本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2006年7月21日 日経平均株価14,821.26(-125.58)
日経平均は反落。ナスダックは前日の上昇をほぼ帳消しにする下落でしたが、なぜか寄り前の外国証券経由の注文は、昨日以上の大幅な買い越しでした。この注文に関しては、日本人が外国証券を経由して注文を出してもカウントされてしまうと言う、実にいい加減なものですが、さも重要なことのように報道されているので、心理的な効果は結構あるみたいですね。

売買代金は今年最低で、買いも売りも見送られたと云う感じですが、三菱電機の四半期決算が過去最高となったことで、他の電機株にも連想買いが入りました。これが指数が底堅かった要因でしょう。ただ同社はハイテク電気と云うか殆ど機械株なんですがね。

来週から本格化する、主力ハイテクの四半期決算が本日の見送り要因と云われていますが、どうなんでしょうね。4-6が良くても通期での上方修正が出なければ影響は限定的だと思いますがね。

本日の取引:なし
持ち越し 1,000株



2006年7月20日 日経平均株価14,946.84(+446.58)
日経平均は大幅に続伸。上昇したのは良かったと思いますが、今日は特に言うことも有りませんね。米国株が急騰したから日本株も急騰しました終わり。

以上なんですが、これでは読者の方にあんまりなので、昨日の米国をさらっと振り返ると、CPIコアは相変わらず右肩上がりで市場にはマイナス要因、バーナンキ発言は予想通りの内容で中立要因、インテルの決算は今ひとつの内容でマイナス要因でした。では、なんでこんなに急騰したかと云うと、馬鹿みたいな解説ですが、直近株価が下がり過ぎていたからと云うことになります。ですから冷静に内容を見ると、日米ともちょっとはしゃぎ過ぎかなとも思えますね。しかし、これだけ下がっていた訳ですから、まぁ許せる範囲でしょう。

本日の取引:A社・京セラ・ローム 4勝 +32,000円
持ち越し 1,000株



2006年7月19日 日経平均株価14,500.26(+63.02)
日経平均は6日ぶりに反発。米国株が上昇して戻ってきたので、なんとか日経平均も反発しましたが、殆ど先物のショートカバー中心と云う感じで、力強さはありません。今夜から明日にかけ、米国ではCPI・バーナンキ議会証言・インテルの決算と続くので、様子見気分が強く、これが限界でしょうかね。新興市場は本日も安値更新銘柄が多く、厳しい状況には変わりありません。

本日のローソク足は「はらみ足」となりました。ローソク足の型と云うのは、個人的にはあまり興味が無いので詳しくありませんが、「はらみ足」は相場転換につながり易い型と云われています。つまり高値圏で出れば売り、安値圏で出れば買いと云うわけです。日経平均の直近の「はらみ足」は7月11日で、翌日から昨日まで1,000円以上の急落となりました。マーケットは現状の15,500円レベルは高値圏と判断したわけです。今回はどうなるのか明日に注目ですね。

本日の取引:京セラ・ローム 2勝 +26,000円
持ち越し なし



2006年7月18日 日経平均株価14,437.24(-408.00)
日経平均は大幅に5日続落。酷い下げでしたね。朝方は東証1部に限れば、それほど酷くは無かったのですが、新興市場の急落が市場全体を萎えさせてしまいました。前回の安値を突き抜けた新興市場の下げは、かなりヤバイ感じになってきました。マザーズ・ヘラクレス指数は今日だけで共に10%近い暴落で、これを日経平均に換算すれば実に1,400~1,500円の下げ幅です。個人投資家の評価損も一気に悪化しており、下値のメドがつきにくい状態です。

日経平均は前回の安値までは、まだ余裕がありますが、苦しくなってきましたね。多くの人が前回の安値を下回らず2番底をつけると予想していますが、どうなんしょう。私もそう思っていましたが、これだけ意見が一致すると、相場は逆に出ることが多いので、14,000円割れも考慮しておくことも必要かも知れません。

