上げるんですね。まあ、現状の米株の動きは追加利下げ期待と、踏み上げで騰がっているわけですから、マクロ指標の強弱は、それほど重要じゃないのかも知れません。

本日の取引: 2社 2勝0敗 +22,000円
持ち越し:2,000株



2007年10月2日 日経平均株価17,046.78(+200.82)
日経平均は続伸。NYダウは利下げからアレヨアレヨと言う間に史上最高値を更新。こうなれば当然、日本株も上昇して当たり前ですが、ギャップアップして始まった後は、やっぱりというか商いが盛り上がらず、エッこんなもんですか? と言う感じで終了。200円高にケチをつけるつもりはありませんが、米国とは市場の厚みが違うなと、改めて感じた1日。しかし、米国はダウが市場最高値を更新しながら、追加利下げなんて有り得るんでしょうかね。まあ、FRBも株式市場だけ見て、金融政策を決定する訳ではありませんが、なんかあまりにも歪んでますね。

最近読んだ、トレーダーの精神分析 は、なかなか面白い本でした。トレーダーの認知療法など精神医学医ならではの視点です。初心者向けの本じゃありませんが、現状に行き詰まりを感じている人にはお勧めです。

本日の取引: 2社 2勝0敗 +16,000円
持ち越し:なし



2007年10月1日 日経平均株価16,845.96(+60.27)
日経平均は反発。寄り前の日銀短観は、事前予想より良かったものの、小売を除くと先行き悪化ということもあり、評価はまちまち。この他は特に材料もなく、先物が17,000円手前で上値が重くなると売りが優勢になり、引けに再び買い戻されるという方向感のない1日でした。ただ、出来高も先週末より落ち込んでいますし、17,000円超えは明らかにやるきがなかったので、プラス引けも内容はいまひとつと言う感じ。

個別では、IHI・富士電機などの大型株でも下方修正をだすと、容赦なくS安に売り込まれている。ただ、石川島の下方修正はレアケースという扱いで、関連銘柄への影響は限定的だった。

しかし、最近いろんなモノが値上がりしてきましたね。これでも日本はまだデフレなんて言ってるのは竹中平蔵とその一派ぐらなものでしょう。CPIを操作してインフレ隠しをするのは、アメリカの専売特許ですが、日本もそれに習うようです。

本日の取引: 1社 1勝0敗 +10,000円
持ち越し:なし



2007年9月28日 日経平均株価16,785.69(-46.53)
日経平均は小幅に反落。期末最終日ということもあり、積極的な売買はみられず、戻り売り、利食い売りに頭を押さえられた。 恒例のドレッシング買いは、最終日に露骨にやるとまずいと思ったのか、1日前倒しで実施されたようです。まあ私に言わせれば、昨日書いた異常な外国証券経由の注文?も、かなり露骨でしたがね。

米国株の上昇は踏み上げが原動力になっているわけですが、ちょっと脇が緩んできたように思います。日経平均は16,500円レベルをサポートに出来るかが来週の焦点。ここを割らなければ、心理的節目の17,000円はあるものの、週足先行スパン、移動平均で言えば200日、この辺が次の戻りの目途。

本日の取引: 1社 1勝0敗 +12,000円
持ち越し:2000株 



2007年9月27日 日経平均株価16,832.22(+396.48)
日経平均は大幅に続伸。NYダウは史上最高値まであとワンチャンスという位置まで上昇。為替も円安。寄り前の外国証券経由の注文が大幅な買い越しとくれば、今日は上げるしかないといったところでしょう。しかし、なんでしょうね。ロング・ショートのショートの買戻しに、買いをぶつけられているのか、なんでこんな株が? と言うのまでストップ高してますから、この辺は当然反動も出るでしょうね。全般的には期末のドレッシング買いと、冷めた見方もできます。しかし、日経平均のチャートは波動が切りあがり、ダメダメだった新興市場も底入れ感が出てきたので、あまり馬鹿にしない方がいいかも知れません。

本日、寄り前の外国証券経由の注文は大幅な買い越しで、これが本日の大幅高を演出したと言う面もありますね。ただ、これは何度も言ってるように、日本人が当日外資系の証券会社を通して注文をだせば、外国人買いになってしまうと言う、いい加減なものです。

