本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク


2002年6月7日  日経平均株価11,438.53(-136.41)
NYの大幅安は流石に効きました。またインテルが4~6期の売上予想を下方修正し時間外取引で下げているのも市場心理を冷やしました。11500円は個人的にはかなりの抵抗線になると思っていましたが、あっさり割り込んでしまいました。

日経平均は、やはり値嵩のハイテク次第で大きくブレますのであまり気にしない方が良いのかもしれません。今日も全面安と言う訳ではなく、値上がり値下がり銘柄はかなり拮抗しています。むしろ不気味な強さを感じたくらいです。現時点でベア相場に突入するとは、まだ思っていません。来週11000円に近づけば少し買ってみようと思っています。今晩のNYはちょっと注目です。




2002年6月6日  日経平均株価11,574.94(-88.93)
このところ東京は夏みたいです。今日も暑かった。一方マーケットの方は梅雨みたいなジメジメした陰気な展開が続いてます。朝方は比較的堅調だったものの、10時過ぎからダレはじめ、結局マイナスで引けてしまった。店頭も17連勝はなりませんでした。しかしゲリラ的に物色される銘柄は多く銀行株も多少切り返したため、センチメントはそれ程、悪化した様には思えません。

ここは指数に関係ない小型の出遅れ株に乗るのが一番なんでしょうが、下手に流動性の低い株を高値で掴んでしまうと、そのあとリカバリーすることが大変なので注意が必要です。



2002年6月5日  日経平均株価11,663.87(+10.80)
このHPを立ち上げてから10日目です。きっかけは多くの株関係のHPがあるが個人投資家が本音で語っているような、HPになかなか巡り合えなかったことです。だったら自分で作ってしまおうと、お粗末ですが個人投資家の喫茶店が誕生した訳です。そんな訳でここでは、無味乾燥な市況解説はあまりしないことにします。それは私が望まなかったように、皆様も望んでいないと思うからです。

今日は、引けにかけ銀行に不可思議な大量の売りが出てたのはなんだったのでしょうか? ちょっと注意したいところですね。話は変わりますが、認知不協和理論ってご存知でしょうか?簡単に言えば自分がT社の車を買ったらN社の車を否定するようになる。例えN社の方が性能が良いとしても、そのような認知要素は自分のなかで不協和(不快)となり、その不協和を低減するようにT社に都合の良いことばかり見つけ出そうとする。だいたいこんな意味だったと思います。よく自分の持ち株を人にけなされると、烈火の如く怒る人がいますが、株をやる方は冷静に耳を傾ける位の余裕が欲しいものです。



2002年6月4日  日経平均株価11,653.07(-248.32)
指数は大きく下げましたが、それほど弱いとは感じていません。今日はナスダックの3%を越す下げに、日経平均寄与度が高い値嵩のハイテクがつれ安した格好です。ちなみに店頭などは今日で15日続伸しています。

最近シミュレーションによる、株の売買や、それで一位になった人の本などが話題になっていますが、私はどうかと思います。シミュレーションには精神的緊張状態がないからです。株で一番難しいのは、自分の精神状態をいかにコントロール出来るかです。それが必要ないシミュレーションで1万回取引しようが、1億儲けようが実戦では何の役にもたたないでしょう。竹刀で戦ったら1番の人と、さして強くもないが真剣の勝負をくぐり抜けてきた人では、勝負にならないと思います。竹刀でしか戦ったことの無い人は腰は引け、手は震え戦うこともままならいでしょう。株はやるかやられるかの真剣勝負、シミュレーションなど意味はないと言いたい。



2002年6月3日  日経平均株価11,901.39(+137.69)
日経平均は4日ぶりに反発です。銀行株の上げが大きく寄与しました。予想どうりマーケットはまだ上に行きたがっているように感じます。私はと言うと、本日も動きませんでした。私は自分が100%勝てると思ったとき以外は、順張りにしろ逆張りにしろ行動は起しません。今までも、そうでしたし、これからもそうです。個人投資家の最大の強みは、ノルマも時間的制約も無いところです。納得のいくタイミングを今は待っています。