アメリカも今週から、主要ハイテク企業の決算が続々と出てきます。これを心配する人も多いみたいですが、事前にこれだけ売り込まれている訳ですから、余程ネガティブな内容でない限り、逆に反発のきっかけとなっても、おかしくないと思うのですがね。まぁ あまり期待せずに見守りましょう。

本日の取引:京セラ・ローム 2勝2敗  -15,000円
持ち越し B200株



2006年7月14日 日経平均株価14,845.24(-252.71)
日経平均は4日続落。中東情勢の緊迫を受け、原油が史上最高値を更新し米国はダウ・ナスダックとも急落。オプションSQは特に波乱も無く、素直にCMEにサヤ寄せする始まりでした。ゼロ金利解除後は先物主導で戻す場面もありましたが、この外部環境では3連休前に買いが続くはずも無く、先物はヘッジ売りや見切売りに押され14,790円の安値引けとなりました。

ゼロ金利解除は、去年から早くやれと言い続けてきたので、個人的には歓迎ですね。しかし、福井さんは本当にタイミングが悪い人ですね。意図的だと疑う人もいますが、村上ファンドを解約した時期も最悪でしたし、今回のゼロ金利解除も、ちょっとこれ以上ないと言う凄いタイミングですよ(笑)

昨夜のNYを見ると、今日の相場はもっと酷いことになると思っていましたが、意外に下げず拍子抜けです。今日で目先は陰の極と云う感じもしますが、来週更に突っ込むようなら、チャンス到来です。

本日の取引:京セラ・ローム 3勝1敗  +14,000円
持ち越し B100株



2006年7月13日 日経平均株価15,097.95(-151.37)
日経平均は3日続落。昨夜のナスダックが大幅安となり、日経も軟調なスタートとなりました。しかし、10時ごろから先物に大量の買いが入り、安値から一気に300円以上戻し前場を終了。後場になると、今度は一転して売りが優勢になり、チャートは8時20分のような形で大引けとなりました。

最近の先物の異常な動きに関しては、ゼロ金利解除を前に先物と債券をはじめとする、種種の裁定取引が遠因であり、それに短期筋のヘッジファンドが悪のりしていると言ったところでしょう。来週早々には先物も落ち着いてくるんじゃないでしょうか。個人的には国内要因よりナスダックのチャートが底抜けしてしまう方が心配ですね。

本日の取引:ローム・京セラ 4勝2敗  +20,000円
持ち越し 持ち越し B100株



2006年7月12日 日経平均株価15,249.32(-224.50)
日経平均は大幅に続落。米国株は高く戻ってきましたが、本日に関しては、連続列車テロを受けたインドの動向を見極めたいとの雰囲気が強く、その間隙を先物で崩されました。実際、先物売りもインド市場が寄り付く13時までで、その後は若干買戻しが入り、あとは惰性で終了と言う感じでした。

SQ週の水曜日はポジション調整で毎回安いと云うのもありまが、一昨日の急騰と同じで、結局、ビックプレーヤーによる、先物売買に振り回されているだけと云う構図には変わりありません。

ゼロ金利解除をどうこう言っている人もいるようですが、今回の解除は既に100%市場に織り込まれているで、的外れもいいところでしょう。年内1回で済むか複数回あるかの議論なら分かりますが・・ 

本日の取引:京セラ・ローム  5勝2敗  +13,000円
持ち越し B200株 S100株



2006年7月11日 日経平均株価15,473.82(-78.99)
日経平均は反落。昨日の反動からザラバで200円以上下げる場面もありましたが、最後は先物に買戻しが入り、下げ渋りました。オプションSQを意識した操作がなされているようですね。新興市場に関しては、昨日指数が大きく戻す場面でも反応が鈍く、本日も大きく続落するなど再び地合いが悪化してきています。前回、日経平均が急落する前も、このような二極化状態が続い後で、崩れて行ったので気になるところです。

昨日、メリルリンチが米ハイテクセクターを買いから売りに変更したのも効いたのでしょうか、ナスダックも弱いですね。前回の安値を下回ると、一気に崩れそうなチャートになってきました。こっちも注視しておく必要があるでしょう。