では対内株式投資は信用できるかと言えば、こちらも国内機関投資家がオルタナティブ投資の一環として、資金を国内の外資系機関に預ければ、統計上は外国人マネーになってしまいます。結局、寄り前でも、対内株式投資統計でも、本当に外国人が買っているかどうかは実際のところわからないのです。この統計は無意味とまではいいませんが、信頼性がないのは確かです。しかし、期末などでどうしても株を上げたい時は、外国証券経由の注文を意図的に増やせば、メディアが外国人が買ってる~ なんて報道してくれますから、使い道は大いにあるんですよね。まあ、あまり疑ってもいけませんから、今日は外国人が大量に買いに来たという事にしておきましょう。

本日の取引: 3社 3勝0敗 +37,000円
持ち越し:3000株 



2007年9月26日 日経平均株価16,435.74(+34.01)
日経平均は反発。225指数は終日小動きの展開。 9月中間決算期末を控えていることもあり、買いも出ないが、売りも出ない状態。そんな中、今日は小型株が堅調で、とりわけ新興市場は短期資金の受け皿となり大幅高。ただ糞も味噌も一緒って感じでの急騰だったので、なんらかのポジションクローズに絡む動きだったんじゃないでしょうか。まあ、ひとことで言えば、今日はリターン・リバーサルな1日でした。目先は9月3日の戻り高値を超えられるかどうか。

時津風親方ら立件へ ビール瓶で殴ってリンチとは・・・ 名古屋場所で新弟子検査の受検者が史上初めてゼロだったそうですが、これじゃ誰もなりたがらないでしょう。それにこの盗聴?テープの件はどうなったのでしょう? 相撲協会は都合が悪くなると、いつもダンマリですからね。

本日の取引: 買いのみ
持ち越し:2000株 



2007年9月25日 日経平均株価16,401.73(+89.12)
連休中の米国株は特に大きな動きはなく影響は中立。日本株は朝方売られた金融株が切り返すなどして、反発となった。先物は後場、前場高値をブレイクすると買戻しが優勢になり、その後は終始プラス圏を維持した。出来レースの総裁選に関しては材料にもならず。

配当落ち分の77円を加味すれば実質170円近い上昇だが、積極的に買われているところは、商社や船などほんの一握り。一方、ハイテクはアドバンテストが新安値を更新するなど、全般的に冴えない動き。相場が二極化していると言ってしまえばそれまでなんですが、ねじれ国会に、ねじれ相場、どちらも良いもんじゃありません。

本日の取引: 1社 1勝0敗 +14,000円
持ち越し:なし



2007年9月21日 日経平均株価16,312.61(-101.18)
日経平均は反落。米国株は小動きだったがドル安が進む。インフレ下で利下げという劇薬を使ったわけですから、この程度の副作用はFRBも覚悟しているでしょう。ダウは2日で400P上がったことを考えれば、昨日の48Pの下げは悪くありません。目先は売り方が依然苦しい状態。

日経平均は連休前ということを差し引いても元気がありませ。ただ米国の利下げで、先物を売り込みづらくなったのは確かで、以前のような売り崩しはみられなくなった。

それにしても残暑が厳しいですね。今年は秋が短く、いきなり冬になってしまうのかな。

本日の取引: 1社 2勝0敗 +15,000円
持ち越し:買い 500株



2007年9月20日 日経平均株価16,413.79(+32.25)
日経平均は小幅に続伸。米国株が続伸し、CMEにサヤ寄せしての始まり。FRBの今回の決断に関しては、多くの人が賞賛してますが、私は以前、米国の利下げは「合成の誤謬」であり、ミクロで正しいことをしても、マクロでは違う結果になると書きました。その考えは今も変わっていません。米株を短期で見れば、史上最高に積みあがっているショート・ポジションが踏みあがるか否かの問題でしょう。

日経平均は続伸したものの、外国人の腰の入った買いが見られず勢いは無し。またショートの絶対数が米国とは違うので、買戻しと言う面でも迫力がありません。外部環境を見ながら、先物主導で動くという流れから抜け出すことは難しそうです。明日が権利付最終日なのに、今年は高配当株も動きが悪いですね。銘柄にもよりますが、今年は配当取りも悪くないかも知れません。

