本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2002年9月20日 日経平均株価9,481.08(-188.54)
NYが安く帰って来て、ちょっとやな雰囲気ではじまりました。寄ってから暫くは揉み合っていましたが、徐々に下げ幅を拡大して行きました。

期待していた経済財政諮問会議では、金融庁からは新たな提案は無いとのことで、今日のところは、期待はずれでした。それでも一部民間議員からは、日銀が新たな政策の検討をはじめたのを機に政府も一体となって、総合的な政策を早急に推進するべきと提言したとのこと。

それにしても、日銀が歴史に残るようなこれだけの事をしたのに対し、政府のやる気のない対応には、ちょっと呆れてしまいます。私は日銀と政府が当然リンクしているものと考えていましたが、なんだか雲行きが怪しくなってきました。小泉首相も自分の得意なことや、興味のあることは一生懸命やりますが、経済のこととなると、全く駄目ですね。しっかりしてもらいたいものです。

来週は株式市場・国債市場・債券市場・為替と目が離せませんね。各市場ともボラティリティーが拡大傾向にあります。現在の市場は、売り買いどちらに賭けても面白そうです。

相場も勝負事ですから、時には俺の金、取れるものなら取ってみろ!くらいの気迫も必要だと思います。




2002年9月19日 日経平均株価9,669.62(+197.56)
朝方は勢い良く始まりましが、結局伸び悩んでしまいました。

午後に入り伸び悩んだのは、小泉首相の講演の内容があまり芳しくなかったからでしょうか?私はすべて聞いていないので詳しくは分かりませんが、デフレ対策に即効薬はないとの発言は、がっかりしますね。土地や証券税制を大幅に緩和すれば、即効薬とはいかないまでも、大きく流れが変わることは明白なのですがね。どうなんでしょう?

問題は、明日の政府デフレ対策です。日銀がこれ程の決断をした訳ですから当然、政府の方もそれなりの物を出さなければなりません。もし旧態依然とした小手先の内容のものでしたら、大幅安は避けられないでしょう。

今日はタキロン(4215)を272円で3000株買いました。まだ私も、政府のやることには疑心暗鬼なので、ポジションは控えめにしています。



2002年9月18日 日経平均株価9,472.06(-71.88)
日銀が掟破りの政策を出しました。銀行の所有する株式を時価で買い取りとのこと。私もまだ詳細は掴んでいませんが、これはかなりインパクトがありますね。

日経平均は大幅安で推移してましたが、ニュースの詳細が伝わると先物が急上昇し、終わってみれば70円安、債券市場は、これで株に資金が向かうとの観測からスットプ安になりました。

明日の市場は、この材料をどう消化していくのか、楽しみです。



2002年9月17日 日経平均株価9,543.94(+302.01)
日経平均は大きく反発しました。今日の上昇はファンダメンタルズの改善が出たわけではなく、あくまで政治(イラクの査察受け入れ)とテクニカル(売り規制)によるものでした。

ローソク足は終値で25日移動平均と、ほぼ同じ位置に来ました。7月から何度もこのラインで頭を叩かれてきたので、今度は抜けることが出来るのか興味深いところです。

本日は、東レ・タキロン・225インデックスを取り合えず、利食いました。合わせて5万円程度の薄利でした。

四季報が発売になりました。もう03年ではなく、そろそろ04年の決算を考える時期ですね。相場をやっていると、時間が経つのが早くて困ります。



2002年9月16日 日経平均株価9,241.93
休日で相場はお休みです。東京は肌寒く一日雨でした。

蛙の眼は、動いている物しか認識出来ず、静止しているものは見えないそうです。しかし馬鹿にしてはいけません。我々投資家にも似たような人が沢山います。