本日の取引:京セラ 3勝 +17,000円
持ち越し なし



2006年7月10日 日経平均株価15,552.81(+245.20)
前場の日経平均は米国株安を受け、予想通り軟調な推移でした。しかし、後場になると突然先物が出来高を伴いながら狂ったように騰がり始め、最初は何があったんだろうと思っていると、2時の機械受注は市場予想を上回るポジティブサプライズとなり、一段と上昇が加速しました。

その先物は前場安値から一時500円も急上昇し、出来高も後場だけで10万枚を超える異常さでした。機械受注の情報が事前に漏れていたとは言いませんが、特に買われる理由がない中で、売り方をスクイーズするような大胆な仕掛けには素直に驚きましたね。まぁ機械受注などそれほど重要指標じゃありませんから、たまたまだったのかな? しかし、踏まれた人にしてみれば、まさに青天の霹靂と云ったところでしょう。いずれにしろ今日の後場は、年に数回有るか無いかと云う凄い日でした。まったく訳がわかりません。

本日の取引:京セラ・日立 4勝1敗 +34,000円
持ち越し なし



2006年7月7日 日経平均株価15,307.61(-13.79)
日経平均は小幅に続落。今日は、アメリカの雇用統計を前に予想通りの薄商いで、方向感のない相場でした。そんな中、メリルリンチ日本証券がソフトバンクを売り推奨としたことから、ソフトバンク株が急落し、これだけで指数を30円以上押し下げました。個人的にはソフトバンクにあまり興味はないのですが、なにしろ個人投資家の人気銘柄ですし、指数寄与度が一番大きい銘柄なので、来週以降もそれなりに影響は大きいでしょう。

来週は日銀の金融政策決定会合もあり、ゼロ金利が解除になるかどうかも注目ですね。個人的には先送りせずに7月に解除で良いと思います。と言うか遅すぎますよ。もし米国が利上げを打ち止めにしてから、日本が上げ始めたら為替は一気に円高に振れてしまうでしょう。ただ北のミサイルがこじれるようだと、為替も分かりませんがね。

しかし、中央銀行と政府の関係と云うのは、面白いですよね。特に日本の場合、セントラルバンカー達は、利下げは負けで、利上げは勝ちと云う価値観が伝統的に受け継がれています。逆に政府は、利上げは負け、利下げは勝ちと云う価値観しかありません。勿論、当事者はそんなことは言葉にはしませんが、実に幼稚な対立と云えるでしょう。速水氏もこう云う価値観のもと利上げを強行し、大失敗しました。今回は結果的に福井氏が政府に借りを作ってしまったので、どうなるんでしょうね。まぁ上げても、先送りしても批判されそうですね。

本日の取引:京セラ・日立 4勝 +23,000円
持ち越し B200株 S100株



2006年7月6日 日経平均株価15,321.40(-202.54)
米国は強すぎる雇用が、再び利上げ継続に繋がるとの連想をよび反落。日本市場はミサイルよりも米国株の動向の方が大切なんでしょうか? 昨日よりも下げ幅が大きくなりました。いかにも主体性のない日本らしい動きですね。

ミサイルに関しては、昨夜からメディアが様々な専門家を呼び、いろいろ分析をしていますが、総じていえることは、政治家も、マスコミも、国民も平和ボケしているなと云うことです。前回ミサイルを撃たれた時と、国内の対応が何も変わっていないのには、呆れを通り越して笑ってしまうぐらいす。個人レベルで性善説を云うのは構いませんが、国家レベルでそれを前提にする国も珍しいでしょう。

日経平均は、なんとか転換線を前に止まりましたが、明日ここが割れるようだと基準線までの調整は避けられないでしょう。ただ最近の日本は、米国の夜間市場のようなものですからね。

本日の取引:なし
持ち越し なし



2006年7月5日 日経平均株価15,523.94(-114.56)
日経平均は反落。今日は朝から北朝鮮のミサイル発射で驚かされましたね。6発は想定外でも発射そのものは、既に時間の問題だったので、株式市場への影響は極めて限定的でした。まぁこれに関しては、織り込み済みとか云うレベルの話ではなく、結局、アメリカがどう対応するかが全てではないでしょうか。変な話ですが幸いだったのは、テポドン2がアメリカの方に飛んでいかなかったことです。アメリカも自国の側まで飛んできたら、さすがに黙ってはいないでしょうからね。日本は例え自国の周辺に何十発落とされても、独自に動けないのは北も分かっていますから、ナメられたものです。