本日の取引: 1社 1勝0敗 +8,000円
持ち越し:なし



2007年9月19日 日経平均株価16,381.54(+579.74)
日経平均は大幅に反発。FOMCは0.5%の利下げとなったことで、株式市場は取りあえずそれをポジティブに評価した。声明文でもインフレリスクに強く言及しなかったことはプラスに作用し、株式市場にとっては、これ以上ないベストシナリオとなった。ただ0.5%やったということは、これから出てくるであろう諸問題をFRBが重く見ているという裏返しで、そこにはインフレリスクも常に同居しているわけですから、ちょっとハシャギ過ぎという感じ。ただ米国は昨日の上げで売り方が苦境になったことは確かで、一転、市場最高値の更新もあり得る状態となった。

日経平均は5年半ぶりの大幅高となったが、現物の出来高・売買代金に関しては不満の残るところ。それでも今日は寄り天にならなかったので、それは評価したい。ボラが高いのは好ましいのですが、入りづらい、取りづらい、やらしい相場です。

本日の取引: 3社 4勝0敗 +45,000円
持ち越し:なし



2007年9月18日 日経平均株価15,801.80(-325.62)
日経平均は反落。休みの間の米国株は小動きだったが、サブプライムの飛び火から、英国では住宅金融大手ノーザン・ロックで取り付け騒ぎが発生し、こちらは続落。日本市場はFOMCを前に様子見気分の強い中、先週末、ショートカバーで上昇していた金融株が売り直された。クレディアの経営破綻はオマケと言う感じ。

結局、金曜日が異常な上昇だったので、その反動というだけで、他のセクターは売り込まれたと言う感じはない。もっとも、先週末の上昇でも殆ど反応していなかったので当然か。個人の好きな小型株に関しては、流動性が著しく落ちてきており、底堅いなんて思っていても、板が薄いので、ちょっとした売りでド~ンと下がってしまう非常に不安定な状態。まさに悪循環に陥ってます。

明日はFOMCを受けてのマーケット。利下げ幅より声明文次第ですが、今回はちょっと予測がつきません。

本日の取引: 1勝1敗 -14,000円
持ち越し:なし



2007年9月14日 日経平均株価16,127.42(+306.23)
日経平均は続伸。SQ通過による短期的需給改善で上げ幅は300円を超えた。ただ内容を見ると ?と言う感じですね。まずメジャーSQ日にしては、出来高があまりにも少ないですし、上昇も先物主導、現物は銀行など直近大きく売り込まれていた所を中心に、買戻しが入ったと言うだけで、中身は殆どナシ。まあ、せっかく300円も上がったのですから、どこかの評論家みたいに、非常に強い動きでしたと素直に書いておいた方がよいのかな。

総裁選は一転、福田氏が圧勝の情勢になってきました。市場では早くも麻生関連銘柄は全滅。一昨日はストップ高だった、麻生フオーム(1730)が今日はストップ安というのは笑えますね。ご本人も自分がストップ安になったようで、さぞ気分が悪いでしょう。でも真面目な話し、派閥力学で既に勝敗が決っている総裁選を、あと一週間も見せられると思うと嫌になりますね。嫌なことといえば、小泉時代に群れの秩序を乱すようなマイノリティー(少数派)は徹底的に迫害するという流れ。今回もそこに政策や理念など微塵も無く、とりあえずマジョリティー(多数派)についていなければ自分も迫害の対象になるという恐怖で動いているに過ぎません。子供がするイジメの構図と大差なしという感じで情けないですね。

本日の取引: なし
持ち越し:1社 1000株



2007年9月13日 日経平均株価15,821.19(+23.59)
日経平均は反発。米国株は薄商いのなか小動き。反発といっても東証1部の値下がり銘柄は1000を超えていますから、全体的には今日も弱かったと言った方が適切でしょう。いずれにしろ連休明けにはFOMCですから、ここで無理して動く必要もないと無いと言ったところ。