韓国もドサクサにまぎれて、竹島の海洋調査を強行したようですね。けしからんことです。まぁそれは置いておくとして、竹島(韓国名・独島)のライブ映像は個人的には結構気に入っています。晴れた日に夕日が沈む時、海の色が綺麗です。ちなみに夜みても真っ暗で、カモメ? が鳴いているだけなのでつまりませんよ(笑)

口座移動中で株の売買はありません。

本日の取引:なし
持ち越し なし



2006年7月4日 日経平均株価15,638.50(+66.88)
日経平均は4日続伸。米国株高を受け100円ほどギャップアップしてはじまりましたが、米国が独立記念日で休場になると云うのもあり、その後は寄り値を挟んで、終日狭いレンジでの取引でした。商いは低調で特にコメントすることもありません。

株主優待をリスクなしで取る為に、権利付最終売買日に現物買いと信用売りを同時に行っている方は多いと思います。セコイ話ですが、私もこれで年間10万円ぐらいの優待を無料で貰っています。先月、あの村上ファンドで有名になった昭栄のコメ券を取ろうと、いつものように現物買いを3410円で500株、信用売りを3410円で500株を出しました(正確には寄り成り注文ですが)これで翌日に品渡しすれば取引は終了となるはずでした。しかし、昭栄は1:1.1の株式分割があったんですね。プチショック! この場合、現物買いした500株は550株になり、信用売りした分に品渡ししても端株として50株余ってしまいます。どのような結果になるかと云うと、信用売りした分は建値が3410円から3095円に変更になるんですね。建値で調整するとは知りませんでした。この時点で157,500円のマイナス、ただ分割で残った端株の50株があるので、これが売れる1週間後に昭栄が幾らになっているかが最終的な損益となります。

今回の場合、運よく分割後も昭栄の株は騰がり続け、昨日3,600円で端株を処理し、コメ券を貰った上に約2万円ぐらいの利益になりました。しかし、逆に下がった場合、とんでもなく高いコメ券になるところでした。端株は当然ネット上では売れませんし、証券会社に電話して注文を出すので高い手数料を取られます。優待取りをしている方、株式分割情報には注意しましょう。面倒なことになりますよ。

昨日、心配してメールを下さった皆様ありがとうございます。また忙しい中、ボランティアで協力して下さった弁護士さん、とても感謝しています。人を蹴落とすことばかりの世知辛い世の中ですが、日本人もまだまだ捨てたもんじゃありませんね。

本日の取引:なし
持ち越し なし




2006年7月3日 日経平均株価15,571.62(+66.44)
日経平均は小幅に続伸。先週末に2日間で600円以上急騰した割には、まあまあ底堅かったといえるでしょう。寄り前に発表された日銀短観に関しては、ほぼ市場の予想通りの数字で、特に材料にはならず、終日狭いレンジでの揉み合いでした。注目の出来高に関しては、いま一つ盛り上がりに欠けますね。先週までの真空地帯とは違い、累積出来高の多い価格帯に入っているので、この出来高ではちょっと厳しいと云ったところ。ただ出来高が少ないからこそ、まだ上値余地があるとも言え、逆に出来高が増えだした方が危ないかも知れません。この辺は理屈ではなく感覚的なものです。

現在、証券会社の移動をやっておりまして、株の売買はしておりません。もしかすると後2~3日出来ないのかもしれません。まぁいつも相場にドップリ漬かっているので、たまには相場を離れるのも良いのかな?