本日の取引: A社 2勝  +8,000円
持ち越し:1社 1000株



2007年9月12日 日経平均株価15,797.60(-80.07)
日経平均は反落。米国株が高く戻ってきて、日経平均も続伸しての始まり。ただ上値は重く直ぐに膠着状態となる。今日も現物の商いは薄く、先物が上下どちらに仕掛けるかと言う感じだったのですが、後場12:55分ぐらいに安倍首相辞任のニュースが流れ、そこから先物は結構荒れました。まず先物が売りでなく買いで反応したのは、ちょっと意外でしたね。私の記憶では過去に内閣総辞職とか、この手のニュースが出たときは、まず売りで反応し、その後徐々に戻ってくるというパターンが多いのですが、今日は全く逆の展開となった。勿論、2時間だけで消化できるような材料ではないので、明日以降の外国人の出方に注目です。

参院選挙に負けて内閣改造をした時、私は「下手なナンピン・スカンピン内閣」と酷評しましたが、早くも投売りする嵌めになってしまいましたね。とにかく安倍さんは、責めるも、守るも、退くも、全て中途半端で、結局、最悪のタイミングで自分を投売りしたことになります。個人的には、小泉さんと安倍さんを比べると、安倍さんの方が人間的には好きなんですが、ただ指導者ということになると、冷酷非道でちょっと異常な小泉さんの方が、適正があったということなんでしょうか。

総理候補の麻生さんは、コミック好きと言うこともあり、早くも市場には麻生銘柄↓が出回り急伸。くだらねぇ~ と言う感じもしますが、まあ参考までに。

【アニメ】ウィーヴ(2360)、創通(3711)、GDH(3755)、東映アニメ(4816)、マーベラス(7844)

【コミック】マンダラケ(2652)、MAG(3720)

【出版】 幻冬舎(7843)、角川(9477)

【ゲーム関連】ジー・モード(2333)、コーエーネット(2697)、ブロッコリー(2706)、ファルコム(3723)、アエリア(3758)、ガンホー(3765)、ディースリー(4311)、ハドソン(4822)、ハピネット(7552)、ジャレコHD(7954)、テクモ(9650)、コーエー(9654)、コナミ(9766)

【コンテンツ】ドワンゴ(3715)、バンダイネットワークス(3725)、ケイブ(3760)、ジャパンデジタルコンテンツ信託(4815)

本日の取引: A社・B社 2勝  +12,000円
持ち越し:1社 1000株




2007年9月11日 日経平均株価15,877.67(+112.70)
日経平均は反発。米国株は小動きで、日本も寄付きから10時までは売られたものの、その後は先物に買戻しが入り指数は上昇して終わった。先週から見られる先物主導の動きで、特にコメントすることもありません。指数に連動する株はそれなりに動きますが、小型株は値付率も悪く、値が付いてもザラバは殆ど動かないと言う状況にあります。それだけ個人投資家は動きが取れなくなっていると言うことでしょう。

親せき2人を殺害、身勝手で異常な主張(自分で自分をほめてあげたい)←こう言う異常なニュースが多いですね。情性欠如者っていう言葉が適切なのかは分かりませんが、以前読んだ小説 黒い家を思い出してしまいます。amazonのレビューは散々ですが、単なるホラーとしてではなく、心理学・生物学から見れば、なるほどと思える怖い本です。

先週の台風9号で自宅の一部(屋根)が壊れてしまいました。実は昨日まで全然気がつかないで、隣の家の人から、「あの~ お宅の屋根壊れてますよ」と言われて、なんじゃこりゃ~~~!って感じ(笑) 自宅周辺は今回、突風が吹いた地域で、屋根を壊された人が多く、どこに電話しても職人さんが出払ってしまっていて、先ほどやっと直して貰いました。大損害です。HP更新している場合じゃないですがね(笑)

本日の取引: A社・B社 2勝  +14,000円
持ち越し:2社 2400株



2007年9月10日 日経平均株価15,764.97(-357.19)
日経平均は続落。米国株安、円高、GDP、政局不安など悪材料が揃い踏みで、当然のように下げた1日。ただ、ザラバに一段と売り込むような動きはなく、売る方もメジャーSQを控え警戒している様子。