最近、当サイトのコンテンツを無断でコピーする企業・個人サイトや出版が存在します。本日もその対応をしておりました。当方としては、無料でこのサイトを運営しているのであって、それを有料サイトなどに無断で転載されては、もう馬鹿馬鹿しくて、サイトを更新する気もおきなくなります。中には当サイトのコンテンツを丸ごとコピーしたブログも現在確認しております。これは現在ブログ会社の法務部に個人情報の調査を依頼しております。今後悪質なものに関しては、事前警告無しに内容証明郵便を送り法的手続きを取るつもりです。

本日の取引:なし
持ち越し なし



2006年6月30日 日経平均株価15,505.18(+384.03)
日経平均は大幅に続伸。FOMCは0.25%の利上げで、注目のバーナンキの発言は、インフレに対しこれまでと違う、ややハト派的な内容でした。これにより一気に買い戻しが入り、ダウ・ナスダックとも急上昇となりました。今回は一昨日書いたように事前の期待値が低かったので、こうなる可能性は高かった訳ですが、それでも昨日の時点で大きく買いポジションを取ることは、なかなか出来ませんよね。

日経平均も当然大幅高となりましたが、寄りでこれだけ大きなギャップが出てしまうと、前日までに買いポジションを持っていない人は、逆にフリーズ状態となってしまいます。このところ上昇するときは、このパターンなので、売買高が盛り上がらないのも頷けます。チャートは200日移動平均を超えてきましたが、まだ市場は疑心暗鬼と云ったところ。このまま75日線までやって再び市場を総強気にしてから梯子を外すんでしょうかね。

本日の取引:京セラ・日立 3勝1敗 +29,000円
持ち越し なし



2006年6月29日 日経平均株価15,121.15(+235.04)
日経平均は米国株高を受け大幅に反発。ただ出来高は極端に少なく、FOMCを前に昨日売り過ぎたポジションを調整したと言ったところでしょう。バーナンキが発言する内容は、恐らくテレビや新聞で云われている範囲を超えることはないと思いますが、NY市場がどう反応するかは予断を許さず、買いポジションも、売りポジションも、同じぐらい怖いところです。

私の予想は昨日書いたとおりですが、ただ今日の上昇で、FOMC後のアク抜け感を若干先取りしてしまった感はあります。もっともアメリカの場合、目先の金利動向より、問題はもっと深いところにあるんですがね。

本日の取引:京セラ・バリオセキュア(IPO1株) 3勝 +481,000円
持ち越し B100株



2006年6月28日 日経平均株価14,886.11(-285.70)
日経平均は米国株安を受け大幅に反落。日経に関しては薄商いの中、先物主導でスイスイ上昇していた分、下がる時はこんなもんでしょう。一方、中小型株に関しては、比較的値持ちがよかったように思います。

日米とも大きく下がりましたが、普通に考えればFOMCを前にしたポジション調整的な下げだと思います。そのFOMCですが、市場は既に利上げを織り込んでいるので、その結果を受けて更に株価が急落する可能性は低いとみています。寧ろ今回に関しては、前回のような利上げ打ち止めと云う、期待感が全くないだけに、結果がどうあれ一時的に買戻しが優勢になることも想定しておきたい。しかし、最近、普通じゃないことばかり起きるので、分かりませんがね。いずれにしろ金曜日・月曜日は荒い動きになりそうです。

昨日の引け後に、大型の公募増資を発表したエルピーダと牧野フライスが本日急落していますが、同社の株式が昨日の後場から急落しているので、インサイダー疑惑が浮上しています。まぁはっきり言ってこれはインサイダーでしょう。しかし、これなどまだ可愛い方だと思います。昔から対面営業で株をやってる人ならご存知でしょうが、この世界、インサイダー取引など日常茶飯事ですよ。実際、毎日取引される株の数%はインサイダー取引だと私は思っています。しかし、インサイダーは立証が難しいですよね。私が昔、利用していた証券会社もよくSESCに踏み込まれてましたが、全部無罪放免でした。このHPも最近アクセス数が多く、あまり過激なことを書くと問題になるので、これで終わりにしますが・・・

本日の取引:京セラ 5勝 +33,000円
持ち越し B300株  S100株



2006年6月27日 日経平均株価15,171.81(+19.41)
日経平均は小幅に続伸。25日線を挟んでの攻防と云えば格好が良いですが、実際はFOMCを前に機関投資家は動きがとれず、ほとんど開店休業状態の相場でした。