上昇相場が下落相場に変わる時に、多くの投資家が嵌り大怪我をします。なぜならファンダメンタルズが良好で、業績面から株を売る理由がないからです。これを分かり易く図にしたのが、私が別ページで作った株価サイクルと投資家心理です。別に今が下落トレンドの②~③だと言っているのではありません。これは後からじゃないと分からないからです。チャートは半年から1年後を先取りして動くと言われています。なにか情報を持っているビックプレーヤーが売り抜けているなど、いろいろ言われますが、これも確かな裏づけがある話ではありません。ただ、我々個人投資家がファンダメンタルズの悪化を認識してから間違いに気づいても遅すぎるということは、常に認識しておきたいところです。

本日の取引: A社 1分  ±0円
持ち越し:1社 2000株



2007年9月7日 日経平均株価16,122.16(-134.84)
日経平均は反落。米国株は小幅高で戻ってきましたが、昨日、安値から400円強戻していたこともあり反応は限定的。米雇用統計という格好の様子見材料があったにせよ、なんともやる気のない相場。今日に関しては、-134円の下げでよく収まったと言う感じ。しかし、外国人が買わなくなるだけで、こんなに低迷してしまう日本市場は情けないの一言ですね。今回の下げとは関係ありませんが、アクテイヴィストファンドを苛めて喜んでいる場合じゃないでしょう。国内投資家(個人)をもっと増やさなくては。

高校生ビンタの警察官 ネットでは「理解できる」98% ←結構話題になっているようですね。

たいぶ前の話ですが、私も小田急バスで似たような場面を見たことがあります。若い男が連れの女にちょっかい出して、悪ふざけをしていたのですが、まあ、私から見たら多少うるさいが、仲良くイチャついていると言う感じだったので、殆ど気にならないレベル。しかし、髪を七三に分け、眼鏡でスーツという、いかにも私はマジメですという感じの男が、ツカツカと男の前に行き、うるさいと言いながら、いきなり男にビンタをくれたんですね。当然、叩かれた本人はビックリで、連れの女も放心状態、周りの乗客もポカ~ンと言う感じでした。バスの中はしばらく異様な静けさだったんですが、いきなりビンタされた男も、ようやく気を取り直して 「なんで、叩かれなくちゃいけないんだよ~」 とかブツブツ抗議を始めましたが、ミスター七三が凄い形相で睨みつけると、直ぐにシュンとなってしまいました。もし殴り合いになったら、体格から見てミスター七三の方が、圧倒的に不利な感じだったのですが、なんていうか筋者のような妙な迫力があって、見ている私も怖かった。なんかこのニュースを聞いて思い出しちゃいましたよ。このバスの中の出来事に関しては、私のような鈍感な人間からすれば、ビンタされた男のやっていたことなど許容範囲なのですが、今回の事件で98%の人が警察官の暴力に肯定的というのは、ある意味怖いですね。最初の報道内容が警察側に都合の良いものだったので仕方ないという部分もありますが、それだけ皆、車内の迷惑行為にムカついているということなんですかね。

本日の取引: A社・B社 2勝 +10,100円
持ち越し:2社 2700株



2007年9月6日 日経平均株価16,257.00(+98.55)
日経平均は反発。CMEの清算値を下回る軟調な寄り付き。そこから昨日同様ファンドの売りにプラスして、先物に仕掛け的な売りが入り、あっという間に15830円まで急落。しかし、売りが弱まると今度は一気に買戻しが入り高値引け。昨日の逆と言ってしまえばそれまでですが、ちょっとやり過ぎと言う感じ。この動きを見て、個人は更に腰が引けてしまうかも知れません。

読売新聞に載っていた、日証金(8511)の品貸料不当つり上げの疑惑 私も今までかなりの逆日歩を払っているので、もしクロだとしたら頭にくる話ですね。頭にくると言えば、このコメント↓にもムカツキました。

「騒ぎを招いたことは申し訳ないが、検査が終わっていない現時点で何らかのコメントを発表することはできない」(総務部) と話している。事実とすれば「証券金融会社だけでなく、信用取引という制度に対する『信用』も損なわれかねない事態」と受け取った投資家が多いようで、野村(8604)など証券株も軒並み安の展開。一部では「(品貸料のつり上げに対する)驚きはさほどなく、以前からあった慣行にあえてメスが入った印象。むしろ、株式市場からの投資家離れが心配」(国内証券の情報担当者)との声も聞かれた。〔NQN〕