先日、行きつけの床屋に行ったら、そこのオヤジがえらい勢いで日銀の福井はけしからんと怒っていました。面倒なので適当に相槌を打っておきましたが、マスコミの力と云うのは改めて凄いなと思いましたね。この問題に限らず、昼の番組で、みのもんたがココアが体に良いと云えば、スーパーからココアがなくなり、心太が良いと云えば心太があっと云う間に売り切れになる。郵政民営化が正しいと云えば自民党が馬鹿勝ちしてしまう・・・ マスコミや有名人の言ったことを無条件に信じる人からすれば、すべて同じレベルの話なんでしょう。自分の頭で考えることを放棄した国民・・・ 頭を刈られながら、なんとも云えない脱力感に襲われた次第です。

本日の取引:日立 2勝 +9,000円
持ち越し なし



2006年6月26日 日経平均株価15,152.40(+28.36)
日経平均は小幅に反発。特に材料も無く、薄商いのなかジリ安の展開でしたが、後場なると金曜日同様、先物に一気買いが入り指数はプラスに浮上しました。日経平均は6月14日のザラバ安値14,040円から本日のザラバ高値まで約8.5%(12,000円)戻しましたが、一部の指数銘柄を除くと、殆どこの上昇に付いていけてない現状があります。特に個人が主体の中小型株や新興市場は元気が有りません。

この乖離を日経平均が下がって埋めるのか、中小型株が上昇して埋めるのか、またはもっと拡大して行くのか、当面は各自この辺りを読みながらの相場と云ったところでしょう。

クーラーのかけすぎで酷い風邪をひいてしまいました。不思議と冬には風邪をひかないのに、夏になると毎年このパターンです。夏は嫌いです。

本日の取引:日立・東芝  3勝1敗 +15,000円
持ち越し B1,000株



2006年6月23日 日経平均株価15,124.04(-11.65)
日経平均は小幅に反落。米国株が反落したこともあり、朝から軟調な推移でしたが、後場2時過ぎから先物主導で急速に下げ幅を縮小しました。昨日大幅高した割には底堅いと云う声も聞かれますが、どうなんでしょうね。現物の出来高が少なく、先物をちょっといじれば、個別の需給など関係なく指数を操作する事ができるので、指数の動きだけで相場を計ろうとすると再び足元をすくわれるかも知れません。しかし、ここにきて個別銘柄の需給関係も、それなりに改善されてきたなとは感じてます。

サッカーはダメでしたね。予想されていた事とは云え、現実は厳しいものです。負けたから云う訳では有りませんが、やっぱりサッカーは日本人には向かないスポーツだと思います。まず身体が直接敵とぶつかり合う球技は基本的に日本人は駄目なんですよ。サッカー・バスケ・ラクビー・アメフト・アイスホッケー・ハンドボールなど、日本人の貧弱な体格ではどうしても当たり負けしてしまいます。悔しいことですが、これは技術や精神論だけではカバーできない部分でしょう。その点、野球・ソフトボール・卓球・バレーボール・バトミントンなどは、日本人に向いているんじゃないでしょうか。また日本人はサッカーみたいに常に動き回るスポーツもどちらかと云うと苦手で、静から動と云う動きが規則的にあるスポーツの方が性格的に向いていると思います。他にも理由は色々ありますが、変なスポーツ評論をやってると怒られそうなので、この辺でやめときます。

本日の取引:日立 4勝1敗 +20,000円
持ち越し なし



2006年6月22日 日経平均株価15,135.69(+491.43)
ナスダック指数が大幅高で戻ってきたこともあり、日経平均はハイテク主導で大幅上昇となりました。まず先物が前日比200円高の14,900円で寄り付き、多少は押すだろうと見ていたら、今日はそのまま上に行ってしまい、後場寄りに15,000円を突破したことで、売り方のストップロスの買戻しが一気に入り、今日のところは踏み上げと云う形になりました。

結果的に閑散に売りなしと云う格言通りになりましたが、本日これだけ上昇しても現物市場は相変わらずの閑散状態でした。個人投資家はここ数ヶ月の下落がかなりトラウマになっているんでしょうか? 上昇でも下落でも先物のスペキュレーションが激しすぎると、現物の参加者は余計減りそうな気がします。ほどほどにお願いしたいものです。

そう云えばマネックスから申し込んだIPOで、バリオセキュアって云う会社が当選してました。最近IPOは滅多に当たらないのでビックリです。

本日の取引:王子製紙・日立・ローム 3勝1敗 +19,000円
持ち越し なし



2006年6月21日 日経平均株価14,644.26(-4.15)
日経平均は小幅に続落。CMEにサヤ寄せする形で小高く始まりましたが、買いは続かず、その後は先物主導でジリ安の展開。後場、14,500円を割れる場面もありましたが、そこでの滞留時間は短く、さすがにここは死守したいと云う意志が感じられました。その先物は引けには買い戻され、結局、本日も先物以外は特に見るべきところが無い相場でした。

最近の不甲斐ない相場を見ていると、もう歳なのかなぁ~と思ってしまいます。私じゃなく相場がですよ(笑) 2004年の5月に日経平均が1,700円下落した後は、考えられないようなV字反発を見せましたが、これは相場が若かったから出来た芸当でしょう。それから2年の月日が流れ、病み上がりの御老人に、いきなり走れと云って、それを期待する方が異常なのかも知れませんね。

本日の取引:京セラ 3勝2分 +18,000円
持ち越し なし



2006年6月20日 日経平均株価14,648.41(-211.94)
日経平均は続落。米国株が続落し小安く寄り付きましたが、その後は底堅いというか、昨日同様、売りも買いも出ず膠着状態で前場を終了。後場になってようやく先物主導で相場が動きましたが、下げる過程でも現物の出来高は低調で、下がったことよりも、こちらの方が重症と言った感じです。

ある初心者の方が、信用買い残のマイナス幅がこんなに大きいのはおかしと、云っているのを耳にしました。確かに指数の下落幅と単純に比較するとおかしいですね。それでは同じ疑問として、去年の日経平均は年間40%以上上昇しましたが、信用買い残の評価損益がプラスになっている期間など殆ど無かったのは何故なんでしょう? 答えは簡単です。なぜなら殆どの個人投資家は利益の乗っている銘柄から処分したがるので、去年のような強烈な上昇相場の時でさえ個人のポートフォリオは悪化して行くケースの方が多いのです、それが下げ相場になれば、指数の下落幅より評価損の方が大きくなるのは、寧ろ当然の結果と言えるでしょう。

本日の取引:京セラ・ローム 5勝2敗 +22,000円
持ち越し なし



2006年6月19日 日経平均株価14,860.35(-18.99)
日経平均は小幅に反落。CMEが大証比220円安だったことを考慮すると、これでも頑張った方かも知れません。しかし、出来高は低水準で売買代金も今年最低とあっては、単に売りも買いも手控えられていただけで、正直コメントする価値もない相場と言ったところです。

本日の取引:なし
持ち越し なし



2006年6月16日 日経平均株価14,879.34(+408.58)

日経平均は大幅に続伸。今日の動きに関しては、米国の大幅高を受け寄り付きで全て決ってしまったので、その後の動きはオマケみたいなものでしょう。まだ戻り売りが激しくなるレベルではないので、米国が再び崩れなければ上値は追えるでしょう。その際のテクニカル上のクリティカルラインは、下値サポートとなっていた15,400円レベルが目途だと考えています。

投資家の心理面から考察すると、今週の底値近辺で買った人は、本日いったん利益確定売りを出したと思います。一方、底値で損切りをした人やポジションを持っていなかった人は、まだ疑心暗鬼の状態で、また直ぐに下がると思っていますから、今日の上昇場面では買っていないでしょう。まだ先物も現物もショートカバーによる部分が大きいと思います。しかし、今日の上昇を見て、下がれば買いたいと思っている人は増えたわけで、そのような時は意外に相場は深押しをしないものです。そして買えないまま15,000円を超えだすと焦りだし、戻り高値を買ってしまうなんてパターンはよくあることです。相場とはある意味心理戦でもあります。

本日の取引:ローム・日立 3勝0敗 +71,000円
持ち越し なし