このアホなコメントをした奴は、ある意味正直者ですが、以前からあった慣行って、もしクロなら個人投資家が本来払う必要のない金ですよ。それを巻き上げるのが証券界の慣行なんですか? どんだけモラルの低い業界なんですかね(笑) たちの悪い街金と同じじゃないですか。

あ~ 台風9号やっはり東京に来ちゃうんですね。

本日の取引: A社・B社 3勝1敗 +17,400円
持ち越し:3社 3400株



2007年9月5日 日経平均株価16,158.45(-262.02)
日経平均は3日続落。休み明けの米国株はマクロ指標をポジティブに解釈して上昇。これに関しては、経済指標が弱ければ、利下げ期待と言っては上げ、指標が強ければ景気が良い証拠と言って上げる、急落前の良いとこ取りに戻ったなと言う感じ。ナスダックなどは既に2/3も戻しているので、そりゃ投資家心理も改善するでしょう。ただ市場心理など1日で簡単に変わってしまうものです。

一方、本日の日本株は、米国株高を受けギャップアップしての始まりも、フォローがなく急落。戻り売りなどと解説されてますが、下値を売り込む戻り売りなどありえませんから、そんな解説は無視しましょう。現物が薄商いの中、先物主導であったのは誰が見ても明らかですが、それにプラスしてヘッジファンドのポジション調整があったと言うのが適切でしょう。前回の急落前にも、まずロング・ショート系ファンドのポジションクローズに伴う反対売買で、割安株が売られ、割高株が買われる、異常な捩れ現状が数日に渡り発生しました。今日のそれは前回ほど強烈ではありませんが、ロング・ショート系にプラスしてバイ&ホールド系ファンドの巻き戻しが出ていたんでしょう。これが今日だけで終わるのか、続くのかは当事者にしか分かりませんが、理不尽な動きは同時にチャンスも提供してくれます。しかし、先物が荒れるから現物の腰が引けてしまうのか、現物の商いが薄いから、先物が幅を利かせてしまうのか、出来高が一向に盛り上がってこなのは心配です。

本日の取引: A社 2勝0敗 +11,000円
持ち越し:2社 1300株



2007年9月3日 日経平均株価16,524.93(-44.16)
*4日の更新はお休みします。

日経平均は小幅に反落。米国株の上昇は金曜日に織り込んでいたので、これは材料にならず。個別では材料が出たところは、それなりに上がっていましたが、全般的には閑散、様子見と言ったところ。ただ、小型株はリバウンドしてないものが多かったので、出遅れ感からチョロチョロ物色されていた。

個別に関しては、底堅いというよりか、売買が噛み合っていないと言った方が適切でしょう。急落前に買って持ってる人は、株価が戻してきたので、もう少し待ってみるかと言う感じで売り惜しみを始め、買う方にしてみれば、上にいけばシコリだらけなのは明らかですから、この出来高では無理して追いかける必要もないと言ったところ。今晩の米国市場はレイバーデーで休場なので、明日も同じような感じか。

本日の取引:A社 +8,000円
持ち越し:なし



2007年8月31日 日経平均株価16,569.09(+415.27)
日経平均は大幅に続伸。前日の米国株は小動。寄り前の鉱工業生産指数は、7月は予想通りだったが、8月の予測値が高かった為、概ねポジティブ評価となった。

前場は投信設定や月末のドレッシング買いで、昨日伸び悩んだ分を取り返しているという相場だったが、昼にブッシュ米大統領がサブプライムローン問題の総合対策を発表すると伝わると、取りあえず先物を買い戻しておかないとヤバイんじゃないの? という雰囲気になり、後場からショートカバーを巻き込み予想外の大幅高となった。今晩の米国株の上昇を200円ぐらい先喰いしてしまった感は否めないが、荒れた8月に相応しい最終日だった。個人的には今晩の米国にはそれほど注目していません。やはり9月のFOMCが終わったあとの市場の出方でしょう。

本日の取引:トヨタ・エルピーダ・A社 3勝1敗 +32,000円
持ち越し:A社 2000株